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旅行消費額が64%増、中国の1人支出30万円に(15年1―3月訪日消費動向)

 観光庁がこのほど発表した2015年1―3月期の訪日外国人消費動向調査の結果によると、旅行消費額は前年同期比64・4%増の7066億円と、14年10―12月期を超え、1四半期として過去最高を記録した。

 旅行消費額を国籍・地域別にみると、トップの中国が同133・7%増の2775億円(構成比39・3%)と、総額の約4割を占めた。同国は訪日外客数と1人当たり旅行支出が前年に比べ大幅に増加したことから、旅行消費額が2倍以上に拡大した。次いで台湾が同46・3%増の1063億円(構成比15・0%)、韓国が同45・8%増の725億円(構成比10・3%)、香港が同94・3%増の541億円(構成比7・7%)、米国が同30・7%増の368億円(構成比5・2%)と続き、上位5カ国で全体の77・4%を占めた。

 そのほか、タイが同63・7%増の325億円、オーストラリアが同55・0%増の268億円、英国が117億円、フランスが81億円、マレーシアが81億円、カナダが76億円、シンガポールが73億円、ベトナムが67億円、フィリピンが56億円、インドネシアが50億円、ドイツが43億円、インドが31億円、イタリアが25億円、ロシアが24億円、スペインが22億円、その他が258億円となった。

 訪日外国人1人当たりの旅行支出は同14・4%増の17万1028円。中国の1人当たり旅行支出と訪日外客数の大幅な増加が牽引した。国籍・地域別旅行消費額上位の1人当たり旅行支出をみると、中国が同20・9%増の30万円、オーストラリアが同22・3%増の24万7643円、タイが同19・8%増の17万9276円、香港が同19・2%増の17万2137円、米国が同16・2%増の16万9499円、台湾が同13・0%増の13万7566円、韓国が同4・5%増の7万6512円など。

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