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〈観光最前線〉美の深淵は近く遠く

2022年4月10日
営業部:後藤 文昭

2022年4月10日(日) 配信

雷光と電母

 青森のご当地パン、イギリストースト。過日、秋葉原で偶然見付けてしまい、堪らず購入。なかなか東京では買えない貴重な味。パンを食べていたら、去年旅をした青森のことを自然と想い出し、恋しくなった。

 初めての青森は、猛吹雪。青函連絡船を見ながら「津軽海峡・冬景色」の歌碑から流れる唄に耳を傾け。 前から見たいと想っていた女性初のねぶた師北村麻子さんの作品を観て。移動中常に視界に飛び込んできた雪國特有の重苦しい空と陸奥湾。雪国の美は、寂しさと儚さ、淡い色彩が支えているのだろう。そんなことを考えて。

三嶋大社の櫻

 春になると薄紅の雪が舞い出す。過日出掛けた三嶋大社の境内の、色とりどりの櫻。刹那の泡沫。儚いモノは美しいひ。いつか、その深淵を覗きたい。いや、覗けないから美しいのか。

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