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No.379 インフラツーリズム - 3氏に専門的な意見を聞く

2014年8月20日
編集部

インフラツーリズム
3氏に専門的な意見を聞く

 「工場萌え」と呼ばれる工場景観ブームが出現してから10年が経つ。これまで観光対象にされなかった工場が景観として認知され、ツアーが造成されるまで成長した。その流れは現在になっても衰えることはなく、最近では「インフラツーリズム」という観光形態の一つとして認識されるようになった。「工場萌え」から現在の「インフラツーリズム」までの流れなどを研究者、発信者、事業者という専門的な立場の3氏にそれぞれ聞いた。

【丁田 徹也】

 
 
 
 ――インフラツーリズムについて教えてください。

 インフラツーリズムとは、「世界に誇るべき土木技術や優れた性能を有する土木構造物など、特徴あるインフラ施設を観光資源として活用する試み」と定義されている。2013年に国土交通省がニューツーリズムの創出のためのテーマの一つに挙げたあたりから注目を浴びているが、工場やダムなどの土木系のインフラ景観を観光対象として見る現象自体は以前から存在していた。

 私は、景観の多様性や工場景観の観光対象としての価値について研究をしていた07年ごろに、この分野を「テクノツーリズム」と呼んでいた。…

 

※ 詳細は本紙1554号または8月21日以降日経テレコン21でお読みいただけます。

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