霞ヶ関キャピタル、高松に「FAV HOTEL TAKAMATSU」を

2020年11月24日(火)配信

6人まで利用できる客室「エグゼクティブバンク」

 霞ヶ関キャピタル(河本幸士郎社長、東京都千代田区)は11月20日(金)、香川県高松市に「FAV HOTEL TAKAMATSU」を開業した。岐阜県高山市で10月に開業したホテルに続く、同社初の自社ブランド「FAV HOTEL」の2号店目となる。

 同ホテルは、高松市の中心地である高松琴平電気鉄道の瓦町駅から徒歩約5分の好立地に位置する。客室数は41室。インバウンドや家族、グループ旅行などの需要に対応した40平方メートル超の部屋を中心としたホテルで、客室は主に広々としたものを用意している。各部屋にキッチンや洗濯機、冷蔵庫、カードキー不要の暗証番号式の客室ロックを完備。シモンズ社製のベッドで上質な睡眠環境を提供する。

 エントランスには、香川県在住のアーティストとコラボレーションした作品を展示。若手抽象画家・kuroma氏による「瀬戸内アート」を楽しめるアート作品や、イラストレーター・うにのれおな氏が作成した飲食店マップが掲示されている。

 料金は、最大6人までのエグゼクティブバンクが2万7500円から。最大4人までのフォーベッドルーム、和モダンが2万2000円から。グランドオープン記念の割引プランなど、お得なプランも用意している。

板前が目の前で握る絶品本格江戸前寿司を船内で 晴海屋 12月6日実施へ

2020年11月24日(火) 配信

前回実施時の船内

 屋形船を運航する晴海屋は12月6日(日)、「板前が目の前で握る絶品本格江戸前寿司」を楽しめる特別乗合船を出船する。銀座の名店で経験を積んだ板前が目の前で握る本格江戸前寿司を提供。船の上で握りたての寿司が食べられる至福のひとときを演出する。

 同社は新型コロナウイルス感染症対策として、船内やデッキおよび船内備品のアルコール消毒と船内の換気を随時実施。ソーシャルディスタンスを確保する取り組みとしては、使用できる席数は半分に減らし、席と席の間隔を空けるだけではなく、非対面になるよう配席する。

 同乗合船の利用には、Go To EatキャンペーンやGo To トラベルの地域共通クーポンと併用可能となる。

上野ホテル旅館組合、除菌セミナー開く オゾンでコロナ殺菌を

2020年11月24日(火) 配信

渡辺定利組合長。「オゾンの効果を知ってほしい」と訴えた

 東京・上野ホテル旅館組合(渡辺定利組合長、40会員)は11月20日(金)、東京都内で新型コロナウイルスの除菌方法を伝えるセミナーを開いた。会員施設に新型コロナウイルスの殺菌効果があるというオゾン発生器の設置を提案し、消費者に安心して上野を訪れてもらいたい考え。

 同セミナーの講師を務めた渡辺組合長は始めに、武漢にある新型コロナウイルスの専門病院にオゾン発生器が設置されたことを語った。そのうえで「設置した約10日後には新規感染者がいなくなり、オゾンが新型コロナウイルスに効果があるとされた」と説明した。

 さらに、日本では藤田医科大学が8月に、オゾンが感染リスクを減らす効果を発見したことを伝えた。

 観光業界では東京ドームホテルがオゾン発生器を利用している。このほか、東京消防庁が新型コロナウイルスの感染者の搬送後にオゾン発生器を使う。

 渡辺組合長は「オゾンの効果を多くの人に知ってほしい」と強調する。

 同組合は今後、同器を設置した会員にオゾンで感染対策を実施していることを告知するステッカーを配る。

 また、台東区に同器を設置するための補助金を求める。支援が決まり次第、会員に同器を配布する。

おもてなし経営研究所 おもてなし「考動」を 新刊出版で感謝セミナー

2020年11月24日(火) 配信

会員からは開催を望む声が多く挙がった

 おもてなし経営研究所の代表で、観光ビジネスコンサルタンツの西川丈次社長は、著書「私、おもてなしで一番になると決めたからネ」の出版を記念した感謝セミナーを11月10日に福岡、11日に東京で開いた。

 同社では、今年1月に第16回「おもてなしセミナー」を開催以降、新型コロナの影響で6月に予定していたセミナーを中止。全国的な行動自粛解除を受けて、会員からセミナー再開を望む声も多く、新刊出版の機会にセミナー開催を決定した。

 会場では入場者数を定員の半分以下に制限した。テーブルを1人掛けにして、参加者やスタッフもマスクではなく、表情の分かるマスクシールドを用意。 来場者用の消毒液や入場前のデスクなどの消毒も徹底した。

 さらに、リアルセミナーのZoomでの同時配信も行い、感染を心配して会場へ足を運べない人にも、リモート参加できるようにした。福岡では観光、飲食、交通関係者など25人が参加し、リモートで20人が受講した。

 西川氏は「人は人と接して感じる思いがある。便利さでは人の心は育たない。嫌な思いもしながら人は成長していく」と、リモート社会に苦言を呈した。

 コロナの影響で閉店した喫茶店の店員との交流を紹介し、「もうあの笑顔に出会えない。人と人が接する記憶を残していく、それが皆さんの仕事だ」と力説した。

 そして、航空会社やホテル、飲食店、タクシーなどの対応事例を紹介。「一人ひとりがおもてなし経営の思いを持てば、お客様は戻ってくる。花が咲き果実を得るには、木の根っこが大事。根っこがしっかりしたら、考えて行動する『考動』にしよう」と訴えた。

高知県アンテナショップ「ゆず活部」が作る「究極のゆずりんご」  11月23日「ゆず記念日」に合わせて動画公開

2020年11月24日(火)配信

 高知県のアンテナショップ「まるごと高知」(運営:高知県地産外商公社)は、ゆずの楽しみ方を幅広くPRするため、2017年11月に「ゆず活部」を設立し、SNSなどを通じてゆずの魅力を発信している。今年は日本一のりんご産地・青森県のりんご農家とコラボレーションして、配信イベントを実施。その様子を編集した動画を、2020年11月23日(月)「ゆず記念日」(いい風味の日)に公開した。

 ポン酢やジャムなど多くの加工品が発売されているゆずは、1年を通してさまざまな料理で楽しめる食材で、収穫最盛期である10~12月上旬は、ゆずの果実が市場に出回る季節だ。「ゆず活部」では、フレッシュな柚子の風味を味わってもらおうと、ゆず丸々1個を使うレシピ「ゆずりんご」を紹介してきた。今回は「ゆず活部」副部長でwebライターの坂口ナオさんが、フジ・ジョナゴールドや王林など4種類の青森県産りんごで「ゆずりんご」を作り、「究極のゆずりんご」を見つける企画を実施。イベントに向けて試作した数は、30種類以上という。果たして「究極のゆずりんご」とは――。

 動画の公開に合わせて、ギフトセットまたは「まるごと高知」500円分の買い物券を抽選で総計60人にプレゼントする「『ゆずりんご』作ってみたキャンペーン」も開催する。

LGBTフレンドリー企業へ 「PRIDE指標2020」で「シルバー」受賞 KNT関西

2020年11月24日(火) 配信

PRIDE指標2020でシルバーを受賞した

 近畿日本ツーリスト関西(三田周作社長、大阪府大阪市)は11月16日(月)、LGBTフレンドリー企業を目指した取り組みが「PRIDE指標2020」において「シルバー」を受賞した。多様な価値観を尊重し、すべての人々に価値ある旅行サービスを提供していく。

 同社ではこれまで、IGLTA(nternational Gay & Lesbian Travel Association、国際LGBTQ+旅行協会)への加盟をきっかけに、LGBTが働きやすい職場、お客が利用しやすい店舗などの取り組みを進めてきた。

 主な取り組みにとして、会社の規定類集に性的指向など差別禁止を明記するほか、社内での意見交換会や啓発活動を実施。また、社内教育や情報発信、入居ビルに「多目的トイレ」の案内表示、プライドイベントへの参加などを行ってきた。2019年8月には「大阪市LGBTリーディングカンパニー」の認証を受け、今回もこれらの活動が認められ、受賞につながった。

 「PRIDE指標2020」は、LGBTが働きやすい職場づくりを目指す任意団体「work with Pride」が、日本で初めて性的マイノリティに関する企業・団体の取り組みの評価指標を策定した。

 指標は、Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つで構成されている。

12月19日からジップエアがホノルル線就航 新たな航空スタイル確立を

2020年11月24日(火) 配信

2019年4月の会見で機体デザインなどを説明する西田社長

 日本航空(JAL)100%出資の中長距離国際線LCC(格安航空会社)、 ZIP AIR Tokyo(ジップエア、西田真吾社長)は12月19日(土)から、東京(成田)―ホノルル線を就航する。2021年1月末までは、規定日の計16往復を運航。ウィズコロナ、アフターコロナの新たな航空スタイル確立を目指す。

2021年1月31日までの運航スケジュール

 同社はZIP AIRケアキット(マスク・除菌シート)の提供など、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた従来の取り組みに加え、提携パートナーの協力によるPCR検査や帰国時の車バレーサービス(出庫代行)が含まれるオプションパッケージを用意する。乗客が安心して渡航できるよう努めていくという。

 機内では、自身のスマートフォンやタブレットから機内Wi-Fiに接続することで、さまざまな機内サービスが受けられる。機内セルフオーダーシステムを導入し、端末から軽食や機内販売品などを注文。決済は完全キャッシュレスとなり、コンタクトレスの機内サービスを実現する。

 ホノルル線の運賃はビジネスクラス同等の「Zip Full-Flat Value」とエコノミークラス同等の「Standard Value」の2種類。2歳未満の乳幼児も料金が発生するが、6歳以下の子供専用料金「U6 Standard Value」を設定し、一律片道7000円の定額とした。

ZIP AIRが設定する運賃

 

いぶすき秀水園 個室食事処オープン 8部屋を朝食専用に活用

2020年11月23日(月) 配信

個室で提供する朝食

 鹿児島県・指宿温泉の「いぶすき秀水園」(湯通堂温社長)は、個室食事処「四季彩」を11月中旬にオープンした。和室宴会場を改装し、8部屋の個室食事処にして、増加する個人・グループ客向けの朝食会場として設置した。

 木のぬくもりを感じる食事処は、テーブルの中央にアクリル板を設置して、会話の飛沫を防止。食事中にマスクを仕舞うマスクケースも用意するなど、コロナ感染防止対策を徹底する。

 部屋はたっぷりの広さを確保した4人定員で、「四季彩」全体の収容は32人となる。会場奥には配膳室を設け、階下の調理場から上がってきた料理をすぐに盛り付け、温かい食事、冷たい料理を最善の状態でお客に提供する。

個室食事処「四季彩」

 また、朝食専門のスタッフ5人を配置して、朝食時間の午前7時―8時30分の料理提供とサービスの質を高める。

 同館では従来、夕朝食の個室会場10室と部屋食、宴会場などで対応していたが、四季彩オープンで部屋係の労働時間短縮の効果も期待する。

「観光人文学への遡航(5)」 定言命法と仮言命法

2020年11月23日(月) 配信

 

 我が家の近くにカウンターだけのカレー店がある。人気店だが、先客もさくっと食べて立ち去るため入れ替わりが早いので、待っていてもすぐ順番がくる。そんなカレー店に久々に行ってみたら、Go Toイートキャンペーンに登録したらしく、席についてからGo Toの「予約」をとってもいいとの貼り紙がされていた。どう見ても、予約をして行く店ではないし、予約したところで、少ないカウンター席をどうやってオペレーションするかを考えたら、予約なんか取らずに回転を早くした方がいいに決まっている。きっと客側からの要望に抗し切れなかったのだろう。

 
 美味いカレーを食べたいからその店を選ぶのではなく、ポイント目当てにその店に行くという行動をよりにもよって国が推奨するということに何も感じないということは、自由を剥奪されることに対しても無頓着であるということだ。これは大袈裟でもなんでもない。Go Toの「成功」で、何か目眩しの条件をつけることで、人の自由を奪い、黙らせることができるということが証明されてしまった。

 
 カントの考える真の自由とは、「自律的に行動すること」である。自律的とは、自分以外のものが下した決定に従って行動するのではなく、善意志に基づいて自分で定めた法則に従って行動するということである。

 
 善意志という概念は、稲盛和夫が京セラ、KDDI、日本航空でそれぞれ語ったフィロソフィにおいて、分かりやすい表現がなされている。稲盛は人生の成功の方程式を「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」と表した。さらに、能力と熱意はそれぞれ0点から100点まである一方、考え方はマイナス100点からプラス100点まである。すなわち、悪い考え方をした場合、能力や熱意の点数が高かったら、それが一転マイナスとなる。善に基づくものでなければ、いくら頑張っても、いや頑張ったら頑張っただけ、マイナスの結果となる。

 
 カントは有用性や利便性といった理由で行為することにまったく価値を見出していない。そうすることが正しいから行為するといった「義務の動機」に価値を置いた。義務という言葉が、「やらされている」感覚を想起させるが、本当の義務とは、人として無条件に当然やるべきことを示す。この無条件に行為すべきことを定言命法と言い、何らかの条件があったときに行為に至ることを仮言命法と言う。褒められるから、自分が気持ちいいから、利得があるから、ポイントがつくから行為する等々、世の中は仮言命法にあふれている。

 
 カントは、仮言命法であふれる世の中になると、結局自分の利福を優先する行為ばかりとなり、道徳的な社会から離れていくと説いた。現在まさにそれが普通の感覚になりつつあることに大いなる危惧を抱く。

 

コラムニスト紹介 

島川 崇 氏

神奈川大学国際日本学部・教授 島川 崇 氏

1970年愛媛県松山市生まれ。国際基督教大学卒。日本航空株式会社、財団法人松下政経塾、ロンドンメトロポリタン大学院MBA(Tourism & Hospitality)修了。韓国観光公社ソウル本社日本部客員研究員、株式会社日本総合研究所、東北福祉大学総合マネジメント学部、東洋大学国際観光学部国際観光学科長・教授を経て、神奈川大学国際日本学部教授。日本国際観光学会会長。教員の傍ら、PHP総合研究所リサーチフェロー、藤沢市観光アドバイザー等を歴任。東京工業大学大学院情報理工学研究科博士後期課程満期退学。

 

〈観光最前線〉新たな生活様式での野球観戦

2020年11月22日(日) 配信

横浜スタジアム

 先日、横浜スタジアム(神奈川県横浜市)とZOZOマリンスタジアム(千葉県千葉市)、楽天生命パーク宮城(宮城県仙台市)でプロ野球の試合を観戦した。

 各球場では、コロナ対策の観点から声援や応援歌が禁止され、昨年までとは違う雰囲気が広がっていた。

 6月19日に開幕した今年のプロ野球は、サッカーのJリーグと共に業界の先陣を切って7月中旬から制限付きで観客を入れた試合を実施した。横浜DeNAベイスターズは10月30日―11月1日の3日間、県や複数の企業と協力した実証実験として上限を引き上げ、2万人以上を動員した。球場内におけるクラスターの発生は報告されていない。

 11月21日からは日本シリーズが始まる。異例のシーズンだったが無事に完走するまであと少しだ。

【野田 雄】