ブッキング・ドットコム、持続可能な旅行需要 半数以上が望む傾向に

2021年4月22日(木)配信

ブッキング・ドットコムがオンラインで調査を実施した

 ブッキング・ドットコム・ジャパン(東京都港区)は4月22日(木)、地球とサステイナビリティについて考える「アースデイ2021」に合わせ、新型コロナウイルス感染症によるサステイナブル(持続可能)な旅行への需要の高まりについて調査結果を発表した。世界の旅行者の半数以上(53%)が「新型コロナウイルス感染症の影響で、よりサステイナブルな旅行を望むようになった」と回答した。

 調査は、20年7月にオンラインで実施した。過去12カ月間に出張、レジャー・観光目的で旅行に出掛け、移動制限が解除された場合に12カ月以内で旅行に出掛ける予定のある成人が対象。28の国・地域の計2万934人が回答した。

変化する旅行先、コミュニティへの影響を配慮する傾向

 新型コロナウイルス感染症による行動変容によって、旅行に対する考え方に変化がみられ、今後の旅行の在り方に新たな価値観が生まれていることが分かった。

 例えば、世界の旅行者の6割以上(63%)、日本の旅行者の約7割(67%)が「混雑した観光スポットは避けるつもりである」と回答。「ピークシーズン中の旅行を避ける」と答えた世界の旅行者は51%(日本55%)、「混雑緩和のためにいわゆる主流な観光地ではない場所に足を運ぶ」と答えた世界の旅行者は48%(日本38%)に上るなど、旅行先の選択に変化がみられる。

 同時に、旅行がより長期的に再生の効果をもたらし、実際にコミュニティの復興に役立つものにしたいと考える人が多いことが分かった。世界の旅行者の68%、日本の旅行者の54%は「旅行に使ったお金が現地コミュニティに還元されることを望んでいる」と回答。世界の旅行者の43%(日本32%)は「旅行に関する選択にさらに配慮することで現地のコミュニティや経済を支えたい」と回答した。

世界的な意識の変化、日本の意識の低さが浮き彫りに

 また、21年3月に別件のオンライン調査を実施した。18歳以上で過去12カ月のうち1回以上の旅行と、21年に旅行する予定があり、旅行に関する決定をした主要または関与した人物が対象。30の国・地域の計2万9349人が回答した。

 調査によると、多くの旅行者は、現地でもサステイナビリティを念頭に置いて過ごしたいと考えているとみられる。世界中の旅行者の81%が「エコフレンドリーな宿泊施設に少なくとも1回は滞在したい」という意志を示し、ベトナムではその割合が100%、コロンビアとインドでは98%となっている。

 一方、日本の旅行者は36%と世界と比較すると意識の低さも浮き彫りになった。また、世界の旅行者の84%は、「目的地を訪れる際に廃棄物を減らしてプラスチックをリサイクルするつもりである」と回答し、同様に回答した人はとくにタイ(94%)、クロアチア、ブラジル(91%)、アルゼンチン(90%)に多かった。日本の旅行者も73%がその意識を持ち、宿泊施設のエコフレンドリーへの意識は低いものの、地球環境全体への配慮は意識していることが分かった。

 また、現在は世界各地で旅行が制限されていることで、今後「サステイナブルな旅行を優先したい」という考えに至った人が83%(日本82%)にも上ることがわかった。この結果から、これから旅行者の間では旅行の際に環境に配慮した選択を心掛け、どんな小さな一歩であれ環境負荷の軽減に貢献できるという意識が広がることが期待できると述べた。

ジャルパックが北海道ツアー発売 新しい旅行スタイルの第1弾

2021年4月22日(木) 配信

旬の北海道の食材が楽しめる

 ジャルパック(江利川宗光社長)は4月20日(火)から、「JALふるさとアンバサダーが奏でる北海道プリンス物語3日間」を売り出した。新しい旅行スタイルの提案で地域活性化を目指すため、日本航空(JAL)とプリンスホテルが協業を開始したことに伴うツアーの第1弾。

 今回のツアーは札幌プリンスホテル(札幌市)との協力で、旬の食材を取り入れた「JALふるさとアンバサダーがおすすめするスペシャルメニュー」を用意した。フリーコースは5月12日(水)~6月30日(水)までの設定で、出発地は東京(羽田空港)と名古屋(中部国際空港)、大阪、福岡。

 また、6月3日(木)と6日(日)、17日(木)、20日(日)出発限定の「アンバサダーと巡るバスコース」は、行程2日目にJALふるさとアンバサダーが同行し、おすすめの観光スポットを案内する。同社は、「感染対策がしっかり施されたバスや観光スポット、ホテルとの連携でウィズコロナ時代にも安心して参加いただけるツアーを用意した。初夏の北海道の大自然に触れ新たな観光の魅力を楽しんでほしい」とアピールする。

 料金はアンバサダーと巡るバスコースが、東京発で1人8万7000円(大人1人、2人1室利用)、レンタカー付のフリーコースが東京発で4万6800~7万800円(大人1人、2人1室利用)。

鉄旅オブザイヤー、栄冠は「鉄印帳」ツアー ベストアマチュア賞は小学生が受賞

2021年4月22日(木) 配信

鉄旅オブザイヤー2020の受賞者ら

 優れた鉄道旅行商品を表彰する「鉄旅オブザイヤー2020」の授賞式が4月21日(水)、埼玉県さいたま市の鉄道博物館で行われた。グランプリは、読売旅行など4者協業による「三セク鉄道のオリジナル印“鉄印”がもらえる『鉄印帳Ⓡ」付ツアー 9つの列車をツナグ! みちのく鉄道周遊」が選ばれた。一般部門のベストアマチュア賞は、小学4年生(企画当時)の東浦拓斗さんが企画した「四国の三兄弟に会いに行く! 小学生が考えた四国全県制覇の旅!!」が受賞した。

グランプリを獲得した企画担当者ら

 今回で10回目を迎えた鉄旅オブザイヤーは、旅行会社部門の応募総数45商品のなかから各賞を選出した。グランプリを獲得した「鉄印帳」ツアーは、第三セクター鉄道を巡りながら「鉄印」を集める旅で、読売旅行と日本旅行、旅行読売出版社、第三セクター鉄道等協議会の4者連携で企画した。読売旅行は第1弾のエスコート型商品として、東北方面の3地方鉄道とJRを乗り継ぐ周遊コースを造成。日本旅行は「鉄印帳を持って旅に出よう!」をテーマに、宿泊と交通のセットプランを販売した。

 企画担当者の1人、読売旅行国内旅行事業本部の多田真一郎部長は「昨年7月に鉄印帳5000冊を販売したが、あっという間に完売した」と反響の大きさを振り返った。そのうえで「第三セクター鉄道は、通学定期代も大きな収入源。今後は地元の高校書道部とコラボしたり、沿線地域の活性化につなげていきたい」と展望を語った。

 芦原伸審査委員長は「鉄道の舞台が変わってきた。分野が広がり、アイデアが磨かれている。鉄印帳には驚いた」と総評を述べた。

ベストアマチュア賞を受賞した東浦拓斗さん(中央)

 一般部門81作品のなかからベストアマチュア賞に選ばれた東浦拓斗さんは、電車好きの9歳(企画当時)。愛媛県と高知県を結ぶ予土線を走行する「予土線三兄弟」(長男:しまんトロッコ、次男:海洋堂ホビートレイン、三男:鉄道ホビートレイン)に乗車する2泊3日のツアーを作り上げた。

 東浦さんは、電車に興味を持ち始めたきっかけについて「2歳のころは数字が好きで、熱を出した時に数字がたくさん載っている時刻表をお母さんが買ってきてくれた。ここから一気に電車が好きになった」と話し、将来の夢は「電車関係の仕事に就きたい」と笑顔をみせた。

 今回の鉄旅オブザイヤーから、新たな試みとして、旅行会社部門のグランプリ選考方法を変更した。「エスコート部門賞」「パーソナル部門賞」「DC部門賞」「鉄っちゃん部門賞」に選ばれた各企画担当者が、当日会場でプレゼンを行い、主要旅行会社やJR各社らによる投票でグランプリを決定する方式とした。

 また、「国土交通省 鉄道局長賞」を新設。鉄旅オブザイヤー実行委員会の堀坂明弘実行委員長は「鉄道を活性化する役割をもつ賞。新たに賞を設けるにあたり、水嶋智局長(当時)に即断即決していただいた」と経緯について説明した。

鉄道局長賞を受賞したクラツー大塚雅士氏(左)とツアーでコラボした城西国際大学観光学部の山本剛助教授

 鉄道局長賞の第1号となる受賞は、クラブツーリズムの大塚雅士氏が企画した「とどけよう元気 東日本応援企画 お座敷列車華で行く館山日帰りの旅」が選ばれた。2019年の台風で甚大が被害を受けた千葉県を観光で応援しようと、JR東日本や地元の館山商工会議所、城西国際大学観光学部とともに異業種連携で作り上げた点などが評価された。

 大塚氏は、2017年の鉄旅オブザイヤーでグランプリをはじめ、昨年は準グランプリを受賞。今回は初の鉄道局長賞受賞となった。授賞式に合わせて新調したスーツで登壇した大塚氏は「大変な被害で、何とかしなければならないと思った。城西国際大学の学生も一生懸命で、逆に私が感動した」とツアーへの思いを語った。

                 ◇

各受賞作品は次の通り。

【旅行会社部門】

<グランプリ>

作品名:「三セク鉄道のオリジナル印“鉄印”がもらえる『鉄印帳Ⓡ」付ツアー 9つの列車をツナグ! みちのく鉄道周遊」

受賞会社:読売旅行、日本旅行、旅行読売出版社、第三セクター鉄道等協議会

<エスコート部門賞>

作品名:<ひとりの贅沢>『九州鉄道三昧 ~4社共同特別企画 くまもと応援編~3日間』

受賞会社:クラブツーリズム

<パーソナル部門賞>

作品名:豊肥本線に乗ろう!阿蘇・熊本

受賞会社:JTB

<DC 部門賞>

作品名:せとうち広島デスティネーションキャンペーン JR で行く! 瀬戸内スペシャル

受賞会社:日本旅行

<鉄っちゃん部門賞>

作品名:三セク鉄道のオリジナル印“鉄印”がもらえる「鉄印帳®」付ツアー
9つの列車をツナグ! みちのく鉄道周遊

受賞会社:読売旅行、日本旅行、旅行読売出版社、第三セクター鉄道等協議会

<国土交通省 鉄道局長賞>

作品名:とどけよう元気 東日本応援企画 お座敷列車華で行く館山日帰りの旅

受賞会社:クラブツーリズム

<「旅に出よう!日本を楽しもう!」賞>

作品名:北海道から九州まで! 日本列島鉄道縦断ツアー

受賞会社:小田急トラベル

【一般部門】

<ベストアマチュア賞>

作品名:四国の三兄弟に会いに行く!小学生が考えた四国全県制覇の旅!!

受賞者:東浦拓斗さん

GWに自宅でオンラインツアー体験  ONTABIのGW特集(トラベルズー・ジャパン)

2021年4月22日(木) 配信

ONTABI公式サイト

 トラベルズー・ジャパン(鈴木創社長、東京都新宿区)が運営するオンラインツアー検索サイト「ONTABI」はこのほど、4月29日(木)~5月5日(水)のゴールデンウイーク期間中に楽しめるオンラインツアーを厳選した特集ページを公開した。

 特集ページには、キリン尽くしのケニアLIVE配信や、ハワイからの無料生中継、イタリア・ベネチアの美術&歴史講座など、自宅のスクリーンで楽しめるオンライン旅行体験を80件以上そろえた。

 同検索サイトは、15以上のサイトが取り扱うオンラインツアーを1000件以上検索できるのが特徴。エリアやテーマ、予算、提供元企業での検索や絞り込みができる。

「進化する観光」へ意識を ハワイツーリズムフォーラムで村山氏が講演

2021年4月21日(水) 配信

やまとごころ社長・村山慶輔氏

 ハワイ州観光局(ミツエ・ヴァーレイ日本支局長)は4月21日、オンラインで第2回「ハワイ・ツーリズム・フォーラム」を開いた。今回は「SDGs」をテーマに、ハワイの取り組み紹介や、他業種のパネリストを招いたディスカッションなどを実施した。基調講演を行った、やまとごころ社長の村山慶輔氏は、今後は「サステナブルツーリズム(持続可能な観光)」から、「リジェネラティブトラベル(進化する観光)」へ意識を向けるよう呼び掛けた。

 村山氏は新型コロナウイルス感染拡大の影響から国際観光が戻る期間の目安として、各種機関の発表などから「2年半~4年」と紹介。そのうえで、「観光はいずれ戻るが、カタチが変わる」とし、観光客と受け入れ側の地域の両者にニーズの変化があると述べた。

 コロナ禍で世界的にマイクロツーリズム(海外ではハイパーローカルやステイケーションと呼ばれる)が注目されるなか、身近な良いものに触れる機会が増え、観光客の目が肥えているという。

 地域にとっても、住民と共存できる観光でないと持続可能なものにはならないため、少人数でも地域を尊重する観光客を求める。今後は「量から質へ」の変革がさらに加速するとみる。

 持続可能な地域づくりに向けて、村山氏は「とくに体験型の価格が海外に比べ、日本は安すぎる。価値と価格のバランスを見直し、高付加価値で単価アップをすべき」と指摘。「観光客が来れば来るほど地域が良くなるような、進化する観光へと一歩先に目を向けることで、サステナブルを包括していく」とアドバイスした。

クルーズデスクを開設 オンライン接客でクルーズ旅行の提案(日本旅行リテイリング)

2021年4月21日(水) 配信

日本旅行リテイリングは4月21日(水)、オンライン接客に特化したクルーズデスクを開設した

 日本旅行リテイリング(大槻厚社長、東京都中央区)は4月21日(水)、東日本いい旅予約センター内に、オンライン接客に特化した「クルーズデスク」を開設した。本格的なクルーズ旅行のコンサルティング専用デスクで、来店の必要がなく、非接触でクルーズ旅行の提案ができる。

 同センターには、「クルーズ・コンサルタント」の資格認定を保有するスタッフが6人在籍している。客室のタイプから、船内での過ごし方、予算の見積もりなど、クルーズに関する質問に対応する。

 また、5月には複数人同時にクルーズ旅行の相談ができる「マルチオンライン相談会」を実施する予定。

じゃらん、「一緒に春キャンプしたい芸能人」ランキング発表 1位は「ヒロシ」が獲得、2位に「大野智」が続く

2021年4月21日(火)配信

「一緒に春キャンプしたい芸能人」ランキング(じゃらん発表)

 リクルート(北村吉弘社長、東京都千代田区)が企画・編集する旅行情報誌「じゃらん」はこのほど、「一緒に春キャンプしたい芸能人」のランキングを発表した。調査の結果、1位にはソロキャンパーのイメージが定着したヒロシさんが輝き、続いて2位に嵐の大野智さん、3位に女優・新垣結衣さんが選ばれた。

 調査は2021年2月17日(水)~18日(木)までの2日間、47都道府県の20~50代の男女を対象に、インターネットで実施した。有効回答数は1033人。

 同社によると、1位を獲得したヒロシさんはソロキャンパーとしてテレビ番組やYouTubeでも活躍中。2位の大野智さんは、テレビ番組の企画でヒロシさんと共演したことをきっかけにソロキャンプにハマったという話などが、今回のランキングを後押しする結果となったとみている。

 また、3位はさまざまなランキングで常連の新垣結衣さん、4位には女優・綾瀬はるかさんと並び、お笑い芸人のバイきんぐ西村さんがランクインした。ヒロシさんと並ぶソロキャンパーとして知られる西村さんは、番組で紹介している数々のキャンプ飯にも定評があるようだと述べている。

 今回のアンケートについて同社は、「自分流の楽しみ方を持っているイメージがあり、キャンプ初心者でもゆるく楽しめそうな雰囲気が支持を集めたのでは」と分析する。

エクスペディア、ウェブサイト刷新 旅程すべてを確認可能に

2021年4月21日(水)配信

新しい日本サイトのホーム画面

 エクスペディアは4月20日(火)、新たなブランド戦略を発表した。同社ウェブサイト、アプリなどのプラットフォームを刷新し、明快でシンプルなレイアウトを採用。旅行に関するすべての情報をプラットフォーム1カ所で確認できるように、旅程の構築機能を強化した。

 モバイルアプリでは、前回の検索や予約を中断した箇所から再開できる「キーププランニング」機能を実装。この旅行計画履歴により、利用者が旅を簡単に組み立てられるようサポートする。

 さらに新たなパッケージ商品として、航空券と宿泊施設に、現地ツアーを組み合わせた「おすすめパッケージプラン」を導入した。旅行プランの追加や削除の変更が簡単にでき、数多くある選択肢から選ぶストレスを軽減できるという。

 あわせて、オンラインチャットで利用者をサポートする「バーチャルエージェント」機能が、今後数カ月以内に英語圏以外でも利用可能になると述べた。同機能は、ワンクリックで旅程全体をキャンセルできるほか、旅行について問い合わせることも可能。特定の宿泊施設の新型コロナウイルス感染症対策なども確認でき、待ち時間なくスムーズに利用者の要望や疑問が解決できるという。

 また、旅先で多くの発見や体験ができるよう、宿の詳細ページに宿泊施設周辺で人気の現地ツアーを表示する。これら現地ツアーは、予約後や旅行中でも利用できる。

 このほか、すべてのエクスペディア会員は「エクスペディア会員プログラム」に統合。最適なフライトや運賃プランなどの情報提供や、宿泊施設をアメニティ別に予約ができる機能を始める。

同日にオンライン会見、「旅のパートナー」に

シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのシブ・シン氏

 今回のエクスペディアの新たな方針は、新型コロナウイルス感染症の影響で、旅行業界が苦戦を強いられた経験の中で生まれたもの。同日にオンライン会見が行われ、同社ブランドのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのシブ・シン氏が登壇した。

 シン氏は新型コロナウイルス感染症により、自分らを見つめ直し、ブランドとしての在り方や、それがお客にとってどのような意味を持つのかを考えさせられる機会となったと説明。新たな方針の展開について、「これは単なるキャンペーンではなく、エクスペディアをブランドとして刷新する動き。ブランドとしては過去5年で最もマーケティング費用を投資した」と強調。そのうえで「会社の歴史の中でも新たなページの幕開けとなる。皆様に寄り添い、『最高の旅のパートナー』となることを目指していく」と力を込めた。

旅行者87%がワクチンパスポートに好意的 旅行に関する意識調査(J.D.パワー)

2021年4月21日(水) 配信

J.D.パワージャパンは4月21日(水)、新型コロナと旅行意向に関する調査結果を発表した

 顧客満足度調査や消費者動向をリサーチするジェイ・ディー・パワージャパン(山本浩二社長)は4月21日(水)、新型コロナウイルスと旅行意向に関する調査結果を発表した。過去1年間の旅行経験について、2021年は29%(前年は62%)と大幅に減少した。また、ワクチン接種証明となるワクチンパスポートは、旅行者の87%が好意的な姿勢を見せた。

 過去1年間に旅行した人に今後6カ月の旅行予定を聞いたところ、69%が「プライベートまたはビジネスでの旅行予定がある」と回答し、前年より11㌽上回った。

 一方、過去1年間に旅行していない人は、9割以上が「今後6カ月の旅行予定はない」と回答し、旅行に積極的な層と消極的な層に二極化している傾向が見えた。

 旅行しない理由について、「コロナ感染への不安」(54%)や、「収束への悲観視」(42%)があったが、昨年より10㌽ほど減少している。同社は、「新型コロナウイルスの影響が少し薄れてきているようすが窺われる」と分析した。

 また、「新型コロナのワクチン接種が自身の旅行頻度に与える影響」については、過去1年間に旅行した層でも「かつてほど頻繁には旅行しない」(48%)と、半数近くが慎重な姿勢だった。

 一方で、昨年からワクチン接種が始まっているアメリカでは、30%が「ワクチンがあることで、予定していた以上に旅行ができる」と回答した。

 同社はこの結果について、「日本では感染に対する世間の目への意識が強いことから、旅行による感染拡大の不安を除ける公的な証明書があることで、旅行の重要な一押しとなる可能性もある」と期待した。

 今回の結果は、20年6月(20~69歳の日本居住者2千人)と21年2月(同、3092人)、21年4月(北米の空港利用者1500人)にそれぞれ実施したインターネット調査を「コロナ禍、コロナ後の旅行」をテーマにまとめた。

三重県×JAL 連携協定に新項目追加で地域活性化

2021年4月21日(水) 配信

三重県でのワーケーションの推進など実施(イメージ)

 三重県(鈴木英敬知事)と日本航空(赤坂祐二社長)は「食」と「観光」の振興に関する連携協定を結んでいるが、このほど新たな連携協定事項として、「次世代モビリティ」と「ワーケーション推進」を追加した。

 両者は2015年12月に地域社会の活性化を目指し、連携を強化することで合意。協定のもと、JAL国際線ビジネスクラスの機内食で三重県産食材を使用したメニューの提供や、伊賀の「忍者トレイルランニングレース」での協力など、地域資源を生かした観光振興や交流人口の拡大に努めてきた。

 今後は、新たな連携協定事項を加えることで、さらなる緊密な相互連携を行い、幅広い分野でのさまざまな取り組みに挑戦していく。具体的には、三重県内における「次世代モビリティ」の実装に向けた課題抽出や解決手段の検討、実用化に向けた機運醸成などを行う。また、ワーケーション推進の啓発活動として、 JALPAKダイナミックパッケージでの商品造成・販売や、JALが提供する観光ガイド「OnTrip JAL」での三重県ワーケーション情報の発信などを予定する。