まるごと旅情報 『熊本特集』 を公開いたしました。
第1551号掲載(2014年7月11日発行)
『熊本特集』の紙面がご覧いただけます。
詳細はコチラから!(弊社の『熊本特集』ページへリンクしています)
☆まるごと旅情報とは☆
弊社の「旬刊旅行新聞」にて掲載した全国の観光情報に関する特集記事をご紹介しています。
過去1年間分の紙面の一部をご覧いただける旅の情報ページです。
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14年度市場別訪日プロモーション方針
潜在・将来層も主要ターゲットに
2014年上半期(1―6月)の訪日外客数は前年同期比26.4%増の626万人と過去最高のペースで推移している。観光庁はこのほど、4月に新設した「マーケティング戦略本部」で初めて外部専門家の知見を入れ、より科学的・合理的な分析のもと、14年度の市場別訪日プロモーション方針を策定した。従来からの主要ターゲットのボリューム層に加え、潜在的・将来的ボリューム層も主要ターゲットに位置づけた。各市場の動向やターゲット層、訴求コンテンツなどを紹介する。
【伊集院 悟】
ターゲットを明確に、効果的なコンテンツを訴求
久保成人観光庁長官は7月23日の会見で、新プロモーション方針について、「これまでは訪日数の多い層をボリューム層としてターゲットにしてきたが、マーケティング戦略本部の分析のもと、潜在的ボリューム層を位置づけ、将来の訪日数拡大に向け、プロモーションなどに取り組んでいきたい。さらに、より長期的な視点で将来的ボリューム層も考え働きかけていく」と報告した。…
※ 詳細は本紙1553号または8月7日以降日経テレコン21でお読みいただけます。
賞味期限切れの肉を供給していた中国の食肉加工工場の映像は衝撃的だった。流通されていたハンバーガーショップやコンビニエンスストアはあまりに身近な存在であり、今後拡大される食品流通のグローバル化を考えると、食の危険性が高まっていることを感じる。
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約1カ月間におよぶサッカーワールドカップブラジル大会が終わった。日本は残念ながらグループリーグで敗退したが、世界の強豪国と言われる国同士が対決する試合は激しく、見応えがあった。サッカーの醍醐味の一つに相手の守備陣を切り崩す華麗な組織的なパスワークや、天才と呼ばれる選手の誰にも真似できない神業的な個人技による得点シーンがあるだろう。そして上位に勝ち上がる国には、“ワールドクラス”と評されるフォワードが存在する。
今回のワールドカップでも幾つかの華麗で、神業のようなゴールに目を奪われた。しかし、それよりも深く、胸が揺さぶられたのは、ディフェンダーやゴールキーパーたちの献身的な守備であった。守備陣だけではない。攻撃的な役割が大きいフォワードやミッドフィルダーたちの身を張った守る姿勢が良かった。今大会の日本の守備は強固だったとは言えない。オールスター戦や、チャリティーマッチなら「ノーガードの打ち合い」は面白い。しかし、勝敗が最優先のW杯では堅守でなければ勝ち上がることはほぼ不可能だ。つまり、堅守が前提にあり、そのうえで堅守を破る華麗なパスワークや、神業的な個人技が必要なのだが、日本にはW杯で戦うための最低条件である「堅守」が備わっていなかった。
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かつて日本の自治体は産業の誘致に熱心だった。しかし、産業の誘致もリスクが大きい。工場ができても、より人件費などのコストが安い中国や東南アジアに移転したり、国際競争で敗北すれば、工場の規模縮小や閉鎖なども行われる。その後、多くの自治体の首長は観光による地域振興の大切さに気づき、今では観光客誘致に熱心ではない自治体を探す方が難しい。
バブル期には、巨額の予算を投入して観光客誘致を看板に「トンデモナイ」ものを作り、財政が破綻してしまう自治体も見られたが、今は大規模なテーマパークなどを作る予算の余裕もなく、むしろ地元で採れる果物や野菜、米などの農産物や魚介類などのブランド化に取り組み、観光客誘致につなげようと努力している。地に根差したこの動きを歓迎したい。
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TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉の成り行きによっては、今後食のグローバル化が一気に加速するだろう。今以上に日常的にスーパーや外食チェーン、食卓に、目の届かない海外からの加工品などが並ぶ。日本国内の食料自給率はカロリーベースで40%弱という状況がどのように変化していくのか。
産業の輸出に関しては、日本は“ワールドクラス”であるが、食料自給という「守備」は堅く守られているだろうか。産業の輸出と合わせて、日本の食を守る農業、漁業、水質資源を「堅守」することも必要だと思う。文化高きフランスも農業国である。ワインも美味しい。日本の多くの知事や市町村長がもっと、「農業立県」「農業立市」と胸を張ってアピールするようになってほしい。そのときには、日本も今より豊かな観光立国の姿に近づいているのではないか。
(編集長・増田 剛)

日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)がこのほど発表した6月の訪日外客数推計値によると、6月の訪日外客数総数は前年同月比17・3%増の105万7100人となり、6月のこれまでの過去最高を更新した。3月から4カ月連続で100万人を突破している。
1―6月の上半期累計では前年同期比26・4%増の626万400人と、これまで過去最高だった2013年を130万人ほど上回った。
市場別では、米国が年間を通じ単月として過去最高を更新。中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、カナダ、フランスが6月として過去最高を記録した。
上半期でみると、過去最高を記録した市場は、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、フランス、ドイツの15市場。
6月の重点市場の動向をみると、台湾は同12・0%増の25万4300人。13年2月から17カ月連続で各月の過去最高を更新中だ。上半期の累計でも韓国を抜き、訪日の最大市場となった。中華系航空会社の沖縄路線就航をはじめ、地方路線の増便やチャーター便の運航にともない、各地への訪日旅行が盛んだった。
韓国は同1・8%減の20万7600人。旅客船沈没事故の影響は続いたが、5月に比べ減少幅は縮小した。中国は同76・7%増の17万4900人と6月の過去最高を記録。上海発の大型クルーズ船6隻の寄港が大きな伸びにつながった。同じく6月の過去最高を記録した香港は同4・5%増の7万8100人。訪日商品の価格は値上がりしているが、団体・個人旅行ともに航空座席供給量が増えている関西、沖縄方面を中心に好調だ。
そのほか、東南アジア諸国の好調な伸びも継続し、タイは同77・1%増、マレーシアは同73・4%増、フィリピンは80・1%増など。タイは6月下旬からLCCが新たに就航し、個人旅行のさらなる拡大が期待できる。フィリピンは航空路線の新規就航や増便で座席供給量が大きく増加した。
なお、出国日本人数は同0・3%減の129万6千人となった。

旅行後は60度以上のお湯で死滅
海外旅行、国内旅行で人の移動が多くなる夏休み。総合ハウスメンテナンス企業「アサンテ」は、旅行鞄から伝播しやすいトコジラミ(別名:ナンキンムシ/ベッドバグ)の被害に警戒を呼び掛けている。
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近年、米国や欧州、オーストラリアなどで、トコジラミによる被害が急増し、深刻な社会問題となっている。ニューヨーク市は09年7月から10年6月までの1年間で、トコジラミに関する苦情が前年の2万6千件から3万1719件に増加するなど、世界各国でトコジラミ被害が拡大している。
「トコジラミが生息している場所に宿泊し、スーツケースや衣服に付着して移動してしまう『旅行カバン伝播』が主な原因と考えられている」(アサンテ)とし、「日本と海外の行き来が多くなる夏休みは一層の警戒を」と注意喚起している。付着したトコジラミの中に卵を持ったメスが1匹でもいれば、移動した先々で繁殖し、被害が拡大するという。
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13年に訪日外国人数が1千万人を超え、14年は1300万人にも届く勢いで、海外からの旅行者が急増している。外国人旅行者のスーツケースや、衣服に付着して国内に浸入したトコジラミが、旅館やホテルなどの宿泊施設に持ち込まれ、「一つの部屋で繁殖したトコジラミが、清掃者などによって部屋から部屋に短期間で蔓延するケースもみられる」(同社)としている。
日本でも近年、トコジラミの被害は急増している。
東京都福祉保健局の調査によると、12年には342件の相談件数があり、05年から約13倍に増えている。
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トコジラミは、シラミの仲間ではなく、カメムシの仲間。刺咬によって感染病を媒介することはないが、人によっては強いかゆみや赤いみみず腫れ、精神的ストレス、アレルギー反応などが現れる。
成虫は体長5―8ミリ、幼虫は1―2ミリで、「暗い・温かい・狭い隙間」を好む。日中はベッドマットや壁、床板、家具、ソファ、電化製品、カーテン、箪笥類、壁に掛けた絵の裏、押入れ、畳の縁や内部などあらゆる隙間に潜んでいる。
吸血行動は通常夜間(深夜)に行われる。メスは1日に5―6個の卵を産み、卵は1週間ほどで孵化する。その後、40日から3カ月ほどで成虫となるので、大繁殖しやすい。
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トコジラミ被害の多い地域に行く際の注意点として、旅行中は宿泊する部屋に到着したらベッドの縁やソファ、カーテンなど、とくにトコジラミがいそうなところを隈なく調べる。
さらに、「肌を露出しないように長袖を着て寝ること。荷物を床やソファ、ベッドに直接置かないことも予防につながる」としている。
また、旅行から帰って来たら、着ていた服を60度以上のお湯に1分以上浸けることが効果を発揮する。「万が一トコジラミが付着していても、トコジラミは熱に弱いため、死滅させることができる」(同社)とアドバイスしている。
観光庁はこのほど、係長級(事務)ポストの経験者採用試験を行うことを発表した。
人事院が実施する経験者採用試験により、民間企業での勤務経験を活かし即戦力となる職員の採用を行う。受験資格は2014年4月1日時点で大学卒業や大学院修了から7年以上経過した人。係長級(事務)のポストで、若干名の採用を予定する。受付期間は8月中旬―下旬。基礎能力試験と総合事例研究試験、一般論文試験、経験論文試験を行う第1次試験は9月28日で、人物試験の第2次試験が11月上旬、総合評価面接試験を行う第3次試験が11月中下旬、合格発表を12月中旬に行う予定だ。採用時期は15年4月。
先日、数年ぶりに箱根を訪れた。国内外からの大勢の観光客でごった返し、不動の箱根人気を証明していた。
箱根の夏で思い出すのが、43年前に開催された伝説の野外フェス「箱根アフロディーテ」だ。ニッポン放送の主催で1971年8月6・7日の2日間、箱根芦ノ湖畔の成蹊学園乗風台の広大な敷地で行われた。国内から渡辺貞夫、ダークダックス、赤い鳥、トワ・エ・モア、かぐや姫らが出演。コンサートのハイライトには世界的ロックバンドのピンクフロイドが登場した。
当日は台風の影響で前日から大荒れの空模様。夕闇が迫るなか、ピンクフロイドの演奏が始まった。濃霧でステージはまったく見えなかったが、流れる霧がスモークとなり幻想的な舞台効果を演出。原子心母が鳴り響く神秘的な一夜だった。
【古沢 克昌】


「全国旅館おかみの集い―第25回全国女将サミット2014東京―」が9月16日、東京都港区元赤坂の明治記念館で開かれる。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け訪日外国人観光客増加への期待が高まるなか、今年は25回の記念大会として、美しい日本庭園や趣のある建物で開く1日を映像としても記録し、さまざまなメディアを通じて情報発信していく。
主催は全国旅館おかみの集い実行委員会(佐藤幸子実行委員長)と旅行新聞新社(石井貞徳社長)。後援は読売新聞東京本社(予定)、日本酒造組合中央会の協力も予定している。
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今回は25回目を迎え、節目の記念大会のため、これまでの大会で委員長や役員を経験した女将たちの「プラチナ会」と、本会をきっかけに交流が始まった女将・若女将たちの会「つぼみ」(塚越左知子会長)が協力して、今大会を運営する。テーマは「happiness~ハピネス~気づくこと、伝えること、認めること―すべてはあなたのなかにある―」。

9月16日当日のスケジュールは、午前11時に受付開始。午後零時30分から開会あいさつ、記念品贈呈などのあと、1時15分から基調講演「幸せに生きる力(コツ)~仕事も、家庭も、あなたも、みるみる良くなる極意、教えます。~」を行う。講師は、アチーブメント取締役CTO(チーフトレーニングオフィサー)、日本プロスピーカー協会(JPSA)専務理事などを務める佐藤英郎(さとう・えいろう)氏。
2時30分からは、日本庭園で全員参加の記念撮影、企業展示の見学などを予定している。
3時から5時30分まで4会場に分かれて分科会を開く。各分科会のテーマとコーディネーターは、「美と健康~アンチエイジングからナチュラルエイジング」(フリーダムネットワーク社代表取締役・原田あつこ氏)、「自信のつくり方~あなたを変える魔法の言葉~」(GROWTH健康づくり協会代表/薬学博士・竹内久米司氏)、「チームワーク~個の強みを活かし、圧倒的な成果を生み出す~」(CLAIR代表取締役社長・金井美津帆氏)、「人間関係~円滑なコミュニケーションが利益を生む~」(津気屋代表取締役社長・榎本和人氏)。
午後6時からは立食スタイルの懇親パーティーを開く。
定員は200人、参加費は1人2万円(税込)。なお、初めての参加者には「はじめて割」として参加費を3千円割り引く。
大会会場に宿泊施設がないため、ホテルニューオータニ(千代田区紀尾井町)の宿泊を特別価格で用意している。懇親パーティー終了後に送迎バスを運行する。
佐藤幸子実行委員長は「心を込めて旅のお手伝いをする女将はコンシェルジュ。世界のホテルにはマネージャーがいますが、女将は日本のこころ、独特の役割を果たしていると自負しています。世界に類をみない日本旅館の女将の集いに、ぜひ参加を」と呼び掛けている。
参加申込み・問い合わせ=「全国旅館おかみの集い」実行委員会事務局(旅行新聞新社内) 電話:03(3834)2718。


リョケンが旅館大学セミナー
ホテルや旅館の経営について学ぶ「旅館大学セミナー」が7月15・16日、滋賀県彦根市の彦根キャッスルリゾート&スパで開かれた。旅館やホテルの経営コンサルティングを手がけるリョケン主催。
15日は、全国約170カ所で記念写真撮影サービスを行う文教スタヂオと、同ホテルなどを経営する一圓興産の社長、一圓泰成さんが「彦根キャッスルリゾート&スパの戦略転換を語る」と題し講演した。
リョケンの佐野洋一社長はあいさつで、「一圓さんの話から深い感銘を受け、経営に取り組む勇気や考え方のよりどころを見つけられるはず。有意義な勉強の場にしてほしい」と述べた。
講演で一圓さんは、今春全館リニューアルした同ホテルにかける思いを語った。ビジネスホテルだった同ホテルは、周辺の宿泊施設との価格競争など課題が山積みだったことから、改装に踏み切ったという。
宿泊単価が低いことなど儲からない理由を考え、「儲かるようにすべてを変える」というテーマで、改装の計画を進めた。宿泊客のアンケートから、「大浴場がほしい」「部屋から眺めが見えにくい」といった改装に生かせる声をピックアップし、東京の建築事務所に相談。同ホテルに視察に訪れた建築事務所の関係者から、「彦根城という歴史的遺産の前で、このやり方はもったいない」と指摘を受け、「国宝の門前にふさわしく、上質な寛ぎを演出するお城下ホテルに生まれ変わろうと決意した」と振り返った。
リニューアルでは、大浴場を新設したほか、足の悪い人の要望から、和室宴会場を洋室の宴会場に変更。彦根城を望む景観を最大限に生かそうと、通行人や車が隠れるよう黒塀を設置したり、城側すべての客室のガラス窓を大きくしたりするなど、増築せずに改装した。リニューアルの投資額は6億1300万円で、年間売り上げも同額を目指していることを明かした。
そのほか、多角化経営のなかで、社員のモチベーションを保つための取り組みを紹介した。文教スタヂオでは予算達成チームの表彰や、全国から社員が集まり業務の成功例を発表する「クリニック研修会」などを展開。数年前に開催した文教スタヂオ開業60周年記念パーティーでは、調理やサービス、余興などすべて社員に担当させたといい、「若手が自分の会社の未来のイメージを膨らませることが大切」とし、「社員は自分で計画をしたことは自分で責任を取ろうとする。大変なことをあえて選択する社風を今後も培っていきたい」と締めくくった。

日本オートキャンプ協会(吉田章会長)がこのほど発表した「オートキャンプ白書2014」によると、13年のオートキャンプ参加人口は、人口ボリュームの多い「団塊ジュニア世代」の参入で4年ぶりに前年(720万人)を上回り750万人となった。キャンプの経験年数は、「キャンプ経験1年」が22・6%と前年の20・4%を上回り、新規参入キャンパーの増加を示している。キャンパーの平均年齢は団塊ジュニア世代にあたる41・5歳。
【増田 剛】
◇
13年のキャンパーの平均年齢は、12年の40・7歳から0・8歳上がって41・5歳。この10年の平均年齢を見ていくと、03年の38・7歳から上昇傾向にある。
年齢の分布では、40―49歳が37・7%、30―39歳が37・1%と子育て世代が74・8%と全体の約4分の3を占めている。また、20代が前年の4・1%から6・8%と大きく伸びたのが特徴で、若い世代の参入も目立っている。
自宅から利用したキャンプ場までの距離をみると、「50キロ圏内」は26・5%、「100キロ圏内」は24・1%と合わせて5割を超える人が自宅から100キロ圏内でキャンプを楽しんでいることがわかった。
また、13年のキャンプ場の平均稼働率は11・1%と、12年の10・8%を上回った。また、東日本大震災前の10・9%を超えて全国的に好調のようだ。
オートキャンプの将来性についても、「拡大発展すると思う」が18・2%と、12年の17・1%に比べ1・1ポイント上昇するなど、期待も高まっている。
13年のキャンパーの特徴としては、「グループ利用が増えた」(29・3%)が最も多く、(2)デイキャンプが増えた(20・4%)(3)シニアの利用客が増えた(18・2%)(4)女性グループの利用が増えた(15・9%)(5)手ぶらのキャンパーが増えた(15・6%)(6)3世代キャンパーが増えた(13・7%)(7)外国人の利用が増えた(10・2%)――などで、女子キャンプや外国人の利用増といった新しい動きも出てきている。
13年にキャンプ場に泊まった数「延べキャンプ泊数」は平均5・3泊で、12年の5・5泊から0・2ポイントの減少となった。最も多かったのが「1―2泊」の36・1%。次いで「3―4日」が23・1%、「5―6日」が13・5%、「7―10日」が12・5%、11泊以上が9・6%の順となっている。
ペットの対応では「ペットOK」が71・0%、「ペット禁止」が28・0%、「無回答」が1・0%で、この割合は08年以降大きな変化はないという。
そのほか、キャンプ用品の市場規模(登山用品・ウェア・シューズを除く)は前年比6・0%増の499億円と3年連続で上昇傾向にある。
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