東京都内最大アパホテル 高層タワー型31階建て アパホテル&リゾート両国タワー

2020年9月8日(火) 配信

アパホテル&リゾート〈両国駅タワー〉外観

 アパホテル(元谷芙美子社長)は9月7日(月)、アパホテル&リゾート両国駅タワー(東京都墨田区)が開業1カ月を迎えた記念に、見学会を兼ねてアパ社長カレー無料試食会を行った。同ホテルは高層タワー型で、客室が全1111室の地上31階建てとなっている。

 客室は全室禁煙で、無料Wi-Fiを備える。シングル・ダブル・ツインルームの標準客室のほか、スイートルーム、ラグジュアリーツイン、クイーンベッドルームなど、全11種類の客室タイプを用意する。

 直営レストランの4階「ラ・ベンダ」では、60種類以上の朝食ビュッフェを提供する。料理を取りに行く際は、マスクと使い捨ての手袋の着用を義務付ける。

 最上階31階の鉄板焼「THE七海」では、隅田川や、東京を望む景色と共に鉄板料理を楽しむことができる。東京スカイツリーを見上げながら食事ができる個室も準備する。

 そのほか、大浴殿・露天風呂、最上階展望プール、フィットネス、カフェ、コンビニ――などの施設を有する。

 8種類のスマホ決済にも対応するチェックイン機に加え、クレジット決済に特化した小型の卓上型チェックイン機を導入しており、非接触チェックイン・チェックアウト処理を行う。

 JR総武線「両国駅」から徒歩3分。

ラグジュアリーツインルーム内装
鉄板焼「THE七海」個室からは東京スカイツリーが見える

エアトリ子会社、5200円割引になるキャンピングカーCP開始

2020年9月8日(火)配信

“Go To”にちなんで5200円を割引に

 エアトリ子会社のインバウンドプラットフォーム(王伸社長、東京都港区)は9月1日(火)から、「Go Toキャンピングカーキャンペーン」を始めた。キャンピングカーレンタルサービス「エルモンテRVジャパン」で来年3月31日(水)まで、レンタル料から5200円(ゴートゥー)を割引できる。

 観光庁が現在実施している観光復興支援策「Go Toトラベルキャンペーン」では、キャンピングカーレンタルのみの利用は対象外。そこでエルモンテRVジャパンでは、国内観光経済への支援の一環として独自にキャンペーンを実施する。キャンピングカーレンタルの新規予約者に対して、“Go To”にちなんだ割引を提供する。

 同サービスは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、日本カーツーリズム推進協会が定める新型コロナ対応のガイドラインに準拠し運営をしている。返却後とレンタル前のキャンピングカーの車内を徹底的に掃除・除菌。全車両に換気扇を設置して換気機能も十分備えて、安全・安心なキャンピングカーを届ける。

 キャンペーン参加方法は、エルモンテRVジャパンからの予約申し込み時に「Go Toキャンピングカーキャンペーン希望」と記入するのみ。

コロナ終息願い、遍路文化支える側が「巡礼リレー」 クラウドファンディングで参加・支援募る

2020年9月8日(火)配信

 四国4県に渡る約60軒の遍路宿ネットワーク「お遍路ハウス四国88」(運営:認定NPO法人ニュースタート事務局)は、コロナ終息祈願のお遍路リレープロジェクト「お宿がつなぐ巡礼リレー ~四国遍路~」をクラウドファンディングサイトCAMPFIREで実施している。現在、取り組みへの支援を募るほか、リレー参加者を募集している。

 コロナ禍でお遍路さんが激減し、閉鎖・休業となる宿が続出している。巡礼を支える遍路宿を維持することは、遍路文化を100年先まで継続させるために不可欠と考え、コロナ終息祈願をテーマとした巡拝を、地元の人たちがリレー形式で行う企画として立ち上げた。

 今回は、これまでお遍路さんを支える立場だった人々が主役となり、宿から宿へとバトンを繋ぎながら、四国霊場88箇所の巡礼を実施する。ネットワークに加盟していない宿・飲食店・個人商店ともと力を合わせて、1冊の納経帳を完成させる。バトンには取り組みへの支援者名を記載し、約50日間かけて四国を一周する。

 9月5日(土)~10月4日(日)まで、クラウドファンディングサイトCAMPFIREで取り組みへの支援受付、地元住民を対象にリレー参加者の募集を行っている。巡礼の旅は10月中旬から11月下旬にかけて。ツイッターなども活用し、写真や短い動画を用いて簡単な経過報告。年末に報告動画を配信する予定だ。

JTB、地域のDX推進へ セールスフォース・ドットコムと協定締結

2020年9月8日(火) 配信

JTBとセールスフォース・ドットコムが共同で地域創生支援に取り組む

 JTB(山北栄二郎社長、東京都品川区)は8月24日(月)、地域経済のデジタルトランスフォーメーション(DX)を共同推進するため、セールスフォース・ドットコム(小出伸一会長兼社長、東京都千代田区)と「包括的連携・協力に関する協定」を締結した。

 最先端のクラウド基盤をベースに、オンラインの技術活用とオフラインを融合させた地域創生を目指す。また、両者は同協定の取り組みを効果的に進めるための「公式コンサルティングパートナー契約」を8月25日(火)に締結した。

 セールスフォース・ドットコムの統合型クラウドベース「Salesforce」を活用し、持続可能な地域社会の発展につなげる。地域と都市部のデジタル格差を解消するため、観光産業をメーンに、サービス分野と連携したデジタルビジネスの創造を支援する。

活用のイメージ

 顧客データに基づき、ライフイベントや嗜好に焦点を当てたキャンペーンの実施や特産品の提案が可能となるほか、購買データの蓄積など、横断的なデータ活用が見込める。地域の宿泊施設や観光施設、DMOは、タビ前からタビ後、記念日などの場面で、顧客に合わせたサービスを提案できる。

 JTBでは、観光産業の活性化を担うデジタル人財の育成を推進するとともに、地域経済におけるDX、地域のCRM(顧客関係構築)など、持続可能な地域創生をはかっていく。

ビッグローブ、Withコロナ時代の旅の意識を調査 「自家用車の旅」や「少人数の旅」には寛容な姿勢も

2020年9月7日(月) 配信

 BIGLOBE(ビッグローブ)は9月7日(月)、「withコロナ時代のストレスに関する調査」を発表した。新型コロナウイルス感染拡大後の旅行に対する意識などを調べた結果、「自家用車の旅」や「少人数の旅」などへの寛容な姿勢が見えた。全国の20~60代の男女1000人を対象に実施された。

 「新型コロナの流行をきっかけに変化したこと」では、「健康に気をつかうようになった」(33・5%)との回答が最も多かった。次いで、「以前よりお金を使わなくなった」(23・5%)、「仕事のストレスが増えた」(23・1%)、「家庭のストレスが増えた」(20・9%)(複数回答)。

 「withコロナ時代においてどのような旅行なら問題ないと思うか」(複数回答)との問いには、「自家用車での旅」(38・2%)の答えがと約4割を占め、最多に。「少人数の旅」(33・0%)、「アウトドア・キャンプ」(21・5%)も上位にランクした。「在住都道府県内の旅」(20・5%)や、「近隣都道府県までの旅」(17・8%)とマイクロツーリズムに安心を感じる声も挙がった。

 一方で、約3割(29・0%)の人が「いかなる旅行も問題がある」との認識を示した。

 「withコロナ時代に旅行することは他者の目が気になるか」では、「気になる」が40・1%で、「少し気になる」は37・8%と8割近くが他人の目を気にしていることが分かった。「あまり気にならない」は12・9%で、「気にならない」が9・2%。

 「withコロナの状況下で躊躇すること」(複数回答)については、「マスクをしないでの外出」が62・0%で1位。2位は「大人数での外食」(59・4%)となった。3位以降は「つり革や手すりをつかむ」(47・0%)、「公共交通機関の利用」(45・5%)となり、公共交通機関の利用をためらう傾向が強い結果となった。

スポーツ文化ツーリズムアワード2020 公募は10月23日(金)まで 観光庁・スポーツ庁・文化庁

2020年9月7日(月) 配信

観光庁

 観光庁は9月4日(金)から10月23日(金)の期間で、「スポーツ文化ツーリズムアワード2020」に係る募集を行う。スポーツ庁、文化庁と共同で、「スポーツ文化ツーリズム」を推進させる先進的な取り組みや、スポーツ文化ツーリズムの実現を目指す取り組みを発掘し、観光の活性化をはかる。

 申請者は、地方公共団体、観光振興団体、経済団体、スポーツ団体、スポーツコミッション、文化芸術団体、旅行会社等の民間企業、特定非営利活動法人などによる協議体となる。

 ①「スポーツ」と「文化資源」のいずれか、または両方と「観光」が結びついている②国内外の旅行者の増加、長期滞在を促す仕組みや、地域への経済効果波及につながる工夫③地域の活力の着実な増加につながる④過去5年以内に開催されている――の、すべてを満たすイベント・取り組みが応募対象となる。

 同アワードは「スポーツ文化ツーリズム賞」、「スポーツツーリズム賞」、「文化ツーリズム賞」、その他特別賞で構成する。

 審査は、経済効果や地域性のほか、独創性、発信力、安全性、将来性などを個別に評価する。

 公募を行った後、有識者の意見を踏まえて優秀な取り組みを選定・表彰する。

TVアニメ「弱虫ペダル GLORY LINE」とコラボレーション 「サイクル王国やまなし」スタンプラリー 、山梨県富士五湖エリアで開催

2020年9月7日(月) 配信

アニメの世界観を感じながら富士山周辺スポットを周遊し、「サイクル王国やまなし」を満喫

 やまなし観光推進機構(仲田道弘理事長、山梨県甲府市)は11月30日(月)まで、「るるぶFREE山梨’20-’21秋冬」で、テレビアニメ「弱虫ペダル GLORY LINE」とコラボレーションした、「サイクル王国やまなし」スタンプラリーを山梨県富士五湖エリアで展開している。

 国際大会の自転車競技ロードレースのコースにもなっている山梨県富士五湖エリアは、テレビアニメ「弱虫ペダル」シリーズで、1年目のインターハイのコースとして登場する。

 同イベントでは、スタンプラリーポイントを8カ所設置。3カ所のスタンプを集めた参加者先着3000人に、オリジナルポストカード(2枚組)をプレゼントする。

 また、スタンプラリーポイント各所には「弱虫ペダル」キャラクターの等身大パネルが設置されており、スタンプラリーとともにキャラクターとの記念撮影も楽しめる。

等身大パネル

スタンプラリー概要

期間:9月1日(火)~11月30日(月)

スタンプ、等身大パネル設置施設

スタンプ、等身大パネル:

・道の駅どうし

・ゆいの広場ひらり(平野観光案内所)

・道の駅なるさわ ※パネルあり

・みのぶ観光案内所 ※パネルあり

スタンプ:

・山中湖交流プラザきらら

・西湖ネイチャーセンター

・本栖湖観光案内所

・本栖湖 いこいの森キャンプ場

景品交換場所:スタンプ、等身大パネル設置施設

箱根でリゾートワーク 箱根が持つ強みを一まとめにし、新しい働き方に対応した観光を提案

2020年9月7日(月) 配信

新しい働き方に対応した観光も提案

 神奈川県と箱根DMO(箱根町観光協会)は来年3月まで、箱根リゾートワークプロジェクトの実証実験を進めている。

 昨年相次いで発生した自然災害と、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって観光客が減少するなか、ウィズコロナ時代の働き方に対応した宿泊事業者の経営の後押しをするとともに、ワーケーションの推進によって、平日・閑散期の客室稼働率の向上を促すことが狙い。

 期間中、利用者や、宿、企業などに対して、アンケートを実施し、今後の観光施策にもつなげていく。

 箱根町観光協会の佐藤守専務理事は、「東京、神奈川で働いている人がターゲット。温泉や自然など、箱根が持つ強みを一まとめにし、新しい働き方に対応した観光を提案することと、コロナ禍での新しい宿泊形態を作ることが狙い」と語った。

 9月1日(月)からは、リクルートライフスタイル(淺野健社長、東京都千代田区)が運営する旅行予約サイト「じゃらんnet」に箱根リゾートワークの特設サイト「リゾートワークin箱根」を開設した。箱根の魅力と併せてワーケーション向け宿泊プラン「リゾートワーク応援プラン」を紹介する。

 対象期間は、9月1日(火曜日)宿泊分から3月15日(月曜日)宿泊分までで、ワンドリンクサービスなどのお得な特典付や、長期滞在型などさまざまな宿泊プランを用意している。

 神奈川県国際文化観光局観光部国際観光課の三浦昌弘課長は、「県内有数の観光地・箱根は、都心からのアクセスが良く、四季折々の自然や温泉のほか、博物館・美術館など、ワーケーションに適した絶好の環境。今後、ワーケーションの普及に向けては、利用する側の企業の理解が大切であるため、旅行会社と連携することで、彼らがもつ法人顧客に対して周知していきたい」と意図を説明する。

 「ワーケーションは、仕事と余暇で成り立つ。余暇を充実させるために、温泉や美術館など、箱根滞在したくなるコンテンツを発掘し、紹介していきたい」と力を込めた。

観光遺産産業化ファンド 投資第1号は岩手県「遠野ふるさと商社」 地域活性化支援機構

2020年9月7日(月) 配信

観光庁

 地域経済活性化支援機構は8月19日(水)付で、遠野ふるさと商社(杉村亮代表、大里政純代表、岩手県遠野市)に投資した。今回の投資は、「観光遺産産業化ファンド」の第1号案件となる。この支援で、経営基盤強化や人材育成に取り組む。

 また、これと併せて岩手銀行と特定専門家派遣契約を結ぶ。同ファンドからの投資によるハンズオン支援(伴走型支援)と、機構の特定専門家派遣制度を活用する。岩手銀行と連携しながら、「地域商社としての経営基盤強化の支援を行っていく」(同社)。

 加えて、経営基盤強化の支援と、観光地域経営のノウハウを伝え、将来の経営者候補の人材育成を行う。経営者候補には、「機構が培ってきた、観光まちづくり事業体の経営ノウハウ伝授にも取り組んでいく」予定だ。

 同社は、岩手県遠野市の集客拠点である道の駅「遠野風の丘」で産直野菜・物産・飲食店を運営する。そのほか、地域歴史博物館「伝承園」の施設運営や、6次化産業商品の企画・開発・販売を行っている。

 今後、国内有数の生産量を誇るホップや、暮坪かぶなどの地域特産で道の駅の集客力を強化し、地域の物産振興の成長を支援していく。さらに、地域の民族文化と文化施設に「体験」を取り入れて、新たな観光収益モデルを構築し、遠野市の面的活性化を推進していく。

おもてなしで1番になる 「もてなし上手」西川氏が感動サービスを語る ごま書房新社

2020年9月7日(月) 配信

私、『おもてなし』で一番になると決めたからネ 西川丈次・著 ごま書房新社・発行

 ごま書房新社はこのほど、「私、『おもてなし』で一番になると決めたからネ」を9月10日(木)から全国の書店で発売する。本紙でコラム「もてなし上手」を連載する西川丈次氏が自身のホスピタリティ体験をまとめた同書は、ポストコロナに面したサービス業界の「おもてなしのバイブル」として、60のエピソードを収録する。

 1章「寄り添う想いを持っておもてなし」では、お客に真剣に向き合うことで自身の行動がより輝くことを説く。おもてなしをする際の従業員の心構えを9つの体験談を用いて語る。

 2章「気付いていますか? 目の前の『おもてなし行動』に」では、自身が良い客となり、されて嬉しかったサービスや心遣いを気に留めておく大切だと強調する。

 「ビジネスとおもてなしの『目的』を正しく知る」(3章)では、ただのリピーターではなく、ロイヤルリピーター(生涯客)を創客することが、仕事をした成果だと述べている。

 4章の「当たり前を壊して進歩から『進化』へ」では、シェフ自らがお客を観察し手厚いおもてなしを行ったエピソードが語られる。思考停止せずに、「もっと良いおもてなしを」という想いを持ち続け、進化させていく心が大切だと説く。

 5章「『行動』に想いをプラスして『考動』に変える」では、前章のまとめを引き継いで、毎日行っている行動を一度立ち止まって考え、進化させることが大事だと説明する。

 以下6章から10章に渡って、本紙に掲載したコラムのエピソードも収録する。

 人と人とが接する機会の大切さと、人が人を思う心を育てることの重要さを喚起する。

 接客・サービスの翻訳者を称する同氏は「頭の中だけで考えていても1ミリも前進はしない。まずは実践してみること。60の感動エピソードを参考にしていただき、『おもてなしで1番になる』という皆様の応援をしたい」と期待を込める。

 B5判、本文288㌻、本体1400円(税別)。

 問い合わせ=ごま書房新社☏03(3865)8641。