Japan Travel敦賀店、オンラインツアーで勝山巡る コロナでも観光で活性化はかる

2021年8月27日(金) 配信

ツアーのパンフレット。恐竜博物館などを巡る

 JAPAN Travel敦賀店(滝田隆雄社長、福井県敦賀市)は8月20日(金)、オンラインツアー第2弾となる勝山編として恐竜の森と恐竜博物館、平泉寺をテーマにした商品を売り出した。旅行・観光業が地域を活性化する柱となるなか、コロナ禍でも地域に貢献したい考えだ。

 「オンラインツアーで視聴者と現地の人が友達になれる」をコンセプトに掲げる同社は昨年10月から、オンラインツアーを6回開催している。

とくに、コロナ禍でも福井県の魅力や、北陸新幹線延伸前の旅行気分を堪能してもらうことに注力してきた。ツアー当日は、旅行終了後には「次回は現地を訪れたい」と思ってもらえるように進行している。

 今回、企画した第2弾の勝山編は9月26日(日)、恐竜の森と県立恐竜博物館、平泉寺などを巡る。併せて、同市で活動するデザイナーの一条実和子さんをはじめ、勝山市地域おこし協力隊の中島麻衣さんと松本彩佳さん、勝山市観光まちづくりの本多啓介さんらが、現地リポーターとして食やスイーツなどを紹介する。

 料金は視聴のみが3300円。スタンダードのお土産付きは5478円。デラックスのお土産付きは8140円。いずれも税込。

 同社はこれまで、氣比神宮(福井県敦賀市)に初詣を兼ねた旅行をはじめ、湯本味噌の味噌工場(同県・池田町)やこんにゃく道場(同)を巡るツアーを催行している。

営業収益38・6%増の140億円に 新たな法人営業も展開 日旅連結21年度中間決算

2021年8月27日(金) 配信

 日本旅行(小谷野悦光社長)がこのほど発表した2021年度中間期(21年1~6月)連結決算によると、営業収益は前年同期比38・6%増の139億5100万円と4割ほど上回った。

 営業損失は21億7600万円(前年同期は64億4100万円の損失)、経常損失は5億4100万円(同63億5200万円の損失)、当期純損失は6億円(同58億9500万円の損失)と赤字幅は縮小した。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、法人営業は企業のMICE需要が低迷するなか、感染防止ガイドラインを遵守した教育旅行の取り扱いや、Webを活用したハイブリッド型会議や学術学会など、新たなスタイルによる法人営業を展開。事業構造の転換を目指し非旅行業分野の取り扱いの拡大にも努めた。

 さらに、要員規模の見直しや、事業運営体制のスリム化、賞与支給の見送りなど経費削減の徹底、休業の実施など収支改善にも取り組んだ。

 部門別(単体)にみると、国内旅行の販売高は、同32・8%減の181億6000万円、営業収益は同18・2%減の45億4900万円。企業の出張抑制などにより、単品商品の販売高は同35・0%減の14億600万円と苦戦したが、新たな取り組みを推進した国内団体の販売高は同5・7%増の82億9800万円と前年を上回った。

 一部の業務性需要を取り扱うのみだった海外旅行の販売高は、同98・3%減の1億5900万円、営業収益は同93・7%減の6500万円。

 販売済み商品の払い戻しなどが発生した外国人旅行の販売高は、同92・6%減の1億8100万円、営業収益は同80・8%減の1億5700万円。

 通期連結予想については、新型コロナ感染症の終息時期が予想不能であり、「当社グループに及ぼす影響を見極めることが困難」とし、現時点では未定としている。

JTB、阿蘇市民が地元の魅力発掘・発信するワークショップ開催へ ふるさと納税返礼品の開発も

2021年8月27日(金) 配信

地域住民が地元の魅力を見い出す

 JTB(山北栄二郎社長)は10月17日(日)と11月7日(日)の2日間、熊本県の阿蘇市民ら地域住民を対象とした「阿蘇市ローカル魅力発掘発信ワークショップ」を開催する。専門家から地元の魅力の発掘・発信方法を学ぶとともに、ふるさと納税の返礼品開発につなげていく。

 ワークショップは、同社と阿蘇市が共催し、イーストタイムズ(中野宏一CEO)が運営を手掛ける。1回目の10月7日(日)は地域の魅力を再発見し、全国に伝える手法を学ぶ。参加者は、次回のワークショップまでに街中でインタビューを行い、地域の魅力を発掘する。2回目の11月7日(日)は、「魅力発掘発信レポート」を作成。JTB「ふるぽ」内の特設ページに掲載し、一部の産品はふるさと納税の返礼品に登録する。

 会場は、熊本市内の「Art-chi(あーとち)」のほか、オンラインでの参加も可能となっている。募集人員は30人で、参加費は無料となる。応募期間は10月15日(金)正午まで。市外在住の人も応募できる。

 この取り組みは、「ローカル魅力発掘発信プロジェクト」の一環として実施し、「その土地を、ふるさとと想う人をつくる」ことを目標としている。地方創生に取り組む自治体と地元の人々が一体となり、地域の魅力を発掘・発信し、ふるさと納税を通じてその土地を応援する人の輪を広げていく。

狭山茶の粉末スティックが入った「Chabacco(チャバコ)」 西武鉄道 所沢駅と本川越駅で9月から

2021年8月27日(金) 配信

所沢駅(通常パッケージ)

 西武ホールディングスは9月1日(水)、同社グループが運行するの西武鉄道(埼玉県)の所沢駅と本川越駅で狭山茶の粉末スティックが入った「Chabacco(チャバコ)」を売り出す。

 クラフト・ティー(静岡県・川根本町)との協業で、使用されなくなったタバコの自動販売機を利活用し、西武鉄道にちなんだユニークなデザインの箱に入れ販売。購入可能駅は今後、西武園ゆうえんち駅・西武秩父駅に拡大する。

本川越駅(特別パッケージ)

 所沢駅の改札内、南改札付近で販売するチャバコのパッケージには、「日本の航空発祥の地」といわれる所沢の茶畑を飛ぶ飛行機(表)と西武鉄道40000系(裏)、限定2000箱の限定デザインには、西武鉄道10000 系(レッドアロークラシック)をデザイン。本川越駅の改札外とトモニー本川越駅店横で販売するパッケージには、西武鉄道2000系(表)、小江戸川越を代表する時の鐘と蔵造りの街並みを散策する人々(表)、2000箱限定のデザインには西武鉄道10000 系(レッドアロークラシック)をあしらっている。

 価格はいずれも600円(税込み)で、1 箱に8本の粉末茶スティックが入っている。

 同社は発売日の正午~午後1時ごろ、西武鉄道 所沢駅 南改札付近(改札内)展望デッキ前で、チャバコのスティック1本と南魚沼のおいしい湧き水(350㍉㍑ペットボトル1 本)をセットで限定100人にプレゼントする記念イベントも実施する予定だ。

「るるぶ」からサウナのガイドブック販売 首都圏37施設を紹介(JTBパブリッシング)

2021年8月27日(金) 配信

表紙は、タナカカツキ先生のイラスト

 JTBパブリッシング(今井敏行社長)はこのほど、サウナ施設の情報に特化した「るるぶサ活 首都圏サウナガイド」を売り出した。最新のサウナをはじめ、定番のサウナ、聖地と呼ばれるサウナなどさまざまなサウナを掲載し、サウナファンの施設選びをサポートする。

 首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)と静岡県にある37(サウナ)施設について、写真と詳細なデータで紹介している。表紙は、ドラマ化もされたマンガ「サ道」の作者・タナカカツキ先生がイラストを描き下ろした。特集ページでは、「サウナ大使」としても知られるタナカカツキ先生へのインタビューも掲載している。

 定価は1320円(税込)で、全国の書店やネット書店で購入できる。

タナカカツキ先生へのインタビューも掲載

福井県観光連盟 観光地域マネ決定 「稼ぐ」地域づくり推進

2021年8月27日(金) 配信

佐竹正範氏

 福井県観光連盟はこのほど、全国公募していた「観光地域づくりマネージャー」に、地元福井県あわら市出身で、民間シンクタンク紀尾井町戦略研究所の上席コンサルタントを務める佐竹正範氏が就任したと発表した。着任日は8月2日。

 同マネージャーは、2024年春の北陸新幹線福井・敦賀開業に向け、民間プレーヤーの発掘や観光資源の磨き上げなどにより、観光で「稼ぐ」地域づくりを推進し、福井県の観光振興の旗振り役を担う。転職サイト「ビズリーチ」において4月20日から5月17日まで公募し、応募総数654人のなかから同氏を選んだ。

 佐竹氏は、2000年からヤフーに勤務し、広報やブランドマーケティングなどを担当。東日本大震災以降は地方創生プロデューサーを務めた。16年からは北海道・美瑛町において「丘のまちびえいDMO」を立ち上げ、CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)として観光地域づくりに従事してきた。また、15年からは、内閣府などが後援する「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」実行委員会の幹事長を務め、その一環として地域商社協議会を運営している。

JATA、オンライントラベルマート開催へ 実施概要のWeb説明会は9月7日実施

2021年8月26日(木) 配信

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 日本旅行業協会(JATA、菊間潤吾会長)はこのほど、アウトバウンド再開に向けた準備として、各国大使館や観光局、旅行会社などを対象とした「第2回 JATA Online Travel Mart ~Getting Ready to Restart Tourism~」を11月に開催することを決めた。

 これに先立ち、実施概要のオンライン説明会を9月7日(火)に実施する。セラー(観光局・大使館、航空会社)向けは同日午後1時~2時30分に、バイヤー(旅行会社)向けは午後3時30分~5時に行う。いずれも参加には事前登録が必要となる。

 登録方法など、詳細は案内を参照のこと。

変なホテル、仙台にオープン 東北エリアへ初進出

2021年8月26日(木) 配信

光のホログラムチェックインの技術で映し出された恐竜や侍などがチェックイン業務を担う

 HISホテルホールディングス(岩間雄二社長)は9月1日(水)、「変なホテル仙台 国分町」をオープンする。同ホテルは日本国内外あわせて20軒目。変なホテルの東北エリア進出は初めて。

 変なホテル仙台 国分町は、エントランスからロビーまで仙台の歴史と祭りのにぎやかさをイメージしたプロジェクションマッピングで彩る。フロントには、壁面に映像を投影する技術「光のホログラムチェックイン」を取り入れた。映し出された侍や恐竜、忍者などがチェックインに携わる。

 環境保護の観点から、館内着やアメニティ類は客室に置かない。利用客は「アメニティバー」から部屋に持ち込む。全客室には、スーツやコートなどのウイルスやしわ、匂いを抑える衣類クリーニングマシン「LG スタイラー」を設置している。

 ホテル1 階には、レストラン「HACHI」の系列店「MAGO HACHI KITCHEN」が入居し、“ホテルオリジナル朝食セット”を用意する。また、「HACHI」でも人気のナポリタンやオムライス、カリーライスなども提供する。

 アクセスは仙台市営地下鉄の広瀬通駅から徒歩約1分、JR仙台駅から徒歩約15 分。1泊1人当たりの料金は、デラックスツインが9350円から。ツインルームは7650円から。ダブルルームは7226円から。いずれも税・サ込。

名阪近鉄旅行、バス座席生地を使ったトートバッグを限定発売

2021年8月26日(木) 配信

シートモケットバッグ

 名阪近鉄旅行(田端英明社長、名古屋市中村区)はこのほど、名阪近鉄バスが運行する高速路線バスと同じシート生地で仕上げた「シートモケットバッグ」を50個限定で売り出した。新車の発注が少ない現状から、バスのシート生地メーカーでもある「住江織物」の協力を得て、希少な名阪近鉄バスオリジナルバッグの発売が実現した。

 モケットとは、バスなどのシートに使われる特殊な生地。パイルの柔らかい風合いを持ちつつ、織物の中では最強の摩耗強度を兼ね備えた特殊織物という。今回のバッグに使われているのは、名阪近鉄バスの高速バス(Jバスハイエンドシート)に使用されているジャカードモケット。「名神ハイウェイバス」「にしみのライナー」のシートに現在使用されている生地と同様のもの。

高速バスのハイエンドシートと同じ生地を使用

 バッグはすべて職人が一点ずつ手縫いで仕上げるハンドメイド。肩掛けできる長めのストラップかつA4サイズも入る大容量で、内側に便利なファスナーポケット付き。

 価格は1万1000円(税・送料込み)、北海道や東北、中国、四国、九州、沖縄、離島への発送には追加送料が掛かる。別途代引き手数料あり。

 購入申し込みは、名阪近鉄旅行Webサイト内の注文フォームから。

世界の絶景写真で脳トレ&癒しを 「絶景写真でまちがい探し」シリーズ第2弾を販売(JTBパブリッシング)

2021年8月26日(木) 配信

第2弾の題材は「世界の絶景」

 JTBパブリッシング(今井敏行社長)はこのほど、世界50カ国の絶景写真を題材にした間違い探し本「癒やされながら脳力アップ!絶景写真でまちがい探し 世界の絶景編」を売り出した。日本編に続く「絶景写真でまちがい探し」のシリーズ第2弾として、世界の美景を楽しむ機会を提供する。

 同書は、左右の写真を見比べながら5つの間違いを探す簡単なルールで、老若男女問わず楽しむことができる。写真は、欧州の美しい建造物や、アジアの歴史的な遺跡、南米の自然美などがオールカラーで掲載されている。

間違い探しの一例

 コロナ禍により自宅での時間が増えるなか、間違い探しによって脳を活性化し、世界各地の美しい景色を眺めることでヒーリング効果が期待できるという。脳科学者の篠原菊紀氏は「美しい旅の写真を使った間違い探しは、脳トレと癒やしとしておすすめ」とコメントしている。

 定価は1100円(税込)で、全国の書店やネット書店で購入できる。