2022年7月27日(水) 配信

2022年7月27日(水) 配信
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秩父まちづくり(藤原岳史代表、埼玉県秩父市)は8月5日(金)、「NIPPONIA秩父 門前町」を開業する。秩父エリアにおける古民家活用事業の第1期事業。西武秩父駅周辺の古民家3棟を改修した全8室の分散型宿泊施設。宿泊客以外も利用可能なレストランとカフェも併設する。
マル十薬局を改修した「MARUJU棟」と「小池煙草店(登録有形文化財)」と「宮谷家(同店に併設)」を改修した「KOIKE・MIYATANI棟」からなる同施設。
フロント機能がある「MARUJU棟」には、2つの蔵、離れ、母屋の5部屋を用意。併設のレストランでは、秩父の食材、郷土食、フランス料理らしいエッセンスやテクニックをふんだんに盛り込んだ創作フレンチを昼はプリフィックススタイル、夜はコース料理で提供する。
一方、「KOIKE・MIYATANI棟」には3タイプの客室に加え、煙草店1階を改修したカフェを設ける。また同施設では今後、人力車での秩父散策など、さまざまな体験プログラムも提供する予定だ。
分散型宿泊施設を開業する秩父まちづくりは、西武リアルティソリューションズ(齊藤朝秀社長、東京都豊島区)と秩父地域おもてなし観光公社 (北堀篤会長、埼玉県秩父市)、NOTE(藤原岳史社長、兵庫県丹波篠山市)、三井住友ファイナンスリース (SMFL、橘正喜社長、東京都千代田区)の 4 社で共同出資により設立された。
西武リアルティソリューションズは事業全体の支援や西武グループとの連携、情報発信を行う。秩父地域おもてなし観光公社は施設の運営サポートや、地域との調整、情報の発信、NOTEは古民家を核としたエリア計画策定や開発支援を実施。また、SMFLはファイナンスのアレンジメントを担っており、地域との関係性が強い秩父地域おもてなし観光公社が主体となり秩父市の支援も受けながら、古民家再生ホテルの整備など地域の活性化を進めている。
7月26日には、関係者が一堂に会し開業セレモニーが行われた。西武グループを代表し登壇した西武ホールディングスの後藤高志社長は「西武グループとして初めて古民家再生ホテル事業に参入する。さまざまな価値、行動変容が行われる現在において、古き良き資産に注目し、さらに磨きをかけ、秩父のさらなる魅力向上に取り組んでいきたい」との考えを示した。
NOTEの藤原社長は「滞在される方に観ていただきたいのは秩父そのものの歴史や暮らし、文化。住んでいると錯覚するような滞在とを通じ、ここにしかない暮らしや文化を身体に染み込ませていただけるような宿をつくることが大切。このプロジェクトは秩父における新しい観光まちづくりのスタート。秩父に住んでいただけるような事業に(育てていきたい)」と力を込めた。
秩父市の北堀篤市長は「今回の古民家再生事業は、秩父地域にとって意義ある取り組み。行政としても、地域活性に資する取り組みになるよう支援、連携していく」との期待感を示した。
2022年7月27日(水) 配信
東京臨海副都心エリアで8月6日(土)から、お台場にゆかりのあるテレビアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のモデル地を巡るバスツアー「TOKIMEKI♪ODAIBA BUS ~With You~」が始まる。
「ニジガク」のモデル地を2階建てのオープントップバスで巡るルートは、街中ルート(8月6~20日)、ゲートブリッジルート(8月21日~9月4日)、レインボーブリッジルート(運行期間:9月5日~19日)の3つを作成。
車内では「高咲 侑」役の声優矢野妃菜喜さんをはじめとする全メンバーによる録り下ろし。車内アナウンスを通じ、作品にちなんだエピソードや観光案内を実施。バスは、TVアニメ「ニジガク」2期のメンバー13名がデザインされたラッピングバスになっており、同ツアーのためだけに作成した乗車記念グッズのクリアファイルや、旅のしおり、紙チケットも配布する。
料金は、2階屋根付きS席が3300円(税込)、2階屋根無しA席が3000円(税込)、所要時間は各ルート約35分。
お台場の周辺施設と連携した描き下ろしたイラストを使用した紙うちわのプレゼントや、お台場SKYツーリストインフォメーションなどでのオリジナルグッズを販売。
さらに、地図アプリ「ここ地図」内のアンケート回答者には、日本科学未来館やヒルトン東京お台場などの対象施設内店舗で使えるデジタルクーポンをプレゼントする。
同バスツアーはモビリティを軸にアニメツーリズムを活用した誘客、周遊及び購買促進に向けた取り組みで、クオラス、ナビタイムジャパン、バンダイナムコフィルムワークス、日の丸自動車興業の4社が行う。
2022年7月27日(水) 配信
国鉄網走線は1910(明治43)年に開業し、その後、国鉄池北線(池田―北見間)として分離し、JR北海道、第三セクター「北海道ちほく高原鉄道(ふるさと銀河線)」へと承継され運行してきましたが、2006年4月に全線廃線となり、96年に鉄道の歴史に終止符が打たれました。
しかし、この廃止が原動力となって、陸別町では再生の道を考えました。これが今の観光鉄道動態保存「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」です。
廃線日の最終運行後、使用されていたディーゼル車両6両、排雪モーターカー2台、保線作業車、バラスト散布車、トロッコなどが陸別駅構内に集結しました。しかし、町民からは「税金の無駄遣い」「負の財産だ」「素人では無理」などの声がありましたが、動態保存を実現化するため陸別町商工会は、全国の鉄道先進地調査や鉄道事業法に基づかない営業方法、地元への経済効果はどうかなどを研究し、08年4月20日に乗車体験、運転体験、トロッコ運行のできる観光鉄道として営業を開始しました。
りくべつ鉄道の財産は、陸別町がすべてを所有しておりますが、運営主体である陸別町商工会は、これらすべてを借受けし財産の維持管理と運営をしています。窓口運行事務はまちづくり会社「㈱りくべつ 鉄道事業部」に委託してます。
廃線当時は池北間140㌔の線路がありましたが、今では陸別から分線までの5・7㌔だけが残っており、この残された構外鉄道遺産を有効活用するため、開業4年後に構外延伸第1弾として1・6㌔先まで運転体験のできる「銀河コース」を開設。20年に「新銀河コース(2・8㌔)」、21年に陸別駅―分線駅までの1駅区間が運転可能な「分線コース(5・7㌔)」として順次延伸開業しました。これにより、運転体験者のリピーターはさらに増え、運転体験者の回数木製板を駅窓口に掲示していますが150回を超えている方もおられます。また、構内では家族、友人などで楽しめるトロッコ周回コースや北海道最古の転車台などがあり「てつどう公園」として自由に見学もできます。
陸別町は、林業のまち、酪農のまち、日本一寒い町、星の美しい町が自慢ですが、ここに新たな観光資源として「りくべつ鉄道」が加わってからは訪れる観光客は年間6万人から多い年で20万人へと増加しました。
また、本施設は「りくべつ道の駅」にあり観光客が増えたことで陸別の特産品開発にも力が入り(オリジナル鉄道グッズやしばれ君つららちゃん饅頭など)駅構内物産館での販売品の種類も増えました。町内飲食店などで利用できる「うまいもの割引クーポン」の発行や運転体験を2日以上連続申込みされた方へ宿泊サービスする「銀河コースパックセット」など、滞在型観光を推進する取り組みで町への経済効果も上がっております。
昨年線路の終点分線駅に「分線車両庫」と「分線ホーム」を設置いたしました。この場所を活用して今年9月から新たに「排雪モーターカーの操作運転体験」が加わり、次年度以降は分線からさらに北へ線路を敷設延伸しトロッコなど運行することも可能です。鉄道遺産を観光資源とした、りくべつ鉄道の活用への道(路線)はまだまだ続きます。
2022年7月26日(火) 配信
日本政府観光局(JNTO、清野智理事長)は7月26日(火)に開いた会見で、9月のツーリズムEXPOジャパン2022と同時開催の「VISIT JAPANトラベル&MICEマート2022」の概要を説明した。9月22(木)~24日(土)の商談会では、海外バイヤーが約220社、国内セラーが220団体・社以上がハイブリッド方式で商談を行う。このうち、海外バイヤー約50人はリアルで参加予定。
3年ぶりに開かれる同イベントでは、海外の旅行会社へ、商談会や視察旅行を通じて訪日旅行商品の造成と販売の促進をはかる。
9月24(土)~26日(月)(または27日)には、ファムトリップを実施。今大会のテーマでもあるサステナブル・ツーリズムを体験できるツアーとして6コースを用意した。JNTOは、「山形コースの『山伏修行体験』や新潟コースの『大地の芸術祭』など、高付加価値コンテンツを備えたコースが、バイヤーの人気を集めている」と説明した。
また、JNTOでは、訪日観光客の受入再開に対する告知と誘客プロモーションを行う。
中山理映子理事は、訪日旅行を検討する旅行者の声として、「FIT(海外個人旅行)が再開するまでは訪日旅行を見送るといった意見もある」と明かした。
現在、添乗員付きパッケージツアーという団体旅行に限定されている訪日旅行について、個人観光客の受入再開時には紙面広告を展開し、全面再開をアピールする。
全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)、と連携し、早期の回復が見込まれる訪日経験者を対象に共同広告を展開する。加えて、誘客促進とインバウンド再開の前提となる訪日航空路線の回復を後押しする。
MICE市場ではオンライン会議の普及でコロナ後もハイブリッド会議が定着することが想定されている。JNTOでは、「リアルでなければ得られない交流や体験を、現地参加者に提供する必要がある」との考えを示した。
2022年7月26日(火) 配信
常陸観光バス(梶山昭彦社長、茨城県常陸太田市)と、関係会社の常陸観光(同社長、同所)は6月29日(水)、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は2社合計で約2億4800万円。
常陸観光バスは1994(平成6)年9月に設立した旅客自動車運送業者。大型・中型バスや、マイクロバスなど約25台を保有し、観光バスやスクールバスの運行や冠婚葬祭の送迎などを手掛けていた。
しかし、近年は新型コロナの影響で旅客輸送の需要が激減。燃料価格の高騰も重なり、業績が悪化していた。借入金負担も重く、資金繰りが悪化するなか、コロナ融資を活用してしのいでいたが、先行きの見通しが立たなくなったことから、2021年10月31日までに事業を停止していた。
常陸観光は、1989(平成元)年7月に設立。日帰り温泉ツアーなど自社オリジナルツアーの企画・販売や、他者企画旅行商品の代理販売などを行っていたが、常陸観光バスに連鎖するかたちとなった。
負債は常陸観光バスが約2億700万円、常陸観光が約4100万円。
2022年7月25日(月) 配信
湘南モノレール(小川貴司社長、神奈川県鎌倉市)は7月23日(土)から、沿線を舞台とした映画 「今夜、世界からこの恋が消えても 」とのタイアップ企画を始めた。
9月21日(水)まで、映画キービジュアルを、湘南モノレール5605編成(湘南グリーンライン)の車体にラッピングし、ヘッドマークを装着して運行する。
また、映画ロケ地である西鎌倉駅の駅名標を、同映画の仕様に変更。
コラボレーショングッズとして、映画タイトルロゴをデザインした西鎌倉駅D型硬券入場券を1000枚限定で販売する。販売場所は、湘南モノレール大船駅、発売日時は8月5日(金)の午前10時。入場券は、1人2枚まで購入できる。
2022年7月25日(月)配信♯旬刊旅行新聞♯ホテルメトロポリタン エドモント♯新幹線
ホテルメトロポリタン エドモント(東京都千代田区)は12月31日(土)まで、新幹線YEAR 2022記念ルーム宿泊プランを展開している。
4人まで利用可能なファミリールームの壁や窓を、JR東日本が運行する東北新幹線、山形新幹線、北陸新幹線、上越新幹線をモチーフにした大迫力のデザインでデコレーションした客室に宿泊できるプラン。オリジナル新幹線ステッカーや新幹線ブロックなどの特典、客室内に隠れている新幹線クイズに答えて景品を見つける室内参加型イベントなども用意している。
ホテルロビーに設置しているE5系新幹線シミュレータで、新幹線の運転士になりきっての走行シミュレーションも楽しめる。
プランは1日2室限定で、料金は1室2人利用1万4100円~、 3人利用1万1600円~ 、4人利用1万300円~(1泊朝食付き、消費税・サービス料含む)。新幹線運転シミュレータは、1室25分間楽しむことができる。
新幹線運転シミュレータはE5系新幹線の実車同様のモックアップ(全長約370㌢×幅約240㌢の模型)で、鉄道の営業運転で日本最速となる時速320㌔の走行を体験できる。
同シミュレータは、2014~17年にドイツ、マレーシア、シンガポール、インド、アメリカなど世界各地で、日本の車両や鉄道システムのトップセールスにも使用されたもので、日本で一般公開されるのは今回が初めて。。
ホテルメトロポリタン エドモントでは同シミュレータを23年3月31日まで設置しており、新幹線YEAR 2022記念ルーム宿泊プランのほか、体験付きの宿泊プランやランチプランなどを展開している。
2022年7月25日(月 ) 配信
屋形船晴海屋は「浮かぶ料亭」をコンセプトに、吟味した食材をふんだんに使った会席料理と水上からの東京の絶景、そして江戸の粋なおもてなしで日常を少しだけ離れ特別な時間を彩ります。
20人からご利用いただける貸切船は定員144人、日本最大級の屋形船「白鷺」を使用していますので、団体で利用されてもゆったりとお寛ぎいただけます。
料金はお1人様2時間30分、1万1000円から、予算に応じて料理のアレンジも可能です。また、外国人観光客の受け入れ再開に合わせ、ベジタリアンの方向けのメニューを用意するなど、外国からのお客様への対応にも注力しております。
2022年7月25日(月) 配信
「やまさ海運」は、軍艦島(正式名称=端島)の周遊、上陸クルーズを運航しています。
世界遺産にも認定されている軍艦島の上陸ツアーは、日本最古の7階建て鉄筋コンクリート造りの高層アパートの外観や、浴場があった組合事務所などをガイドの案内を聞きながら見学できる人気のクルーズツアーです。
「潜伏キリシタン」と、「明治日本の産業革命遺産」、2つの世界遺産を有する長崎県。両世界遺産へのアクセスが便利な「三池島原ライン」も運航しています。高速双胴旅客船で福岡県大牟田市と長崎県島原市を約50分で結びます。
「長崎の歴史探訪の旅を、船でお楽しみください」。
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