志摩スペイン村 ハロウィーンフェス 10月まで限定グルメ用意

2023年9月11日(月) 配信

ハロウィーン限定フォトスポット

 志摩スペイン村(三重県志摩市)は10月31日まで、ハロウィーン限定のフォトスポットやグルメが楽しめる「ハロウィーンフィエスタ」を実施している。

 期間中は、高さ4㍍のオバケカボチャのモニュメント「モンスターパンプキン」や、不思議な形をしたブロックを、特定の角度から撮影することで「HALLOWEEN」の文字が浮かび上がる「ワンダーフォトブロック」など園内各所にフォトスポットが登場する。

 10月7―29日までの土日祝日と10月31日には、ハロウィーン衣装に身を包んだハロウィーンキャストとの記念撮影が楽しめる「ハロウィーングリーティング」も実施する。小学生以下の子供には、「オラ!トリック オア トリート!」の合言葉で菓子をプレゼントする。シベレス広場を会場に1日2回行う。

 また、園内レストランでは、おばけやジャックオーランタンなどをモチーフにしたハロウィーン限定メニューが勢ぞろい。ホテル志摩スペイン村でも、ハロウィーンをテーマにしたお洒落なランチを提供する。園内ショップでは、ハロウィーンコスチュームに身を包んだキャラクターデザインの菓子などを販売する。

栃木県宣伝隊 アンテナショップPR 「関西でも栃木の魅力を」

2023年9月11日(月) 配信

栃木県マスコットキャラ「とちまるくん」もPRに駆け付けた

 栃木県の観光宣伝隊が8月22日、本紙関西支社を訪れ、翌23日から、あべのハルカス(大阪府大阪市)で開かれた期間限定アンテナショップや、県内の見どころなどをアピールした。

 来社したのは、とちぎおもてなしメイツの角田絵理華さんと、栃木県観光交流課観光プロモーション班の黒子貴彦係長と菊地康裕さん、栃木県大阪センターの安野佑紀主査の4人。

 栃木県では、関西圏において県内特産品の魅力を発信するべく、2021年から期間限定アンテナショップを開いている。今回は8月23日から29日まで、あべのハルカス近鉄本店2階「ウエルカムガレリア」で、期間限定アンテナショップ「いいね! 夏の栃木 スペシャル7デイズ!」をオープンした。

 期間中は、宇都宮餃子や地ビール、佐野らーめん、工芸品など、関西では普段、なかなか手に入らない特産品約80品目を販売。栃木県産米粉を使った米粉ピザや、生乳生産量が北海道に次いで全国第2位を誇る「ミルクの国とちぎ」ならではの県産牛乳を使ったミルクパンも限定販売した。

 角田さんは、「県内には、日光や那須以外にも、かつての宿場町の風情や舟運で栄えた歴史を物語る黒塗りの見世蔵や白壁の土蔵が連なる“蔵の街”栃木市など、見どころは豊富。アンテナショップをきっかけに、関西圏の若い人たちにも、もっと栃木県の魅力を知ってもらえたら」と話した。

【塩野 俊誉】

「津田令子のにっぽん風土記(101)」「安曇野暮らしツーリズム」を掲げて(後編)~長野県安曇野市編 ~

2023年9月10日(日) 配信

美しい冬の安曇野の風景
安曇野市商工観光スポーツ部観光課長 下里 強さん

 かつて日本を代表する3人の巨匠(東山魁夷、川端康成、井上靖)は長峰山(標高933㍍)に集い、“残したい 静けさ 美しさ”と感嘆したと言われているが、文人墨客だけではなく、これまで多くの人々を虜にしてきた安曇野。この地には人をひきつける風景が当たり前のように散りばめられている。

 

 安曇野市の観光振興ビジョンには、「安曇野暮らしツーリズム」を基本理念に、来訪者との関わりを通じ市民や観光事業者も当地の良さを再認識し、地域を磨き上げ、観光地としてブランド向上をはかっていくことと書かれている。

 

 「観光で訪れ、最終的に移住につながった方からは、『会いたいと思う魅力的な人との交流がきっかけ』だと聞いています。まず安曇野で暮らすように旅をしていただくことで『暮らしツーリズム』を体感していただきたい」と長年安曇野市で観光を担当してきた下里課長はおっしゃる。

 

 最近とくに女性からの支持が高い理由を、「最大の魅力である北アルプスを眺めながらのどかな田園地帯の心地よさを感じつつ、点在する隠れ家のようなカフェやショップの中からお気に入りのお店や場所を見つけたり、自分だけの時間を過ごせたり、リフレッシュできるまさに暮らすように旅をすることができることではないでしょうか」と分析する。

 

 秋も魅力的なイベントが目白押しだ。なかでも女子注目の安曇野の味めぐりが楽しめる、恒例の「安曇野やさいスイーツフェア」は10月開催予定だ。市内の菓子店や飲食店などが地産地消にこだわり、野菜を使った新作のスイーツを作るもので、「安曇野やさいスイーツプロジェクト」と銘打っている。14回目の今年のテーマは「夏秋イチゴ」。加盟する店のセンスと技がキラリと光る一品を味わいながら、街を歩き、綺麗な景色も楽しめる。

 

 下里さんは地元の八幡宮の祭りで小学生にお囃子を教えている。ご自身も小学生のときにお囃子をやるようになり、学生時代から指導を始め、40年近くになる。「譜面もなく、子供たちの手で連綿と引き継いできたお囃子は地域の宝。近年は少子化で継承が難しくなっていますが、次世代につなげられるよう頑張りたい」と明日の安曇野を担う人材育成にも力を入れている。

 

 「朝が美しい街・安曇野で、朝焼けの3000㍍級の山々を眺めて驚嘆したり、北アルプスを映し出す田園風景に感動したり、心を揺さぶり続ける安曇野で暮らしてみてはいかがでしょうか」と話す。

 

津田 令子 氏

 社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。

〈観光最前線〉海外旅行 不安は食

2023年9月9日(土) 配信

某映画のラストに出てくるリンカーン大統領の像も強く印象に(写真はイメージ)

 10代のころ、異文化に触れたくなりアメリカに1週間ほど滞在した。

 日本より大きな博物館、フードコートまである大学の図書館、見るものすべてが新鮮で毎日が刺激的だった。

 が、食事だけはとてもつらかった。甘いだけのパンケーキや塩コショウの味しかしない肉など。なかには、これはおいしいなというモノもあったが、もう二度と海外旅行はしないと日本から持ち込んだカップみそ汁を飲みながら心に誓った。

 それからしばらく、海外に出掛けたくなりパスポートを取り直した。台湾では日本統治時代に建てられた西洋建築がいまだに現役だと聞いて、どうしても見てみたくなったのが理由。不安なのは食。

 果たして美味しいグルメは楽しめるのか。不安しかないが、覚悟を決めて台湾に出掛けることを決めた。

ウェブサイト「倉敷リトリート」公開 倉敷市の深呼吸できる場所発信

2023年9月8日(金) 配信

倉敷市5エリアのビジョン広告

 岡山県倉敷市や倉敷観光コンベンションビューローなどで組織する倉敷市観光情報発信協議会(安達壽延代表)は9月1日(金)、同市の新たな魅力を発信する特設ウェブサイト「倉敷リトリート」を公開した。

 心身をリラックスさせることを目的とした「リトリート旅」が注目を集めるなか、市内を倉敷、児島、水島、玉島、真備・船穂の5エリアに分け、それぞれのリトリートスポットを発信している。

 「深く、吸い込む。」をキャッチコピーに、県在住の写真家が撮り下ろした風景写真を全面に使った広告も作成し、9月10日(日)まで、大阪駅(大阪府大阪市)や京都駅(京都府京都市)、三ノ宮駅(兵庫県神戸市)などでビジョン広告として掲出している。

直島新美術館(仮称)25年春開館へ 安藤忠雄氏が設計 交流・連携の拠点に

2023年9月8日(金) 配信

直島新美術館(仮称)のイメージ図 ©Tadao Ando Architect & Associates

 福武財団(福武英明理事長、香川県・直島町)は2025年春、同町本村地区近くの高台に、「直島新美術館(仮称)」を開館する。

 世界的建築家・安藤忠雄氏が設計を手掛ける。同財団とベネッセホールディングス(小林仁社長、岡山県岡山市)が展開する「ベネッセアートサイト直島」において、10番目の安藤氏設計のアート施設となる。

 新美術館は地下2階、地上1階建て。延床面積は約3176平方㍍。外観は丘の稜線をゆるやかにつなぐような大きな屋根が特徴だ。館内はトップライトから自然光が入る階段室が地上から地下まで直線状に続き、階段の両側には4つのギャラリーを設置する。地上フロアの北側にカフェを設け、テラスからは瀬戸内海の景観を望む。

 日本を含めアジア地域のアーティストによる社会や環境、時代に対する独自の批評精神を感じさせる作品を中心に展示・収集する。企画展示やトーク、ワークショップなど、幅広い活動にも取り組み、島内外の人々の交流・連携の場を目指す。

「YOKOSUKA軍港めぐり」運航開始15周年 トライアングルがレセプションパーティー開く

2023年9月8日(金) 配信

鈴木隆裕社長

 トライアングル(鈴木隆裕社長、神奈川県横須賀市)は9月6日(水)、市内で「YOKOSUKA軍港めぐり」運航開始15周年のレセプションパーティーを開いた。

 鈴木社長は「軍港めぐりに26万人、猿島航路に23万人、浦賀の渡しに4万人、年間約50万人の方の横須賀市にお越しいただいている。この人の流れを広域に広げ、感謝と責任を持って観光に特化した地域商社を目指し、広域観光に取り組んでいく」と決意表明した。

 来賓の上条浩横須賀市副市長は、「年間約50万人集めるコンテンツを作るのは難しいこと。それがあるから、観光に従事する人も増え、経済も活性化された。広域観光への取り組みも期待しているし、我われも応援していきます」とコメント。

 横須賀地方総監部幕僚長の國見泰寛海将補は「軍港めぐりで海自のことを知り、ファンになりましたという声をたくさんいただいている。効果的な広報をしていただいていることに感謝しています」と謝意を述べた。

案内人全員が登壇

 会の最後には大友渉氏が9人の案内人を代表し、「10年、15年と進化していけるよう、我われも精進していきます」と宣言した。

水上比弥広報企画課長らが案内人に

 また会に先駆け同社は、「YOKOSUKA軍港〝逆〟めぐりクルーズ」、「W案内⼈クルーズ」、「15周年ありがとう!サンクスクルーズ」の3つの特別クルーズも実施した。「15周年ありがとう!サンクスクルーズ」では、秋澤智信専務、岩澤博文営業企画課長、水上比弥広報企画課長の3人が数年ぶりに案内人となり、停泊する艦船の解説、広島県呉市、長崎県佐世保市、京都府舞鶴市の軍港クルーズの紹介などを行った。 

猿島航路再開30周年へ プレ企画を展開

 レセプションパーティでは、同社が運航する猿島航路の運行再開30週年に向けてのプレ記念プロジェクトの概要も発表された。

 プレ企画は①市民参加型新造旅客船の建造②猿島公園のUIデザイン③三笠ターミナルのリニューアル4三浦半島広域観光ガイド(仮)――の4つからなる。猿島航路専用の新造旅客船は来春竣工予定で、船名は市民に公募し決定。今年の10~11月に横須賀市内で消費されたアルミ缶をリサイクルし、造形職人に船のキービジュアルとなるオブジェを制作してもらう。

 三浦半島の広域ガイドの育成は、JTBと進めている「教育旅行の聖地化」に向けたもので、ガイド組織を法人化させる考えも示した。

水上観光の魅力発信ー日本全国船めぐりー 日米の艦船を間近で(トライアングル・神奈川県横須賀市)

2023年9月8日(金) 配信

日々変わる港の景色を楽しもう

 トライアングル(神奈川県横須賀市)が運航する「YOKOSUKA軍港めぐり」が9月、運航開始から15周年の節目を迎える。

 海上自衛隊の護衛艦や潜水艦、アメリカ海軍のイージス艦や空母など、多彩な艦船を見ることができる約45分の船旅。日米の艦船を間近で見ることができるのは、ここだけ。

 日々変化する港の風景や停泊する艦船を生解説する案内人のトークも、軍港めぐりの面白さを引き立たせてくれる。

 横須賀は1945年まで広島県呉市、長崎県佐世保市、京都府舞鶴市とともに旧日本海軍の鎮守府が置かれていたまちで、日本遺産に認定されている。各市でそれぞれ特徴が異なる軍港クルーズが行われているので、周遊してみるのもおすすめ。

 10月には横須賀市内でご当地クルーズサミットを共同で開催するなど4市連携の取り組みも盛んで、コースカベイサイドストアーズ内の汐入ターミナルでは、各市の軍港土産が購入できる。

瀬戸市に焼き物の体験施設「STUDIO 894」が開業 

2023年9月8日(金) 配信

STUDIO 894(スタジオヤクシ)

 中外陶園(鈴木康浩社長、愛知県瀬戸市)は9月7日(木)、瀬戸市薬師町に焼き物体験型複合施設「STUDIO 894(スタジオヤクシ)」を開業した。

 瀬戸焼きは「日本六古窯」の1つで、1000年以上の歴史がある。瀬戸市は中世から現在まで焼き物作りが続く、日本屈指の生産地。「STUDIO 894」は瀬戸焼きの魅力を発信し、新たな価値を提案していく。

 同施設は「体験する」「鑑賞する」「憩う」をテーマに、絵付け体験ができるワークショップスペースや、ギャラリー、瀬戸の器で提供するコーヒースタンドなどで構成。施設がコミュニケーションの場となり、地域の賑わいを創出することを目指す。

 営業時間は午前10時から午後5時まで。定休日は火曜日と年末年始。

9月9日から「大関ヶ原祭2023」 東西対決、舞台は岐阜関ヶ原

2023年9月8日(金) 配信

戦国ファン必見のイベント

 岐阜県は9月9日(土)から10月15日(日)まで、関ヶ原町の関ヶ原古戦場一体を会場に、戦国時代や武将の魅力を発信するイベント「『大関ヶ原祭2023』~東西対決、舞台は岐阜関ヶ原~」を開く。3年ぶりの開催となった昨年は、約5万人が訪れた人気のイベント。今年は開催規模を拡大し、さまざまなイベントを用意する。

 オープニングイベントは、9月9日の夜に開く「関ヶ原ナイト」。夜の関ケ原古戦場を舞台に、竹下景子さんの朗読のもと、岐阜県出身の声楽家・城宏憲さんらによるオペラ詠唱などとともに関ケ原の戦いを描く。このほか、午後5時からキッチンカーなどが出店する「関ヶ原夜市」も開催する。

 10月14日(土)、15日(日)は「大関ヶ原祭2023メインイベント」を開く。著名な歴史研究家らによる講演や、俳優・溝端淳平氏による関ヶ原スペシャルトークなどを企画する。

 イベントの詳細や参加者事前予約の申し込みなどは「大関ヶ原祭2023」公式ホームページから。