ラグーナテンボス、トミカ・プラレールフェス開催 巨大ジオラマや記念品など販売

2025年5月27日(火) 配信

イベントのイメージ

 ラグーナテンボス(小寺康弘社長、愛知県蒲郡市)は7月12日(土)から、運営するテーマパーク「ラグナシア」でトミカ・プラレールフェスティバル in ラグーナテンボスを開催する。

  同イベントではトミカとプラレールの巨大ジオラマをはじめ、大きなプラレールとの記念撮影コーナープラレールの車両基地や、好きな車種と色のパーツを組み合わせることができるトミカ組立工場、釣り竿でトミカを釣るトミカつりなどのアトラクションを用意する。また、トミカとプラレールのイベント記念商品や雑貨なども販売する。

 入場料金については、3歳以上が500円、2歳以下は無料。なお、別途ラグナシア入園券が必要となっている。 

聖護院「秋の特別公開」2025年10月11日(土)~12月7日(日)の金・土・日・祝日 葛城灌頂会慶讃「葛城今昔―守り続けた祈りの場―」展

2025年5月27日(火) 配信

宸殿 謁見の間

 本山修験宗総本山 聖護院門跡(京都府京都市左京区)は10月11日(土)~12月7日(日)までの金・土・日・祝日に「秋の特別公開」を開催する。

 狩野派の金碧障壁画約120余画が配されている宸殿(通常非公開)と、重要文化財である書院の公開と併せて、今回は2025年9月に葛城山中で24年ぶりに執行される大法要「葛城灌頂会」を慶讃し、特別展示「葛城今昔―守り続けた祈りの場―」展を開く。

 同展では、信仰の地として守られてきた葛城山中28カ所の経塚の今と昔の展示とともに、聖護院宮と紀州徳川家とのつながりや、江戸時代に出版された当時の葛城巡拝ガイドブックである「葛嶺雑記(かつれいざっき)」の版木など、貴重な資料も公開される。

経塚の形を紹介している頁

 聖護院は、役行者を宗祖とする本山修験宗の総本山。1090(寛治4)年、白河状況の熊野御幸で護持僧を務めた増誉大僧正に、「聖体護持」から2字をとった聖護院が与えられたことに始まり、日本で最初の修験道の宗派となった。

 宮門跡として明治まで代々皇族や摂関家が門主(住職)を務め、明治維新までの37代の門主のうち、25代の門主は皇室から入寺されている。天明の大火で御所が消失した際には、光格天皇の仮皇居となったことから、「旧仮皇居」として日本で唯一の史跡に登録された格式高い寺院。

 役門正統(えんもんせいとう)である本山修験宗の総本山として、現在も多くの山伏が所属しており、それぞれ全国各地の山中などで修行を行っている。

 参拝料:大人800円、中・高・大学生600円。小学生以下無料(保護者同伴)。

東京卍リベンジャーズマイキーマートが成田空港に 描き下ろしイラストの限定グッズ販売

2025年5月27日(火) 配信

グリッター缶バッジ

 東京卍リベンジャーズマイキーマートPOP UP STOREが6月1(日)~30日(月)、成田空港第1ターミナルビル4階に期間限定でオープンする。

 東京卍リベンジャーズは、累計発行部数8000万部を突破した漫画。ショップでは、本編では描かれなかった物語「東京卍リベンジャーズ 描き下ろし新体験展 最後の世界線」の描き下ろしイラストを使用したグッズや、コミックのカバーイラストに登場するキャラクターをデザインしたグリッター缶バッジなどの限定商品を用意している。

 営業時間は午前8時~午後8時。6月1日(日)は13時に営業開始、6月30日(月)は午後5時に閉店する。

「オリオンホテルモトブリゾート&スパ」が7月、都ホテルズ&リゾーツに加盟 「ジャングリア沖縄」開業見据え

2025年5月27日(火) 配信

オリオンホテルモトブリゾート&スパ

 オリオンビール(村野一社長、沖縄県豊見城市)のグループ会社が運営する「オリオンホテルモトブリゾート&スパ」(沖縄県・本部町)は7月1日(火)から、近鉄・都ホテルズ(大矢茂伸社長、大阪府大阪市)が展開するチェーンブランド「都ホテルズ&リゾーツ」に加盟する。

 同ホテルは、今年7月に開業する「JUNGLIA OKINAWA」(ジャングリア沖縄)のオフィシャルホテル。都ホテルズ&リゾーツに加盟することにより、沖縄の魅力を楽しめる体験価値をさらに高めたい考えだ。

 オリオンビールと、近鉄・都ホテルズの親会社の近鉄グループホールディングスは2024年6月に資本業務提携を結んでおり、今後も観光レジャー分野での連携を推進していく方針。

休暇村南伊豆が「あじさいバス」を運行 下田あじさい祭に合わせ宿泊者に提供

2025年5月27日(火) 配信

あじさいの回廊 (写真提供・下田市観光協会)

 伊豆半島最南端の静岡県・南伊豆町に位置するリゾートホテル「休暇村南伊豆」は6月1日(日)から開催される、静岡県下田市の「下田あじさい祭」に合わせ、「下田公園」まで直行する「あじさいバス」を運行する。宿泊者限定で、月・水・金曜日に運行する。

 下田公園は、東京ドーム約5.5個分の広大な敷地に色とりどりの花が咲き乱れる。約15万株・300万輪のあじさいが咲き誇る人気の「下田あじさい祭」は、6月1~30日までの開催。

 「あじさいバス」は、休暇村南伊豆の宿泊者が、宿泊翌日に利用できるもの。午前10:15分発車で、送りのみ。チェックイン時にフロントで受け付ける。

令和トラベル、初の対面相談スペースをオープン オンラインで伝えきれない要望聞く

2025年5月26日(月) 配信

ラウンジのイメージ

 令和トラベル(篠塚孝哉社長、東京都渋谷区)は5月21日(水)、初の対面型旅行相談スペース「NEWTラウンジ 渋谷」(東京都渋谷区)をオープンした。オンラインで伝えきれない来店客の旅への期待や不安、こだわりを聞きながら、新しい旅行体験の実現に向けて、ホテルや航空券、日程などを提案する。

 初めての相談でも安心してリラックスしながら来店客に話してもらおうと、ラウンジ内は落ち着いた雰囲気のソファ席やカウンターを設置。NEWTラウンジ 渋谷は同社の本社内に開設された。来社は完全予約制で、NEWTアプリまたはウェブサイトを受け付けている。営業日時は毎週水曜日午後3~6時。

HIS子会社Cross EHD、共新電設工業を子会社化へ 電気や通信工事に参入へ

2025年5月26日(月) 配信

 エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)の子会社Cross Eホールディングス(松尾貴社長、長崎県佐世保市)は5月20日(火)に開催した取締役会で、共新電設工業(向史郎社長、長崎県佐世保市)の株式を取得し、完全子会社化することを決議した。成長戦略の一環として、業態の近い電気工事や電気通信工事の市場へ新たに参入する狙い。

 共新電設工業は1946年に設立。長崎県内で電気や電気通信の公共工事を多数受注してきたという。Cross Eホールディングスは事業子会社2社が廃棄物処理施設の機械設置工事やメンテナンスのほか、長崎県佐世保市のハウステンボスや公共施設の施設管理を行っている。

 取得額は4億2000万円。契約締結は9月、株式譲渡実行日は10月1日(水)を予定している。

「DMO認定ガイド育成講座」の受講者を募集 東大阪ツーリズム振興機構

2025年5月26日(月) 配信

ガイドイメージ

 大阪府東大阪市の地域DMO、東大阪ツーリズム振興機構(高橋一夫理事長)は6月8日(日)まで、有償の観光ガイドとして活躍したい人を対象に、「DMO認定ガイド育成講座」の受講者を募集している。東大阪エリアで、日本国内外からの来訪者に地域の魅力を最大限に伝えるプロガイド人材の育成を目指す。

 同機構は、和歌山県の地域DMO・紀の川フルーツ観光局や高野山麓ツーリズムビューローと連携し、DMOが認定するガイド育成制度の構築に取り組んできた。今回はその第1弾として、実施する。第1期生は受講料が通常よりも割安な特別価格で受講することができるという。

 講座では、観光案内に必要なホスピタリティ、語学、ツアー造成、旅程管理、運転講習などを体系的に学べるほか、観光庁の公的資格である「国内旅程管理主任者」の取得に対応したカリキュラムも組み込まれている。

 講座修了者は東大阪ツーリズム振興機構の認定ガイドとして登録され、東大阪市発着の観光案内プログラムを自ら企画・実施できるようになる。また認定ガイドが、ガイド業務内に含む無償運送に限り自家用車で観光客を案内することも可能とされており、より広域でのガイドを行うこともできる。

 講座の実施期間は6~8月のうち週1回程度(全8回)。対面講座、eラーニング、現座実習の3種類で実施する。定員は15人で応募多数の場合は抽選となる。外国語を母国語とする人は日本語能力試験N2以上を有すること。英語でのガイド希望者はTOEIC650点以上または英検2級以上を有すること、中国語でのガイド希望者は中国検定2級以上を有すること。受講料は、第1期生特別価格2万5000円(通常は5万5000円)。申し込みは専用フォームから。

9月に新しい宿「THE YUKAWA一條支店」開業 宮城・一條旅館

2025年5月26日(月) 配信

THE YUKAWA全景(イメージパース)

 「時音の宿 湯主一條」を営む、一條旅館(一條一平代表社員、宮城県白石市)はこのほど、2025年9月にリゾートホテル「THE YUKAWA一條支店」(宮城県白石市福岡蔵本鎌先一番)をオープンすると発表した。「心と体をリセットし、生きる活力を取り戻せる場所。」をコンセプトに、“原点回帰”をテーマに展開する。客室は全11室。

 同社は約500年前に初代が宿を開いてから、湯治場、温泉旅館、リゾートホテルへと変貌しながら「おもてなしの心」をつないできた。今回の新しいホテルの建物はすべて新築だが、新しい宿の玄関扉には、かつて白石駅前にあった宿の営業所「一條支店」の扉を再利用した。同社は「そこに流れる空気や素材、設えの一つひとつに歴史の重みとストーリーが息づいている。一條創業時の初心に立ち返り新しい価値を創り、新たな発見と感動を提供する」と意気込む。

 客室は全室テラスと温泉露天風呂付。宿にはプライベートテラスダイイングや貸切露天風呂、エステルームなどを備える。

日本旅館協会と観光庁、タップホスピタリティラボ沖縄を視察 より効率的で温かみあるサービス提供目指す

2025年5月26日(月) 配信

意見交換のようす

 日本旅館協会(桑野和泉会長)と観光庁はこのほど、ロボットや最先端IT技術を活用した宿泊事業者向けの観光サービスを開発するタップ(吉田亮一社長、東京都江東区)の次世代技術開発の総合戦略拠点「タップホスピタリティラボ沖縄」(沖縄県うるま市)を視察した。最新テクノロジーを通じたより効率的で温かみのあるサービスの提供に向けた第一歩として、議論を深めた。

 参加者は日本旅館協会の桑野会長や前田健二副会長、有本隆哉副会長、小林秀顕副会長、原洋平EC/DX委員長、山口敦史労務委員長、相原昌一郎ミライ・リョカン委員長、観光庁の鈴木貴典審議官ら29人。

 当日は清掃スタッフの補助や荷物運搬のほか、注文から提供まで自動化されたロボットや無人店舗、顔認証で開錠する客室などを見学した。その後、タップの林悦男会長を交えた意見交換会を実施。DXとホスピタリティサービスの両立に向けて、ロボット技術の導入や人材育成の方法などについての議論が行われた。

 宿泊業界で望むDX化の具体案を提示するワークショップも開催。カメラやドローンを活用した客室の点検や不満を持つ利用客に対応するロボットのほか、食器の収納までを行う食器洗浄機などが提案された。