総合通販サイト「JAL Mall」をオープン マイルの利便性向上 JAL×JALUX

2023年5月31日(水) 配信

JALグループ含め29店が出店

 日本航空(JAL、赤坂祐二社長、東京都品川区)と、JALUX(髙濱悟社長、東京都港区)は5月30日(火)、総合オンラインショッピングモール「JAL Mall」をオープンした。同モールには、ファッションや生活雑貨、家具・家電、グルメなどの幅広い分野から全29ショップ(JALグループのショップ含む)が出店。マイルを貯める、また使うこともでき、マイルの活用範囲が広がる。

 これまで個別に展開していた「JALブランドコミュニケーションストア」と「JALアグリポートオンラインショップ」の販売品は「JALショッピング」に集約。このほか、JALグループ商品は「JAL SHOP機内販売オンラインストア」、新登場の全国の旬な食材を最短当日配送する、JAL公式産地直送オンラインショップ「SORAKARA OTODOKE」で販売する。廃棄される航空機部品を活用した商品や地域産品の特集を展開するほか、新商品の開発にも積極的に取り組む。

 マイルは、JMB番号でログインして買い物すると、100円につき1マイルが貯まる。また、JALカードでの支払いで200円につき2マイル、JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入の場合には100円につき2マイルがさらに積算される。
マイルから交換して使える「JALお買いものポイント」は、1000マイル単位で1000ポイントに交換でき、1ポイント1円として利用可能だ。

 オープン記念として、JAL国内線往復航空券プレゼントやマイルアップキャンペーンなどを展開している。

 JALは約3000万人のJMB会員の顧客基盤を活用した非航空事業領域の拡大に向け、「JALマイルライフ構想」を推進。「JAL Mall」はECリテールの拡大とマイル利便性の向上に取り組んでいく。

【母娘の島根ふたり旅】~4組目~ ご縁の聖地で紡ぐ親子愛 新しい明日への活力に

2023年5月31日(水) 配信

 島根県大阪事務所が実施した、「母娘の島根ふたり旅」モニターツアーのレポートはいよいよ最終回。4組目の旅のようすとエピローグです。

 【4組目】

 お母さんの出身地である島根県に久しぶりに旅行をしたいと計画を練ったUさん母娘。島根リピーターだけに、人気の居酒屋や老舗和菓子店の新店などちょっとしたスポットも盛り込んだアクティブな旅になったようです。

足立美術館の美しい庭園に感動

行程

 朝早くに新幹線と特急で島根県入り。関西からJRで行くと東の玄関口にあたる安来市で下車して、足立美術館へ。その後は松江で堀川遊覧や和菓子でまったりとした時間を過ごしました。夜は出雲で人気の居酒屋へ。

楽しみにしていたところ

 日本一の庭園として知られる足立美術館。本当に日々どれだけ手入れをしてこの美しさを保存しているのかというくらい美しい庭園を椅子に座ってゆっくりと堪能しました。横山大観の作品も初めて間近で観て、見応えがありました。

松江で和菓子を楽しむ

おすすめスポット

 ぐるっと松江堀川めぐり。1周約50分ですが、景色を見ながらゆっくりと話しをしながら楽しめます。途中で橋をくぐるために何度も屋根が下がるので体勢を低くするなどアトラクションのような出来事も。童心にかえって2人とも楽しみました。

振り返って

 割とハードなスケジュールを組んだのですが、いつもの旅行より母が途中も帰路も元気でした。島根のパワーをもらったのだと思います。母が住んでいた頃のようすを教えてくれて新鮮でした。

今回の母娘旅を一言で

 普段の自分のままリラックスして刺激を吸収できた旅。

出雲で人気の居酒屋「ツバメヤ」

※応募動機

 母が出雲出身で、幼少期にはよく行っていた場所。自身も出産したこともあり、母との2人旅は久しくできていなかった。今一番行きたいと真っ先に思い浮かんだ島根県の魅力をたくさんの人に伝えられたらいいなと思った。

 

 

【エピローグ】

 参加いただいた4組の母娘には、移動手段や宿泊先、スポットなどを2人で話し合い、オリジナルの「しまね旅プラン」を作って実行してもらいました。

 1組目のぬのさん母娘は、いよいよ社会に旅立っていく娘が長時間レンタカーを運転している姿に、喜びと成長を感じている母の姿が目に浮かびました。

 2組目に紹介したすーみんさん母娘。予期せぬ怪我で一旦延期となった旅でしたが、懸命にリハビリに取り組んだ母に対する労いと感謝の旅。旅行中もそっと寄り添っていたであろうと、温かさが感じられる旅でした。

 3組目は娘が思春期を迎えた、はとまめさん母娘。普段は、弟にとられていた母を独り占めできて喜ぶ娘。久しぶりに手を繋いだときに見せた娘の満面の笑顔が、母にとって一番印象深いシーンだったそうです。

 最後にUさん母娘。安来駅にかかっていた「よーきてごしなったね」という出雲弁に、島根出身の母は懐かしさでいっぱいに。それに対して、もっと島根を知りたいといろいろ質問を投げかける娘。そんなエピソードにも、日頃の仲の良さをうかがい知ることができました。

道の駅「キララ多岐」のフォトスポット

 友人や同僚との旅行とはひと味違う、母と娘ふたり旅。皆さんは、どんなふたり旅をしますか?

HIS、スポーツとドローンイベント開催 7月に大倉山ジャンプ競技場で

2023年5月30日(火) 配信

イベントのチラシ

 エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)は7月8日(土)~9日(日)、大倉山ジャンプ競技場(北海道札幌市)で日中にスポーツとカルチャーを楽しめ、夜に音楽と連動したドローンによるショーを行うイベント「SKYART KIZUNA FESTIVAL2023 supported by スポカル」を開催する。観光需要の早期回復をはかる。

 スポカルは、スポーツやカルチャーに親しむことを目的としたイベント。年齢や性別、経験を問わず、手ぶらで気軽にスポーツとカルチャーを楽しめる。会場では、ヨガやスキーシュミレーター、テニス、空手、バスケットボール、和太鼓などにチャレンジすることができる。午後8時からはLEDライトを搭載した150基のドローンが音楽に合わせたショーを行う。

 料金は大人が3000円、小学生は1500円。円山公園駅から乗車できるシャトルバスの料金も含まれている。申し込みはHISのホームページまたは、ローチケで受け付けている。

 

今年のテーマは「インバウンド」 ロケツーリズム協議会今年初の会合開く

2023年5月30日(火)配信

約200人が参加

 ロケツーリズム協議会(藤崎慎一会長)は5月18日(木)、渋谷キューズ(東京都渋谷区)で今年度初の会合を開いた。

 今年度のテーマは、「インバウンド」。藤崎会長は、「自治体と企業が連携し受入体制を整えることが大切。今年は、世界に向けて発信できるエンタメ作品作りに寄与していく。そして、撮影された作品を通じ日本の魅力を発信し、インバウンドを地域に呼び込んでいく」との活動方針を示した。

17の地域、企業が制作者にPR

 1回目の会合では、17の地域、企業の担当者と48人の制作者による商談会が開かれた。ロケ地を探す制作者と、地域の魅力的なロケ地候補をPRしたい受け入れ担当者が意見交換できる貴重な機会となっており、これまでにも多くの作品のロケが決定している。今年度初の商談会には、神奈川県綾瀬市の小塩政由市長や、静岡県・西伊豆町の星野淨晋町長ら5人の首長も先頭に立ち、制作者と意見交換をはかった。

 岩手県久慈市の遠藤譲一市長は、「制作者の皆様からは、まめぶ汁や三陸鉄道など『題材になるものが多くありますね』との声をいただきました。今日の機会を次のロケの誘致につなげていきたいです」とコメント。

 岐阜県飛騨市の都竹淳也市長は、「飛騨市の魅力を違うカタチで引き出していただけるような作品に出会えればと思っている。今年も引き続き、色々な作品を受け入れていきたい」と商談会を振り返った。

 当時は、会場となった渋谷キューズでのイベントをきっかけに、6人の俳優が見学に訪れた。

 見学を終え池之上泰成氏は、「ロケを通じてそのまちへの愛着が湧くので、別の作品で使われることもうれしいですし、自分自身もまたその場所で撮影に参加したいと思います。またファンにロケ地を巡ってもらえることは、それだけ作品に熱中してもらえているということなので、こうした動きがより広がっていって欲しいと思います」と感想を語った。

サステナブルな旅行や移動を提供 西鉄旅行がSustineriと業務提携

2023年5月30日(火) 配信

取り組み第1弾としてバスツアー「バスハイクeco」を発表

 西鉄旅行(小柳和彦社長、福岡県福岡市)はこのほど、商品・サービスの脱炭素化を支援する企業、Sustineri(針生洋介社長、東京都渋谷区)と業務提携契約を結んだ。提携により、西鉄旅行が提供するツアー商品で、カーボンオフセットを利用したCO2排出量の削減を実現することができ、利用者のサステナブルな旅行や移動が可能になる。

 両者は今回の提携で、日本におけるサステナブルツーリズムの普及・浸透や、環境保護意識の高い訪日外国人旅行者に対する環境に配慮した旅行サービスの提供、国内旅行者へ環境に配慮した旅行サービスの提供・普及などを推進する。

 取り組みの第1弾として、カーボンニュートラル化に貢献するバスツアー「バスハイクeco」を発表した。「バスハイクeco」は環境に優しい旅行商品を選択可能な販売プラットフォームで、今後取り扱うツアー数は順次拡充していく予定だ。

 また、カーボンオフセットに使用するクレジットは、同社の拠点である九州で創出されたものを使用し、九州における環境貢献を後押しする。同社は「今回のカーボンニュートラル化の支援を皮切りに、環境に配慮したサービスを提供する旅行会社を目指していく」と意気込む。

JTBガイアレック、飛騨高山・下呂温泉「ON・ガス」個人プラン発売

2023年5月30日(火)配信

パンフレット表紙イメージ

 JTBガイアレック(林山智弘社長)はこのほど、岐阜県の飛騨高山・下呂温泉を巡る「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」個人向け宿泊プランを売り出した。

 ガストロノミーツーリズムとは、その土地の食材・習慣・伝統・歴史などにより育まれた「食」を楽しむことで、その土地の「食文化」に触れることを目的としたツーリズム。欧米を中心に世界各国で取り組まれているなか、日本では「温泉」と合わせた「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」を定義している。

 宿泊施設に関しては、個人旅行での移動の負担を軽減するため、高山駅・下呂駅または最寄りバス停から徒歩圏内か、送迎付き施設のみを設定。飛騨高山地区の周遊には、路線バスフリー乗車券をオプショナルプランとして設けている。

 滞在を充実させる体験メニューを提供することで、ONSEN・ガストロノミーツーリズムの醍醐味である、その土地ならではの「めぐる」「たべる」「つかる」を堪能してもらう狙いだ。

 設定期間は7月1日(土)~9月30日(土)で、出発地は首都圏と関西圏。高山・奥飛騨・下呂地区の全13施設を設定した。

みえ旅アンバサダーを募集中 「観光三重」で三重の魅力発信

2023年5月30日(火) 配信

三重好き集まれ!

 三重県観光連盟(竹谷賢一会長、三重県津市)はこのほど、三重県の観光情報サイト「観光三重」で記事を発信する「みえ旅アンバサダー」の募集を開始した。既存のユーザー目線の記事が好評なことから、新たに「アンバサダー」制度を作り、発信を強化する。

 同連盟は2021~22年、県内外の人に三重県の魅力を一般ユーザーならではの目線で発信することを目的に“みえ旅部活動”と称して、「みえ旅カメラ部」「みえ旅登山部」「みえ旅グルメ部」を立ちあげた。ユーザー目線の記事は好評で、合計で約90万PV(約140記事)を記録。これを受け、2023年は部活動の枠にとらわれない自由な情報発信や、短文記事によるSNS感覚の発信など、活動の幅を大きく広げた「みえ旅アンバサダー」を立ち上げた。

 アンバサダーは、それぞれの目線によるコンテンツ記事や動画、SNS用素材の提供などを行う。対象は三重県好きで三重県内での取材ができ、SNS発信を積極的に行っている人。プロ・アマ、居住地は問わない。応募は「観光三重」サイトの専用フォームから。

岩手県北上市が「都会の子供」(東京都江東区)に雪をプレゼント

2023年5月30日(火) 配信

雪で遊ぶ子供たち

 岩手県北上市は5月21日(日)、東京都江東区の猿江恩賜公園で開催した「江東こどもまつり」に参画、現地から会場に雪を持ち込み、都会の子供たちに雪遊びを楽しんでもらった。

 前日の夜に積雪量が国内トップクラスを誇る、夏油高原の雪9㌧をトラックに積んで都内まで運び、同市の職員らが当日の早朝から2基の雪山を作り、子供たちに雪との触れ合いを楽しんでもらった。

 また雪だるまとの写真撮影や、北上の観光パンフレットやポスターなどを用意し、観光の魅力を伝えるとともに、市の関連グッズなどが当たる抽選会も行った。さらに物販コーナーでは北上のリンゴジュースなどを販売した。

東京の訪日客を埼玉へ誘客 埼玉観光サポートデスク6月1日に開設

2023年5月30日(火) 配信

特設サイトのイメージ
 埼玉県物産観光協会(松本邦義会長、埼玉県さいたま市)は6月1日(木)、訪日外国人観光客の相談・セールス対応窓口として新たに「埼玉観光サポートデスク」を設置する。東京から近い埼玉県のポテンシャルを生かし、東京都内に滞在もしくは滞在予定の訪日外国人観光客を埼玉県へ誘客するのが目的。また、同日午前9時に特設サイトも開設する。
 
 埼玉観光サポートデスク(Saitama Tourism Support Desk)は、埼玉県物産観光協会内(さいたま市大宮区桜木町1-7-5 ソニックシティビル7階)に設ける。英語と中国語に対応する外国人スタッフが案内を行う。

 窓口の営業時間は平日午前9:00~午後5:30で、土日・祝日は電話とメールでのみ対応する。業務内容は①訪日外国人観光客やホテル・旅行会社からの問い合わせ対応②ホテル・旅行会社への営業活動③県内各地の体験型コンテンツの造成支援・磨き上げ④特設サイトの運営――。

 特設サイトは、「東京からの近さ」を売りに東京では体験できない、訪日外国人旅行客に訴求力のある県内の体験スポットや観光ルートを厳選して掲載する。東京からの移動時間を含め、体験スポットでの所要時間などを表示させるほか、カテゴリー別での検索も可能。

釧路市が阿寒湖アイヌ文化を発信する地域おこし協力隊募集 応募受付は6月26日(月)まで

2023年5月29日(月)配信

アイヌ文様の刺繍などを体験し、SNSで発信する

 北海道釧路市は、「阿寒湖アイヌコタン」でアイヌ文化の魅力を国内外に発信する「釧路市地域おこし協力隊 阿寒湖アイヌ文化情報発信推進員」を募集している。募集人員は3人で、応募は2023年6月26日(月)まで受け付けている。

 アイヌ古式舞踊をはじめアイヌ文様の刺繍、木彫り技術の習得など、アイヌ文化を実際に体験しSNSなどで発信するほか、体験プログラムを習得し、参加者の指導なども行う。委嘱期間は委嘱の日から2024年3月31日(日)まで。活動状況や実績により、委嘱期間を最長3年間まで更新することができる。着任後のミスマッチを防ぐため7月にインターン(10日間)も実施する。

 応募や選考方法、委託料などの条件は釧路市ホームページで案内している。