JALと京急が「ハネチカ」の魅力を発信 大田区と品川区でスタンプラリー

2024年1月30日(火) 配信

 日本航空(JAL、赤坂祐二社長、東京都品川区)と京浜急行電鉄(京急電鉄、川俣幸宏社長、神奈川県横浜市)は2月1日(木)から、「おおた・しながわ ハネチカ魅力発見キャンペーン」としてデジタルスタンプラリーを実施する。羽田空港を利用する旅客に周辺地域の魅力を発信し、大田区や品川区の地域活性化をはかる。

 JALは期間中、ハネチカの魅力あるスポットの特集を機内誌「スカイワード2月号」に掲載するほか、機内エンターテインメントで動画配信する。また京急電鉄は運行する車内の中づり広告や駅ナカ広告にキャンペーンポスターを掲示する。

 CPは3月31日(日)まで。期間中にJAL便を利用してデジタルスタンプラリーの条件を達成すると、先着3000人にオリジナルグッズをプレゼントする。また、アンケート回答者のなかから航空券などが当たる抽選も実施する。両社は今後も全国各地からの誘客に向けて、「ハネチカ」の魅力を発信する企画を検討していくという。

東京都旅行業協会、被災地ツアー計画へ 新年賀詞交歓会開く

2024年1月29日(月) 配信

村山吉三郎会長

 全国旅行業協会東京都支部・東京都旅行業協会(村山吉三郎支部長・会長)は1月23日(火)、浅草ビューホテル(東京都台東区)で新春賀詞交歓会を開いた。村山会長は「能登半島地震に対する旅行業の支援として、被災地応援ツアーを計画していきたい」と語った。さらに2025年、東京都で国内観光活性化フォーラムを開催することを報告。「さまざまな東京の魅力をアピールしたい。成功に向けて協力してほしい」と呼び掛けた。

 来賓の小池百合子東京都知事は、25年に世界陸上競技選手権大会・デフリンピックが東京で開かれることことに触れ、「(東京を)障害者をはじめ誰もが旅行しやすく、楽しめる観光地にし、リピーターを増やしたい」と話した。

小池百合子知事

 観光庁の石塚智之審議官は能登半島地震に対して、「政府全体で連携しながら、1日も早い復旧に全力を尽くす」と語った。また、「コロナ前の水準までのみならず、さらなる深みを目指していく。一層協力してほしい」と話した。

石塚智之審議官

 全国旅行業協会の近藤幸二副会長は「能登半島地震で我々の会員も被災した。常任理事会では各県支部が支援していくことを決めた」と報告。「復旧後には全力で送客をすることが必要だ。過度な自粛は大きなメリットを生まない」と語った。

近藤幸二副会長

 また、25年の国内観光活性化フォーラムについては「東京都は全国で最もアクセスに優れた場所。日本の中心としてのポテンシャルもある。会員の皆様と成功に向けて頑張っていきたい」と語った。

 ㈱全旅の武井哲郎副社長は「能登半島地震の被災者が立ち直るための施策を1つでも多く実現させたい。さらに、会員の皆様が能登半島へのツアーを実施する際の支援にも力を入れたい」と語った。

武井哲郎副社長

 東京都旅行業協会協定会員連盟の児島博司会長は、「キャンプやグランピング、サウナを望む消費者が増えるなど旅行形態が変化している。旅行会社と宿が一致団結して、互いの発展のための案を出していきたい」と語った。

児島博司会長

 その後、和歌山県観光連盟や池の平ホテル&リゾーツなどによる観光PRや福引抽選会も交え、懇親を深めた。

【岐阜県】下呂温泉旅館組合が新年総会  永年勤続者130人を表彰

2024年1月29日(月)配信

齋藤正巳副理事長(右)から勤続45年を迎えた今井久則氏(下呂温泉旅館協同組合)へ表彰状が手渡された。

 岐阜県の下呂温泉旅館協同組合(瀧多賀男理事長)は2024年1月26日(金)、水明館で新年総会を開き、永年勤続従業員表彰などを行った。

 瀧理事長(代読)は冒頭、能登半島地震の被災者にお見舞いの言葉を述べるとともに、被災地の「一日も早い復興を」とあいさつ。温泉街では、昨年12月時点で宿泊者数が「コロナ前の2019年度と比べ90%強まで回復した」と報告する一方、原材料費の高騰や人手不足など、さまざまな問題も山積するなか「組合員が心を1つにして、結束力を強めることが大切」と結んだ。

 永年勤続従業員表彰は勤続年数45年の中川臣氏(水明館)、今井久則氏(下呂温泉旅館協同組合)を含む、130人を表彰した。

 来賓として出席した岐阜県飛騨県事務所下呂支所の辻博之支所長、下呂市の田口広宣副市長、今井政嘉岐阜県議会議員、日本温泉協会の笹本森雄会長が祝辞を述べた。

関釜フェリー2024年春休み青春18きっぷ大応援CP 下関⇔釜山航路が50%オフの4500円に

2024年1月29日(月) 配信

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 関釜フェリー(山口県下関市)はこのほど、青春18きっぷを利用して下関に来る人を対象に、フェリー2等旅客運賃を50%割引する「関釜フェリー(下関⇔釜山航路)2024年春休み青春18きっぷ大応援キャンペーン」を展開する。

 同CPは、24年3月1日(金)~4月10日(水)の期間に有効な青春18きっぷを提示することで、9000円の2等旅客運賃が、50%オフの4500円になる。なお、港湾施設使用料・燃油サーチャージ・国際観光旅客税は別途必要。

 電話での乗船予約時に「青春18きっぷ旅大応援割引」と伝え、乗船日前日まで予約を完了する必要がある。予約は、下関発乗船日の2カ月前の同日から乗船日前日まで受け付ける。

 1等や特等を利用する場合、2等運賃部分を割引適用し、等級差額を支払うことで利用できる。

2ホテルの旧制服約1万着を再生 三井不動産ホテルマネジメント

2024年1月29日(月) 配信

旧制服リサイクルの効果

 三井不動産ホテルマネジメント(雀部優社長、東京都中央区)はこのほど、繊維専門商社のチクマ(堀松渉社長、大阪府大阪市)と連携し、「ザ セレスティンホテルズ」と「三井ガーデンホテルズ」の旧制服約1万着を再生繊維へリサイクルした。

 2ホテルは昨年12月から新制服を導入したことから、使われなくなった旧制服をチクマのリサイクルシステムですべて自動車内装材として再生した。同取り組みによるCO2排出削減量は約1万3125キロ、ゴミとして焼却する場合と比べて9割以上を削減。廃棄物の削減と廃棄段階でのCO2排出を抑制したことになる。

 三井ガーデンホテルズではプラスティック削減のため、利用者が必要な分だけ取れるアメニティバーの設置、またザセレスティンホテルズの一部施設ではフードシェアリングシステム「TABETE」を導入し、朝食ビュッフェメニューをランチボックスとして提供してフードロス削減をするなど、さまざまなサステナブルな取り組みを行っている。

「ホテル花天」運営のパインランド 負債は約5億円(帝国データバンク調べ)

2024年1月29日(月) 配信

 パインランド(草野秀代表、福島県いわき市)は1月15日(月)までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任し、自己破産申請の準備に入った。帝国データバンクによると、負債は約5億円。

 同社は、別法人のホテル「みさきプレステージリゾート」事業を継承し、新設分割により2011(平成23)年7月に設立された。事業の承継が東日本大震災の直後であったため、復興を担う工事業者の社員寮として機能させた。その後も、復興関連事業に関わる宿泊者を受け入れていた。

 その後、13年6月からビジネスホテル形式で一般宿泊者の受け入れを開始したが、「原発事故の風評被害もあり業績が低迷」(帝国データバンク)。こうしたなか、16年10月にホテル名を「ホテル花天(かてん)」に変更し、窓から海を見渡せる景観や、弛緩効果の高い大浴場、トレーニングジムを有してグランドオープンした。

 売上は損益分岐点を下回る状況が続いていたなか、新型コロナの影響も受けた。ファンドからの出資を受けるほか、値上げなどによって経営再建をはかり、23年6月期の年間収入高は1億4300万円を計上。しかしながら業況は改善せず、赤字計上が続いていた。借入金負担や燃料・食材などの物価高から厳しい資金繰りを強いられ、先行きの見通しが立たなくなった。

日本バス協会、人手不足に支援を 清水会長「バスは最後の砦」

2024年1月29日(月) 配信

日本バス協会の清水一郎会長

 日本バス協会(会長=清水一郎・伊予鉄グループ社長)は1月18日(木)、東京都千代田区の経団連会館で通常理事会を開いた。4月から施行となる時間外労働の上限規制などが厳格化される「2024年問題」が間近に迫っている。運転者などの待遇改善に努めつつも、一層深刻化する見通しの人手不足について改善に向けた方針を示した。

 冒頭で清水会長は、①賃上げのための定期的な運賃改定②外国人運転者制度③地域ブロック平均単価からの改善成果④EV(電気自動車)バスの導入⑤キャッシュレス化の推進⑥自動運転の本格化――などを言及。国に実現に向けた支援を求めた。

 とくに、賃上げのための定期的な運賃改定に関しては、「人材確保のための賃上げにも原資がいる」と説明。今までの運賃改定について「色んな制約条件があり、各都道府県の全産業平均でなければいけなかった。平均で集まらないから、人が集まらない。人件費の換算の仕方も改める方向で国に検討をお願いしている」と報告した。

 また、実証実験から本格的な運用に至っていない自動運転に関して、清水会長は「人手不足の解決に本当につながるのかという問題意識を持っている」と指摘。24年を「自動運転の本格化元年」と宣言し、スタートの年にしたいと語った。

 清水会長は「バスは公共交通の最後の砦といわれるが、民間会社としてできることには限りがある。我われが何とか踏ん張っていくためにも、国にもしっかり支援をしてほしいと訴えていきたい」と強調した。

AirJapan、4月26日からシンガポールに就航 3路線目発表

2024年1月29日(月) 配信

全3路線の予約を受付中

 エアージャパン(峯口秀喜社長)はこのほど、新ブランド「AirJapan」で4月26日(金)から成田―シンガポール線を新規就航すると発表した。週5便の運航で、すでに予約を受け付けている。片道運賃は最低1万7500円から。同社は2月9日(金)から成田―バンコク線、2月22日(木)からは成田―ソウル線の就航を予定しており、春からは全3路線となる。

 シンガポールは豊富な観光資源を有するほか、グローバルな経済拠点でビジネス需要も多い。シンガポールのチャンギ国際空港は東南アジア有数のハブ空港でもあり、各東南アジア地域へのアクセスもいいことから幅広い利用を見込む。

 今回の路線開設は4月に予定している2機目の航空機受領に伴うもの。また、2機目の受領により、ソウル線は4月29日から、バンコク線は4月30日から毎日運航に増便する。

チェコ親善アンバサダーの新規メンバー募集 2月18日まで

2024年1月29日(月) 配信

チェコ好きな人求む

 チェコ政府観光局は2月18日(日)まで、「チェコ親善アンバサダープログラム2024」の新規メンバーを募集している。チェコを積極的にPRしているインフルエンサーから、チェコが好きな人まで幅広く応募できる。1度はチェコに行ったことがある人が対象。

 同プログラムは2018年に50人のアンバサダーとともにスタート。23年からはチェコのPRを積極的に行っているインフルエンサーやメンバーを中心とした「チェコ公認 チェコ親善アンバサダー」と、チェコに興味のある人を対象にした「チェコ政府観光局公認 チェコ応援サポーター」の2カテゴリーを設けて約60人と活動しているという。

 同観光局はメンバーについて、「時にはコンサルタントとして、時にはイベントを手伝っていただくサポーターとして仲間であり宝物」とし、「チェコが好き、チェコの魅力を沢山の人に伝えたい、チェコのことをもっと知りたい!そんな思いをお持ちの皆様のご応募をお待ちしております」と呼び掛けている。

 応募はキャンペーンサイトから。カテゴリーを選んで指定のフォームに入力する。

尾瀬岩鞍でスノーボード最新モデルを試乗 ビッグホリデーがイベント参加ツアー

2024年1月29日(月) 配信

3月15か16日出発の1泊2日ツアー

 ビッグホリデー(岩崎安利社長、東京都文京区)はこのほど、国内最大規模のスノーボード最新モデル試乗会に参加する「2024 SBJ ON SNOW FESTIVAL in尾瀬岩鞍ツアー」を売り出した。今年はプロスノーボーダーの藤沼到氏がアテンドし、希望者は一緒に滑ることもできる。

 「SBJ ON SNOW FESTIVAL」は日本スノーボード産業振興会が主催する人気のイベントで、スノーボードやブーツ、ウェア、ゴーグルなど国内外で人気の約80ブランドの最新モデルを一挙に試せる。尾瀬岩鞍(群馬県・片品村)では3月15~17日まで開催する。なお、西日本エリアでは3月1~3日に岐阜県のめいほうスノーリゾートで開かれる。

 ツアー参加者はイベントに通常よりも30分早く受付可能なほか、藤沼氏のアテンドで各メーカーを訪問できる。ツアーにはイベント参加券や滞在中のリフト券が付く。宿泊はゲレンデサイドの岩鞍ハウス。日程は3月15~16日か3月16~17日の1泊2日。料金例は3月15日出発、1人1室利用で2万4500円。