関西最大級の温泉型テーマパーク 大阪に来年2月26日開業

2018年12月19日(水) 配信 

物販飲食エリアのメインストリートイメージ(2階弁天通り)

関西最大級の規模となる約5千坪の温泉型テーマパーク「空庭温泉(そらにわおんせん)OSAKA BAY TOWER」が、大阪ベイタワー ノース(大阪市港区)の2~5階に2019年2月26日(火)グランドオープンする。

 「空庭温泉OSAKA BAY TOWER」は、“美・癒・味”をテーマに、天然温泉や岩盤浴、リラクゼーション、レストラン、物販展などさまざまな施設とサービスを提供する大規模な複合型テーマパーク。安土桃山時代をコンセプトに、古き良き日本の町と和モダンを融合させたこれまでにない特別な空間を演出する。

屋上庭園イメージ(4・5階天空庭園)

 同パークが誕生するエリアは、すでに世界的なエンターテインメントが集まる大人気のテーマパークが存在するほか、2025年に万博開催が決定したことで、世界中から大きな注目を集めている“大阪ベイエリア”となっている。今後、国内外でも有数の観光地として発展していくことが予想される同エリアで、日本ならではの”癒やし”と”美”と”食”を提供していく。

 「OSAKA BAY TOWER」は2018年3月27日に「オーク200」から名称変更し、29日にはビジネス客からファミリー客まで快適に過ごせるホテルとして、「ホテル大阪ベイタワー」を「アートホテル大阪ベイタワー」としてリブランドオープン。これに続くテーマパーク型温泉施設「空庭温泉OSAKA BAY TOWER」のグランドオープンによって、さらなる施設の充実をはかる。

天然温泉「美肌の湯」を中心とした充実の温泉施設

国内最大級の広さを誇る女性専用パウダールーム(2階お粧し処)

 約5千坪を誇る同パーク内では、地下約1千㍍から湧き出す弱アルカリ性の天然温泉「美肌の湯」をはじめ、源泉かけ流しの露天風呂、広大な日本庭園を見下ろす庭見風呂、炭酸泉や日替わり風呂など6種類の多彩な風呂を用意している。2~5人用の貸切風呂も完備、プライベートな空間を楽しめる。

 さらに、女性用ロッカールームに約100平方㍍の広さを持つ国内最大規模のパウダールームを設置。さまざまな美容機器やコスメの貸出サービスもあり、開放的な空間でセルフケアを行える、女性に優しい設計となっている。

安土桃山時代の町が現代にタイムスリップ

 安土桃山時代からタイムスリップしてきた古の名医「曲直瀬道三(まなせ どうざん)」が現代人の不健康な暮らしぶりを憂い、健康指南書「養生俳諧」をガイドブックにしたため、健康法を伝授する。

 ほかにも信長の料理人と言われた「坪内石斎」が自ら磨いてきた料理の腕と、現代の食を融合させた珠玉の和食メニューを提供。安土桃山時代の煌びやかなデザインをモチーフにしたオリジナル和雑貨や和コスメ、大迫力のプロジェクションマッピングとエンターティナーによるロウリュウショーを披露する。着物スタイルの館内着に着替え、安土桃山時代の世界で非日常体験を楽しめる。

施設概要

名称:空庭温泉 OSAKA BAY TOWER(ソラニワオンセン オオサカベイタワー)

住所:〒552-0007 大阪府大阪市港区弁天1丁目2-3

開業日:2019年2月26日(火)

営業時間:午前11:00~翌午前9:00

入館料:平日2,400円、土日祝2,600円、特定日2,800円

施設概要:温泉(天然温泉6種類、サウナ、あかすり)、岩盤浴(約7種類)、飲食、ビューティーエリアなど

アクセス:最寄駅「弁天町」(大阪環状線、大阪メトロ中央線「弁天町」駅から連絡通路直結)

 JR関西空港駅からJR弁天町駅まで関空快速約60分

 新大阪駅からJR弁天町駅までJR大阪駅乗り換えで約12分

「空庭温泉OSAKA BAY TOWER」HP以下のページリンクから

来春、新型車両の豪華バスを2台導入 専用商品の日本1周旅行も 阪急

2018年12月19日(水) 配 

クリスタルクルーザー「菫」の車体イメージと座席

阪急交通社は2019年4月、新型車両となる豪華バス“クリスタルクルーザー「菫」(すみれ)”2台を製造し、同社の旅行ブランドのひとつ“クリスタルハート”の国内バス旅行に導入する。併せて、19年1月4日(金)に専用商品の「日本1周の旅(東日本編・西日本編)12日間」の2コースを発売。今後、「菫」を利用した旅行期間の短い宿泊ツアーや日帰りツアーの発売も予定している。専用ホームページは12月27日(木)に開通。

 “クリスタルハート”は、付加価値を追求する顧客のニーズや多様化に対応するブランド。座席数を限定し、ゆとり・快適性を重視した豪華バス“クリスタルクルーザー「菫」(すみれ)”を導入することで、“乗ること”を楽しむ専用商品を企画し、日本のふところを深く巡る旅を実現する。

「菫」車体仕様

・車体カラーはバーガンディメタリック、ルーフはパールホワイトを使用し、側面にシャンパンゴールド色でロゴをレイアウト
・座席は、横3席×6列の18席で、ゆとりをもたせた配置
・頭上の荷棚をなくし、車窓から大きな眺望を確保
・座席前方には、手荷物収納と足置きを設置し、 USB電源端子と100㌾用コンセントを装備
・座席間隔は1.22㍍、座席幅(内寸)は51㌢
・座り心地の良いリクライニングシートは、最大129度まで調節可能で、レッグレスト付
・広々とした清潔感のある化粧台付きトイレ付

「菫」社内イメージ

・飲料サービスのためのキャビネット付
・Wi-Fi完備
・運転手の疾病など緊急の場合、自動で停車させるEDSS(ドライバー異常時対応システム)搭載

「日本一周の旅12日間」概要

東日本編: 
出発日: 2019年4月16日(火)、 5月8日(水)、 6月3日(月)、 7月1日(月)、 8月20日(火)、 9月3日(火)、 10月9日(水)、 10月21日(月)
旅行代金:98万円(1人1室の場合は、 20万円追加)
出発地:羽田空港(午前11時発)、東京駅(正午発)
帰着地:羽田空港(午後3時着)、東京駅(午後3時40分着)

西日本編

出発日:2019年4月7日(日)、 5月12日(日)、 6月2日(日)、 7月7日(日)、 8月18日(日)、 9月1日(日)、 10月27日(日)、 11月10日(日)
旅行代金:98万円(1人1室の場合は、 20万円追加)
出発地:伊丹空港(午前11時発)、新大阪駅(午前11時40分発)
帰着地:新大阪駅(午後2時着)、伊丹空港(午後2時40分着)

共通条件:
・最少催行人員を6人に設定。
・添乗員とバスガイド、各1人が同行。

外国人旅行者の消費拡大へ消費免税制度拡充 簡素な手続きで出店可能に

2018年12月19日(水) 配信 

制度の概要(観光庁資料より)

観光庁はこのほど2019年度税制改正で、外国人旅行者向け消費税免税制度を拡充した「臨時免税店制度」の創設が決まったと発表した。地域のお祭りや商店街のイベントに、簡素な手続きで出店できるようにする。地域特産品の販売機会を増やし、外国人旅行者の消費拡大をはかる。来年以降、大型イベントが控えるなか免税販売の環境整備を急いだ。12月14日の与党税制改正大綱に盛り込まれた。

 制度開始時期は19年7月1日を予定する。すでに許可がある免税店事業者が、7カ月以内で臨時免税店を設置する場合、事前に承認を受けていれば届出だけでできるようになる。

 これまではイベント時などに出店する場合でも、決められた税務署に新たな申請が必要だった。用意する書類も、販売場の見取図や社内の免税販売マニュアル、会社案内などで手間がかかった。手続きを簡素化することで、既存事業者からのニーズにも応えたかたちだ。

 一方、今回は地方部を含めた免税店数を底上げする狙いがある。同庁は18年に、地方部の免税店数を2万店規模に増やすことを目指している。観光ビジョンとこれを踏まえた「観光立国推進基本計画」で目標に掲げられている。

 同庁によると今年4月時点で、地方部の免税店数は1万7118店だった。10月の発表は遅れているが、前回は半年間で674店しか増えていなかったため、目標達成は厳しい状況にある。2015年の爆買いが収束して伸び悩む外国人旅行者の消費額に、新制度を武器に巻き返しをはかる。

店舗で手荷物の一時預かりサービスを拡充 日本旅行

2018年12月19日(水) 配信

手荷物預かりサービス

日本旅行は12月22日(土)から、首都圏をはじめ新たに7店舗で手荷物一時預かりサービスの取り扱いを開始する。同サービスは、西日本旅客鉄道(JR西日本)と手荷物一時預かりシェアリングサービス「ecbo cloak」を運営するecboが2018年1月に締結した業務提携に基づき、3月19日から日本旅行の金沢、京都、大阪、岡山、広島エリアの全7店舗で展開しているもの。今後も全国で導入店舗を増やし、手ぶら観光の促進とサービス拡充をはかる。

 「ecbo cloak」は 2017 年 1 月に東京都内でスタートした、「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペ ースを持つお店」をつなぐシェアリングサービス。カフェ、美容院、レンタサイクル、着物レンタル 店、神社、一部駅構内などの多種多様なスペースが荷物預かり所となり、全国の主要都市で展開をしている。コインロッカーに入らない大型の荷物(ベビーカー、スポーツ 用品、楽器など)も預けることが可能。

「ecbo cloak」新規導入店舗概要

利用料金:
 大宮支店・新宿支店以外:荷物サイズに関わらず一律800円/日・個(消費税込)
 大宮支店・新宿支店 :荷物サイズに関わらず一律600円/日・個(消費税込)
 
予約受付開始日:2018年12月19日(水)
サービス開始日:2018年12月22日(土)

新規導入開始店舗(7店舗):
大宮支店(埼玉県)、新宿支店(東京都)、TiS天王寺支店(大阪府)、TiS三ノ宮支店(兵庫県)TiS神戸支店(兵庫県)、TiS姫路支店(兵庫県)、TiS博多支店(福岡県)
※JR西日本レンタカー&リースが展開する岡山駅の手荷物預かり所でも(運営はヤマト運輸に委託)新たにサービスを開始。

既存導入店舗:(7店舗)
  TiS金沢支店、TiS京都西口支店、京都四条支店トラベルカウンター、TiS新大阪支店、TiS大阪支店、TiS岡山支店、TiS広島支店

ピーチ、国内航空会社初の新千歳―ソウル(仁川)線を開設

2018年12月19日(水) 配信

新千歳空港の拠点化も発表

ピーチ・アビエーション(井上慎一CEO)はこのほど、2019年サマーダイヤ期間(19年3月31日~10月26日)の国際線と国内線の新規就航や増便計画を発表した。日本の航空会社で初めての新千歳―ソウル(仁川)線を開設し、来年4月25日から運航を開始する。

 同社は12月17日(月)、新千歳空港(北海道千歳市)の拠点空港化を発表。今後同空港を「アジアの北の玄関口」と位置付け、路線拡大を進める考え。また来年10月1日からは、東京(成田)-奄美大島の運航を開始。地元自治体などと連携し、新規就航地である奄美大島の需要創出や地域活性化をはかる。

 運航を再開するのは、那覇-香港と、成田-那覇、成田-新千歳の3路線。那覇空港を発着する国際線は、台北(桃園)、高雄、ソウル(仁川)、バンコク(スワンナプーム)と合わせて5路線となる。増便は、仙台―新千歳と仙台―台北(桃園)、新千歳―台北(桃園)、関西―台北(桃園)、那覇―台北(桃園)の5路線で、仙台-台北(桃園)線と新千歳―台北(桃園)は週7便運航する。

 井上CEOは、「沖縄(那覇)-香港線のデイリー運航での再開や、札幌(新千歳)・仙台-台北(桃園)線のデイリー化により、アジアの旅行者の利便性が高まり、より日本に訪問しやすくなる」とコメントした。

第162回旅館大学セミナー「稲取銀水荘」で開く 部屋食からの脱却を

2018年12月19日(水) 配信 

会場のようす。当日は約130人以上が参加した

リョケン(佐野洋一社長)は12月13、14日に静岡県・伊豆稲取温泉の「稲取銀水荘」で、通算162回の旅館大学セミナーを開いた。銀水荘は18年1月に6階フロアを約9億円かけ改装し、部屋食からの脱却をはかった。同日に加藤晃太副社長が講演し、銀水荘の現状や課題、改装の目的など細かに説明した。講演後の館内見学では、参加者は従業員に質問するなど熱心に見て回った。

 6階フロアには、露天風呂付き「おもてなしスイート」とダイニング「銀の海」、ラウンジ「濤の音(なみのね)」を新たに作り上げた。設備投資の目的は、表向きはCS向上だったが、本丸はESだった。離職に歯止めをかけるため、労働環境の是正をはかった。

 とくに朝食・夕食の部屋食を、ダイニング場に集中化させた。部屋食は100室中8室のみに抑えた。これまでより従業員の労働量も減らすことができた。労働環境は少しずつ改善に向かっていた。

 しかし人材流出が止まらなかった。加藤氏は「大型投資をして、労働環境も変えたのになぜ辞めるのか」と考えた。一方、これまで部屋食にやりがいを感じていた従業員には理解が難しかった。部屋食を止めることで、ベテラン社員からは「銀水荘らしさが失われる」との声も漏れたという。

加藤副社長が講演

 加藤氏は「本当に甘かった」と振り返る。ESを上げるためだったが、部屋食を止めてダイニングにすると手段ばかり訴え掛けていた。物事を変えることが、過去の否定と捉えられてしまっていたのだ。今回の投資を通じて「一番の収穫は自分の甘さと仲間の大切さだ」とし、経営者として意識改善すべきだと気付かされたという。

 一方で、ダイニングやラウンジのオペレーションが安定してくると歯車がかみ合ってきた。客室稼働率は8~11月から4カ月で8割を超えた。社内の評判も上がってきた。

 今後はESとCS、収益の3要素をバランスよく回していく。今までは売上の最大化を追い求めたが、これからは空室在庫と労働在庫のバランスをみて、売上の最適化を目指す。

「自活経営 スイッチオン!」

佐野社長が講演を実施

 2日目は佐野社長が2019年旅館の経営指針を発表し、「自活経営 スイッチオン!」をテーマに講演を行った。

 自活経営は、自ら活動・活性化、自ら活路を切り拓くとする。事業構造を変えることを核にビジネスモデルの変更や、業務プロセスを見直す必要があるとした。「今がチャンスであるということと、今やらないと間に合わなくなる」(佐野社長)という。

 「OTA(オンライン旅行会社)と外国人が頼みの綱になってはいないか。ネット集客の比率が高いことはいい傾向だが、大半がOTA経由になっていないか。OTAに頼り、外国人が増え売上は横ばいを維持し、日本人が減少していることが当たり前なのか。改めて考えてほしい」と強く呼び掛けた。

 その後、リョケン研究員から商品造成や販売促進、人材育成などを軸に講演し、参加者は熱心に耳を傾けていた。なお、次回は2019年7月10~11日に、群馬県・水上温泉の「みなかみホテルジュラク」で行う。

冬に海の京都に行こう 宿泊と美食を一体でPR

2018年12月19(水) 配信

天橋立

京都府北部地域連携都市圏振興社(大同一生社長、海の京都DMO)とリクルートライフスタイルはこのほど、「『冬に海の京都に行こう!』宿泊×冬の美食周遊キャンペーン」を始めた。海の京都(福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町)の「食」と「宿泊」を一体的にPRする。

 リクルートライフスタイル運営する旅行サービス「じゃらんnet」では、宿泊クーポンを発行。伊根の舟屋や天橋立など魅力的な冬景色を見られるスポットや「海の京都ふっこう周遊パス」の情報を紹介する。2泊以上の連続した宿泊に対して、1人泊当たり4千円を上限として、宿泊代金を支援する「13府県ふっこう周遊割」を活用した「ふっこう周遊割*割引済プラン」も造成した。一方、海の京都DMOのホームページでは、周遊キャンペーンに参加する飲食店20店舗がクーポン発行。カニやブリ、牡蠣などの冬の美食をお得に堪能できる。

伊根のブリしゃぶ

「「冬に海の京都に行こう!」宿泊×冬の美食周遊キャンペーン」概要

じゃらんnetによる宿泊キャンペーン

期間:~2019年2月15日(金)

※予定枚数が完了次第終了

クーポン金額:3千円

「13府県ふっこう周遊割」、「海の京都ふっこう周遊パス」の活用

「ふっこう周遊割*割引済プラン」

期間:~2019年1月31日(木)

※国の支援金制度を活用した事業のため、期間内であっても支援金が上限に達し次第、販売終了となる。

「海の京都ふっこう周遊パス」

利用範囲

京都丹後鉄道:全区間の普通列車、快速列車、特急列車自由席

丹後海陸交通:

同社運行の路線バス乗り放題(高速バス、登山バス、コミュニティバス除く)

京都交通:同社運行の路線バス乗り放題(高速バス除く)

期間:~2019年3月31日(日)

※売切れ次第販売終了

料金

1日周遊券: 大人2200円(通常3900円相当)

2日周遊券:大人3千円(通常4700円相当)

※子供料金はともに半額

購入特典:

①天橋立傘松公園観光券を1300円で販売(通常1500円)

②伊根湾めぐり遊覧船チケットを600円で販売(通常680円)

販売場所:

京都丹後鉄道の全有人駅。丹後海陸交通の宮津案内所と天橋立観光船のりば、本社営業所。京都交通の東舞鶴チケットカウンターと西舞鶴駅案内所、福知山駅案内

問い合わせ

京都丹後鉄道:TEL0772-25-2323

丹後海陸交通:TEL0772-42-0321

京都交通:TEL0773-75-5000

海の京都「冬の美食」周遊キャンペーン

キャンペーン参加飲食店:約20店舗

期間:12月17日(月)~2019年2月15日(金)

クーポン内容:飲食店により異なる

じゃらんnet特設ページ

海の京都特設ページURL

来年2-3月に「三陸国際芸術祭」 アジアとの交流促す参加型企画も多数

2018年12月19日(水) 配信

郷土芸能「鮫神楽」

2019年2月9日(土)から3月25日(月)まで、「三陸国際芸術祭」が開かれる。このほど連携企画として実施する「三陸×アジア」をテーマにした4つのプロジェクトの企画が発表された。

 芸術祭は三陸国際芸術推進委員会、国際交流基金アジアセンター、NPOジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワークの3者が主催する。青森県から岩手県にかけての三陸沿岸のエリアで受け継がれる郷土芸能の「発信」と、これを通じた「国内外との交流」を目指し、「三陸の芸能」と「アジアの芸能」、「現代の芸術」が共鳴する芸術祭として毎年開催。5回目となる今年度は「宿ル」をテーマに、海外からはインドネシアの2団体を招へいし、踊りや衣装の中に神様や獣、人間の狂気などが「宿る」姿を紹介する。

 2019年3月には三陸鉄道の全線開通が見込まれる今年、三陸鉄道の中村一郎社長を委員長とした「三陸国際芸術推進委員会」が発足。三陸復興のひとつの象徴となる三陸鉄道の全線開通と連動して開催することで、相互に三陸地域を盛り上げていく仕掛けとなることが期待される。

三陸国際芸術祭 概要

会期: 2019年2月9日(土)~ 3月25日(月)
主催:三陸国際芸術推進委員会、国際交流基金アジアセンター、NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク
主な芸能:
 三陸の芸能:開催地域の芸能団体等 約17団体
 アジアの芸能:ジャティラン(インドネシア)2グループ
     「Krincing Manis(クリンチン・マニス)」、
     「New Zugus Gedroex(ニュズグス・グデュッルッ)」
  現代の芸術:国内のダンサー他、現代アーティストなど

国際交流基金 アジアセンター連携企画 『三陸×アジア』 概要(抜粋)

 国際交流基金アジアセンターによる連携企画「三陸×アジア」つながるプロジェクトでは、①スマトラ沖地震の被災地インドネシア・アチェと三陸を結ぶアートイベント②アジアと三陸地域をつなぐ“コミュニケーション・デザイン”プロジェクトへの参加デザイナーとのワークショップ③アジアのアーティストと地域の人々が共創する参加型アートイベント④クリエイティブな手法で行う防災教育イベント――などアジアとの交流を通じて三陸の魅力が体験できるさまざまな企画を展開する。

① 『未来との対話、三陸とインドネシア』:気仙沼、大槌
 ともに地震で被害を受けた三陸地域と、インドネシア アチェ州(スマトラ沖地震/2004年)の交流企画。

 3月2日(土)~24日(日):展示会「気仙沼のインドネシア人」
 3月13日(水)~19日(火):アートツアー
  「想いにふれる せかいが広がる どこでもピントゥさんぽ in 三陸」
 3月17日(日):交流トーク会「三陸とアチェ、未来への対話」
  連携団体:非営利活動法人地球対話ラボ

② 『DOOR to ASIA』:陸前高田、気仙沼
 4年間でアジア計11カ国30人以上のデザイナーが参加した、「課題発見→解決」に至るコミュニケーション・デザインの紹介企画。

 3月13日(水)~21日(祝):「DOOR to ASIA」コミュニケーション・デザイン展
 3月20日(水)、21日(祝):「DOOR to ASIA」トークセッション
 3月23日(土):箱根山フェスティバル、子ども向けワークショップ。連携団体:一般社団法人つむぎや

③  『気仙:アートとライフをここに持ち寄る』:陸前高田、大船渡
 「アートによる街づくり」という観点による、食や暮らしの中にあるアートをテーマにしたイベント。

 3月21日(祝):交流&トーク会「陸前高田ミーティング横田編」
 3月24日(日):地域の人々と共に創り上げ、アジア料理の試食なども楽しめる「気仙アート&ライフマルシェ」。連携団体:なつかしい未来創造

④  『HANDs! – Hope and Dreams – for みやこ!』:宮古
 アジアの若手防災活動家、社会起業家、クリエイター、研究者などから選抜された「フェロー」と呼ばれる参加者が日本とアジアを訪れ優れた防災における取組を学び、自国で活かす事業「HANDs!」の関連企画。

 3月9日(土):楽しみながら学ぶ防災教育イベント「イザ!カエルキャラバン!× HANDs! Together」
 3月10日(日):交流&トーク会「アジアの仲間とわくわく話そう!これからの宮古 ~ゆめと船出~」連携団体:宮古市、宮古市国際交流協会、NPOプラス・アーツ

三陸国際芸術祭、そのほかの実施エリアと詳細

■地域プログラム

宮古:2月9日(土)~11日(祝)
 新市庁舎となるイーストピアみやこでのオープニングを皮切りに、雪深い旧川井村での芸能体験や、宮古市民文化会館での芸能鑑賞、国の有形文化財「東屋」での芸能交流、三陸鉄道での芸能ツアーなどを開催。

八戸:2月22日(金)~24日(日)
 八戸市中心街をメイン会場に、オープンスペースで多くの人の目に触れるものと、屋内で限定入場の公演の2タイプのプログラム。美術家によるワークショップも行い、国内外の芸能の見方をより多面的に楽しめる。

大船渡:3月1日(金)~3日(日)、10日(日)
 大船渡駅前の”新しいまち”を中心に、郷土芸能との出会い・体験や、インドネシアの芸能や現代ダンスとの交流を通して、人と人がより深く出会う場を創る。

■三陸横断プログラム
 インドネシアのジャティラン団体が、三陸沿岸を巡り、各地の芸能団体、芸能を継承している子どもたちと交流。

田野畑村・岩泉町:2月11日(祝)  『三陸下北芸能交流会』 田野畑村、岩泉町の郷土芸能団体との交流

大槌町:2月13日(水 『大槌芸能交流会』 (仮)地元虎舞と交流

階上町:2月25日(月)赤保内駒踊りを継承している赤保内小学校を訪問・生徒と交流

久慈市:2月26日(火)夏井大梵天神楽を継承している夏井中学校を訪問・生徒と交流

住田町:2月28日(木)五葉山火縄銃鉄砲隊と交流

「ANA楽パック」700人に1万円の割引クーポンが当たるCP 楽天

2018年12月19日(水) 配信

ANAホールディングスとANAセールス、楽天が共同出資する、楽天ANAトラベルオンラインのダイナミックパッケージ「ANA楽パック」は、2006年10月のサービス開始以来、18年11月で累計利用者数700万人を達成。これを記念して、12月17日(月)から抽選で700人に「ANA楽パック」の利用で使用可能な1万円クーポンをプレゼントする「ANA楽パック累計ご利用者数700万人達成キャンペーン」を開始した。

 「ANA楽パック」は、ANAの航空券と楽天トラベルの宿泊施設やレンタカーを目や予算に応じて組み合わせ、オリジナルの国内ツアーを作ることができるダイナミックパッケージ、楽天トラベルの豊富な登録宿泊施設の中から宿を選べるほか、「ANA楽パック」限定のキャンペーン展開や、楽天スーパーポイントとANAフライトマイルの両方を貯めることができるなどの特徴がある。

キャンペーン概要

正式名称
「【ANA楽パック】累計ご利用者数700万人達成キャンペーン」
実施内容
キャンペーンサイトからキャンペーンに応募すると、抽選で700人に「ANA楽パック」ご利用時に使える1万円クーポンをプレゼント。
対象者
一般楽天会員
エントリー受付期間
2018年12月17日(月)10:00~2018年12月25日(火)09:59
 クーポン概要
・予約対象期間:2018年12月28日(金) ~ 2019年2月28日(木)
・出発対象期間:2018年12月30日(日) ~ 2019年5月31日(金)
・対象サービス:ANA楽パック(ANA国内航空券+宿泊 / ANA国内航空券+宿泊+レンタカー)
・対象目的地:全国
・利用人数条件:1人以上(無料幼児は含まない)
・クーポン価格:1万円
・金額条件:2万円(税込)以上の旅行代金

                             

トリップアドバイザー、「旅好きが選ぶ!神社仏閣ランキング2018」を発表

2018年12月19日(水) 配信 

3位の永観堂禅林寺

トリップアドバイザー(牧野友衛代表、東京都渋谷区)はこのほど、過去1年間に同サイト上に投稿された口コミをもとに「旅好きが選ぶ!神社仏閣ランキング2018」を発表した。1位の伊勢神宮、2位の高野山は3連覇を達成した。厳島神社や出雲大社もトップ5内でその座を譲らず、人気観光地として名高いスポットが顔をそろえた。上位は日本人のみならず外国人の参拝者も多いことが近年の特徴だ。

 一方、トップ30で14社が初登場で入れ替わりが激しいランキングとなった。14社をエリア別でみると、近畿地方が6社で、次いで中部地方4社(北陸2・甲信越2)、東北地方3社、四国地方1社と日本各地から選ばれた。全体では近畿地方が15社と最多で半数を占める。京都や奈良などは神社仏閣の名所が多く、強さをみせた。

旅好きが選ぶ!神社仏閣ランキング2018 トップ30

1 位(1)…伊勢神宮/三重県伊勢市

2 位(2)…高野山/和歌山県高野町

3 位(17)…禅林寺 永観堂/京都府京都市

4 位(3)…厳島神社/広島県廿日市市

5 位(5)…出雲大社/島根県出雲市

6 位(24)…榛名神社/群馬県高崎市

7 位(9)…三峯神社/埼玉県秩父市

8 位(初)…長谷寺/奈良県桜井市

9 位(11)…三十三間堂/京都府京都市

10 位(初)…中尊寺/岩手県平泉町

11 位(21)…唐招提寺/奈良県奈良市

12 位(4)…東大寺/奈良県奈良市

13 位(初)…岩木山神社/青森県弘前市

14 位(22)…宇佐神宮/大分県宇佐市

15 位(-)…法隆寺/奈良県斑鳩町

16 位(初)…大本山 永平寺/福井県永平寺町

17 位(初)…建仁寺/京都府京都市

18 位(18)…仁和寺/京都府京都市

19 位(初)…円通院/宮城県松島町

20 位(-)…東福寺/京都府京都市

21 位(29)…明治神宮/東京都渋谷区

22 位(初)…安楽寺/長野県上田市

23 位(10)…銀閣寺/京都府京都市

24 位(初)…三千院/京都府京都市

25 位(初)…善光寺/長野県長野市

26 位(初)…白山比咩神社/石川県白山市

27位(初)…吉備津神社/岡山県岡山市

28位(初)…飛鳥寺/奈良県明日香村

29 位(初)…熊野本宮大社/和歌山県田辺市

30位(初)…高台寺/京都府京都市

※…伊勢神宮(伊勢神宮、伊勢神宮外宮)、高野山(高野山、高野山壇上伽藍、奥之院)、厳島神社(厳島神社、厳島神社大鳥居)、東大寺(東大寺、東大寺 二月堂) 、中尊寺(中尊寺、中尊寺 金色堂)など、同一施設として合算

※()内は昨年順位。(初)は今年初登場

【評価方法】 …「旅好きが選ぶ!神社仏閣ランキング2018」は、 2017年10月~2018月9月の1年間に投稿されたた日本国内の神社仏閣、聖地、霊所への全言語の口コミを、評価点、口コミの投稿数などをもとに、独自のアルゴリズムを集計したもの

口コミピックアップ

■8位 長谷寺 (奈良県桜井市)

長谷寺

 長谷寺は花の御寺(はなのみてら)とも愛称され、桜や牡丹、紫陽花、秋には紅葉と一年を通じて美しい景観を拝める。1300年の歴史を持つ霊験あらたかな西国三十三所の一つとして、巡礼する参拝者でにぎわうという。

 口コミでは「立派な牡丹がたくさん咲き乱れ圧巻でした」「仁王門から本堂へ続く登廊の雰囲気が凄く素敵です」といった投稿があった。

■ 10位 中尊寺 (岩手県平泉町)

中尊寺

 中尊寺は国宝建造物第1号の絢爛豪華な世界遺産(2011年)となる。歴史は古く、 850年(嘉祥3年)比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)によって開かれた。

 口コミでは、「参道にあたる、月見坂や、弁慶堂、峯薬師堂など、それだけでも観光スポットとなる名所が点在しています」「金色堂で暫く何度も仏像を眺めて、感極まりました」などの声があった。

■19位 円通院(宮城県松島町)

円通院

 日本三景松島の名所であり、1647年に創建された臨済宗妙心寺派(りんざいしゅうみょうしんじは)の寺院となる。松島町指定文化財の本堂や山門、国指定重要文化財の三慧殿(伊達光宗公の霊廟)、石庭「雲外天地の庭」や小堀遠州作の庭など見どころが多い。

 口コミでは「手入れの行き届いた庭園が素晴らしいです」「歴史を感じさせる美しい庭園、苔庭、特に光宗公の霊廟三慧殿は歴史を感じさせられる佇まい」などの投稿が寄せられた。

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