HIS、山形市と観光や農業振興の推進へ協定締結 訪日客誘致や国内旅行の需要回復はかる

2021年9月3日(金) 配信

締結式のようす。(左から)HISの訪日旅行本部の簾藤眞太郎本部長、中森達也取締役専務執行役員、佐藤孝弘市長、井上貴至副市長

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)と山形県山形市(佐藤孝弘市長)は9月1日(水)、「観光及び農業の振興による地方創生の推進に関する連携協定」を締結した。山形の観光と食の魅力を国内外に発信することで、訪日外国人旅行客の誘致強化に加え、国内旅行の需要回復、持続的に魅力ある地域の活性化をはかる。

 山形市は開湯1900年の歴史を持つ「蔵王温泉」がある。さらに、隣接するスキー場「山形蔵王温泉スキー場」では樹氷などを楽しむことができる。HISは「(山形市は)『つや姫』や『雪若丸』などのブランド米が魅力。このほか、『さくらんぼ』や『西洋なし』など果物の収穫量が豊富だ」とし、 観光の振興と山形ブランドの発信をはじめ、同市産品の販路拡大や農業活性化などで連携する。

 HISは海外61カ国に展開する集客・送客機能と、これまでの事業を通じて培った経験を生かし、地域のさまざまな課題解決に取り組んできた。

「信州安曇野田んぼアート2021」9月26日(日)まで開催 今年のテーマは地元・長野県の力士「御嶽海関」

2021年9月3日(金) 配信

御嶽海関が描かれている

 長野県安曇野市にある安曇野スイス村は9月26日(日)まで、水田をキャンバスに見立てて、色の異なる稲で絵を描く「信州安曇野田んぼアート2021」を開催している。

 今年のテーマは地元・長野県出身の力士「御嶽海関」。風を感じながら自然のアートを楽しめると、人気を集めている。

 葉や穂が緑や紫、黄色などに育つ古代米など7種類の苗を、約6300平方㍍の水田に“緻密に設計した”配列で作付けする。これによって、苗が成長したときに巨大な絵柄が出現。時期によって色合いの異なる絵柄を鑑賞できる。

 6㍍余りの高さの展望台からは田んぼアートと、安曇野ならではの美しい風景を一望できる。見学時間は午前8時30分から午後5時まで。観覧料は大人(中学生以上)個人300円、団体250円。小学生の個人100円、団体70円。未就学児童は無料。

                    【トラベルキャスター・津田 令子】

JTB、ベネフィット・ワンと業務提携 JTBベネフィットを150億円で譲渡

2021年9月3日(金) 配信

JTBロゴマーク

 JTB(山北栄二郎社長)は8月30日(月)、福利厚生代行サービス「ベネフィット・ステーション」などを展開するベネフィット・ワン(白石徳生社長)と事業提携契約を締結し、JTBベネフィット(中村一郎社長)のすべての株式をベネフィット・ワンに譲渡すると発表した。引き渡しは10月の予定。両社の強みを生かしながら、法人向けサービスにおける協業体制の構築をはかるとともに、サービス強化と営業の拡大を目指す。

 ベネフィット・ワンの発表によると、JTBからの取得株式数は3000株で、価額は150億円を予定している。

 JTBベネフィットはこれまで、従業員の働きやすい環境整備と組織の活性化への貢献を目指し、「えらべる倶楽部」など福利厚生サービスのほか、健康支援、組織活性化、EVP(従業員にとっての価値提供)の4つのサービスを提供してきた。

 ベネフィット・ワンも福利厚生代行サービスをはじめ、人事・総務領域のアウトソーシングサービスを幅広く展開していることから、JTBグループが事業ポートフォリオの最適化をはかるうえで、今回の事業提携と株式譲渡が顧客の拡大につながると判断した。

 なお、JTBベネフィットのEVPサービス(flappi)は、株式譲渡前にJTBコミュニケーションデザイン(古野浩樹社長)への移管を予定している。

ANA、TUBEとのコラボPJ始動 CAらで結成したオーケストラと共演の動画公開

2021年9月3日(金) 配信

 ANAグループは9月1日(木)、「世の中に元気を取り戻したい」との思いを込め、ロックバンドのTUBEとコラボレーションプログラム「TUBE×ANA Cheer Up 2021 」をスタートした。第1弾は、ANAグループの社員有志で結成した「ANA Team HND Orchestra」とTUBEの最新曲を演奏したコラボレーション動画「BLUE WINGS(TUBE×ANA Team HND Orchestra ver.)」を公開し、日本全国に元気を届ける。

 今回の共演は、TUBEの62枚目のシングル「BLUE WINGS」に込められた、「現在のコロナ禍の厳しい環境にも大切な仲間とのキズナで乗り越えていこう」という思いにANAグループが共感し、実現した。

 今後は、TUBEと全国のANAグループ社員がリレー形式で参加する「Cheer Up ムービー」を制作する。今年7月に世界自然遺産に登録された沖縄・西表島の自然や環境保護活動の紹介なども予定し、ANA公式SNSチャンネルのほか、機内のエンターテインメントコンテンツでも発信していく。

 TUBEのボーカル・前田亘輝さんは「この曲はTUBEのファンに『以前のように早く会いたい』と願いを込めてつくったもの。どんな厳しい状況でも仲間との『最強のキズナ』で一緒に乗り越えたい。曲名の通り『BLUE WINGS(青い翼)』で、早くどこにでも飛んで行ける日になって欲しい」とコメントしている。

 動画でTUBEと共演している「ANA Team HND Orchestra」は、パイロットや整備士、客室乗務員、グランドスタッフ、航空貨物スタッフなど、各職種の有志スタッフが参加しているオーケストラバンド。2011年に結成し、今年で10周年を迎えた。

【プレゼント企画】高速路線バスのシート生地から生まれた「シートモケットバッグ」をお1人様に!

2020年9月2日(木) 配信

シートモケットバッグ

 名阪近鉄旅行(田端英明社長、名古屋市中村区)はこのほど、名阪近鉄バスが運行する高速路線バスと同じシート生地で仕上げた「シートモケットバッグ」を50個限定で売り出した。発売を記念して、本サイト読者お1人様に抽選で同商品をプレゼントする。応募の締め切りは2021年9月24日(金)。

 バスのシート生地メーカーでもある「住江織物」の協力を得て、希少な名阪近鉄バスオリジナルバッグの発売が実現した。モケットとは、バスなどのシートに使われる特殊な生地。パイルの柔らかい風合いを持ちつつ、織物の中では最強の摩耗強度を兼ね備えた特殊織物という。今回のバッグに使われているのは、名阪近鉄バスの高速バス(Jバスハイエンドシート)に使用されているジャカードモケット。「名神ハイウェイバス」や「にしみのライナー」のシートに使用されている生地と同じのものだ。

 バッグはすべて職人が一点ずつ手縫いで仕上げるハンドメイド。肩掛けできる長めのストラップかつA4サイズも入る大容量で、内側に便利なファスナーポケット付き。価格は1万1千円(税・送料込み、※ただし一部地域は追加送料要)で、名阪近鉄旅行のwebサイトから購入できる。

 ※好評を受けて8月30日現在で限定50個は完売したが、追加生産を急遽手配中。次弾の数量が未定のため先着順で申し込みを受け付けている。

プレゼントの応募はこちらから

※たくさんのご応募ありがとうございました。当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。

(Googleフォームへの外部リンクです)

https://docs.google.com/forms/d/1d2tVV3qwvMU-n1a5a7GY_sTOFKE4xT_9HGqUn6BTaZI/edit

ANA、フライングホヌがレストランに 9月2日から先着順で申込受付

2021年9月2日(木) 配信

「レストラン FLYING HONU」の機体は当日発表する

 ANAグループは10月10日(日)と10月17日(日)の2日間、成田空港に駐機中のA380型機「FLYING HONU(フライングホヌ)」2機を活用し、国際線の機内食が楽しめる「レストラン FLYING HONU」と機内見学会を開催する。客室乗務員が実際のフライトのように機内食を提供するほか、もう1機の「FLYING HONU」の機内見学を行う。

 食事は、国際線で提供しているファーストクラスとビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスの4コースを用意。ファーストクラスとプレミアムエコノミー、エコノミークラスはホノルル路線メニューを、ビジネスクラスは欧米路線メニューを提供し、飲み物やアメニティーキットも準備する。

ファーストクラス(洋食・肉)
ビジネスクラス(和食)
プレミアムエコノミー(洋食)

 食事の前後には、「レストラン FLYING HONU」の隣に駐機する「FLYING HONU」の機内を見学する。実際にファーストクラスやビジネスクラス、ANA COUCHiiに座り、シートも体験できる。2機の「FLYING HONU」を背景に、記念写真を撮影する時間も設ける。

 料金は、ファーストクラスが5万9800円、ビジネスクラスが2万9800円、プレミアムエコノミーが1万3800円、エコノミークラスが9800円となる(いずれも1人当たり、税込)。

 申込みは、ANAホームページの「国内ツアー」から可能で、9月2日(木)午後2時から先着順で受け付けている。

 「レストラン FLYING HONU」は5~8月に計10回実施し、好評だったことから10月も継続が決まった。

オマツリジャパン、男鹿のナマハゲが戒めるオンラインツアー 9月25日に実施する

2021年9月2日(木) 配信

なまはげを始めとした男鹿の魅力に触れられる

 オマツリジャパン(加藤優子社長、東京都渋谷区)と、JR東日本スタートアップ(柴田裕社長、東京都港区)は共同で、祭りを起点として地域と人をつなぎ、地域の関係人口を生み出すプログラム「祭り留学」を7月からスタートした。第1弾として、秋田県男鹿市の「なまはげを知るオンラインツアー」を9月25日(土)に実施する。申し込み受付は9月17日(金)まで。

 同ツアーでは、多くの人が愛してやまない豊作・豊漁・吉事をもたらす来訪神、「男鹿のナマハゲ」の魅力に迫る。ツアー当日は男鹿のナマハゲに精通したガイドと、日本で唯一のなまはげ面を作る職人ともに、秋田県男鹿市からライブ配信を行う。なまはげによる「オンライン問答体験」のほか、見どころ満載のコンテンツを予定しているという。

 また、男鹿の魅力がたっぷり詰まった参加体験ギフトも用意しているため、男鹿の味覚を楽しみながらオンラインツアーに参加することができる。参加体験ギフトは、①A.ツアーエントリーコース②B.男鹿の秋の味覚を楽しむコース③C.男鹿の海の幸を楽しむコース④D.男鹿の味覚をたっぷりお得に楽しむコース――の4種類。各種コースに、乙旨味ハタハタとなまはげマスクケースが共通して含まれる。

 開催時間は午後4:00~5:30の1時間半を予定。オンライン会議システムのZoomを利用して参加できる。参加費はすべて税込みで、Aコースが1000円、Bコースが3000円、Cコースが5000円、Dコースが8000円。詳細や申し込みはオマツリジャパンHPから。

白川郷の老舗旅館がクラファンに挑戦中! 130年以上続く城山館が風呂再建目指す

2021年9月2日(木) 配信

「お客様のために館内にお風呂を」

 世界遺産の岐阜県・白川郷にある城山館(松古卓也社長)は9月28日(火)まで、クラウドファンディング「白川郷・明治創業の小さな宿の大きな夢、『お客様のために館内にお風呂を作りたい』」に挑戦している。

 同館は、明治末期に創業し、現館主で4代目。歴史的価値の高い建物は重要伝統的建造物に選定されている。館主と女将、長女夫婦、長男、次女、孫3人と9人の家族で運営しており、アットフォームで心のこもった接客が人気の宿。また、和食料理人の館主が手掛ける料理は国内外からの宿泊客に高い評価を得ている。

 一方、館内にあった風呂が15年前の雪害で壊れて以来、宿にとって必須設備ともいえる風呂がないまま営業している。コロナ禍でなかなか売上が見込めず、厳しい状況が続くが、現状を打破するためにも今回前向きな挑戦を決めたという。

 リターンは同館の宿泊券やディナー券などのほか、コロナの影響を受けている地域事業者にも支援が広がるように、白川郷うまいもん詰め合わせセット(1万1000円)やA5等級の飛騨牛コース(2万5000円)など、白川郷の特産品や名産品も用意した。なお、クラウドファンディングはプラットフォーム「キャンプファイヤー」で実施している。

北海道の旬のおいしさを伝える食の旅 「おいしい旅 北海道」を企画 コープトラベル

2021年9月2日(木) 配信

企画イメージ

 コープトラベル(石毛二郎社長、北海道札幌市)は、北海道の自然や食を愛する生産者・料理人と、北海道の旬の食を求める消費者を結びつけたいとの思いから、道の旬のおいしさを伝える食の旅「おいしい旅 北海道」を企画した。

 食材や料理だけでなく、北海道ならではの景色なども含めた本物の「おいしい」を、北海道が好きな人に体験してもらう、こだわりの食の旅ブランドだ。

 企画では季節毎の北海道の雄大な大自然を体感しながら、生産者の想いがつまった「旬」の食材を、地場のシェフが仕上げた逸品として楽しめる。贅沢な料理や楽しいイベントをお得に楽しめる出発日限定バスプランのほか、プライベートハイヤー利用で、密を避けた安心な旅も選ぶことができる。

“青色”が特徴のシュークリーム 沖縄県の御菓子御殿が販売

2021年9月2日(木) 配信

バタフライピーシュークリーム

 沖縄土産の定番・元祖紅いもタルトを製造販売する御菓子御殿(本社・沖縄県読谷村)はこのほど、マメ科の植物「バタフライピー」を活用した産業化の取り組みを行う産業推進団体に参画し、共同でバタフライピーを利用した「バタフライピーシュークリーム」を開発した。

 さわやかなミント風味の軽い口当たりのバタフライクリームと濃厚なカスタードクリームのダブルシューで、沖縄の青い海を、バタフライピーの鮮やかなブルーで表現した。御菓子御殿グループ直営店舗で、税込308円で販売している。

 バタフライピーは1年を通して咲く青い花が、蝶のカタチに似ていることからこのように呼ばれ、和名を「蝶豆」と言う。抗酸化物質ポリフェノール「アントシアニン」が多く含まれアンチエイジング効果が期待できるほか、眼精疲労やメタボリックシンドロームの予防効果も注目されている。さらに花弁から抽出されるバタフライピー液は神秘的な蒼(あお)色をしており、レモンなどの酸性と混ざると紫色に変化する。