”美”をテーマに女性向けスキーツアーを企画 日本旅行×全日本スキー連盟

2022年2月25日(金) 配信

白馬東急ホテル(左)と白馬八方尾根スキー場

 日本旅行(小谷野悦光社長、東京都中央区)はこのほど、全日本スキー連盟と共同で企画した女性向けスキーツアーを売り出した。“美”をテーマに、美しい身体を作る食や温泉、美しく滑るスキーレッスンのほか、コーセー協力のもと、美しい肌を保つスキンケア講座などを盛り込んだ。

 今回の「SKI女子旅~極上スノーリゾートで【美】を求めて~」は、アクティブな女性をターゲットとした商品で、さまざまな角度から美を追求する。舞台は長野県・白馬村の白馬八方尾根スキー場。スキーを美しく滑るナショナルデモンストレーターの谷藤遥さんがレクチャーを行う。

 また、初日のスキー後には、ゲレンデの照り返しで日焼けした肌をケアする化粧品やスキンケア方法をコーセーのメイクアップアーティストが講義。実際に試供品を使用して、体験を行う。

 宿泊は白馬東急ホテルを用意。「美人の湯」として知られる白馬八方温泉が堪能できる。

 ツアーは3月12日(土)~13日(日)の1泊2日。料金は2人1室利用で1人5万6000円(税込)。

50人に1人旅行代金全額ポイント還元! 東武トップツアーズ

2022年2月25日(金) 配信

新生活前に旅で思い出を

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は2月25日(金)から、同社ECサイト会員への感謝企画として、「50人に1人全額ポイント還元キャンペーン」を開始した。期間中、対象となる国内ツアーや国内宿泊事前払いプラン商品を予約し、キャンペーンにエントリーした人のなかから抽選で、50人に1人の割合で対象商品の旅行代金全額相当分のポイントを付与する。

 同社は同キャンペーンを通して新年度の新たな生活が始まる前に、家族旅行や卒業旅行など、旅行による思い出作りを促し、国内旅行の回復に貢献していきたい考え。

 出発日の対象は2月25日(金)~3月31日(木)で、エントリーは4月15日(金)まで受け付ける。CPの応募には会員登録とメルマガの受信設定が必要になる。ポイントの抽選日・付与日は4月下旬の予定。なお、付与対象の旅行代金は10万円分が上限。

宮里聖志プロと一緒にプレイ ジャルパックのゴルフツアー

2022年2月25日(金) 配信

宮里聖志プロ

 ジャルパック(江利川宗光社長、東京都品川区)はこのほど、宮里聖志プロとプレイを楽しめる「『JAL PRESENTS』沖縄ゴルフinかねひで喜瀬カントリークラブ 2・3・4日間」を売り出した。宮里プロの地元沖縄で一緒にプレイができ、ラウンド前日には、直接アドバイスが受けられるワンポイントレッスンが付いた特別なツアー。

 宮里プロと各組3ホールずつラウンドできるほか、ラウンド前日にはプロのワンポイントレッスンを実施する。また、プレイ後はプロのトークショーと懇親会を開く。なお、参加者にはプロのサイン入り記念品をプレゼントする。

 出発日は3月25日(金)、26日(土)。料金は東京発12万2000~12万9000円(2人1室利用時の1人料金)。募集人員は18人。

赤と白がテーマ リーガロイヤルホテル東京で苺のアフタヌーンティー

2022年2月24日(木) 配信

苺のアフタヌーンティー“エメ・ブラン”(イメージ)

 リーガロイヤルホテル東京(中川智子総支配人、東京都新宿区)は3月1日(火)~4月30日(土)まで、「赤と白」がテーマの「苺のアフタヌーンティー“エメ・ブラン”」を「ガーデンラウンジ」で売り出す。

 苺とホワイトチョコレートのタルト、苺とクリームチーズのマカロンなどを用意。軽食には、マカロンに見立てたホタテとラヴィゴットソースのサンドイッチなどを取りそろえる。

 また期間中、「苺柄」の洋服や小物を身に着けるなどして来店した人には、ホテル特製の焼き菓子をプレゼントする。

 同ホテル内「ダイニング フェリオ」では、3 月5 、6、12、13 日の4 日間限定で「スイーツビュッフェ~苺づくしの幸せピクニック~」を展開する。

 フォトジェニックな苺のスイーツや食事が楽しめる企画。麦わら帽子をかたどったケーキやジャム瓶に入ったブランマンジェなど、見た目も可愛いスイーツなどが楽しめる。

「苺とホワイトチョコレートの麦わら帽子」

 ライブキッチンではユニークな「苺のマルゲリータ風ピザ」などを提供。これに加え今回は、糖度の高い福井県若狭産の苺も用意する。

 前回の「ハロウィーンスイーツビュッフェ」開催時に好評を得た専用のフォトスポットも設置する。同フォトスポットは苺づくしのピクニック気分をより一層体感できる空間となっており、利用者全員にそれぞれの撮影時間を設け、混雑や映り込みなどを気にせず、プライベートな空間で存分に写真撮影を楽しめるようにする。

HPで利益率UPを 「脱OTA」セミナー開く KKday Japanとアクティビティジャパン

2022年2月24日(木) 配信

大溝浩紀氏。HPの立ち上げるアクティビティジャパンのサービス「rezio」を紹介した

 オプショナルツアー予約サイトを運営するKKday Japan(陳明明CEO、東京都新宿区)と、アクティビティジャパン(同)は1月25日(火)から、4回にわけて「旅ナカ事業のノウハウ紹介ウェビナー」を開いている。2月16日(水)(4回目)には、「脱OTA依存!自社サイトの集客力upと利益率upのノウハウ」を開催。観光施設に向けてホームページの開設を促した。

 講師として登壇したKKdayグループ日本支社事業戦略部の大溝浩紀氏は「多くの消費者はコロナ禍で営業日や時間、感染症対策を公式サイトで調べる」と説明。また、感染対策として、ウェブからの予約数も増えたことを踏まえ、「購買意欲の高いユーザーが自社サイトを訪れる回数が増加している」と話した。

 こうしたことから、「自社サイトで予約できないことは、受注機会の損失だ」として、商品を申し込むことができるホームページを開設することを勧めた。

 一方で、検索サイトで上位に表示されるための業務や商品の見せ方の考案のほか、失注要因の分析と対策などが新たに必要になるとして、直販サイトを立ち上げるアクティビティジャパンのサービス「rezio」を紹介した。

 同サービスは、在庫を管理する機能も付けた。商品は両社のサイトに掲載される。今後、トリップドットコムにも載せられる予定だ。

内閣府、自治体と企業7団体表彰 企業版ふるさと納税活用で

2022年2月24日(木)配信

受賞された7団体の代表者

 内閣府地方創生推進事務局は2月10日(木)、2021(令和3)年度の企業版ふるさと納税を活用した優良事例を表彰する大臣表彰式をオンラインで開き、全国の4自治体と企業3社が受賞した。

 表彰式の冒頭、野田聖子内閣府特命担当大臣が「表彰を機に、さらなる官民連携の深化を期待している」とあいさつ。受賞団体の代表者が、観光振興につながる特色ある取り組みなど紹介した。

主催者あいさつを行う野田聖子内閣府特命担当大臣

 観光・旅行関連の事業としては、石川県・能登町が観光客を関係人口構築や移住につなげる取り組み、岡山県真庭市が東京から移築した建築物を観光文化発信拠点として活用する取り組み。また、アステリアが寄附を行う秋田県仙北市で外国人観光客増加のための情報発信など。

 企業版ふるさと納税は、企業が地方公共団体の地方創生プロジェクトに寄附を行うと、税額控除が受けられ、企業からの寄附を活用して官民連携した地方創生を推進する取り組み。20年度の寄附実績が前年度比3.3倍となり、同制度の活用が広まっている。

 表彰団体は次の通り。

 【地方公共団体部門】石川県・能登町▽岡山県真庭市▽高知県・日高村▽鹿児島県・大崎町【企業部門】アステリア▽信金中央金庫▽ヤフー

信州観光バス ボンネットバスで巡る 「レイラインツアー」コース変更

2022年2月24日(木)配信

レトロなボンネットバスが人気

 信州観光バス(久保幸子社長、長野県千曲市)は4月1日から、昨年5月にスタートした「ボンネットバスで巡る!日本遺産・信州上田塩田平レイラインツアー」のコース内容を変更して、新たに運行を開始する。

 同ツアーは、日本遺産レイラインがつなぐ「太陽と大地の聖地~龍と生きるまち 信州上田・塩田平~」を、レトロなボンネットバスで巡る着地型旅行商品。レイラインとは英国の考古学研究者が提唱したもので、太陽の通り道に古代の遺跡が直線上に並ぶ様をいう。塩田平には上田市の国分にある「信濃国分寺」と下之郷の「生島足島神社」、上本郷の「泥宮」と「女神岳」。この4つは信濃国分寺からおよそ西南西の方角に一直線に並んでおり、この線は「夏至の朝日」が昇る角度でこれを「塩田平のレイライン」と呼んでいる。

 レイラインツアーの新ルートは、別所温泉を午前10時発→上田駅温泉口10時30分着・発→信濃国分寺10時40分着・11時発→シャトーメルシャン椀子ワイナリー(見学・試飲)11時20分着・午後0時発→前山寺(くるみおはぎ・有料オプション)0時15分着・0時55分発→中禅寺1時着・1時20分発→生島足島神社1時35分着・1時55分発→下之郷駅2時着(上田方面下車)→別所温泉駅2時15分着。

 運行日は土・日・月・祝祭日で、新ルートに併せて乗車料金は1人4800円(拝観料・試飲料込)に変更となる。小学生以下は2千円、幼児無料。

* * *

 また、今春開催の善光寺御開帳に合わせて4月3日―6月29日に善光寺と別所温泉を結ぶ直行バスを運行する。善光寺直行バスは運賃1人4800円(税込)で、別所温泉駅午前10時出発、姨捨棚田と長楽寺経由(観光30分)で、善光寺(八十二銀行大門町支店前)午前0時30分ごろ到着。別所温泉直行バスは1人4千円(同)で、JR長野駅東口ユメリアバスパーク午後1時40分出発、別所温泉駅3時ごろ到着。最少4人から催行する。要事前予約で出発日の前日午後5時まで。

 問い合わせ=信州観光バス別所温泉営業所 ☎0268(39)7080。

「観光人文学への遡航(20)」 安心保障関係と相互信頼関係

2022年2月23日(水) 配信

 買い手の不安を解消するためには、ちゃんとした商売をしているように伝えることが必要だ。だから、マナーを徹底したり、敬語を使ったり、マニュアルを通して品質の均質化やパッケージ化をはかったりする行為に結びつく。そのような仕掛けを加えることで、買い手が抱く心配事を除去し、安心を保障する。そこで得られる関係のことを「安心保障関係」と言うことを前回説明した。  

 

 サービス現場では、このサービスのパッケージ化やマナー教育、マニュアルの徹底など、ほとんどが、このお客様との安心保障関係を構築するための業務が多いように思われる。

 

 例えば、大手回転寿司チェーンがいま全国にネットワークを広げているが、値段が不透明だった既存の寿司店と比較して、1皿○○円と明確に提示してあるので、会計のときに不安になることはなくなった。ただ、この場合、お客は自分の既に知っているネタを注文するので、どうしても新たな価値を創造するというよりも、価格勝負となることの方が多い。

 

 一方、値札のないような、大将おまかせでにぎってもらう高級寿司店に行くと、例えばこんな光景に出くわすことがある。

 大将:「お客様、何か苦手なものはありますか?」

 客:「私はどうもアワビが苦手でね」

 大将:「かしこまりました。お客様、ためしにこれちょっと食べてみてください」

 客:「あれ、これは初めて食べる食感だ。旨いね。これはなんてネタですか」

 大将:「アワビなんです」

 この芸当は固定的サービスによる安心保障関係ではない。お客は現にアワビが苦手と言っているのに、よりによってそのアワビを提示するなんて、もしかしたら怒られるかもしれない。この安心保障関係を敢えて越えて、リスクを覚悟のうえで顧客の懐に入り込む関係性を相互信頼関係と言う。

 

 このことからも、ホスピタリティは単なるおもてなしではないことはよく理解できるであろう。おもてなしと呼ばれている行為の多くは、安心を保障するためのマナーや、サービスのパッケージ化に比重が置かれているからであって、「心からの」なんて言葉が頭についていることも多いが、よく吟味してみると、その中身の本質はサービスのパッケージ化ではないだろうか。

 

 お客様を心からお迎えするために打ち水をする、お客様の言葉をさえぎらず、すべて話してもらってからこちらの対応を始める、謝罪の意を伝えるために眉毛で表現をする、お辞儀の角度は〇〇度等々、ホスピタリティの専門家と言われる人々の口から出てくるホスピタリティの実践事例がどれだけマニュアル化されて、リスクの除去に主眼が置かれているかということを考えると、皮肉としかいいようがない。

 

コラムニスト紹介 

島川 崇 氏

神奈川大学国際日本学部・教授 島川 崇 氏

1970年愛媛県松山市生まれ。国際基督教大学卒。日本航空株式会社、財団法人松下政経塾、ロンドンメトロポリタン大学院MBA(Tourism & Hospitality)修了。韓国観光公社ソウル本社日本部客員研究員、株式会社日本総合研究所、東北福祉大学総合マネジメント学部、東洋大学国際観光学部国際観光学科長・教授を経て、神奈川大学国際日本学部教授。日本国際観光学会会長。教員の傍ら、PHP総合研究所リサーチフェロー、藤沢市観光アドバイザー等を歴任。東京工業大学大学院情報理工学研究科博士後期課程満期退学。

日本旅館協会、宿泊施設のSDGs 東京ビッグサイトでセミナー開く

2022年2月22日(火) 配信

基調講演のようす

 日本旅館協会(浜野浩二会長)は2月17日(木)、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「旅館の持続化計画」をテーマにセミナーを開いた。宿泊業におけるSDGs(持続可能な開発目標)について基調講演のほか、同協会のアンケート調査の集計結果や、雇用と地域観光に関する宿泊施設の活動を事例紹介した。

 基調講演は、宿泊業や飲食店のほか数多くの事業を手掛ける、長野県・扉温泉「明神館」社長の齊藤忠政氏が「地域と共に生きること」と題して行った。齊藤氏は、自然災害による倒木で扉温泉が孤立状態になった経験を例にして、「環境が変化すると山が一番被害に遭いやすい」と持論を展開。これからの自然環境の変化による弊害を考え、「本格的に2003年から持続可能な宿づくりをスタートした」と語り、明神館を含む扉グループでの過去20年の取り組みを振り返った。

明神館社長の齊藤忠政氏

 03年からは自社農園を開始し、これまで新入社員が音頭を取って試みに挑戦していると説明。07年から美と健康をテーマにした料理を提供するため、明神館のシェフにマクロビオティックアドバイザー認定を取得させた。マクロビオティックとは、動物性・精製した小麦・砂糖・卵・乳製品を使わず、できるだけその土地で採れた旬の物を食べることで、健康を維持できると言われる食事法。信州の食材を精進料理にならないようフレンチ料理にアレンジしたメニューで提供している。

 いち早く、エコロジー(自然環境保護運動)にも力を入れ、09年に国際的な宿泊施設の環境認証「グリーンキー」の日本第1号に認証された。旅館の壁に再生可能な素材を採用し、客室の一部の床に空気の浄化作用のある炭を使用するなど、さまざまな点で持続可能性を追求し、旅館を運営してきたと伝えた。

 その後、旅館を世界に広めたいと考え、ホテル&レストランの世界コレクション「ルレ・エ・シャトー」に加盟し、ブランディング強化と海外への販路づくりに力を入れた。一方で地元に対しても、学生や農家、地域の農政課などと「文化」と「食」に対するさまざまな取り組みに尽力。長野県松本市にある松本城の内側・三の丸の活性化をはかる街づくり組織「松本城・三の丸倶楽部」の座長も、齊藤氏が務めている。

 19年から古民家事業を開始し、古民家や松本城の殿様ゆかりの本陣をリノベーションした宿泊施設をそれぞれオープンした。齊藤氏は「古民家を活用し、持続可能な地域経営によって地域の課題を解決することで、住み続けられる地域としたい」と言及。持続可能な地域経営のため、観光産業が「住み続けられる地域」をデザインしなければならないと主張した。

雇用に対する取り組み、アンケートや事例紹介

 セミナー後半の第1部「安定した雇用」では、宿泊施設のSDGsに関するアンケート結果や、人手不足に対する4つの取り組みを発表した。

 宿泊施設のSDGsについてのアンケート結果は、長野県・湯田中温泉「あぶらや燈千」社長の湯本孝之氏が紹介した。日本旅館協会が①宿泊施設の経営者②宿泊施設の従業員③宿泊施設への就業希望者④宿泊施設の利用者――の4カテゴリーを調査。SDGsの認知度から、宿泊施設に必要と思われる対応などの調査結果を公表した。

 事例紹介の1つ目は、福島県・土湯温泉「山水荘」常務の渡邉利生氏が、旅館が抱える問題を生産性向上という側面から取り組んだ自館の成果を共有した。就業規則と賃金規定の見直しから業務シフト編成の再構築のほか、食事処を改修してオープンキッチンを設けたことで改善した料理提供体制などを紹介した。

 2つ目は、和歌山県・和歌浦温泉「萬波」社長の坂口宗徳氏が、個性心理学で安定した組織づくりの事例を発表した。従業員や宿泊客を3分類の特性に分けることで、互いの個性が生きる組織づくりや、宿泊客増加につなげる事例を紹介した。

 3つ目は、静岡県・修善寺温泉「新井旅館」社長の相原昌一郎氏が、日本旅館協会会員の労働環境改善の取り組み事例を発表。ピークを分散した業務平均化や、従業員の働きやすい環境整備などの取り組みを紹介した。

 さらに4つ目は、山口県下関市の割烹旅館「寿美礼」社長の和田健資氏が、日本旅館協会と地元の下関市立大学付属リカレント教育センターが協働で開講する「旅館マネジメント専門家養成コース」について紹介した。

地域観光を切り口に、宿泊施設らが事例発表

 第2部は「地域観光」の存続を切り口に、3つの取り組みを発表した。1つ目は、北海道・ウトロ温泉「北こぶし知床ホテル&リゾート」社長の桑島大介氏と、同館で「クマ活」に取り組む村上晴花氏が登壇。ヒグマとの共存を目指す活動により、自然環境の保護とその環境が従業員の働き甲斐の創造にも結び付いた事例を紹介した。

 また2つ目は、鹿児島県・指宿温泉「指宿ロイヤルホテル」社長の細川ゆり氏が、委員として取材した「グランヴィア岡山の取り組む食品ロス対策」を発表した。食材の適量発注の徹底や、下ごしらえ部門設置による仕込みの効率化、スタッフ一人ひとりが食品ロス対策の重要性を認識などの取り組みを紹介した。

 3つ目の「竹アメニティ活用による脱プラスチック」について、島根県・さぎの湯温泉「さぎの湯荘」社長の田辺大輔氏が登壇。地元島根県で竹製のアメニティを製造するひろせプロダクト社長の鉄本学氏も登壇し、竹製のストローやカトラリー、歯ブラシなどを紹介した。

瑞風デイトリップ発売 岡山県北を巡る2日間(JR西日本×日本旅行)

2022年2月22日(火) 配信

トワイライトエクスプレス瑞風 イメージ

 西日本旅客鉄道(JR西日本)と日本旅行(小谷野悦光社長)はこのほど、2022年7月から9月に開く「岡山デスティネーションキャンペーン」を記念し、「トワイライトエクスプレス瑞風」を京都駅から新見駅まで、デイトリップとして運行する。岡山県北を巡る「瑞風デイトリップ」ツアーは、7月2(土)~3日(日)の旅程で売り出す。

 瑞風デイトリップでは、洗練された車内や車窓の景色、食の匠が監修する料理などを楽しみながら、車内で約6時間滞在する。

 宿泊地は、「ザ・シロヤマテラス津山別邸」(津山市)の、鶴山公園・津山城を遠望できる部屋を3タイプ用意した。真庭市勝山の町並み保存地区や、ベンガラの町として栄えた高梁市吹屋の町並みを、地元ガイドが紹介する。

 また、日本最古級の木造校舎とされている「旧吹屋小学校」で、国指定重要無形民俗文化財の「備中神楽」を貸切観賞できる。

 旅行代金は、1人当たり24万~27万円(京都駅発・新大阪駅着の場合)。3月3日(木)午前10時から発売開始。