道内50カ所以上を超高画質360°パノラマVR撮影 Creative Office Harukaは10月1日、北海道 VR ツアー公開

2017年10月11日(水) 配信

夜の小樽運河も家に居ながら楽しめる

Creative Office Harukaはこのほど、北海道 VR (仮想現実)ツアーを公開。オキュラスリフトやハコスコなど、VRヘッドマウントディスプレイに対応したコンテンツも提供する。

 撮影ポイントは、北海道内の観光地や絶景、未来に残すべき産業遺産など、50カ所 200 シーン以上。プロカメラマンの手で一番美しくみえる瞬間を、2億ピクセルの超高画質で撮影されているため、細かな部分までズーム可能で、「すべてを見尽くした」という満足感が味わえる。年内には沖縄の360°パノラマに特化したサイトも開設を予定する。

超高画質撮影されているから、細部の色も鮮やか

VR素材・ストックパノラマ素材としてライセンス利用について

 北海道 VR ツアーに掲載されている 360°パノラマは、すべて 1 シーンからライセンス利用(有料)することができる。画像素材としての提供だけでなく、HTML データでの提供、オリジナル編集して提供も可能で、ウェブサイトやスマートフォンアプリにも使える。また画像素材のみの場合は、Getty Images などの写真画像代理店を通して利用することも可能。詳しくは Creative Office Haruka 075-777-2199 まで。

公式ホームページ

道の駅「木更津うまくたの里」が開業 ご当地グルメや千葉県の「うまいもの」2千点が集結!

2017年10月11日(水) 配信

千葉県の「うまいもの」が2千点も集まる道の駅

房総半島の玄関口・千葉県木更津市に10月20日(金)午前10時、道の駅「木更津うまくたの里」が開業する。ご当地グルメや千葉県の「うまいもの」が2千点も集まるほか、収穫体験なども企画し体感型・食のテーマパークを目指す。

 房総半島への玄関口となる東京湾アクアラインを通り、最初に出会うことのできる道の駅で、都心からは約1時間の地の利だ。木更津市の観光情報発信はもちろん、売店には地元の名産・ブルーベリーやその加工品、アサリ、ノリなどの海産物、地元農家から毎朝届く新鮮な野菜や惣菜など、木更津の海の幸、山の幸が並ぶ。収穫体験など地元の産業を体感できるイベントも定期的に実施する。

行列店がプロデュース!のうえんカフェレストランがオープン

 地元で絶大な人気を誇る2つの行列店、地元野菜を使った家庭料理が楽しめる「のうえんカフェ」(袖ヶ浦市)とバウムクーヘン専門店「せんねんの木」(市原市)がプロデュースするのうえんカフェレストラン「&TREE(アンドツリー)」も敷地内にオープンする。北欧風のゆっくりくつろげる店内では、地元で採れた「かずさ野菜」が主役のホットパイや野菜のキッシュ、テリーヌなどが味わえるランチプレート「かずさ彩野菜のプレート」や、仕上げに目の前でキャラメリゼしてくれるオリジナルスイーツ「フレンチブリュレバウム」などを提供する。

のうえんカフェレストラン(イメージ)

ピーナッツづくしの道の駅

 千葉県が生産量日本一を誇るピーナッツ商品も県内有数の品ぞろえだ。店内にはひときわ目を引くピーナッツのオブジェやピーナッツキャッチャーも設置。レストランでもピーナッツを使ったメニューを楽しめる。

道の駅限定ピーナッツ商品(クレイジーピーナッツ)

10月20日(金)から3日間、オープニングイベントも開催(詳細は変更になる場合もあり)

・木更津市ご当地キャラクター「きさポン」来場(20~22日)

・拓殖大学広陵高校吹奏楽部、木更津諏訪太鼓による演奏(20日)

・お笑い芸人「クールポコ。」トークライブ&餅まき大会(20日午後3:00~)

 ※餅まき大会は100人限定のため、当日午後2:00から整理券を配布。

・木更津市ご当地ヒーロー「鳳神ヤツルギ」ショー(21日)

20日(金)にはお笑い芸人「クールポコ。」が来場予定

施設概要

名称:道の駅 木更津 うまくたの里

住所:千葉県木更津市下郡1369-1

アクセス:圏央道・木更津東インター下車すぐ

面積・施設:面積/約9,500平方メートル、施設/駐車場99台、トイレ18器、農林水産物・加工品等販売施設、レストラン、情報発信・観光案内センター、地域コミュニティースペース、交流・イベント広場

営業時間:午前9:00-午後5:00(季節により変更になる場合もあり)

運営:TTC(静岡県熱海市)

2カ月間限定の贅沢なカニのどんぶりを食す旅、北陸の冬の味覚を堪能

2017年10月11日(水) 配信

Web限定「北陸冬の味覚」を発売

ジャルパック(藤田克己社長)は2017年10月6日(金)から、こだわりの北陸グルメを満喫する「北陸冬の味覚」を売り出した。

 「ただのグルメツアーではありません」(同社)。冬、本番を迎える北陸で、地元をこよなく愛する料理人が提供する料理で、職人の心意気を感じる旅となる。客と北陸の料理人をつなぐ自信作として「北陸が大好きになってしまう3つのツアーをお届けします」と力を込める。

海の宝石箱、開高丼

「越前ガニを日本海が目の前の『ふるさとの宿 こばせ』で味わう」2日間

 福井・越前海岸の宿「ふるさとの宿 こばせ」で越前ガニに舌鼓、 11月、 12月出発は「開高丼」プランを用意。1月~3月出発はズワイガニのトップブランドの証、黄色のタグ付き「越前ガニ」を堪能する「越前ガニ」フルコースプランを設定した。

 美食家で知られた作家の故開高健に“海の宝石箱”と言わしめた「開高丼」。開高丼の主役は、越前ガニ(ズワイガニ)の雌・セイコガニ。漁が許された11月6日(月)~12月末の例年たった50日程しか獲れない貴重なカニ。この中からさらに厳選し丁寧に手でむかれたセイコガニ8杯のカニの身を、福井のブランド米を盛った丼に豪快にちりばめた期間限定の逸品だ。

 黄色タグ付き「越前ガニ」は、ブランドガニとして「タグ」を付けて流通させたのは越前町が発祥。 これはカニの産地を証明するタグで、越前町では「黄色」のタグをハサミにつけるようにしている。さらにタグの裏側には水揚げ港が記載され、安心の証としている。越前ガニは、全国のズワイガニの中でもトップブランドで、福井県で水揚げされたオスのズワイガニのこと。越前ガニを提供する店は「越前町で漁獲された越前ガニ取扱店」の証が掲げられている。

開高丼プラン:2017年11月8日(水)~12月27日(水)の毎日発

越前ガニプラン:2018年1月6日(土)~3月20日(火)の毎日発

出発地:東京

旅行日数:2日間

食事:1朝食1昼食付き

最少催行人員:2人

※設定期間はコースで異なる。

「世界遺産 五筒山と氷見の海の幸を味わう」2日間

 地元が大好きな主が、その日に揚がった魚で「1番うまいもの」を提供する。主の目にかなった、カニ、のどくろ、ブリ、タラ、あんこうなど多彩な日本海の恵みを楽しめる。※季節や入荷状況により料理内容や素材が変更となる

 魚恵 料理長は「銀の鱗に輝く立山、氷見にこだわる調理人の心意気を感じてください。魚恵のお料理にお品書きはありません。豪快で繊細な技で作り出す珠玉のお料理をお召し上がりに氷見へいらしてください」とコメント。

設定期間:2017年11月8日(水)~2018年3月31日(土)の指定日発

出発地:東京

旅行日数:2日間

食事:1朝食1夕食付き

最少催行人員:2人

※設定期間はコースで異なる。

かがり吉祥亭 露天風呂

「カニで満腹!山中温泉」2・3日間

 山中温泉でカニ三昧。温泉宿で炭火焼きや蟹スキの食べ放題が付いた「蟹三昧会席」や蟹しゃぶが付いた「蟹会席」を用意。泊りは「かがり吉祥亭」、「吉祥やまなか」から選べる。

設定期間:2017年11月8日(水)~2018年3月30日(金)の指定日発

出発地:東京

旅行日数:2日間、 3日間

食事:1朝食1夕食付き(2日間)、 2朝食2夕食付き(3日間)

最少催行人員:1人

「スノーリゾート地域全体の活性化に向けた具体的な施策を」、スノーリゾート地域の活性化推進会議設置

2017年10月11日(水) 配信

推進会議のようす

観光庁は2017年10月6日(金)に「第1回スノーリゾート地域の活性化推進会議」を開いた。同会議では、2015年から今年4月まで行われていた検討会の最終報告に基づき、スノーリゾート地域全体の活性化に向けた具体的な施策を検討していく。

 2018年に平昌、2022年に北京で冬季オリンピックが開催されることにより、今後アジア諸国においてスノースポーツ人口の増加と、日本への来訪増加が期待される。パウダースノーや温泉、空港からスキー場へのアクセスの良さなど、ほかにはない観光資源で、外国人観光客の誘客を目指す。

スノーリゾート活性のカギはアジア、スキーの面白さ伝えリピーター増加へ

スキーの面白さ・楽しさを伝えていく(写真はイメージ)

 日本人のスノースポーツ人口は、ピーク時だった1998年の1800万人から、2015年には740万人とおよそ4割にまで減少している。同推進会議の構成員である北海道大学観光学高等研究センターの遠藤正氏によると、「今後日本人のスノースポーツ人口がピーク時の水準にまで戻ることはない」という。

 その一方で2018年の平昌オリンピック、2022年の北京オリンピックの影響からか、北海道を中心に訪日外国人観光客によるスキー人口が増加。とくにニセコ地域では、アジア圏からの宿泊者が急増しており、2014年から現在までオーストラリアからの宿泊者数を上回る勢いを見せている。

 遠藤氏は「スノーリゾート活性化のカギとなるターゲットはアジアである」と言及。そのうえで、中・上級者(オーストラリア・欧米)と未経験・初級者(主にアジア圏を想定)ではマーケットが異なるため、未経験者・初心者にはスキーの面白さ、楽しさを伝えていくことが今後のリピーター増加につながっていくと伝えた。

外国語ができる日本人インストラクターの育成を

 訪日外国人観光客によるスキー人口が増加するなかで喫緊の課題となるのが、外国語ができる日本人インストラクターが不足していることだ。スキー指導の現場では、スキー未経験者であるアジアからのスキー観光客にもスキーレッスンを行っているため、国際的なスノーリゾートになるためにはインストラクターの多言語対応は急務になってきている。

 現在、外国人スキー観光客対応のためのインストラクター確保については、スキーのできる外国人インストラクターを採用するなどさまざまな対策が練られている。しかし、外国人インストラクターを採用する場合は日本での実務経験が最低36カ月必要になるため、ビザの関係上困難を極めている状態だ。やはり、中長期的な対策として、外国語能力を有する日本人インストラクターの採用・発掘が重要となる。

 これら課題に対し全日本スキー連盟副会長の菱沼信夫氏は、「首都圏にスキーインストラクターは1万人以上いる。その中には外資系企業に勤めている人もいるため語学ができる人はかなりいると思う。まずは、首都圏のインストラクターのなかで語学ができる人を把握することが重要である」と語った。

スノーリゾート地域の活性化に向けアクションプラン策定、幼少期からスノースポーツに興味を持ってもらう仕組みづくりを

 同推進会議では今年4月に取りまとめが行われた「スノーリゾート地域の活性化に向けた検討会 最終報告書」に基づき、第2回推進会議が行われる11月末までの間にアクションプログラムを策定する。

 アクションプログラムの柱となるのは「国内外からのスノーリゾートへの誘客に関する課題」と「スキー場の経営に関する課題」の2点。国内外からのスノーリゾートへの誘客については、構成員らから「幼少期からスキーなどのスノースポーツに触れることが重要である」などの意見が寄せられていることから、小中学生を対象にスノースポーツの普及活動を積極的に行っていく。

 また、スキー場の年間を通じた事業継続に向け、グリーンシーズンにおける森林レクリエーションや索道の利活用などの事例を収集し、滞在コンテンツの充実や雇用の確保に向けた検討を行っていく。

するが企画観光局がマーケティング力強化、データの販売も開始

2017年10月10日(火) 配信

カンファレンスを開催

するが企画観光局(酒井公夫理事長)は2017年10月5日(木)に、静岡県静岡市で、2017年度から刷新した新組織体制と戦略展開状況を発表する「デステネーション ブランド カンファレンス 2017」を開いた。

 当日は新組織設立に至る背景や新体制の特徴、17年前期に展開した「夢の吊り橋」を中心とした観光プロジェクトの進歩状況などを報告。今後の展開で、独自のマーケティング視点に基づき全国5千人規模で行った観光データを、有償で全国の自治体観光局に提供する「調査の商品化事業」構想を行った。

マーケティング力の強化で時代・ニーズを取り込む戦略提案で地域を支援

 するが観光局はより時代性や変化を素早く吸い上げ、これを戦略プランとして地域観光に生かすため、マーケティングに注力。「今」と「その先」の情報収集・分析と戦略立案を実現する新組織として設立した。

 17年度からマーケティング部署を立ち上げた。マーケティング責任者に料理レシピ検索サイト「クックパッド」の元広告部長を採用。デジタルを活用した観光サービスや、全国調査などすでにいくつかのプロジェクトを展開している。地域の複数観光組織をつなぐ場を提供しながら連携し、静岡県中部観光資源を最大限に活用する戦略を構築していく方向だ。

iPadを活用した寸又峡「夢の吊り橋」混雑解消サービス

 17年8月下旬から、寸又峡美女づくりの湯観光事業協同組合と協業。現在、静岡県中部地域で、最も人気を集めるスポットの1つ「夢の吊り橋」の混雑緩和と消費活性化に向けた実証実験を行った。

 実験ではタブレット端末iPadと受付管理アプリ「エアウェイト」を活用し、順受付を行うと自身のスマートフォンで順番や待ち時間を確認でき、整理券のQRコードから登録すれば、メールで通知を出すサービスを導入。合わせて順番受付すると寸又峡エリアのさまざまな施設で使用可能な割引クーポンを発行。周辺商店の売り上げ向上も確認した。

全国国内旅行者5千人を調査。行動と心理を分析

 2017年8月全国国内旅行者5千人を対象としたインターネット調査を実施。これまでの調査では不十分だった観光ニーズなどの詳細を補足し、静岡県中部観光の現状と課題を把握した。

 観光資産から導き出される最適な誘致ターゲットプロファイルや、ターゲット層の行動・心理に基づいた観光サービス、情報発信、消費促進戦略を導き出した。分析結果と活性化戦略は、地域内の自治体観光組織、団体と共有し、観光事業計画に活用していく。

今後の展開について

 全国国内旅行者5千人調査:JTI(Japan Tourist Insight)のデータ販売を始める。JTIは独自の観光データ。結果を元に消費者のセグメンテーション分析を行い、19タイプの観光客に分類。タイプ別の市場規模やペルソナ、参照情報源から強い目的地までを、可視化した。19タイプの分類を利用することで、地域が狙うべきターゲットや情報発信の媒体の検討などが簡単に行える。

 販売対象は、全国の自治体観光組織・団体を想定し、販売形態はレポートやエクセルデータセットなど複数用意。今後の調査への相乗りプランなども展開する予定だ。

寸又峡「夢の吊り橋」「湖面の色」の商標登録によるブランド化

 寸又峡美女づくりの湯観光事業組合と川根本町まちづくり観光協会、川根本町商工会が連携。2017年10月に「夢の吊り橋」「湖面の色」を商標登録する。商標を活用した商品やサービスの開発を進め、地域経済の活性化と目的地としてのブランド化をはかる。18年4~5月に5、6程度の商品事業展開を目指す。

 ピーク時に3時間を超える待ち時間となっている夢の吊り橋では、iPadアプリを活用した行列解消策の実証実験を継続。集客・行動状況や利用者ニーズなどを集め、寸又峡エリアをより幅広く楽しめる観光エリアの整備・開発に生かしていく。

民泊EXPOプレミアム2017 レポート その1 部屋貸しから、地産地消型の「民旅」へシフト アットマークベンチャー大津山社長

2017年10月10日 配信

セミナー会場のようす

今年3月に閣議決定された民泊新法(住宅宿泊事業法)。2018年6月の施行がほぼ確実視されている。宿泊提供日数の180日規制に対応するため、簡易宿泊所やマンスリー賃貸、時間貸しと並行した運用が求められるなど、住宅宿泊事業者(ホスト)を取り巻く環境は転換期にある。

 10月9日(月)、マイドームおおさか(大阪市中央区)で開かれた民泊EXPOプレミアム2017(主催=トーキョーサンマルナナ、東京都世田谷区)には、国内外のプラットフォーマーや、物件の管理会社といった関連事業者らが集結。ホストを対象としたサービス紹介や、事業相談、セミナーが開かれた。

 セミナーの1つ、「瀬戸内DMOにおける四国官民地域連携の実例」には、アットマークベンチャー社長の大津山訓男氏が登壇。参加したホストらに対し、新法施行後の運営をめぐってアドバイスした。エアビーアンドビーのスーパーホストで、起業塾の開催やベンチャー起業の立ち上げにも尽力してきた同氏。民泊事業で利益を得るためには、地域に根ざしたうえで、アクティビティの提供も行う一棟貸しがポイントになると語り、実例として、香川県三豊市で事業を展開する無双地図の真鍋貴臣氏らの取り組みを紹介した。

部屋貸しから、地産地消型の「民旅」へシフト

登壇し、説明する大津山氏

 昨年11月、エアビーアンドビーが提供を始めた「トリップ」サービスは、旅先で気軽に参加できるオプショナルツアーとして、世界中で支持を集めている。エアビーアンドビーの発表によると17年7月、「トリップ」の登録件数は開始時の12都市500件から、8カ月ほどで3倍以上に増えており、サービス対象エリアもすでに30都市を超えている。エアビーアンドビーでは現在、ラーメン作りやカヤック体験など、インバウンドの興味関心をそそる「トリップ」サービスを日本で展開中。宿泊と同様、スマートフォン用アプリ1つで世界中から予約できる。大津山氏が指摘する「アクティビティの提供を踏まえた一棟貸し」は、この潮流を踏まえた発言だ。

 新法では、プラットフォーマーとホストが「住宅宿泊仲介業者」と「住宅宿泊事業者」として、それぞれ観光庁長官と都道府県知事の監督下に置かれることとなっている。最大手プラットフォーマーであるエアビーアンドビーも例外ではない。とくに、家主不在型の物件については、近隣への説明・クレーム対応、標識の掲示、宿泊者名簿の作成などを、プラットフォーマーに委託しなくてはならない。そのためホストは、宿泊できる日数の上限(新法では180日)遵守が求められる。

 観光庁の田村明比古長官は3月の記者会見(長官会見)で「シェアリングエコノミーを普及させたいという意見を鑑みると、あまりにも過度な規制をし過ぎると、反発などの支障が生じる恐れがある」との見解を示した。続く6月には、「合理的に必要と認められる限度は、地域の実情がさまざまであるので、法令で一律に定めるのは困難」としながらも、「最終的には自治体の判断になる」と発言。各自治体が、地域に適した民泊新法の運用をすることに理解を示しており、施行される予定の新法にも、その考えは反映される模様だ。

 民泊に対するこれら現状を踏まえたうえで、「東京や大阪、京都といった大都市圏とは異なり、各地域では、合法民泊に対する理解が深い」と強調する大津山氏。インバウンドのなかでも、ローカル文化に関心が高いリピーターを取り込む方法として、民泊に期待を寄せる自治体は多いとみる。民泊ビジネスを有望な投資先として捉える自治体担当者も多いため、食事やアクティビティの提供を行う、地産地消型の民泊モデル「民旅」へのシフトが、今後の民泊ビジネスで生き残る手段になると強調した。

実例 「無双地図」真鍋貴臣代表の場合

多くの聴講者が集まった

 「サイセイ」をキーワードに、香川県三豊市を中心に民泊やカフェの運営、地域情報の発信サポートを行う無双地図の真鍋代表。ガイド付きのツアー造成や出張シェフの派遣など事業は多岐にわたる。セミナーでは例として、三豊・観音寺エリアの湧き水と、ロールフードを利用した朝食作りを行う3時間ほどのツアーを提案。得意とするガイド事業や食分野に取り組むことで、地域への誘客増加に貢献する。

 同社の取り組みのポイントは「民泊ビジネスの付加価値創造に寄与する」こと。FIT(海外個人旅行)者をはじめとしたインバウンドをターゲットに据えつつ、地域事業者と行政を結び、自身らの強みであるガイドや食を武器に、部屋貸しに留まらない民泊モデル「民旅」の実現を目指す。

 これまでの実績として、「無人島・蔦島でのBBQランチ」や、「さぬきうどんの出汁加工場の見学と、出汁づくり・うどん打ち体験」のほか、「両親と子供(2歳)を対象とした手作り水鉄砲づくりや、買い物、BBQツアー」といったオリジナリティの高いものもある。水鉄砲は竹筒を用いてつくり、山間部に位置する滝壺で水遊びを行う。その後、地域にある「道の駅」で、ガイドからのアドバイスを受けつつ食材などを買い求め、田舎の民家の庭先でBBQを行う。まさに、地産地消を実践した取り組みといえる。

JTB首都圏ウェディングプラザ本店、2017年10月10日(火)~11月6日(金)まで「Hawaii Wedding Week」開催

2017年10月10日(火) 配信

最新のハワイウェディングの情報をゲットしよう

 

JTB首都圏(池田浩社長)は2017年10月10日(火)~11月6日(金)の期間中、ブライダル専門店であるウェディングプラザ銀座本店、ウェディングプラザ新宿本店、ウェディングプラザ横浜本店の3店舗で「Hawaii Wedding Week」を開催する。

 JTBが海外挙式経験者に調査したところ、「親に喜ばれそうだと思う海外ウェディングスポット」として、ハワイは他のエリアに大差をつけて68%の人たちに支持されている。同社はHawaii Wedding Weekを通じて、より多くの人たちにハワイウェディングの魅力を発信していく。

ハワイウェディングの魅力のあれこれを知る

 同期間中、「ハワイ州観光局認定ハワイサテライトオフィス」でもある、ウェディングプラザ本店3店舗のJTBウェディングコンサルタントが、最新のハワイウェディングのトレンドや人気のドレス情報など魅力の「あれこれ」を提供。現地情報や、式場情報など、少しでも気になることは頼れるコンサルタントに質問してみよう。

 また、同期間中に来店特典としてハワイの情報誌「アロハストリート」を、ハワイウェディング成約のカップルには、「るるぶハワイウェディング」をもれなくプレゼント。ハワイでのウェディングを考えている人は、ぜひとも期間中にウェディングプラザへと足を運んでみては・・・。

Hawaii Wedding Week概要

開催期間:2017年10月10日(火)~11月6日(月)

開催内容:

各店舗イベント概要

※上記以外にもさまざまな相談会・フェアを開催。詳細はHPで。

参加方法:

電話またはHPから予約可能

その他のイベント:

2017年10月15(日)には、組数限定、先着順の大好評のクルーズ貸切BIGフェアも開催。船内では、知ってトクする花嫁&花婿講座や人気ドレスファッションショー、ハワイを感じられるVR体験など、内容盛りだくさん。

申込みサイト:

「評価の高い岩盤浴ができる宿ランキング」発表 匠晴の宿 心庵(別府温泉)が1位を獲得

2017年10月10日(火) 配信

順位 施設名 都道府県名
1位 別府温泉 匠晴の宿 心庵 大分県
2位 博多 由布院・武雄温泉 万葉の湯 福岡県
3位 SPA&HOTEL 和 東京都
4位 東道後のそらともり 愛媛県
5位   大江戸温泉物語 箕面温泉 箕面観光ホテル 大阪府

楽天トラベルは10月10日(火)、 「2017年 評価の高い岩盤浴ができる宿ランキング」を発表した。

 日々の疲れを癒やしてくれる岩盤浴。温泉とともに楽しむユーザーが増えており、設置する宿が増えている。 「岩盤浴」のキーワードを含む宿泊プランの販売実績がある宿を対象に、口コミの「風呂」評価の平均点数が高い順にランキングを作成。 1位は大分県の「別府温泉 匠晴の宿 心庵」となった。

(左から)1位 大分県「別府温泉 匠晴の宿 心庵」、2位 福岡県「博多 由布院・武雄温泉 万葉の湯」、3位 東京都「SPA&HOTEL 和」の岩盤浴設備。

1位は「別府温泉 匠晴の宿 心庵」

 「匠晴の宿 心庵」の客室(13室)はすべて、メゾネットタイプの離れ。源泉かけ流しの内湯と露天風呂があり、個別に岩盤浴を備えた風呂を楽しめる部屋もある。自室で、誰にも気兼ねなく岩盤浴を楽しめるのが人気の秘訣だ。

2位、「博多 由布院・武雄温泉 万葉の湯」

 「万葉の湯」の魅力は、由布院温泉と武雄温泉、九州を代表する2つの名湯を、福岡市内で楽しめること。2つのエリアから温泉を汲んでくることで実現した贅沢な風呂となっている。岩盤浴室は4タイプあり、使用する鉱石や内装がそれぞれ異なる。 午後11:00~翌日午前8:00まで、オールナイトで営業するため、訪れれば時間を気にすることなく、まったりとした癒しタイムを楽しめる。

3位、「SPA&HOTEL 和」

 3位には、東京都の「SPA&HOTEL 和」がランクイン。関東ならではの黒褐色の湯が特徴な温泉のほか、整体やあかすりなど、日々仕事の疲れを気軽に癒せる場所として人気を集めている。場所は、JR京浜東北線・東急線の蒲田駅。駅チカでアクセスも良く、岩盤浴の最終受付は午前2:00。 午前3:00まで利用できるため、仕事帰りに立ち寄るのもオススメだ。

レンタルの本格甲冑から「マイ甲冑」まで参加可能 信州小諸のご当地グルメを味わいながら徳川軍が辿った道をウォーキング

2017年10月10日(火) 配信

2016年度開催のようす

小諸市観光協会(長野県小諸市)は、「信州小諸センゴクまつり」の一環として、2017年10月22日(日)に「センゴク合戦ご当地グルメウォーキング」を開く。歴史に基づき、上田城へ攻め込む道のりを甲冑姿で歩くことができる。

 1600(慶長5) 年、関ヶ原合戦に臨む東軍・徳川秀忠軍は、小諸城から西軍についた真田昌幸・信繁が籠城する上田城を攻めた(第二次上田合戦)。同イベントではそんな歴史に基づき、小諸城のスタート地点から上田城のゴール地点まで、ご当地グルメを味わいながら徳川の軍勢3万8千人が辿った道を歩く。

 希望者には、本格甲冑のレンタルを実施(要事前申し込み、有料)。徳川秀忠が小諸城から宿敵・真田軍が構える上田城へ進軍した道を、甲冑に身を包んで歩くことで歴史的な臨場感をより体感できる。また、普段のウォーキングスタイルはもちろんのこと、甲冑武者のコスプレである「マイ甲冑」での参加も歓迎している。

本格的な甲冑のレンタルも実施(要予約・有料)

センゴク合戦ご当地グルメウォーキング~いざ小諸城から上田城へ攻め込む~

 2017年10月22日(日)に開催する「センゴク合戦ご当地グルメウォーキング」では、小諸城から上田城までの進軍を元に、途中のしなの鉄道田中駅から上田城跡までの13㌔の道程を歩く。

 しなの鉄道沿線や宿場町の風情ある風景を楽しみながら、ご当地グルメや名物スイーツとして、小諸市荒町「風味堂・センゴク落雁!丸に無」、東御市田中「御菓子花岡・胡桃の醍醐味(チーズケーキ)」、上田市海野「富士アイス・自慢焼き」や「上田おいだれやきとり」などを味わえる。

開催概要

<センゴク合戦ご当地グルメウォーキング>

開催日:2017年10月22日(日)

参加費:3,800円(おやつ、食事付き)、甲冑レンタル(参加費別):1万9,800円

参加定員:200人(定員になり次第締め切り)

主催:小諸市観光協会

共催:一般社団法人こもろ観光局

予約:小諸市観光協会 TEL 0267-22-1234(事前予約が必要・応相談)、インターネットからも参加申し込みが可能(申込締切:10月13日)

スケジュール:

午前9:50 小諸城大手門・出陣式 → 小諸駅・しなの鉄道乗車 → 田中駅・下車

→ 海野宿 → 神川 → 国分寺 → 染屋城(豊染英神社)

→ 上田城跡・芝生公園(ゴール締切 午後3:30)

○雨天決行、荒天中止

○天候などの事情により、大会の中止やコースが変更になる場合がある。

○提供するおやつや軽食は、年齢などによる区別や、食物アレルギーなどの対応はなし。

○高校生の参加者は、保護者の承諾が必要。

○中学生以下の参加者は保護者の同伴、引率のこと。

○同伴する保護者も参加の申し込みが必要。

「信州小諸センゴクまつり」とは

 9月30日(土)~11月19日(日)にかけて長野県小諸市で開催される「信州小諸センゴクまつり」秋の陣2017。ウォーキングイベントのほかに、小諸城址・懐古園での「懐古園紅葉まつり」や、11月4・11日(午前10時~午後3時)の甲冑姿の戦国武者らが抹茶と和菓子で参加者をもてなす「甲冑野点」といったイベントを展開。豊かな自然と悠久の歴史を感じることで、秋の小諸を盛り上げる。

インスタジェニックな旅に出よう! ジェットスター・ジャパン、キャンペーンを開催

2017年10月10日(火) 配信

ドキドキ・ワクワクを探しに全国へ

ジェットスター・ジャパンは現在、「ジェットスターでインスタジェニックな旅に出よう!キャンペーン」を行っている。

 指定ハッシュタグを付け、そのテーマに合った写真を投稿すると、フライトバウチャー3千円相当が投稿者の中から最大5人に当たる。10月~11月の第1回テーマは、ハロウィンとオレンジ。また「ジェットスター旅部」と「#ジェットスターアンバサダー」のハッシュタグを付けて投稿すれば、最大5人をジェットスター旅部のアンバサダーに任命し、写真を極めるワクワクな限定旅へ招待する。

ジェットスターでインスタジェニックな旅に出よう!キャンペーン 概要

キャンペーン期間:

2017年10月1日(日)午前11時~18年9月30日(日)午後4時

 ※年間キャンペーンとして、2018年9月30日以降も継続して実施の可能性がある。

下記の通り、投稿期間を設定し、期間ごとに抽選を行う。

投票期間と当選連絡日

フライトバウチャー(3千円相当)応募時に必要なハッシュタグは各投稿期間の応募開始日までにキャンペーンサイトで発表。

※旅部への参加に関して、各期間のテーマおよび指定ハッシュタグの詳細は投稿開始日までにキャンペーンサイトで発表予定です。

応募資格:

日本国内在住の人

 ※未成年が応募する場合は、事前に親権者または未成年後見人の承諾を得ることが必要。

応募方法:

当キャンペーンへの応募方法は以下の通り、賞品により異なる。

(1)部活動「ジェットスター旅部」への参加で、フライトバウチャー(3千円相当)ゲット

STEP 1: ジェットスター・ジャパンの公式Instagramアカウント「@jetstar_japan」をフォロー

STEP 2: 投稿期間ごとのテーマに沿った写真を撮影し、「#ジェットスター旅部」と各期間の指定のハッシュタグをつけて投稿

(2)ジェットスター旅部のアンバサダーへ立候補して、就任

 STEP 1: ジェットスター・ジャパンの公式Instagramアカウント「@jetstar_japan」をフォロー

STEP 2: 「#ジェットスター旅部」および「#ジェットスターアンバサダー」をつけて旅の写真を投稿!

※公式アカウントをフォローしていない場合は、応募が無効となる。

※投稿写真の確認のため、応募資格者のInstagramアカウントが「公開」に設定されている必要がある。

※ハッシュタグのつけ忘れや間違いに注意。応募が無効となる場合があります。

賞品:

(1)フライトバウチャー(3千円相当)・・・・・・最大5人 (各期間)

(2)ジェットスター旅部アンバサダーへ就任・・・・・・最大5人 (各期間)

★就任したアンバサダーには、限定ツアー「ごほうび旅」への参加(任意)などをプレゼントします。

※「ごほうび旅」詳細は、対象の「ごほうび旅」の応募開始タイミングでキャンペーンサイト上に掲載。

※同じ投稿期間内でも異なる投稿期間でも複数回投稿できるが、各賞品への当選は年間を通じて、それぞれ1人1回となる。

第1回募集について

投稿期間:

テーマとハッシュタグワード

10月1日(日)午前11時~11月30日(木)午後4時

※テーマとハッシュタグの組み合わせ間違いに注意。アンバサダーへの立候補のみの場合、旅の写真には各期間のテーマおよびハッシュタグを使用する必要はない。複数回の投稿が可能。

※キャンペーンページの応募規約をよく読んで、応募してください。