第44回 プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選発表

2018年12月12日(水) 配信

吉川屋、初のトップ10入り 加賀屋2年連続1位に

 旅行新聞新社が主催する第44回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」、第39回「プロが選ぶ観光・食事、土産物施設100選」、第28回「プロが選ぶ優良観光バス30選」、第2回「プロが選ぶ水上観光船30選」と選考審査委員特別賞「日本の小宿」10施設が決定した。「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の総合は、加賀屋(石川県・和倉温泉)が2年連続1位に選ばれた。また、匠のこころ吉川屋(福島県・穴原温泉)が初めてトップ10入りした。各賞入選施設を2、3面に掲載。表彰式と祝賀パーティーは、来年1月18日、東京・新宿の京王プラザホテルで開催する。

 「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」は全国の旅行会社(本社主要部門、営業本部、支店、営業所を含む)1万6095カ所に投票用紙(専用ハガキ)を配布。10月1―31日までの投票期間中に「もてなし」「料理」「施設」「企画」の各部門で優れていると思われる旅館・ホテル、さらに観光・食事施設、土産物施設、観光バス、水上観光船を推薦してもらった。

 11月13日には後援団体の全国旅行業協会(ANTA)や日本旅行業協会(JATA)、旅行雑誌編集者らで構成される選考審査委員会を東京都港区の浜松町東京會舘で開催。総合100選と選考審査委員特別賞「日本の小宿」10施設を決定した。

稲取銀水荘8年ぶり「もてなし」1位に

 「ホテル・旅館」の総合では、加賀屋(石川県・和倉温泉)が2年連続で1位となった。

 2位は八幡屋(福島県・母畑温泉)、3位は稲取銀水荘(静岡県・稲取温泉)、4位は白玉の湯泉慶・華鳳(新潟県・月岡温泉)、5位は草津白根観光ホテル櫻井(群馬県・草津温泉)、6位は日本の宿 古窯(山形県・かみのやま温泉)、7位は水明館(岐阜県・下呂温泉)、8位は指宿白水館(鹿児島県・指宿温泉)、9位はいぶすき秀水園(鹿児島県・指宿温泉)、10位は匠のこころ吉川屋(福島県・穴原温泉)となった。10位の吉川屋は、初めてトップ10に入選した。

 前回4位の稲取銀水荘は3位に、6位の草津白根観光ホテル櫻井は5位に、9位の指宿白水館は8位にそれぞれ順位を上げた。
 また、5施設が総合100選に新たに入選・再入選した。…

※詳細は本紙1737号または12月15日以降日経テレコン21でお読みいただけます。

有休取得率は世界最下位 世界との差 歴然に

2018年12月12日(水) 配信

(右から)石井代表、神田さん

日本人の有休取得率は50%で世界19カ国中最下位――。エクスペディア・ジャパンは12月10日(月)に東京都内で、有給休暇の国際比較調査について発表会を開いた。最下位は3年連続となり、調査開始から10年間で計8回目。仏・西・独3国は100%、下から2番目の豪州は70%で世界との差は歴然となった。国全体で休み方改革を進めるなか、未だ厳しい現状が透けた。

 日本人の特殊な傾向も明らかとなった。「休み不足を感じるか」と答えた割合は53%で下から3番目。有休を取得できていない一方、休むことに消極的だった。さらに世界でもっとも有休取得に「罪悪感がある(58%)」と回答した。

各国の有給休暇取得率
各国の休み不足を感じている人の割合と日数

 取得しない理由は「人手不足」が1位で、「仕事する気がないと思われたくない」が3位にランクインした。同社の石井恵三代表は「残念ながら日本人は休暇中もメールや電話をしてしまう。各国と差がある」と指摘した。

 とくに一週間以上の長期休暇を取る割合は20%で、「日本は極端に低い」(石井氏)という。ゲストで登壇したフリーアナウンサーの神田愛花さんも「(休暇中に)ほかの人に仕事が回らないように休みは取りたくなかった」とNHKでのアナウンサー時代を振り返った。そのうえで「ただ、10年もこのような状況なのは驚きだ」と語った。

 一方、取得率の低さは上司世代の変え方が影響しているようだ。

 日本人の世代別で「休み不足」と感じる人の割合をみると、18―34歳は6割を超えるが、50歳以上は4割だった。さらに「上司が有給取得に協力的」と回答した割合が日本は43%で世界最下位。唯一5割を下回った。 

 「(上司世代は)バブル期の働き方を引きずっている」(石井氏)と、日本の有休取得率が低い要因の1つを示した。

上司が取得に協力的

 世界では休みの取り方が進んでいる。ビジネスとレジャーを組み合わせた「ブレジャー」が注目を集めているという。出張に有休をつけて、仕事が終われば観光を楽しむといったもの。航空チケット代は会社持ちなので、旅行するまたとない好機となる。

 ただ日本は遅れている。出張に有休を付けたことがない割合は79%で世界最多となった。欧州では4―6割近くがブレジャーの経験があることが今回の調査で分かった。石井氏は「今後はブレジャーを文化として根付かせていきたい」と語った。 

 なお、有休を取得してもらいとの願いから、ホテル代が90%オフになるクーポンの配布を、12月13日から始める。およそ1千人以上分用意し、計4千万円分ほどのクーポンとなる。石井氏は「海外旅行で非現実を味わい、ぜひリフレッシュしてほしい」と呼び掛けた。

「春遊び!ここはお江戸の水族館」を開催 すみだ水族館

2018年12月12日(水)配信  

「お正月!オットセイパレード」イメージ

すみだ水族館(所在地:東京都墨田区、名倉 寿一館長)は、2019 年1 月1 日(火・祝)から14 日(月・祝)まで、新年を祝うオットセイパレードやいきものにちなんだお正月遊びを楽しめるイベント「春遊び!ここはお江戸の水族館」を開催する。

 2019年1月1日(火・祝)~3日(木)には、子供を対象に、飼育スタッフと一緒にオットセイと新年を祝うパレードに参加できる「お正月!オットセイパレード」を実施。参加される子供はオットセイのお面をかぶって、オットセイと一緒に新年のあいさつをしながら館内をパレードする。

「東京大水槽」の前でディナーコースを楽しめる限定福袋も販売

 また、毎年販売している福袋は、すみだ水族館を夜間貸し切り、「東京大水槽」の前でフルコースディナーを味わうことができるスペシャルな企画を用意する。

 期間中は、体験プログラムとして、目隠しをして福笑いをしながらオットセイのお面を作る「お面でオット!福笑い」や、好きないきもののデザインに色を塗ってオリジナルの年賀状を作成する「いきもの年賀状」など、お正月気分を味わえるプログラムも開催する。いきもの年賀状は、完成後に切手を貼って投函することもできる。

 エントランスには「1」が並ぶ1月1日にちなみ、フォトスポットにもなるチンアナゴ門松を設置するなど、館内にお正月ならではの縁起物が登場する。

ペンギンカフェでは、焼いたおもちにオリジナルのペンギン海苔を巻いた「ペンギン磯辺焼き」の販売も行う。

「春遊び!ここはお江戸の水族館」イベント概要

■【イベント】「お正月!オットセイパレード」

お正月!オットセイパレード

開催期間:2019年1月1日(火・祝)~ 3日(木)
開催時間:各日午後3:00~(約15分程度)
参加対象:3歳以上の子供
参加方法:電話にて事前受付
参加料金:無料 ※水族館入場料別途
参加定員:各日先着15人 ※定員になり次第受付終了
開催内容:
 オットセイのお面をつけて、オットセイと一緒に館内で新年のお祝いのパレードをする。
また、パレードに参加する子供はお正月ならではのハンドサインを飼育スタッフと一緒に練習し、オットセイとコミュニケーションを取ることができる。

■【スペシャル福袋】「夢のフルコースプラン福袋」

「LA SORA SEED FOOD RELATION RESTAURANT」 のフルコースディナーイメージ

応募期間:2019年1月1日(火・祝)~ 3日(木)
実施日時:2019年2月8日(金)午後7:00分~9:00
参加定員:4組8人限定 ※応募者多数の場合は抽選
参加料金:1組2名様20,190円(税込) ※水族館入場料込
応募資格:20歳以上の人
応募方法:
 すみだ水族館館内設置の応募箱(※水族館入場料別途)、または東京ソラマチ31階「LA SORA SEED FOOD RELATION RESTAURANT」にて受付 
開催内容:
 すみだ水族館を午後7時から貸し切り、小笠原諸島の海の世界を再現した「東京大水槽」の前でディナーを味わえるスペシャルな福袋。山形県屈指の自然派レストラン「アル・ケッチァーノ」の奥田 政行シェフがフードプロデュースをしている、東京ソラマチ31階「LA SORA SEED FOOD RELATION RESTAURANT」の夢のフルコースディナーを非日常空間で味わうことができる。

■【体験プログラム】 「お面でオット!福笑い」

「お面でオット!福笑い」イメージ

開催期間:2019年1月1日(火・祝)~ 14日(月・祝)
開催時間:午前10:00~午後4:00(最終受付午後3:30)
開催場所:すみだステージ
参加料金:無料 ※水族館入場料別途
参加方法:当日受付
参加定員:各日100人 ※定員になり次第終了
開催内容:お正月定番の遊びである福笑いをしながら、オットセイのお面を作ることができる。

■【体験プログラム】 「いきもの年賀状」

「いきもの年賀状」イメージ

開催期間:2018年12月26日(水)~ 2019年1月14日(月・祝)
開催時間:午前10:00~ごご4:00(最終受付午後3:30)
開催場所:5階アクアアカデミー
参加料金:無料 ※水族館入場料別途
参加方法:当日受付
参加定員:各日200人 ※定員になり次第終了
開催内容:ペンギン、クラゲ、オットセイ、さかなの4種類の中から好きなデザインを選び、色を塗ってオリジナルの年賀状を作ることができる。

■【期間限定メニュー】 「ペンギン磯辺焼き」

「ペンギン磯辺焼き」イメージ

販売期間:2019年1月1日(火・祝)~ 14日(月・祝)
販売時間:午前9:00~午後9:00
販売場所:5階ペンギンカフェ
販売価格:400円(税込)
販売内容:焼いたおもちにオリジナルのペンギン海苔を巻き、甘じょっぱい味に仕上げた。

■【フォトスポット】 「チンアナゴ門松」

巣穴から体を出しているようすが 数字の「1」に似ているチンアナゴ

設置期間:2019年1月1日(火・祝)~ 14日(月・祝)
設置場所:5階エントランス
開催内容:1月1日も「1」並びであることにちなみ、ゆらゆらと漂う姿が数字の「1」に似ているチンアナゴの門松を飾る。

 

大阪のクリスマスに「光の中之島クルーズ」 12月15~25日

2018年12月12日(水)配信 

船上から大阪のシンボルツリーやイルミネーションなどを満喫できる

大阪市内の河川で観光遊覧船を運航する一本松海運(一本松榮社長、大阪市北区)は、冬のイルミネーションに彩られた市内をめぐる「光の中之島クルーズ」を、2018年12月15日(土)~25日(火)までの期間限定で運航する。

 コース出発地は、12月14日(金)~ 25日(火)まで開催する「大阪光の饗宴」のコアプログラム「大阪光のルネサンス」会場直近である、八軒家浜船着場(同市中央区)。船着場を出航し、西側と東側の2コースで中之島~大阪城の「ドリカムツリー」とイルミネーション、橋のライトアップを満喫できる約55分のナイトクルーズとなっている。

今年誕生の「ドリカムツリー」を観覧できるコースも!

 大阪府が水辺空間をみどりと遊歩道でつなぎ、憩いの場となるみどり豊かなにぎわいづくりに取り組んでいる「中之島にぎわいの森」と、2010年からコラボレーションしてきた「DREAMS COME TRUE WINTER FANTASIA」。すでに5つの水辺で「ドリカムツリー」を植樹し、普段は街のランドマークとして、冬はイルミネーションに彩られたクリスマスツリーとして訪れる人々に親しまれている。

 今年は6本目となるクリスマスツリーが、大阪城からすぐの城見緑道公園に完成し、ライトアップもスタートした。同ツリーは、「光の中之島クルーズ」で今年初めて運航する「東側コース」で観覧できる。あわせて、昨年好評だった「西側コース」も運航する。また、小型パーティボートでチャーター運航する「光の中之島クルーズ スペシャルバージョン」では、6本すべてのツリーを観覧できる。

「光の中之島クルーズ」概要

約55分で周遊する素敵なナイトクルーズ。エアコンもあり寒い日でも安心。

日程:2018年12月15日(土)~25日(火)

ダイヤ:

 午後5:30発、6:30発、7:30発、8:30発

 ※19日(水)の午後5:30発、6:30発は運休

料金:大人(中学生以上)2千円、子供(小学生)1千円

所要時間:約55分

西側コース:12月15日(土)の全便、16日(日)~18日(火)と20日(木)の午後5:30便と6:30便

 八軒家浜船着場~土佐堀川(剣先南側で折返し)~堂島川(堂島大橋前折返し)~八軒家浜船着場

東側コース:12月16日(日)~20日(木)の午後7:30便と8:30便、21日(金)~25日(火)の全便

 八軒家浜船着場~土佐堀川(剣先南側で折返し)~堂島川(大阪市中央公会堂前折返し)~大川~第二寝屋川~寝屋川(折返し)~第二寝屋川~八軒家浜船着場

募集人数:各便40人(予約優先、空席がある場合に限り午後4:30から八軒家浜船着場チケットカウンターで当日券発売)

申込方法:一本松海運予約受付センター TEL06-6441-0532

 (午前9:00~午後6:00)

※八軒家浜船着場は、京阪・地下鉄「天満橋駅」すぐ。

※雨天実施、荒天中止

「光の中之島クルーズ スペシャルバージョン」概要

 12人定員のラグジュアリーな小型パーティボートで運航する、約90分の完全予約制チャーター。6本すべてのシンボルツリーとイルミネーション、橋のライトアップを満喫できる。3日前までの予約制。希望時聞は要相談でお願いする。

日程:2018年12月17日(月)~25日(火)

ダイヤ:

 午後5:30発~同8:30発の間で検討をお願いする。

 (潮位により運航できない場合もある)

料金:1隻4万円

定員:12人

所要時間:約90分

コース:八軒家浜船着場~土佐堀川(剣先南側で折返し)~堂島川(堂島大橋前折返し)~第二寝屋川~寝屋川(折返し)~第二寝屋川~八軒家浜船着場

申込方法:一本松海運予約受付センター TEL06-6441-0532

(午前9:00~午後6:00)

※八軒家浜船着場は、京阪・地下鉄「天満橋駅」すぐ。

※雨天実施、荒天中止

詳細ページ(一本松海運株式会社HP内)

北海道キロロリゾート  冬のオールインクルーシブ型パッケージを提供

2018年12月12日(水)配信

キロロリゾート全景

北海道のキロロリゾート(余市郡赤井川村)はこの冬、家族や友人たちと冬の休暇を満喫するのに便利な、3種類のオールインクルーシブ型パッケージを提供する。

 良質の深いパウダースノーと混雑の少なさから、スキーファンの間では以前より人気を博してきたキロロ。今では、便利なロケーション、5つ星クラスの滞在施設、食の宝庫である北海道の山海の幸を生かした和食や多国籍グルメ、温泉、ショッピング、そして多彩なアウトドアレジャーを楽しむことができる、魅力あるオールシーズン型マウンテンリゾートとして、世界各国から注目を集め、あらゆるタイプの旅行者を魅了している。

 キロロの年間総降雪量は約20㍍。これは日本最高水準の積雪量で、世界中の有名なスキーリゾートを上回る。初心者からプロまで、あらゆるレベルのスキーヤーやスノーボーダーが楽しめるのもキロロならではの魅力。リゾート内には美しく整備されたゲレンデコースが22カ所あり、14のオフピステエリアとパウダーライド、バックカントリーやスキースクールも充実している。

 インターナショナルブランドのリゾートホテルから、ラグジュアリーなプライベートレジデンスまで、キロロは宿泊施設も充実している。シェラトン北海道キロロリゾートは140の客室およびスイートルームを備え、ゲレンデに直結した3軒のレストランも人気だ。また、5軒のレストランを備えたキロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道は、ゆとりを重視したスタイリッシュな282の客室がリゾート気分を盛り上げてくれる。

オールインクルーシブ型パッケージ概要

1)ワンデイパッケージ
 手軽に楽しもう!観光&スノーアクティビティ&ランチセットの日帰りパッケージ

パッケージ内容:
 観光ゴンドラ往復乗車券、アクティブ120『スノーパークでバナナボート4種目、ミニモビル、スノーラフト(2019年4月7日(日)~シェルパライン)などが120分遊び放題』、ランチミールクーポン(1,500円分)が含まれる。
料金:大人8千円/子供(6-12歳)7,500円
利用可能期間:2018年12月15日(土)-2019年4月15日(月)

2)スキーアドベンチャー オールインクルーシブパッケージ

スキーアドベンチャー オールインクルーシブパッケージのイメージ

スキーやスノーボードを楽しみたい人へ!必要なものすべてが盛り込まれたフルパッケージ

パッケージ内容:
 シェラトン北海道キロロリゾートまたはキロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道での宿泊、滞在中の朝食・昼食・夕食およびソフトドリンク&スタンダードアルコール飲料、キロロ・スノーワールドでのリフト・ゴンドラパス(滞在中毎日)、スキーまたはスノーボードのフルセットギア&ウエアレンタル、キロロ温泉ご入浴券が含まれる。
料金:2人1室利用 1人1泊 ¥27,966~(税・サ込)
 ※ 2泊以上の連泊が対象
利用可能期間:2018年12月15日(土)-2019年5月6日(月・祝)

3)ウィンターファン オールインクルーシブパッケージ
 スキーをしない人はこちら!3食付宿泊&温泉&観光&スノーアクティビティがセットになったパッケージ

パッケージ内容:
 シェラトン北海道キロロリゾートまたはキロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道での滞在、滞在中の朝食・昼食・夕食およびソフトドリンク&スタンダードアルコール飲料、キロロ温泉入浴券、観光ゴンドラ往復乗車券、アクティブ180(スノーパークで180分遊び放題)、室内アミューズメント施設「グランシップ」入場券が含まれる。
料金:2人1室利用 1人1泊 ¥27,300~(税・サ込)
 ※2泊以上の連泊が対象
利用可能期間:2018年12月15日(土)-2019年4月15日(月)

 

民泊業界団体「住宅宿泊協会」2019年1月設立へ 大手仲介業者ら9社が集う

2018年12月12日(水) 配信 

会見のようす。会見は東京・霞ヶ関で開かれた

米エアビーアンドビーなど大手民泊仲介業者ら9社が集い、12月11日に民泊の業界団体設立に向けた準備会を開いた。団体名称は「住宅宿泊協会(JAVR)」に決まった。設立は2019年1月を見通す。初年度は、仲介業者間の課題の洗い出しと、民泊関連政策への提言に力を入れる。協会の活動を通じ、違法民泊の排除による市場の適正化、民泊の普及を目指す。

 協会にはエアビーのほか、途家(中国)やアゴダ(シンガポール)、ブッキング・ドットコム(米国)らが名を連ねる。代表理事は百戦錬磨の上山康博社長と、エクスペディア傘下のホームアウェイ木村奈津子日本支社長が2人で行う。外資系企業もいるため、国内企業と双方の意見を汲み取りやすいよう共同体制とした。理事会は四半期ごとに1回行う。

上山代表理事(前列中央左側)と木村代表理事(前列中央右側)

 次年度は国内外へのPRなどの情報発信と、ホストや管理者、ゲストへの研修会に注力していく。さらに今後は、違法民泊排除に向けたシステムの仕組みづくりも進めていきたい考えだ。

 一方、協会正会員は登録を受けた仲介業者と旅行業者となる。賛助会員は民泊関連の事業者などとする。オブザーバーには自治体を迎える。いずれも理事会の承認を必要とし、当面は正会員のみを集める。

 民泊の届け出件数は11月末時点で1万2千件を超えるなど順調に伸びている。同庁の金井昭彦審議官は設立に対し「民泊サービスの向上や違法民泊排除、健全な市場形成などの観点から、大変有意義なものと考えている」と述べた。上山代表理事は「協会の設立を発表できることは万感の思いだ」と設立を喜んだ。

 なお、協会体制は次の通り。

【代表理事】百戦錬磨▽ホームアウェイ【理事】アゴダインターナショナルジャパン▽エアビーアンドビー▽シートリップインターナショナルトラベルジャパン▽スペースマーケット▽途家▽ブッキング・ドットコムジャパン▽楽天ライフルステイ

NAA、韓国で成田国際空港開港40周年を記念PR実施

2018年12月11日(火) 配信

韓国=成田路線の利用促進をはかる(写真はイメージ)

成田国際空港(夏目誠社長、NAA)は12月31日(月)まで、韓国在住者を対象にしたフォトコンテストを開催している。成田国際空港開港40周年を記念したPR。訪日旅行で撮影した「私のとっておきの日本」の写真を募集し、入選者には「韓国―東京(成田)往復航空券」などの豪華賞品をプレゼントする。

 同PRは、成田国際空港で近年拡大する日本―韓国間の旅行市場の拡大を受け、成田―韓国間のさらなる利用促進を目的に行われる。特設サイトでは、おすすめの日本の観光スポットなども紹介。来年1月17日(木)には、ウェスティン朝鮮ホテルソウル(韓国)で両国の航空や空港、旅行業界関係者が参加する開港40周年記念レセプションも行われる。

 

名称は「住宅宿泊協会」に 民泊仲介業者の業界団体設立へ

2018年12月11日(火) 配信 

準備会のようす。金井審議官があいさつ

観光庁は12月11日(火)、民泊仲介業者の新たな業界団体設立に向けた準備会を開いた。事務局から団体名称が「住宅宿泊協会」に正式に決定されたと発表があった。協会には米国エアビーアンドビーや途家など大手仲介業者らが名を連ねる。新団体設立により、健全な民泊の普及を目指す。

 11月末時点で民泊の届け出件数は1万2千件を超えるなど順調に伸びている。同庁の金井昭彦審議官は「ゲストとホストをつなげる仲介業者の役割は非常に重要」とし、「このたび、民泊仲介事業者によって業界団体が設立されることが、民泊サービスの向上や違法民泊排除、健全な市場形成などの観点から、大変有意義なものと考えている」と述べた。

 なお、団体に関する今後の動きなどの詳細は、同日の午後の記者会見で発表される見通し。

 当日の仲介業者主席者名簿は次の通り。

 アゴダインターナショナルジャパン▽エアビーアンドビー▽シートリップインターナショナルトラベルジャパン▽スペースマーケット▽途家▽百戦錬磨▽ブッキング・ドットコムジャパン▽ホームアウェイ▽楽天ライフルステイ

福山雅治さんが長崎の離島訪問 県がドキュメンタリー動画を公開

2018年12月11日(火) 配信

和多都美(わたづみ)神社/対馬にて

長崎県は12月10日(月)、「NAGASAKI BLUE ISLANDS PROJECT(長崎ブルーアイランズプロジェクト)」のクリエーティブ・プロデューサーを務める福山雅治さんが、五島列島、対馬、壱岐を旅するドキュメンタリー動画シリーズ「もっと長崎の島々に、なる!」3篇を公開した。

 福山さんは今年2月6日(火)に、「しま」の認知度向上を目的に展開する「長崎ブルーアイランズプロジェクト」のナビゲーターに就任し、第1弾Web動画「体感、長崎の島。」を監修。その後、本プロジェクトのクリエーティブ・プロデューサーとして、出演だけでなく、企画や構成といった制作全般に関わっている。

 島への訪問は、福山さんの「もっと島のことを知りたい。そのために、島の方々からお話を聞き、暮らしを体感したい」という思いから実現。5月上旬に五島列島、9月中旬には対馬と壱岐の一般家庭を訪ね、新鮮な海の幸や農産物を楽しむなど、島の方々から直接話を聞き、生活や文化にふれる旅をした。

 第1弾の「体感、長崎の島。」では雄大な自然と一体になったが、今回の「もっと長崎の島々に、なる!」では人々とふれあい、美味しいものを食べ、より島を体感し“島のすべてになる!”福山さん。視聴する人に魅力を伝え、「行ってみたい!」と感じさせるような動画全3篇が完成した。

もっと長崎の島々に、なる!」のストーリー

五島列島篇~あなたも、体感してください。五島列島のすばらしさを

香珠子(こうじゅし)海水浴場/五島列島にて

 高校以来、約30年ぶりに五島列島を訪れた福山さん。漁師さんのご自宅へ行き、朝ご飯をいただいた。アワビやイシダイの塩焼き等の海の幸を食べ、朝食とは思えない贅沢な美味しさにびっくり。お父さんと漁のやり方を話しながら、小さな子供を抱っこし、最後は家族全員で笑顔の記念撮影となった。

 続いて向かったのは、島の海鮮直売所。でっかい真鯛、ここでしか食べられないキビナゴの刺身、揚げたてのすり身揚げなど、次々に出される五島の大量の新鮮な魚介料理に舌鼓。次は有名な五島手延うどんを食べに。近所に住むお母さんを隣に呼び寄せ、食べ方を教えてもらいながら熱い地獄炊きをズルズルっと「ん~!うまいっ!」。

 最後に訪れた海辺のカフェを営む87歳のおばあちゃん。「今が一番しあわせ」という言葉に感激する。

 島の生活だけではなく、久賀島にある旧五輪教会堂を訪れ世界遺産の文化にも触れた福山さん。島を体験してわかったことは、本当に知るには「五島列島のすべてに、なる。」福山さんは、五島手延うどん地獄炊き、長崎かんころ餅、五島ばらもん凧、キビナゴの刺身、五島ツバキに、なる!!

対馬篇~自然も文化も、濃くて、深い。あなたも、体感してください。対馬のおもしろさを。

烏帽子岳(えぼしだけ)展望台/対馬にて

 初めて対馬を訪れた福山さん。「いったいどんな島なんだろう?」まずは、対馬のシンボル和多都美(わたづみ)神社で、海の中に並ぶ鳥居を見ながら神主さんに聞いた龍宮の門伝説に興味津々。近くの烏帽子岳展望台に登り、強い風の中、遠くに広がる浅茅湾(あそうわん)の雄大さに感動した。

 対馬のお宅にも訪問する。ろくべえ、ボタン鍋と次々に出される地元の家庭料理を美味しくいただきながら、ご夫婦の馴れ初めを聞くなど、会話がはずんだ。

 最後に向かったのは、島のふれあい処。対州そばをいただいて満足顔の福山さん。島を体験してわかったことは、本当に知るには「対馬のすべてに、なる。」福山さんは、ろくべえ、若田石硯、いりやき、ツシマヤマネコ、対州そばに、なる!!

壱岐篇~食も、人も、文化も、イキイキしている。あなたも、体感してください。この壱岐のいいパワーを。

猿岩(さるいわ)/壱岐にて

 初めて壱岐に来ました。「壱岐はどんな島なんだろう?」小さな島なのに1千をこえる神社があり、あちこちに神様が息づいている壱岐。そのなかで導きの神様、猿田彦を祭る男嶽(おんだけ)神社を訪れる。若い宮司さんの案内で奉納された260体のお猿の像を見た後は、拝殿で壱岐神楽を初体験。

 続いて壱岐のモンサンミシェルといわれる小島神社に。手漕ぎ船の上から海に真珠を投げて願い事をした後、船頭さんから「言い伝えはない」と聞かされ爆笑した。

 次に向かったのは、魏志倭人伝に記された一支国(いきこく)の王都に特定された原の辻遺跡と一支国博物館。館長の案内で“古代人のすごさ”、“壱岐の歴史の熱さ”に感動した。

 最後は、半農半漁で暮らすお宅を訪問。ここでもウニ丼や壱岐牛など地元の新鮮な食材をいただきながら今の壱岐の暮らしの豊かさを体感した。

 島を体験してわかったことは、本当に知るには「壱岐のすべてに、なる。」福山さんは、ウニ丼、長崎和牛(壱岐牛)、農作物、男嶽神社の三猿、原の辻一支国王都復元公園に、なる!!

日本橋長崎館で「長崎ブルーアイランズフェア」

 長崎県は、動画公開に合わせ、12月10日(月)から特別イベント「長崎ブルーアイランズフェア」を、アンテナショップ「日本橋 長崎館」(東京・日本橋)で開催する。「もっと長崎の島々に、なる!」の上映をはじめ、福山さんのポスター「島は生で!」の店内掲示、長崎の島に関係した商品やメニューの販売も行う。

期間:2018年12月10日(月)~2019年1月31日(木)
場所:日本橋 長崎館
   東京都中央区日本橋2-1-3 アーバンネット日本橋二丁目ビル1階
営業時間:午前10:00-午後8:00 *年中無休(ビル施設点検日等除く)

主な内容:
 Web動画第2弾「もっと長崎の島々に、なる!」(島旅ドキュメンタリー動画)の上映
 ポスター「島は生で!」掲示
 長崎の島の商品の販売
 特別メニューの販売「壱岐牛カレー」/軽飲食コーナー
 ※「日本橋 長崎館」で長崎の島の商品を含めた2千円(税込)以上を購入した人に青いぜ!ステッカーをプレゼント(ステッカーのプレゼントはなくなり次第終了)

ジェットスター、お得で欲張りな九州旅行のコツを発信

2018年12月11日(火) 配信

「食べたい」、「撮りたい」、「浸かりたい」と、テーマ別におすすめスポットを紹介

ジェットスター・ジャパンはこのほど、九州エリアの周遊旅のコツを発信する特設サイト「ちゃっかりおトクでよくばりな『サンカク旅』九州編」を開設した。

 「サンカク旅」とは、行きの到着空港と帰りの出発空港を別にしたLCC(格安航空会社)ジェットスターだからできる周遊旅。同社が就航する6県の路線を組み合わせることで「九州周遊の旅の選択肢が広がることをより多くの方に知っていただき、もっと気軽に、そしてよくばりに、九州の旅を楽しんでほしい」との思いを込めて命名された。

 特設サイトでは、ジェットスターが就航する九州6県すべてを満喫できるよう、「長崎~福岡」「宮崎~鹿児島」「大分~熊本」の3つのおすすめルートを紹介。旅好きでアクティブなジェットスターアンバサダーが、三角形を描くように旅をしながら、各スポットを紹介する。「食べたい」、「撮りたい」、「浸かりたい」をテーマにスポット検索を行うこともできるほか、そのスポットを含むおすすめのルートを見つけることも可能。担当者は、「自分の好きなことから旅のイメージを膨らませ、自分らしい『サンカク旅』を計画・体験してもらいたい」と語った。また同社は、四国エリアでも、今年12月就航予定の高知と松山、高松を組み合わせた「サンカク旅」の楽しみ方の発信を予定する。