ハウステンボス、5月29日からあじさい祭開く 1250品種が百花繚乱

2021年5月12日(水) 配信

花の広場。あじさいや初夏の花が咲く

 ハウステンボス(坂口克彦社長、長崎県佐世保市)は5月29日(土)から6月27日(日)まで、ヨーロッパの街並みを日本最多という1250品種のあじさいが彩る「あじさい祭」を開く。

 さまざまな色のあじさいは場内全体に咲く。このうち、「花の広場」では、あじさいをはじめとした初夏の花を見ることができる。また、広場内のステージでは毎日ショーを開催し、ホテルレストランの料理を味わいながら楽しめる。

 「あじさいロード」は運河沿いにカラフルなあじさいが咲く場所。ヨーロッパの街並みを再現した同ロードは、写真映えするという。このほか、同社はあじさいを販売するマーケットと天候に関わらず楽しめる直営施設のホテルヨーロッパ、夜のライトアップされたあじさいを見どころとしている。

 今回の同祭では初めて、いくつもの花がまとまり、花束のように見える新品種「ハウステンボス」が花の広場王冠オブジェ内に登場する。このほか、あじさいをイメージした「紫陽花あんみつパフェ」や期間限定で熊のぬいぐるみを売り出す。

新品種の「ハウステンボス」。複数の花がまとまり、花束のように見えるという

 場内全体を花で彩ろうと同社は高さ3~6㍍の「ジャイアントフラワーツリー」やフォトジェニックな「フラワーバス」などの新スポットも設ける。

高さ3~6㍍のジャイアントフラワーツリー。場内全体を花で彩る

MATCHA「インバウンドサミット」、6月19日オンラインで

2021年5月12日(水)配信

基調講演はデービッド・アトキンソン氏が登壇

 MATCHA(青木優社長、東京都台東区)は6月19日(土)、全国の観光事業者や自治体を対象に、大規模なオンラインカンファレンス「インバウンドサミット2021 − 日本のインバウンドは終わったのか?」を開く。新型コロナウイルスの影響から、インバウンド観光をはじめとした日本の観光業界が厳しい状況に置かれているなか、インバウンド観光の戦略的重要性を高めることを目的に開催する。

 同イベントでは、基調講演として小西美術工藝社社長のデービッド・アトキンソン氏が登壇。その後、アソビューCEOの山野智久氏、日本政府観光局(JNTO) 理事長代理の吉田晶子氏、L&GグローバルビジネスCEOの龍崎翔子氏、MATCHA社長の青木優氏との5人によるパネルディスカッションを行う。

 また、「エリア」と「カテゴリー」の大きな2つのテーマに分かれ、複数のセッションを開く予定。各セッションの登壇者や内容については、公式サイトで順次公開していくという。

 第1回目となった昨年は、登壇者80人で、3000人を超える参加があり、今回はそれを上回る規模での開催を予定している。

 開始時間は午後1:30から、終了は5:30。ライブ配信は、MATCHAのYouTubeチャンネルや、オンライン会議ツールのZoomから視聴できる。参加無料。

「ワーケーションコンシェルジュ制度」策定 専門家9人を任命(日本ワーケーション協会)

2021年5月12日(水) 配信 

日本ワーケーション協会はこのほど、「ワーケーションコンシェルジュ制度」を策定した

 日本ワーケーション協会(入江真太郎代表理事)はこのほど、ワーケーションの普及などを目的とした専門家認定制度「ワーケーションコンシェルジュ制度」を策定した。また、初期ワーケーションコンシェルジュとして、9人を任命した。

 同制度は、「ワーケーションや、これに関係するコンテンツ事業の実施者からワーケーションの拡大に協力してもらいたい人を認定する」(同協会)。

 専門家は、①ワーケーション実施者②地域の魅力を訴求できる人③ワーケーションに関する専門知識・技術を有する人──の3ジャンルに分けて、それぞれの相談に対応できる人を任命する。

 

今回任命された9人は次の各氏。

【①ワーケーション実施者】

山本裕介(長野県)
朱明奈(東京都、CoCo代表取締役)
大月均(長野県)

【②地域の魅力を訴求できる人】

渡邉岳志(長野県、信州たてしな観光協会企画室長)
浅野容子(福井県、福井ワーケーション協会代表)
星昌宏(北海道、北海道オートキャンプ協会理事)

【③ワーケーションに関する専門知識・技術を有する人】

竹内義晴(新潟県、②と兼任)
山岡健人(兵庫県、アドリブワークス代表取締役CEO)
児玉真悠子(東京都、ワーケーションプランナー)

ボルドーと中継結びワイン楽しむ ジャルパックがオンラインテイスティング企画

2021年5月12日(水) 配信

前回のようす

 ジャルパック(江利川宗光社長)は5月28日(金)に、オンラインでワインの飲み比べが楽しめる「グラン・クリュ・シャトー『シャトー・ラグランジュ』オンラインテイスティング」を開く。 ジャルパックパリ支店と連携してボルドーと視聴者を中継で結び、解説を聞きながら、事前に送るワインを堪能する企画。

 飲み比べするワインはフランス・ボルドー、 メドック地方サンジュリアン村「シャトー・ラグランジュ」の 飲み頃となった10年物のシャトー・ラグランジュ2011(赤)とレ・フィエフ・ド・ラグランジュ2011(赤)。ライブ中継では現地のラグランジュスタッフが日本語通訳付きで解説するほか、同企画でしか見ることができない貴重なワイナリーを撮影した独自動画も視聴できる。

 2月に第1回を実施し、好評で完売したことから今回2回目を開催する。 新型コロナウイルス感染拡大で海外旅行ができないなか、同社は「ワイン好きにはたまらない企画。オンラインでフランス旅行気分を堪能して」とアピールしている。

 企画はZoomを利用する。募集組数は先着30人(Zoom30接続)。開催は5月28日(金)の午後7:30~8:40分ごろまで。価格は1接続2万9800円。申し込みや詳細はジャルパックのホームページから。


Go To事業者に調査 宿泊は40%、旅行は80%が予約7割減(観光庁)

2021年5月11日(火) 配信

観光庁は5月11日、Go Toトラベル参加事業者に対し行ったアンケート調査結果をまとめた

 観光庁は5月11日(火)、Go Toトラベル事業参加事業者に対して行ったWebアンケートの結果をまとめた。1~5月の利用・予約の状況が前年同期比で「7割以上減少した」と回答した宿泊業事業者は30~47%の間で推移したのに対し、旅行業事業者は76~84%と、およそ8割に多大な影響が出ていることが分かった。

 アンケートは4月19(月)~22日(木)に、同事業に参加する3万4656事業者(宿泊・2万8066事業者、旅行6590事業者)を対象に行われた。

 また、1~3月は実績、4月は調査前までの実績とこれ以降の予約状況、5月とゴールデンウイークは予約状況で集計している。

 7割以上減と回答した宿泊事業者は、1月は42・3%、2月は43%だった。3月には31%と微減したが、4月には42・3%となり、5月は47・2%の見込みとなっている。

 旅行業は、1月は81・4%、2月は84%。宿泊業と同じく3月には76%と減少したが、4月には81・5%が予約状況の悪化を訴えた。5月は84・2%となる見込みだ。

JTBのハワイ旅行をより快適に 新サービス「ルックJTBスマートハワイ」7月開始

2021年5月11日(火) 配信

イメージ

 JTB(山北栄二郎社長)はこのほど、ハワイ旅行を安心かつ快適に楽しめる新サービス「ルックJTBスマートハワイ」を7月から始めると発表した。独自のアプリを導入し、旅行日程表やツアー参加証などを電子化することでペーパーレス化を実現するとともに、経路検索機能などを搭載し、ハワイ滞在中の新たな過ごし方を提案する。

 今回、導入する「オリオリハワイアプリ」は、ルックJTBの参加者が無料で使えるアプリで、非接触サービスを提供するほか、旅ナカの混雑や待ち時間などのストレス軽減を目的としている。コンセプトは「新しい旅。もっと快適に、もっと感動を。」。

アプリのイメージ
アプリのイメージ

 アプリを活用することで、これまで紙媒体だった行程表のほかオリオリカードなどが電子化されるとともに、同社運行の「HiBus」の停留所やバス到着までの待ち時間なども把握することもできる。また、「HiBus」のほか公共交通機関の「The Bus」や車、徒歩などを含めて、目的地までの経路検索も可能とした。

 同社は、国際交流の再開を見据え、ニューノーマル時代の新たなハワイの過ごし方を提供していく。

ロコパ、宿の物語掲載するメディア開設 女将らの想い伝え親しみを

2021年5月11日(火) 配信

Relux Journalのイメージ。宿の歴史や文化なども掲載する

 ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」を運営するLoco Partners(村上文彦社長、東京都港区)はこのほど、宿の物語を掲載するトラベルメディア「Relux Journal」を立ち上げた。利用者に女将や支配人らの宿への想いなどを伝え、宿泊する施設への親しみを深めてもらう。

 同メディアは宿泊施設の旅の新しい発見となる文化や歴史、働く人の想い、こだわりなどの本質を物語として発信するために開設された。

 具体的には、宿泊施設の歴史と土地、文化などのテーマに沿った記事や、宿泊体験などを掲載する。このほか、宿泊施設と観光業に携わるプロフェッショナルの”想い”に着目したインタビュー記事「Relux シアター」も載せる。

前払い方式も支援対象に 感染防止策の設備強化費用も補助(地域観光事業支援)

2021年5月11日(火) 配信

観光庁はこのほど、地域観光事業支援の補助内容を新たに発表した

 観光庁はこのほど、当初5月末としていた地域観光事業支援の対象期間を12月末まで延長し、対象となる県がより柔軟な県民割を実施できるよう、支援を明確化した。また、各都道府県が行う、宿泊事業者が感染防止策の強化に取り組む際の費用の支援を、国が財政的に補助することを発表した。

 緊急事態宣言が4月25日(日)に発出されたことで、補助対象期間を4月1日~12月31日(1月1日チェックアウト分)の宿泊分まで延長した。なお、補助対象は8月31日(火)までに予約、販売された旅行に限る。

 また、県民割への支援方式については、あらかじめ宿泊・旅行券を宿泊施設や旅行会社などが旅行者に販売し、宿泊代金・旅行代金の一部を前払いする方式が支援の対象となることを明示した。

 この方式を利用した例として、①旅行者は宿泊施設などから1万円分の宿泊・旅行券を前払い5000円で購入②宿泊以降、宿泊施設は都道府県に対し、1万円分の「宿泊・旅行券精算申請」を行う③都道府県は国からの補助金を使い、旅行者の前払い分を除く残金5000円を、宿泊施設に対して精算する──などの使い方ができる。

 また、サーモグラフィなどの設置や、非接触チェックインシステムの導入など、宿泊事業者が感染拡大防止策の強化に取り組む際の都道府県の支援事業も、地域観光事業支援の一環として支援する。

 補助率は、各施設における事業費の2分の1を上限とする。なお、各都道府県が地方創生臨時交付金などを活用して連携補助を行うことを認めている。

 一定の条件を満たした事業については、すでに支払い済みの費用でも補助対象となる。

クラシックホテルで楽しむ優雅な日帰り旅 富士屋ホテルが「デイユースプラン」売り出す

2021年5月11日(火) 配信

客室 フォレスト・ウイング ツインフォレストサイド

 富士屋ホテル(神奈川県・箱根町)は7月31日(土)まで、「富士屋ホテル デイユースプラン」を売り出している。クラシックホテルで楽しむ優雅な日帰り旅を提案するプランで、最大8時間の利用が可能。利用人数は1~3人。

 ランチ付き、ディナー付き、食事なしの3プランから選択でき、フォレスト・ウイング最上階のスパと部屋のバスルームで宮ノ下の温泉が堪能できる。

 食事はランチ、ディナーともフランス料理のメインダイニングルーム「ザ・フジヤ」と洋食のレストラン「カスケード」の2会場から選べ、歴代の料理長から伝わる往年のレシピが味わえる。

 料金は、食事なしが1人1室利用で平日3万円、2人1室利用で平日1万5000円、洋食ランチ付が1人1室利用で平日3万7000円、2人1室利用で平日2万2000円、フレンチディナー付が1人1室利用で平日4万8000円、2人1室利用で平日3万3000円など。なお、1人につき50円の入湯税が別途必要。

数量限定でPCR事前検査付き宿泊プラン発売 プリンスホテル

2021年5月11日(火) 配信

客室(イメージ)

  プリンスホテル(小山正彦社長、東京都豊島区)はこのほど、全国のプリンスホテルで数量限定のPCR事前検査付き宿泊プランを売り出した。

 陰性結果が表示されたアプリを提示すると館内利用券が発行されるお得なプランの提供を通じ、PCR検査を受けやすい環境を整えることが目的。将来的には、宿泊や婚礼などで同ホテル利用する際にオプションでPCR検査を受けられる体制も構築する。

 今回のプランは3月から開始していた宴会、婚礼でのPCR検査のオプションサービスを拡大したもので、検査の実施は医療・福祉分野のモバイルICTソリューションを提供するアルムと提携。PCR検査とアルムが提供する救命・健康サポートアプリ「MySOS」を組み合わせたサービスを提案している。PCR検査は、アルムが提携する「天太会 チームメディカルクリニック」が行う。

 PCR事前検査付き宿泊プランは、5月21日~7月21日までが宿泊対象期間で、41ホテルが対象となる。

 宿泊者は事前に郵送されてくる検査キットを使い自身で検体を採取し、提携の検査機関に郵送。結果は宿泊前日までに通知される。1泊の室料、朝食、PCR検査キットがセットになっており、陰性結果が表示されたアプリを提示すると1 泊1 室につき5千円か3千円の館内利用券がもらえる。

 なお、陽性が判明した場合は宿泊できないが、宿泊のキャンセル料は発生しない。