「全国梅酒まつりin東京2024」 文京区・湯島天満宮で、9月20日(金)から4日間

2024年9月13日(金) 配信

『全国梅酒まつりin東京2024』ポスター

 梅酒研究会(東京都新宿区、明星智洋代表)は9月20日(金)~24日(月・祝)、「全国梅酒まつりin東京2024」を湯島天満宮(東京都文京区)で実施する。全国梅酒品評会2023で金・銀・銅を受賞した梅酒を含む129種類からの飲み比べができるほか、お酒の割り材を揃える「mix stand割材屋」を初めて設置。さらに、同イベント初となるオリジナルグッズ「トートバッグ」や「タンブラー」も売り出す。

 飲み比べ会場では、日本酒の梅酒やブランデー仕込みの梅酒、柑橘系、マンゴーや桃などフルーツが入ったものや、緑茶まで、酒蔵が工夫を凝らしたさまざまな梅酒が楽しめる。

 飲み比べ会場でお気に入りの梅酒を見つければ、即売会場でお土産として購入することも可能。

 さらに、限定販売として、南高梅の最高級適熟梅を使用し、純米大吟醸磨き2割3分で仕込んだ本格梅酒「獺祭梅酒」を有料で試飲できる。ボトルは抽選販売となり、LINEでの申し込みが必要。

 同イベントの飲み比べに必要な専用コイン「梅銭」は、9月19日(木)まで販売する前売チケットを購入すると、当日チケットより500円お得になる。

 前売チケットは2500円で、イベント当日にチケットと梅銭30銭を引き換えられる。当日チケットは2500円で梅銭25銭。数量限定のグラス付きチケットや、グループ券(4~10人用)などもそろえている。

 

2024~25冬季のスキー・スノボツアー販売開始 ビッグホリデー

2024年9月13日(金) 配信

 ビッグホリデー(岩崎安利社長、東京都文京区)は9月12日(木)から、2024~25シーズンのスキー・スノボツアーを売り出した。初すべりツアーとして、全コースにリフト券が含まれた日帰りバスツアーを関東のゲレンデを中心に用意したほか、一部人気エリアの宿泊付ツアーを先行で販売している。

 同社は初すべりツアーについて、「待ち望んだシーズンインを迎え、まずはお手ごろ価格の日帰りツアーで、オープンしたばかりのゲレンデをぜひ満喫して」と呼び掛けている。また、人気エリアの先行販売については「年末年始や1、2月の3連休を含むプランも設定しており、混雑期の予約が先取りできる」とアピールしている。

 初すべりツアーで用意したゲレンデは湯の丸スキー場(長野県)と川場スキー場(群馬県)、ハンターマウンテン塩原(栃木県)、丸沼高原スキー場(群馬県)、たんばらスキーパーク(群馬県)。ツアー代金は1人5300円から。

 いずれも詳細・予約は同社ホームページから。

 

秋吉台ユーストラベル(山口県美祢市)が破産手続き開始(帝国データバンク調べ)

2024年9月13日(金) 配信

 秋吉台ユーストラベル(猶野和則代表、山口県美祢市)は8月1日(木)、山口地裁に自己破産を申請し、22日に破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約1億4000万円。

 同社は、1992(平成4)年5月に設立された宿泊施設の運営事業者。当初はユースホステルとして運営していたが、2014年ごろに「秋吉台ユースビレッジ」に改称して以降、小学生から高校生までを中心とした団体客を受け入れていた。

 しかし、コロナ禍の影響などで旅行需要が落ち込み、「近時の売上高は約300万円にとどまっていた」(帝国データバンク)という。

国際線の利用者に「LINE」で搭乗案内を配信 JAL、航空業界で初

2024年9月13日(金) 配信

個々の予約に応じて情報を配信

 日本航空(JAL、鳥取三津子社長、東京都品川区)は9月18日(木)から、国際線の利用者に「LINE」で個々の予約内容に基づいた案内サービスの提供を開始する。LINEヤフー(出澤剛社長、東京都千代田区)が運営するLINEの法人向け機能「LINE通知メッセージ」を活用して配信するもので、航空業界では初めての取り組み。

 JALはこれまで、「LINE」で国際線搭乗予定便の運航状況に関する情報を通知するサービスのみ提供しており、予約や搭乗に関する案内はメールやJALアプリなどを活用していた。これに、幅広い世代が日常的に使うLINEでの案内を加えることで、利便性の向上をはかりたい考え。

 「LINE通知メッセージ」は企業の公式アカウントを友だち追加することなく、利便性の高いメッセージを受け取ることができるサービス。配信される通知メッセージはユーザーにとって、有用かつ適切であると判断された内容のみという。

 今回、JALは搭乗便の運航状況と搭乗手続き方法、チェックインが済んでいない場合の連絡、保安検査通過の案内、予約便の欠航・遅延などの状況を配信する。国際線を予約の際に、LINE登録済の携帯電話と同じ電話番号を登録すると、「JAL Information」からメッセージが届く。

 JALは今後、同サービスを国内線にも拡張していく予定だと発表している。

英語ガイド人材育成の研修会、中海・宍道湖・大山圏域観光局

2024年9月13日(金)配信

8月28日に行われたワークショップのようす

 島根県出雲市と松江市、安来市、鳥取県米子市、境港市の5市と大山圏域でつくる中海・宍道湖・大山圏域観光局は9月27日(金)、インバウンド受け入れにあたり、地域の魅力を英語で伝えるスルーガイド(ツアーコーディネーター)を養成するため、安来市内で「ガイド人材育成研修」を実施する。

 講師はサイクリングイベントやアドベンチャートラベルなどの企画・運営を行うBREZZA(神奈川県横浜市)の筬島(おさじま)洋敏社長と、同社ホスピタリティ講師の長谷川恭子氏が務める。

 当日は2部構成で、午前に机上研修、午後に実地研修を行う。机上研修は午前10時から正午まで、JR安来駅に隣接する観光交流プラザ内で実施。ゲストの特性をいち早く把握する方法をケーススタディし、挨拶や緊急時対応、地域の魅力の伝え方なども学ぶ。

 午後はレンタサイクルで駅前から臨済宗妙心寺派の古刹・雲樹寺を往復するルートを巡り、サイクリングツアーにおけるガイドテクニックを実践的に学ぶ。午後1時30分から午後5時までの予定。

 参加対象は通訳案内士など英語対応可能な地域のスルーガイドを志す人やインバウンドの取り組みに理解を深めたい人、アドベンチャーツーリズムに興味関心のある人。参加費は無料。午前、午後どちらかの参加のみも可能だ。

 申し込み締め切りは午前の部が24日(火)午後5時まで、午後の部が16日(月・祝)午後5時まで。申し込みはウェブから。

 研修会の運営はクラブツーリズム(東京都江東区)が担う。8月28日(水)には、松江市の松江テルサで「アドベンチャーツーリズムを理解するためのワークショップ」も行い、筬島社長が「アドベンチャーツーリズムが開く地域の未来」を演題に講演した。

大日本印刷、旅館・ホテルの書店開業を支援 第1弾は「定山渓第一寶亭留 翠山亭」内に

2024年9月13日(金) 配信

風呂屋書店(完成イメージ)

 大日本印刷(DNP)はこのほど、旅館やホテルなどの書店開業を支援するサービスを始めた。

 国内の書店が減少するなか、書店以外の各種施設で本を買える場所を提供することで、無書店の自治体(482自治体、全国の27・7%)の課題解決にも貢献したい考えだ。

 具体的には、書店のコンセプト設計や、スペースデザイン(設計・施工)、選書、本や関連物販の仕入れなど、サポート内容は多岐にわたる。

 同サービスの第1弾は、北海道札幌市の「定山渓第一寶亭留(だいいちほてる)翠山亭(すいざんてい)」内で、温泉と読書を楽しむ空間「風呂屋書店」の開業を支援する。同書店では、宿泊客だけでなく誰もが約2500冊の書籍を閲覧・購入できる。

 第一寶亭留の布村英俊社長は、「昔から作家が作品を生み出す場として宿があったように、本と最期まで切れない場が宿である。書店が減っている昨今、宿は本と触れ合う大切な空間だと考えている」とし、「書店の魅力は、自分でいつも選ぶものとは違うものに出会える喜び。売り場に変化があることで、リピーターのお客様に“いつも違う特別な場所”という感覚を伝えたい」とコメントしている。

 「風呂屋書店」では、旅をテーマにした、知的好奇心を刺激する書籍を多数セレクトする予定だ。

NAA、空港の革新を推進するアライアンスAirports for Innovationに加入 ネットワーク生かし快適さ追求へ

2024年9月13日(金) 配信

Airports for Innovationのロゴ

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)はこのほど、空港のイノベーションを推進する空港運営事業者の世界的なアライアンス「Airports for Innovation (A4I)」に、アジアの空港として初めて加入した。

 同社は現在、成田空港を実験場としたチャレンジの積み上げを通じ、新たな価値創造を加速していくことを目指し、他企業との交流や産学連携を推進している。今後、より快適で、便利で、使いやすい空港とするために、世界各地の空港とのネットワークを生かし、新たなサービスの提供や技術の導入を進める。

 A4Iは2021年5月に設立。加盟各社は空港の利用体験を向上を目指し、最新技術やデジタルソリューションを共有し、協力して技術革新を推進することを目的としている。現在、アテネ国際空港(ギリシャ)とコートダジュール空港(フランス)、ダラス・フォートワース国際空港(アメリカ)、バンクーバー国際空港(カナダ)、ミュンヘン国際空港(ドイツ)、ドバイ国際空港(アラブ首長国連邦)、オマーン空港(オマーン)、成田空港の8空港が加盟している。

 また同アライアンスはこのほど、初めての取り組みとして、スタートアップ企業から新技術や革新的なアイデアを募るオープンイノベーションプログラムを始めた。具体的には、旅マエから旅アトまで旅行全体をスムーズで効率的な顧客中心の体験を実現する革新的なアイデアや、 より持続可能かつ、環境への影響を低減するためのソリューションを募集している。

 採択されたスタートアップ企業は、A4Iメンバーの2社以上の空港運営事業者と共に、提案したソリューションの有効性を検証。さらに、実際の空港運用の場で実証実験を行うことができる。 

竹富町で”責任ある観光”を JTAが竹富町の観光ブランドイメージ構築へ

2024年9月13日(金) 配信

あの島で「またねっ!と言いたいから。」キャンペーンを展開

 日本トランスオーシャン航空(JTA、野口望社長、沖縄県那覇市)は9月13日(金)から、JALグループ石垣発着路線の旅客を対象にした、沖縄県・竹富町観光ブランドイメージ構築事業「あの島で『またねっ!と言いたいから。』キャンペーン」を開始した。観光客の増加で環境や生活への負荷が発生している竹富町で、観光客に“責任ある観光”を推進し、持続的な観光地を目指していくための取り組み。

 キャンペーンは竹富町が推進する「責任ある観光」の動画を視聴し、アンケート回答と参加登録をしたうえで、対象路線に往復で搭乗した人のなかから抽選で100人に竹富町の島々の特産品をプレゼントする。JALマイレージバンク会員が対象。

 参加登録と搭乗期間は9月13日(金)~2025年1月5日(日)まで。

宿の若旦那・若女将が名古屋市内で「エスカレーター安全利用」呼び掛ける(全旅連青年部)

2024年9月13日(金) 配信

全旅連青年部員が河村たかし名古屋市長らとともに安全利用を呼び掛ける

 宿の若旦那や若女将が名古屋市で「エスカレーターの安全利用」を呼び掛け――。全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(塚島英太部長)は9月11日(水)、愛知県名古屋市内の金山駅で開催された「エスカレーターの安全利用促進キャンペーン」に参加した。当日、河村たかし市長も参加した。

 名古屋市は、エスカレーターの安全な利用の促進に関する条例施行に伴い、「止まって乗る」「2列で乗る」ことを推奨し、昨年から啓発活動を実施している。

 外国人旅行者の増加により、大きなカバンやスーツケースを持つ旅行者が増えており、エスカレーターの歩行は大きな事故を起こす危険性が高まっている。

 全旅連青年部は旅に関わる業界として、“心のバリアフリー”の観点からも「正しいエスカレーターの乗り方」を広く伝えることで、安心安全な旅の環境づくりに継続的に取り組んでいく考えだ。

 同CPに参加した全旅連青年部員のコメントは次の通り。

 ・西田太郎東海ブロック長「昨年に引き続き、金山駅での啓発活動に参加させていただきました。名古屋市さんによりますと、現在エスカレーター利用者の約93%の方が立ち止まって乗降されているようです。これからも安心安全な利用促進のため、官民一体となって取り組んでいければと思います」。

  ・荒木政臣政策渉外担当副部長「名古屋市では昨年に引き続き3回目の取り組みとなりましたが、エスカレーターの安全利用の大切さを再認識する良い機会となりました。私たち全旅連青年部は、観光地だけでなく、日常の中での安全意識向上に貢献したいと考えています。この取り組みを通じて、地域社会に寄り添いながら、より安全で快適な環境づくりに努めて参ります」。

秩父鉄道の鉄道体験が秩父市のふるさと納税返礼品に 10・11月に「SL転車台乗車・駅員体験」

2024年9月13日(金) 配信

SL転車時イメージ

 秩父鉄道(牧野英伸社長、埼玉県熊谷市)はこのほど、秩父市(北堀篤市長)のふるさと納税の返礼品として10月、11月に開催の「三峰口駅 SL転車台乗車・駅員体験」が登録されたと発表した。同社が運行する「SLパレオエクスプレス」の停車駅のうち3駅は秩父市内にあるなど、秩父市と深いつながりがあることから、特別な鉄道体験を通じて秩父地域や秩父鉄道に親しみを持ってほしいと企画した。

 三峰口駅でSL運転台に乗車し、転車台で方向転換を体験、三峰口駅構内を走行する。また、駅員体験は出勤点呼や駅放送案内、乗車券作成体験などができる。

 開催日は10月6日(日)、19日(土)、25日(金)、11月8日(金)、15日(金)で各日とも午前10:30~午後2時ごろまで。各回1組2人まで、対象年齢は18歳以上で申込者以外の参加や付き添い(未就学児含む)はできない。

 寄付金額は18万円以上。寄付受付はポータルサイトのふるさとチョイスから。