「女将のこえ220」白鳥 和美さん、RAKO華乃井ホテル( 長野県上諏訪温泉)

2019年3月24日(日) 配信

RAKO華乃井ホテル 白鳥 和美さん

社員から女将兼社長へ

 
信濃が誇る一之宮「諏訪大社」。女神のいる下社と男神のいる上社の間に、諏訪湖はゆったりと水をたたえている。厳冬の年に現れる御神渡りは、神様の恋の道だという。

 
 RAKO華乃井ホテルは、そんな諏訪湖を望む、ビジネスと観光需要に対応する施設。物語が満載の女将兼社長を訪ねた。

 
 白鳥さんは日本体育大学で学び、保健体育の先生を夢見たが、時は就職氷河期。このホテルを見つけたのは大学4年の夏だった。「諏訪で初めてプールとフィットネスを付帯するホテルが開業を控え、社員を募集していました。ここなら、アルバイトで学んだサービスと、スポーツの学びが両方活かせると直感しました」。

 
 バレーボール、陸上、ダンスと、スポーツを通じて根性を養ってきた正真正銘の体育会系。白鳥さんは常に、「限界への挑戦」を胸に、「やる前から『ノー』はあり得ない」という精神で仕事に向き合ってきた。

 
 26年後の今、女将兼代表取締役社長に。一般社員が女将になるのも珍しければ、代取社長になるのはさらに稀だ。それだけのことをやってきた人だ、と感じる。

 
 採用して育てた社員が次々に辞めてしまった時期は、「お前がダメだからだ」と周りに非難され、悔しくて悔しくて、口の中が血だらけになった。

 
 そんなとき、諏訪の父と慕う上司が諭してくれた。「愛情は与えるだけのものだよ。返してくれなくても与え続けるんだよ」。

 
 入社5年目に若女将の命を受けた際は、女将教育をしてくれた人に、「ここで起きる事はすべてあなたの責任です」と、覚悟を持たされた。かけがえのない諏訪の母だという。

 
 数々の壁に挑んできた白鳥さんは、また新たな挑戦をしている。「忘れもしない昨年2月12日。ここ華乃井ホテルと、自社企画の土産や食事処『食祭館』、傘下となった『浜の湯』、『かめや』の4店を統括する新会社発足を、母体の井口グループのオーナーから聞かされました。しかも代表取締役は私だと。寝耳に水です(笑)」

 
 だが、ノーを言わない白鳥さんだ。異文化の4店が連携する組織を設計し、社名は諏訪湖リゾートと命名した。諏訪全体の客室の3割を持つ同社は「諏訪のGoogle」を目指す。一人勝ちではなく、他社とも連携して共に未来をつくりたいという。

 
 「家に帰ると、もう誰とも話したくないくらいの状態ですが、やっぱり限界に挑戦したい。まだまだこれから。大好きな諏訪湖で、覚悟を持ってやっていきます」。

 (ジャーナリスト 瀬戸川 礼子)

 

住所:長野県諏訪市高島2-1200-3▽客室数:155室(380人収容)、一人利用可▽創業:1992(平成4)年▽料金:素泊まり6,000円~、1泊2食付11,000円~(税別)▽温泉:単純温泉▽近くに工業エリアがありシングル主体だが、和客室も39室付帯。7月に社員や顧客、住民などが利用できる託児所を館内に併設する予定。

 

コラムニスト紹介

ジャーナリスト 瀬戸川 礼子 氏
ジャーナリスト・中小企業診断士。多様な業種の取材を通じ、「幸せのコツ」は同じと確信。働きがい、リーダーシップ、感動経営を軸に取材、講演、コンサルを行なう。著書『女将さんのこころ』、『いい会社のよきリーダーが大切にしている7つのこと」等。

 

「観光ルネサンスの現場から~時代を先駆ける観光地づくり~(170)」 観光地域づくりは人づくり(埼玉県行田市)

2019年3月23日(土) 配信

「陸王」のロケ地となったこはぜ屋(イサミコーポレーション)

池井戸潤さんの小説「陸王」が大ヒットした埼玉県行田市。最盛期の1938(昭和13)年には、和装小物である足袋の8割を生産する一大産地であった。ピーク時には200社以上もの中・小規模の足袋工場があったという。しかし、戦後の82(昭和57)年ごろを境に出荷金額、事業所数ともに大きく減少し、また一部は海外移転なども進み、現在ではわずか5社が細々と生産を続けている。

 町なかには、陸王の「こはぜ屋」のモデルとなったイサミコーポレーションの工場と蔵など、現在でも80棟以上の足袋蔵が残り、往時の繁栄の姿をとどめている。2017年4月には、これら足袋蔵群などが「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」として日本遺産に認定された。本紙でも、認定直後の5月、行田の日本遺産物語について紹介した。

 日本遺産活用について、行田市がとりわけ重視したものの一つが、観光まちづくり事業を担う人材の育成である。どんな活用計画を描いても、これらを実際に担う民間プレイヤーと、彼らが構想し実現する事業がなければ、まちづくりは進まないからである。

 その一つが、市民主体の「行田みらい塾」である。多様な分野の外部講師を招くとともに、塾生が主体となった事業創造のアイデアや手法などが熱心に検討された。そして、さる3月10日、塾生たちが練りあげた事業プランの成果発表会が開かれた。

工藤市長から終了証を授与される第1期塾生たち

 その内容を少し紹介したい。その一つは行田の着地型観光や体験型土産品開発、コミュニティースポット開発などを手掛ける「行田観光クリエイト(仮称)」の設立である。各分野の行田マイスター(ガイド)を育て、複数のタイプのストーリー性の強いまち歩きコースのプログラムを開発する「TABI市」。そして、これらの事業を担う「KURA座=市民株式会社」が、地域資源を磨いて多様な事業を創造するという企画である。

 2つ目のグループは、映画「のぼうの城」で脚光を浴びた忍城を舞台とする「忍城たびフェス」を提案した。近隣の熊谷で今年開催されるラグビーワールドカップに来る外国人選手や観光客などを招き、外国人に人気のお城で「運動会」を開催するという企画である。城周りには地元産飲食ブースやラグビーボールの玉入れ、綱引きなどの運動会、極め付きは3層櫓のお城で泊まる「日本遺産ホテル」などの事業が提案された。

 市は今年、市制施行70周年を迎えることから、これらの企画も含め、市民提案型の事業プランに600万円の支援金を用意。埼玉地名の由来となった「さきたま古墳群」などの活用もこれからの課題である。

 すべて民間主体の事業ではあるが、これらを支援する行政各課のシームレスな支援体制づくりも不可欠である。市民が提案し実施する観光まちづくりは、まさに始まったばかりだが、今後の成果に期待したい。

(東洋大学大学院国際観光学部 客員教授 丁野 朗)

横浜みなとみらいで「さくらフェスタ」開催 3月23~31日

2019年3月22日(金) 配信 

みなとみらい21 さくらフェスタ

「みなとみらい21さくらフェスタ2019」が2019年3月23日(土)~31日(日)の計9日間、横浜みなとみらい(神奈川県横浜市)のさくら通りを中心とした周辺施設で開かれる。30日(土)はメイン会場のさくら通りを通行止めにし、パレードやさくら綱引き選手権などさまざまなイベントを実施する。

 さらに、翌月4月20日(土)、21日(日)の2日間、「みなとみらい駅」「桜木町駅」「横浜駅東口」周辺のエリアで、多数のパフォーマーが出演する「ヨコハマ大道芸2019 in みなとみらい21」も開き、春の訪れとともにみなとみらいも華やかに盛り上げていく。

みなとみらい21 さくらフェスタ2019

 「さくらフェスタ」は、みなとみらい21地区の活性化とさらなる魅力アップ、そして近隣企業の就業者や、西区在住民・来街者の多くの人々の交流の場として展開している。

3月30日(土)はさくら通りが歩行者天国に!

 イベントの中心会場となるさくら通りは、JR桜木町駅から横浜ランドマークタワー、パシフィコ横浜へと続く約500㍍にわたる103本の桜並木。淡紅色と白色の美しいソメイヨシノが毎年花を咲かせる、みなとみらいエリアの桜名所の1つ。

 さくらフェスタ期間中、対象店舗で提示するとお得なサービスが受けられる「さくらパスポート」や、周辺施設でのライトアップ、関連イベントを開催する。

 3月30日(土)はさくら通りを歩行者天国にし、横浜やみなとみらいに関わりのある皆様による「さくらパレード」、横浜市西区に企業・住民などからなるチームが参戦する「さくら綱引き選手権」、桜を愛でながら美味しいお酒やグルメが堪能できる「グルメストリート」など、盛りだくさんの内容を届ける。

 また、ラグビーワールドカップ2019(TM)の開催を記念し、ラグビーボールを使ったパス・キック体験、ラグビーワールドカップ2019(TM)PRブースなども登場し、さくらフェスタとともに横浜からラグビーを盛り上げる。

開催期間:2019年3月23日(土)~3月31日(日) 計9日間

 ※さくら通りの歩行者天国(イベント開催)は3月30日(土)

場所:さくら通り

主催:みなとみらい21 さくらフェスタ2019実行委員会

イベント内容:3月30日(土) さくらパレード&ストリートイベント

サイトURL以下のページリンクから

【さくらフェスタ2019】桜とともに、パレードや綱引き、グルメなどを楽しもう |
http://minatomirai21.com/152321
「みなとみらい21 さくらフェスタ2019」が3月23日(土)~31日(日)の 期間、“さくら通り”を中心とした周辺施設にて開催されます。本イベントの中心会場となる“さくら通り”はJR桜木町駅から横浜ランドマークタワー、パシフィコ横浜へと続 ・・・

3月30日(土)は世界消灯リレー「アースアワー」のアクションデー。桜木町駅前広場では、連携イベント「竹あかり」も開催!

 さくらフェスタメインイベントの3月30日(土)は、世界で消灯リレーを行う「アースアワー」のアクションデー。みなとみらい21地区も午後8:30から10分間消灯する。

 桜木町駅前広場では、アースアワー連携イベントとして「竹あかり」を開催。竹の間伐材を利用したアート作品「竹あかり」を自然エネルギーで光らせ、フォトスポットとして登場する。記念撮影や環境アクションについてのメッセージを書き込むこともでき、みなとみらい21地区の取り組みをまとめた環境パネル展も設置するので、さくらフェスタと合わせて楽しむことができる。

<概要>

日時:2019年3月30日(土) 午後2:30~8:30まで

場所:桜木町駅前広場(雨天決行、荒天時中止)

内容:

 フォトスポットとして、間伐した竹と自然エネルギー(風力・太陽光発電)を活かしたアート作品「竹あかり」を設置し、みなとみらい21地区の環境取組パネルなどを展示する。

サイトURL以下のページリンクから

灯りを消して、この星の未来を想う60分 |
http://minatomirai21.com/153442
©WWFジャパン青い地球の命のバトンを未来へ繋ぐためにWWF(世界自然保護基金)が世界規模で開催する環境キャンペーン「EARTH HOUR」。「美しい地球を残したい」「地球の環境を守りたい」という想いを胸に3月30(土)20:30から1時間 ・・・

EARTH HOUR特設サイト(WWFジャパン):

ヨコハマ大道芸2019 in みなとみらい21

 毎年4月に2日間かけて開催し、みなとみらい21ならではの「広い海」「高い空」を背景にダイナミックなパフォーマンスを見ることができるイベント。今年は「グランモール公園美術の広場」でスペシャルステージを展開する。14会場、スペシャルプログラムも含め約50組の演者による多彩なパフォーマンスが見られる。

サイトURL

横浜の春の風物詩「ヨコハマ大道芸」が今年も開催! |
http://minatomirai21.com/152298
春の風物詩ともいえる、「ヨコハマ大道芸」が今年も4/20(土)・21(日)に開催されます。約60組の演者が集まり、みなとみらい21地区エリア(みなとみらいエリアでは約35組の演者)や、石川商店街、イセザキ・モール1・2St.の街各所をステー ・・・

2019年のテーマは「サーカス」!

 2019年のみなとみらい21スペシャルプログラムのテーマは、楽しく美しく心がはずむ「サーカス」。欧米では数多くのサーカスカンパニーがあり、出演するアーティストを育てる公的な学校も多く存在する。今回は、日本のサーカスアーティスト養成を考える時に欠かせない2つの学校に焦点をあて、それぞれの卒業生たちが集結するスペシャルプログラムを届ける。

スペシャルプログラム1 4月20日(土)、21日(日)「Cirque Blanc(シルクブラン)」

 沢入国際サーカス学校卒業生7人が繰り広げる現代サーカス。さまざまな民族楽器を使う「ジプシーポット」の生演奏が彩る。

<概要>

場所:グランモール公園美術の広場

開催日時:

 4月20日(土)(1)午後0:30(2)午後2:30(3)午後4:30

 4月21日(日)(1)午後0:00(2)午後1:45(3)午後3:30

  ※卒業生KENTAと吉川健斗のソロパフォーマンスもあり。

「沢入国際サーカス学校」・・・・

 2001年創立。日本で唯一のサーカス学校。群馬県の廃校になった小学校の体育館を利用して日々鍛錬を続けている。卒業生は約50人、そのほとんどが現在国内外にて広く活躍中。

スペシャルプログラム2 4月21日(日)「クラウンパーティー」

 カラフルな衣装に身を包んだクラウンらが練り歩き行きかう人々に笑いを届ける。最終回は「クラウンカレッジ・ジャパン」の卒業生約20人が大集結!

開催日時:4月21日(日)

 (1)午後0:45(2)午後2:30(3)午後4:30(最終回は美術の広場)

場所:グランモール公園周辺

「クラウンカレッジ・ジャパン」・・・・

 アメリカの「リングリングサーカス」のクラウン養成学校日本校として1989年開校。3期で約70人の卒業生を輩出した。クラウン(道化師)として人を楽しませる「技術」と「心」の両面を教え、卒業生の多くは現在もソロパフォーマーとして素晴らしい活躍を見せている。

※時間や出演者は変更になる場合がある。

<概要>

日時:2019年4月20日(土)、21日(日) 午前11:30~午後6:00

 ※21日は午後5:00まで

場所:みなとみらい駅、桜木町駅、横浜駅東口周辺 全14会場

URL

横浜を代表する街が大道芸のステージに!

 みなとみらい21のほかに、横浜を代表する街でも、その街の魅力を活かした大道芸を展開する。

「ヨコハマ大道芸2019 in イセザキ・モール1・2St.

 抱腹絶倒マイムや圧巻のアクロバットなど、バラエティ豊かなパフォーマーが街路樹に彩られたモールに集結し、芸を披露する。買い物や食事も楽しめる駅近で魅力ある会場。

日時:2019年4月20日(土)・21日(日) 午前11:30~午後5:30

場所:イセザキ・モール1・2St.

「ヨコハマ大道芸2019 in 石川商店街アイキャナルストリート」

 開港後の要となった歴史ある石川町を舞台に実力派の女性パフォーマーが集結する。地元おすすめグルメも楽しめる見逃せないエリア。

日時:2019年4月20日(土)・21日(日) 午前11:30~午後5:30

場所:アイキャナルストリート

桜をテーマにした「SAKURAフライト」 ヘルシンキと日本を結ぶ3路線に期間限定で

2019年3月22日(金) 配信 

昨年のようす

フィンエアーグループは4月2日(火)まで、ヘルシンキと日本を結ぶ3路線(東京、大阪、名古屋)で、日本の春を象徴する桜をテーマにした「SAKURAフライト」を行う。「SAKURAフライト」は2014年から日本発着便のみで実施しているサービスとなる。

 客室乗務員は対象のフライトで、フィンエアーとデザインコラボレーションしている、北欧フィンランドのブランド「マリメッコ」による浴衣風ユニフォームを着用している。

 機内食では、桜をイメージした食事(蕎麦、チェリーケーキなど)を提供するほか、有名なフィンランドの老舗菓子メーカーFAZER(ファツェル)の“Geisha(芸者)”チョコレートを用意する。

フィンエアー「SAKURAフライト」の概要

運航期間:2019年3月20日(水)~4月2日(火)

運航路線:ヘルシンキ=東京(成田)/大阪(関空)/名古屋(中部)

機内サービス:Geishaチョコレート(ヘルシンキ発東京・大阪・名古屋着のエコノミーおよびビジネスクラス)▽チェリーケーキ(名古屋発ヘルシンキ着のビジネスクラス)▽桜色の蕎麦と桜色のデザート(東京・大阪・名古屋発ヘルシンキ着のエコノミークラス)

川根茶でおもてなし 茶ービスエリア@川根温泉 3月23日(土)、24日(日)開催

2019年3月22日(金) 配信

静岡県島田市の道の駅「川根温泉ふれあいの泉」を、茶処川根の「茶サービス」で来訪者をもてなすサービスエリアにする催し「第2回 茶ービスエリア@川根温泉」が3月23日(土)、24日(日)の2日間限定でオープンする。

 静岡県中部地域の観光振興および観光事業活性化を目的に、さまざまな企画に取り組むするが企画観光局が、川根温泉活性化のために考案した催しだ。第1回は2017年12月に開催し、約2千人が来場した。

 当日は道の駅「川根温泉ふれあいの泉」には地域のお茶屋がブースを出店するほか、お茶をアレンジした料理「お茶バーガー」や限定スイーツ、限定商品「茶オル」などを販売する。

 お茶の生葉300キロを温泉施設内の露天茶風呂や足湯、プール、さらに屋外に設置予定の「お茶の葉プール」に投じる。子供の遊び場「お茶の葉プール」ではVRゴーグルを使った3D体験も実施する。

 同時開催のかわね桜まつりかい場とは、増便した定期シャトルバスで行き来できるので、桜の季節に新茶を待つ川根が盛り上がる2日間になる。

第2回 茶ービスエリア開催概要

開催日時:2019年3月23日(土)、24日(日) 午前10:00-午後4:00 雨天決行
会場  :道の駅川根温泉ふれあいの泉(静岡県島田市川根町笹間渡220)
     川根温泉ホテル(静岡県島田市川根町笹間渡195-1)
     かわね桜まつり会場(静岡県島田市川根町家山地区)
イベント:
 お茶をアレンジした特別メニューを出店ブース、温泉施設内で提供
 300キロの茶葉を使った露天茶風呂、お茶プール、お茶足湯
 手揉み茶体験
 T-1グランプリ(小学生のお茶の淹れ方競技大会)
 パラグライダータンデム体験
 ステージイベント(JA茶果菜によるパフォーマンスなど)
 当日限定茶オル販売

茶ービスエリア 川根温泉
http://www.shimada-kawane.jp/chavicearea/
茶ービスエリアとは、川根温泉が限定でお茶に特化したサービスエリアとなり、お茶にちなんださまざまな商品やサービスを提供いたします。

KNT‐CT、「東京2020 Let’s55 ~レッツゴーゴー~ with 野村ホールディングス」にバーチャルサイクリング体験ブースを出展

2019年3月22日(金) 配信

東京2020オリンピックのオフィシャルサービスパートナーのKNT‐CTホールディングスは3月30日(土)~31日(日)、「東京2020 Let’s55 ~レッツゴーゴー~ with 野村ホールディングス」にバーチャルサイクリング体験ブースを出展する。また、同社グループのクラブツーリズムは、非公開の東京証券取引所の裏側見学ができる日帰りツアーを実施する。

 Let’s 55は、東京2020オリンピック・パラリンピックへの入り口として、大会がが開催される2020年までに全55競技を体験するプロジェクト。同社のブースでは、東京2020大会の自転車競技開催地である静岡県と協働し、実際の自転車を使ったバーチャルサイクリングが体験できる。参加者は200㍍タイムトライアルへのチャレンジを行い、優秀な記録を出すと静岡県から記念品がもらえる。

 KNT-CTホールディングスは、3月24日(日)に行われる「東京2020Let’s55~レッツゴーゴー~with 福島県」にもブースを出展する。同会場では、東京2020大会から新競技として採用された「スポーツクライミング」のなかから、壁を制限時間内にいくつ登れるかを競う「ボルダリング」体験の機会を提供。子供や初心者でも安心して体験できるよう、インストラクターがサポートする。

「東京2020Let’s55~レッツゴーゴー~with 野村ホールディングス」(第4回)

日時:3月30日(土)、31日(日)

場所:東京証券取引所

内容:16競技の体験ステージ、ブースなど

   (初開催競技はシッティングバレーボール)

共催:東京2020組織委員会、野村ホールディングス

東京証券取引所へ行こう!通常非公開の証券所裏側見学と東京2020Let’s55~レッツゴーゴー~with野村ホールディングス」イベントに参加! 概要

出発日:2019年3月30日(土)・31日(日)

行程:

日本橋駅・・兜神社・・日証館(外観)・・東京証券取引所(マーケットセンター内を取引所社員が案内、東京2020Let’s55with野村ホールディングスイベント見学)・・小網神社・・銀行発祥の地・・コレド室町(昼食)・・東京証券取引所(自由解散)

出発地:東京メトロ日本橋駅

食事:昼食1回

添乗員:同行

旅行代金:6990円(大人・子供同額)

企画・実施:クラブツーリズム

「東京2020Let’s55~レッツゴーゴー~with福島県」(第3回)

日時:2019年3月24日(日)

場所:

福島県いわき市(「アクアマリンパーク」、「イオンモールいわき小名浜2階マリンコート」、「小名浜潮目交流館」)

内容:11競技の体験など(初開催競技は車いすテニス)

共催:東京2020組織委員会、福島県

「また帰りたくなる、佐渡」がテーマ 「PEACH LIVE 」Vol.17発行

2019年3月22日(金) 配信

PEACH LIVE佐渡号を手に持つ客室乗務員

ピーチ・アビエーションはこのほど、フリーマガジン「PEACH LIVE 」Vol.17「佐渡」号を発行した。「また帰りたくなる、佐渡」をテーマに、古き良きカルチャーが残る佐渡島(新潟県)のアクティビティやグルメに着目。ガイドブックとは違う視点で、まだ知られていないリアルな魅力を紹介する。

 「佐渡号」では、標高900㍍付近の天然杉が見られる周遊コースや、ジャズが流れる路地裏の焼き鳥店、希少な地鶏タマゴを使った究極のロールケーキを扱う老舗菓子店などを、同社の主要顧客層である20~30代の女性に響くコンテンツを中心に、佐渡の「今=LIVE」を紹介する。

 ファッション業界で働く女性スタッフらが体験した、佐渡の自然を満喫できるアクティビティも紹介する。読者は、シーカヤックやトレッキングなど、女性でも楽しめる佐渡ならではのコンテンツを、PEACH LIVEの世界観を通して体感できる。

媒体情報

言語:日英併記

発刊日:隔月20 日(奇数月)

配布場所:

Peach の国内線・国際線の全路線で、客室乗務員が配布。国内線空港カウンターなど

発行部数:3万部

JTBら、宮崎の活性化にインフラツーリズムの推進を本格化

2019年3月22日(金) 配信 

連携イメージ

JTBと宮崎交通、ソラシドエア、九州電力は3月20日(水)、宮崎県の活性化を目的に電力インフラ(ダムや発電所、送配電設備など)を観光資源としたインフラツーリズムを本格的に推進すると発表した。第1回と2回のツアーは、3月22日(金)午前10時から販売を始める。

 JTBと九州電力は2018年11月にダムや発電所周辺地域の活性化を目的としたダムツアーを行い、「大変好評をいただいた」という。

 さらなる県内観光資源の発掘と磨き上げを目指し、新たに宮崎交通、ソラシドエアを加えた4社が連携。各社の強みを融合させたインフラツーリズムを推進していく。観光客を広く県内外から呼び込み、交流人口拡大を通じた宮崎県の地域活性化やPRにつなげていく方向だ。

第1回ツアー概要

第1回ツアー

ツアー名: 宮崎県耳川水系 ダム・発電所ツアー

見学場所:九州電力 上椎葉ダム、塚原ダム、山須原ダムほか

旅行代金:大人1名 4万9000円

出発日:4月20日(土)1泊2日

発着地:宮崎

募集人数:先着22人(18歳以上に限る)

申込み先:たびーと、または、JTB宮崎支店 〔Tel:0985(29)3511(平日午前9:30~午後5:30)〕

 【第2回ツアー概要】

第2回ツアー

ツアー名: 宮崎県一ツ瀬・小丸川水系を巡る電力インフラツアー

見学場所: 九州電力 一ツ瀬ダム、小丸川発電所、送配電設備ほか

旅行代金: 大人1人(1室2人以上の場合)で、宮崎発が4万3000円、東京発が7万7000円

出発日:5月22日(水)1泊2日

発着地: 宮崎・東京

募集人数: 先着45人(18歳以上に限る)

申込み先: 宮交観光ホームページ、または、宮交観光〔Tel:0985(32)2323(平日午前9:30~午後5:30)〕

【上天草市複合型スポーツ&ヘルスツーリズム事業】未来へ向けた健康づくり 子供たちも医療体験で学ぶ機会を

2019年3月22日(金) 配信

菜の花ウォーキング

 熊本県上天草市(堀江隆臣市長)は住民の健康意識の向上と交流人口の増加を目指して、2017年度から民間活力開発機構(里敏行理事長)と協力して、「複合型スポーツ&ヘルスツーリズム事業」に取り組んでいる。2月2日には、「菜の花ウォーキング」を実施。同イベントに合わせ、健康測定ブースを設置し、参加者の健康意識を高めた。また、昨年11月23日には、未来を担う子供から高齢者まで全世代が“楽しみながら健康について学ぶ”「け~な健康フェア」を開いた。

【増田 剛】

菜の花ウォーキング

 上天草市は楽しみながら健康意識を高めようと、ウォーキングやさまざまなスポーツイベントと合わせて、健康度を測定するブースを設置している。

 2月2日には、早春の恒例イベント「菜の花ウォーキング」を実施した。同市松島エリアの「100万本の菜の花園」を起点に、天草観海アルプスの高舞登山(標高117㍍)を目指す5㌔(約1時間30分)のコース。

 準備体操のあと、地元マスコットの「上天草四郎くん」が見送るなか、地元住民や県外からの参加者ら300人がスタート。菜の花畑を抜けて、高舞登山の山道をゆっくりと歩いた。

 山頂の展望台では心地よい汗をぬぐいながら、天草の島々や、五橋が織り成す絶景を一望。「運動と美しい景色によってリフレッシュできた」という声も聞かれた。

「まんさい汁」が振る舞われた
盛況だった餅まき大会

 その後、出発地点の松島総合センター「アロマ」に戻りゴール。ウォーキング終了後には、野菜や、だご(団子)がたくさん入った「まんさい汁」、“ヘルSEAメニュー”の1つ「サワラの南蛮漬け」が振る舞われた。また、宿泊補助券や航空券が当たるお楽しみ抽選会や、餅まきなど楽しいイベントも催された。

 健康福祉部健康づくり推進課は、健康測定のブースを設置。骨密度や血圧などをチェックしながら、健康志向の高い参加者に一層関心を高める活動を行った。

健康測定のブースを設置

け~な健康フェア

 昨年11月23日には、「市民の健康の大切さと病院の機能を認知してもらう機会に」(健康づくり推進課)と、市立上天草総合病院と協力して「上天草け~な健康フェア2018」を実施した。会場は、松島総合センター「アロマ」。

 同イベントは「未来へ向けた健康のテーマパーク」がテーマ。小学生以上を対象に、医師や看護師、薬剤師などの医療業務に慣れ親しんでもらうための“疑似体験コーナー”も実施。内視鏡をさわったり、薬(お菓子)を調剤したり、看護師さんに変身したり、遊びながら医療体験を楽しんだ。ライフキネティックにも挑戦した。

ライフキネティック体験

 小学生による「こんな薬あったらいいな」発表会なども行われた。

 健康チェックブースでは、肺年齢や各種健康測定を実施。レスキュー隊の指導による救急蘇生も多くの人が体験した。

肺年齢チェックのようす
レスキュー隊指導による救急蘇生体験

 ステージでは、園児による和太鼓子やみんなでエアロビ、子宮頸がん検診普及ボーカルユニット「S.K.K」のライブも行われた。くまもんも参加し、ダンスや発表のお手伝いをした。

 健康づくり推進課は「子供たちから高齢者まで全世代が楽しく健康を意識できる環境を提供していきたい」と話している。

子供たちが医師や薬剤師に

全車両にモービルアイ 衝突防止補助で安全対策(帝産観光バス)

2019年3月22日(金) 配信

モービルアイ装置

 帝産観光バス(市川慎一社長、東京都品川区)は今年2月、新たな安全対策として全291台の貸切バス車両に衝突防止補助システム「モービルアイ」を装着した。

 衝突被害軽減ブレーキが標準装着された新車にも衝突警報と車間距離警報の機能を持つモービルアイを装着した。大手貸切バス事業者で全車両に装着したのは国内初。

 モービルアイとは、車両の前面ガラスに取り付けた単眼カメラをセンサーとして画像処理し、事故の危険を伴う車間距離や歩行者の動きなどを即座に察知し、アイコン表示と警報音で運転士へ衝突防止を通知する運転支援装置システム。運転士の「第三の眼」として追突の可能性を予防し、危険の最大2・7秒前に伝えることができる。主な機能は、追突警報・低速時追突警報・車間警報・車線逸脱警報・歩行者警報・速度標識表示機能となる。

車両フロント部に設置

 導入にあたり、国土交通省の定める「ASV(先進安全自動車)講習」を実施し、運転士・ガイド・整備士・事務職の全社員に機能と効果を説明した。

 モービルアイ機器の活用で、プロにふさわしい安全運転技術を統一的、合理的に教えることができ、今後は全車両から集まるデータを有効活用し、安全運転技術の教育に役立てる。

 同社は「同一会社の安全は一定の基準で一貫しているべき」と考え、「お客様を守るため、そして乗務員の安全のため、今後も安全対策に取り組んでいく」とコメントしている。

 問い合わせ=☎03(5460)1201。