ダイブ、千葉県の人材確保業務を委託 観光事業者の外国人雇用促す

2025年8月14日(木) 配信

 宿泊施設へ人材派遣・紹介事業を展開するダイブ(庄子潔社長、東京都新宿区)はこのほど、千葉県の「令和7年度 観光・宿泊業人材確保業務」の再委託を受けた。今後、外国人人材に対する広報や、観光事業者への講演などを実施する。

 同業務は千葉県内の観光事業者と外国人人材の接点を創出し、雇用促進をはかることを目的に実施される。

 この一環で、9月17日(水)にはホテルグリーンタワー幕張(千葉県千葉市)で、千葉県内の観光事業者と外国人人材をつなぐセミナーとマッチングイベントを開く。このうち、セミナーではダイブの菅沼基外国人雇用推進ディレクターと、満ちてくる心の宿 吉夢の吉田雅一総支配人が、 外国人材の受け入れに関するポイントや活躍事例を説明する。現在、県内の観光・宿泊事業者の参加を受け付けている。

愛犬と泊まれるヴィラ、全棟に全天候型ドッグランも(グランフォレスタヴィラ日光)

2025年8月14日(木)配信

グランフォレスタヴィラ日光の施設イメージ

 栃木県日光市に8月25日(月)、愛犬と宿泊できるプライベートヴィラ「グランフォレスタヴィラ日光―Private Dog Resorts―」がオープンする。計6棟の客室に最大1000平方メートル超の関東最大級のプライベートドッグランを併設し、全棟で関東エリア初の「全天候型プライベートドッグラン」を完備する。

施設配置図

 客室は4タイプを用意し、ドッグランはスーペリア(2棟)に約700平方メートル、スイート(同)に約880平方メートル、グランデ(1棟)に約1000平方メートル、コーナースイート(同)に約650平方メートルを併設。全棟に約60平方メートルの全天候型プライベートドッグラン、約73平方メートルのゆとりあるプライベートな客室を完備した。定員数はそれぞれ6人。

全棟に「全天候型プライベートドッグラン」(写真右)を完備

 このほか、チェックイン前から利用可能な共用の「半屋外ドッグラン」や、栃木の旬な食材を使用した地産地消のこだわりの食事、ビールやソフトドリンクなどの無料ドリンクバーを提供する。

 同施設はにしがき(西垣俊平社長、京都府京丹後市)、東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)、東武鉄道(都筑豊社長、同)が出資するTN Resorts合同会社(ティーエヌリゾーツ)が所有・運営。集客・施設開発では、宿泊・観光業界の集客支援を専門とするブッキングリゾート(坂根正生社長、大阪市北区)が支援する。

 宿泊予約は同施設のWebサイトのほか、ブッキングリゾートが運営するグランピング・リゾートヴィラの予約サイト「リゾートグランピングドットコム」、ペットと泊まれる宿の予約プラットフォーム「いぬやど」でも受け付ける。

長野県茅野市、HIS、さとゆめと連携協定結ぶ 新目的地創出で関係人口増へ

2025年8月14日(木) 配信

(左から)さとゆめの浅原武志取締役兼長野支社長、今井敦市長、HISの加治木宏法人営業本部長

 長野県茅野市(今井敦市長)はこのほど、エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)と、さとゆめ((嶋田俊平CEO、東京都千代田区)が展開する新・目的地創出事業「Destination Create Project」に参画した。これを受けて、3者は「新しい目的地づくり」に関する包括連携協定を結んだ。またさらなる観光振興をはかるため、HISは茅野市へ専門人材を出向派遣する。

 茅野市は、八ヶ岳や蓼科高原などの雄大な自然があり、縄文時代からの深い歴史や文化も魅力となっている。さらに、首都圏とのアクセスも良いことから、茅野市をテレワークと余暇活動を両立できる場所として、関係人口の増加を目指していく。こうした目標の実現に向けて、3者は地域の魅力発信や誘客、訪日客への戦略策定、企業誘致、SDGsの推進、自然環境の活用などで連携する。

福島・猪苗代でデジタルスタンプラリー 12月31日まで

2025年8月14日(木) 配信

12月31日まで開催中

 猪苗代観光協会(神田功会長、福島県・猪苗代町)はこのほど、スマートフォンでQRコードを読み取るだけで集められる「いなわしろデジタルスタンプラリー2025」を開始した。

 「食べる」「買う」「体験する」「野口英世博士ゆかりの地」の4種類のスタンプを集めると2~4等の抽選に応募できる。スタンプは、例えば「食べる」は参画する飲食店で500円以上の飲食が必要など、それぞれの規定を満たした場合に付与される。また、4種類に加え、町内の対象施設に宿泊するともらえる「宿泊」スタンプを集めて応募すると、1等の抽選対象となる。

 実施期間は12月31日(水)まで。

【愛知県稲沢市】「華麗(カレー)なるまち稲沢」 ”カレーでまちおこし”広告換算額1億円達成

2025年8月14日(木) 配信

広告換算額1億円達成

 「華麗(カレー)なるまち稲沢」をテーマに、カレーでまちおこしを進める愛知県稲沢市は、市内のご当地グルメ事業の広告換算額が2022年度から3年間で、約1億円に達したと発表した。

 「稲沢カレーフェスティバル」など話題性のあるイベントの開催や、飲食店・市民・農家の協力によるご当地カレーの開発などを積極的にPRした結果、テレビ・新聞・ラジオなどメディア露出は39回を数え、その広告換算額は9950万610円にのぼる。

 稲沢市は、日本初の本格的なカレールウの「即席カレー」を生み出した発祥地で、「黄金色に輝くイチョウ黄葉はカレーを連想させる」として、稲沢市観光協会が主体となって多くの参画店舗の協力もあり、カレーによるまちおこしがスタート。

 現在は市内の和食やイタリアン、ラーメン店、カフェ、パン屋、居酒屋まで幅広いジャンルの飲食店が個性的なカレー料理を考案し、稲沢の文化や食材を取り入れたユニークな一皿を提供している。

 同事業の調査に関わる文教大学国際学部国際観光学科専任講師で、博士(観光学)の青木洋高氏は、「ご当地グルメの継続的な取り組みとメディア露出が、市内飲食店やイベントの活性化につながっている。今後も稲沢市の“カレーの聖地”としての認知拡大が期待される」とコメントしている。

「そうにゃん・くまモンコラボルーム」が登場 相鉄グランドフレッサ 熊本

2025年8月14日(木) 配信

「そうにゃん・くまモンコラボルーム」

 相鉄ホテルマネジメント(鈴木正宗社長、神奈川県横浜市)と相模鉄道(千原広司社長、神奈川県横浜市)はこのほど、「相鉄グランドフレッサ 熊本」(熊本県熊本市)で「そうにゃん・くまモンコラボルーム」の予約を開始した。相模鉄道キャラクター「そうにゃん」と熊本県の営業部長兼しあわせ部長の「くまモン」がコラボレーションした客室で、癒しの時間が過ごせるとアピールする。

 室内壁面にはそうにゃんが横浜市の随所を、くまモンが熊本県の観光名所を巡るようすを描いたタペストリーを設置。両地域の魅力が感じられる空間に仕上げた。

 このほか、相模鉄道のラッピング車両「そうにゃんトレイン」で使用している「そうにゃんシート」の生地で作成したベッドスローやクッションなど、両キャラクターの魅力を取り入れたインテリアやアイテムをコラボルーム専用の備品として用意している。

 宿泊期間は8月9日~26年3月31日まで。現在、予約は電話のみ。8月16日(土)からはWebサイトでも受け付ける。料金は2万5000円から。1日2室限定で、客室タイプはスタンダードツインとなる。

令和トラベル、韓国に子会社設立 契約施設拡大し、柔軟な商品企画へ

2025年8月13日(水) 配信

 

 令和トラベル(篠塚孝哉社長、東京都渋谷区)はこのほど、韓国・ソウルに100%出資の子会社「Reiwa Travel Korea, Inc.(レイワトラベルコリア)」を設立した。現地のホテルや観光関連事業者との直接契約を拡大し、魅力ある旅行商品の企画や販売をよりスピーディーかつ柔軟に実現していく考え。

 韓国が日本人の海外渡航先として高い人気があり、訪日韓国人の旅行需要も増え続けているなか、同社は日本から韓国へのアウトバウンドに加え、韓国から日本への訪日需要の取り込みも本格化させる。また、運営するSNSで、日本市場に向けたプロモーション施策も強化していく。

グランビスタ ホテル&リゾート、夏祭り能楽堂の入場券配布中 8月15日(金)まで宿泊客に

2025年8月13日(水) 配信

イベントの告知

 グランビスタ ホテル&リゾート(荒井幸雄社長、東京都千代田区)は8月15日(金)まで、運営する銀座グランドホテル(稲葉昭夫支配人、東京都中央区)で、宿泊客に日本の伝統文化「能」を体感しながら楽しむイベント「夏祭り能楽堂」の入場チケットを配布している。

 夏祭り能楽堂は、観世流能楽師が能の魅力を余すことなく伝えるイベント。第2弾となる今回のテーマは、夏祭り。会場では、能面や装束の展示のほか、能面体験や所作を体験するワークショップなどを行っている。さらに、武将「平知盛」が荒海を背景に等身大で現れる大型映えスポット「船弁慶」を設置。観世能楽堂のオリジナルグッズとしてスヌーピーとのコラボレーション商品も販売する。

 同イベントは8月15日(金)まで、観世能楽堂(東京都中央区)で実施されている。

京王プラザホテル八王子、秋は北海道フェア 全レストラン・ラウンジで

2025年8月13日(水)配信

全6店舗のレストランやラウンジで北海道フェアを行う(写真はイメージ)

 京王プラザホテル八王子(市村和彦総支配人、東京都八王子市)は9月1日(月)~10月31日(金)まで、全6店舗のレストランやラウンジで「北海道フェア~北の豊かな恵み~」を実施する。ホテルで北海道の豊かな自然が育んだ旬の味覚を堪能できる。

 北海道民に愛されるジンギスカンやスープカレーをはじめ、紅ズワイガニ、タラバガニ、帆立、イクラなどの海の幸、北海道産和牛やキタアカリ、栗南瓜といった大地の恵みを取り入れた多彩なメニューを用意。日本料理、中国料理、鉄板焼、ブッフェ、アフタヌーンティーまで、ジャンルを超えた“北海道グルメ尽くし”として各料理長が腕をふるう。

 同フェアは2階のレストラン「ル クレール」(同店舗のみ9月6日(土)から)、15階の鉄板焼「やまなみ」、日本料理「みやま」、鮨処「八一」、2階の中国料理「南園」、1階「ロビーラウンジ」の6店舗で行う。

 詳細は同ホテルWebサイトのイベントページ(https://www.keioplaza.co.jp/hachioji/event/pages/hokkaido-fair/)から。

「箱根登山電車に乗っていこう! 風祭トレインフェスタ」9月14日(日)、「鈴廣かまぼこの里」で

2025年8月13日(水) 配信

 小田急箱根(水上秀博社長)と鈴廣かまぼこ(鈴木博晶社長)は9月14日(日)、神奈川県小田原市の「鈴廣かまぼこの里」で「箱根登山電車に乗っていこう! 風祭トレインフェスタ」を開催する。

 両社は、箱根登山電車の車両として長年活躍したモハ1形107号が現役引退後、車両譲渡とCAFE107として保存、再活用に取り組んでいる。このたび、小田急電鉄の協力のもと、3社がコラボレーションして、箱根登山電車風祭駅直結の「鈴廣かまぼこの里」を舞台に、鉄道にちなんだイベントを実施する。

運転士お仕事体験など色々なイベントを用意

 当日は、来場記念グッズのプレゼントや、家族で参加できるクイズラリー、107号車内での運転士お仕事体験、トークショーなどを企画。

 さらに、おだきゅうの「もころん」と鈴廣の「グッちゃん」によるグリーティングのほか、箱根登山電車・鈴廣・小田急電鉄の3社コラボグッズ「サコッシュ」を限定販売する。