西九州新幹線 武雄温泉―長崎間 9月23日に開業

2022年3月13日(日)配信

水戸岡鋭治氏デザインの「かもめ」(写真提供:JR九州)

 西九州新幹線(武雄温泉―長崎間)の開業日が今年9月23日に決定した。

 武雄温泉―長崎間の延長は66㌔。駅数は、武雄温泉と嬉野温泉、新大村、諫早、長崎の5駅。このうち、嬉野温泉駅と新大村駅は、新幹線開業に合わせて設けられる新駅となる。

 また、在来線の大村線には、新幹線・新大村駅と併設する「新大村駅」と、新幹線の車両基地になる「大村車両基地駅」も設置される。

 西九州新幹線は、新幹線「かもめ」と博多―武雄温泉間を走行する在来線特急「リレーかもめ」を、武雄温泉駅の同一ホームで乗り換える対面乗換方式を採用。開業により、博多―長崎間の所要時間は最速で約1時間20分と、現行より約30分短縮される。

 「かもめ」の車両は、東海道新幹線で運行する「N700S」がベース。内外装のデザインは、豪華寝台列車「ななつ星in九州」など、これまでにJR九州の多くの車両デザインを手掛けてきた水戸岡鋭治氏が担当した。

 「九州らしいオンリーワンの車両」をデザインコンセプトに、エクステリアデザインは白地にJR九州のコーポレートカラーである赤を配色。車両側面には、シンボルマークとともに、毛筆書体で「かもめ」と書かれたロゴマークを配置した。

 インテリアデザインは「優しい・明るい・心地良い・美しい」をテーマに色、形、素材をセレクト。和洋折衷、クラシックとモダンを組み合わせることで、懐かしくて新しい空間を表現する。

 6両編成で、1―3号車が指定席、4―6号車が自由席となる。指定席は2席×2席配列、自由席は2席×3席配列となる。定員は1号車40人、2号車76人、3号車47人、4号車86人、5号車86人、6号車61人の計396人。

 

指宿白水館 地元の魅力伝えるオリジナルチョコを開発

2022年3月13日(日)配信

フレーバーの異なる6粒入り

 鹿児島県・指宿温泉の指宿白水館(下竹原利彦社長)はこのほど、南薩エリアの6事業者と著名なパティシエ、ショコラティエ協力のもと、新たに地元の素材を生かしたオリジナルチョコレートを開発した。3月11日から、同館売店とオンラインショップにおいて、数量限定で販売する。

 同商品は鹿児島県と、さらに南薩摩の魅力を全国に伝えるとともに、地元を盛り上げられるものを作れないかと社員全員で検討し、生まれた。

 オリジナルチョコレート「ショコラ ドゥ カゴシマ」は、選りすぐりのカカオと、南薩摩の素材だけを使用。フレーバーの異なる6粒入りで1箱4千円(税込)。

 開発は、鹿児島とも縁が深い気鋭のパティシエ、江藤英樹氏が担当。さらに、名だたるハイエンドブランドチョコレートをプロデュースしてきたトップショコラティエの野口和男氏が技術面をサポートした。江藤氏は、素材選びに際し、何度も現地に足を運び、吟味を重ねたという。

 そうして完成した6粒は、マンゴー(トロピカルファーム山川)、さつま紅茶(瀬戸茶生産組合)、ハーブ(開聞山麓香料園)、金柑(清木場果樹園)、知覧茶(お茶のはまだ)、焼酎(佐多宗二商店)と、どれも個性的。いずれも南薩の風土や文化の香りを感じさせる、これまでにない風味のチョコレートに仕上がっている。

 また、6粒には、南薩摩の魅力を多くの人に伝えたいという願いを込めて、それぞれ指宿・枕崎・開聞・津貫・知覧・頴娃と、地元の地名が冠されている。同館の金丸芳久常務は「今回のチョコレートが鹿児島県や南薩摩のことを知り、足を運ぶきっかけとなってもらえれば」と話す。

「ららぽーと福岡」オープン 九州初進出で、4月25日に

2022年3月12日(土)配信

オーバルパーク(イメージ)

 三井不動産と九州電力、西日本鉄道が青果市場跡地(福岡県福岡市)で再開発を進める商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」が4月25日に、グランドオープンする。

 「ららぽーと福岡」は、9つの多彩な“パーク(広場)”をはじめ、ファッションやフードマルシェ、レストランなどの食、エンターテインメント施設などを集めた商業施設で、九州初進出となる。

 店舗数は九州初出店57店を含む全222店となる。九州最大級(約1450席)のフードコート&レストランゾーンや福岡発をはじめとした多彩な物販店舗、「機動戦士ガンダム」の世界観を楽しめる複合エンターテインメント施設「ガンダムパーク福岡」なども展開する。

 パークでは約4千平方メートルの広場と、その広場を階下に眺める遊歩道が特徴的な「オーバルパーク」や、200メートル陸上トラック、テニスコート、3×3バスケットボールコートなどを設けた。「スポーツパーク」、「フットボールパーク」などのスポーツの拠点化も目指す。

 さらに目玉が、3―15歳までの子供を対象に職業・社会体験できる施設「キッザニア福岡」の開業。現実社会の約3分の2サイズの街並みに、実在する企業が出展するパビリオンが建ち並び、約100種類の仕事やサービスを体験しながら学べる。開業は今年の夏を予定する。

 九州初登場の木育ミュージアムの「福岡おもちゃ美術館」も開業する。アナログのおもちゃ約 8千点が展示され、国内外の美しいおもちゃや、福岡の伝統玩具などで実際に遊ぶことができる。

KNTーCT、「TEAM EXPO 2025」共創パートナーに登録

2022年3月11日(金) 配信

「TEAM EXPO 2025」プログラムロゴマーク

 KNT-CTホールディングス(米田昭正社長、東京都新宿区)は3月8日(火)、2025年日本国際博覧会協会が推進する「TEAM EXPO 2025」プログラムの共創パートナーに登録されたと発表した。

 同プログラムは大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGs達成に貢献するために多様な参加者が主体となり、理想としたい未来社会を共創するもの。KNT-CTホールディングスはSDGs17の目標のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」「4:質の高い教育をみんなに」「8:働きがいも経済成長も」の3つを最重点テーマとして定めている。共創パートナーとしてグループ各社においても、「旅」を通してこれらの目標達成に貢献することを目指す。

 グループ各社が取り組む共創チャレンジは、同日現在で次の通り。

 【近畿日本ツーリスト】企業連携で「SDGs×教育×旅」学びのプログラムを開発・提供【近畿日本ツーリストコーポレートビジネス】観光を通じたSDGsビジネスを推進するプラットフォームの構築【クラブツーリズム】ウェルビーイングツーリズムの推進▽わたりグリーンベルトプロジェクト(被災地域の活性化や地元の方々のウェルビーイングの支援)▽大人の社会科見学(共創によるSDGsツーリズム)▽「長期滞在型ツアー」の促進(地域の活性化を促進し住み続けられるまちづくりを目指す)▽届けよう!大阪・関西万博の魅力(会員誌等での大阪・関西万博の情報発信と関連ツアーの造成)

今後の観光起爆剤は徳川家康と市の歴史のPR 静岡市が都民対象にイメージ調査

2022年3月11日(金) 配信

歴史博物館・家康に関する調査

 静岡県静岡市はこのほど、東京都民を対象にした7回目のイメージ調査の結果を発表した。

 2023年1月、駿府城公園近くに開館を予定している「静岡市歴史博物館」への来館希望者が65%を占めた。一方、来年放送のNHK大河ドラマの主人公でもある徳川家康が静岡市ゆかりの武将であることは、66%が知らないと回答。市は、23年の大河ドラマ「どうする家康」に向けて、徳川家康と市の歴史をPRすることが、アフターコロナを視野に入れた今後の観光起爆剤になり得るとの分析結果を示した。

 なお、「静岡市の印象」ベスト10は、1位がお茶で920人、2位が富士山で827人、3位がちびまる子ちゃんで409人と、コロナ禍で移動が制限された状況などもあり昨年とほぼ同様の結果となった。

静岡市の印象ベスト10

 同調査は、市の魅力を客観的に把握する目的で2016年から毎年行われている。今回の調査は2月16日~18日の3日間、東京都在住の20~50代の男女1038人(男女各519人)を対象に、インターネットリサーチ法で調査した。

クラツー、吉本芸人の寄席公演 ルミネtheよしもと貸切で

2022年3月11日(金) 配信

よしもとが誇る一流芸人たちが一堂に集結

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都新宿区)は4月7日(木)、よしもとセールスプロモーション(稲垣豊社長、東京都新宿区)とコラボレーションし、オリジナル公演「よしもと爆笑スペシャル寄席」を開く。よしもとが運営する劇場「ルミネtheよしもと」(東京都新宿区)を会場に、貸し切りで公演する。

 同ツアーは、よしもとが運営する会員サービス「FANY ID」の50歳以上を対象とした余暇プログラムを届けるサービス「よしもとスマイルクラブ50」の会員限定。今回は、よしもとが誇る一流の芸人たちが一堂に集結した特別な寄席を届けるとした。さらに公演に合わせて、現地集合プランやバスツアー、クラブツーリズムパス会員限定プランなど複数ツアーを用意している。

 出演者は、お笑いコンビの西川のりお・上方よしお、中川家、和牛、アインシュタイン、すゑひろがりず、ミキ、そして お笑い芸人のあべこうじさんが出演する。

 公演時間は、1公演目の開演が午前11:00、終演が午後0:15で、2公演目は開演が同1:30、終演が同2:45。旅行代金は2000~1万8000円。

「海の万博」への参加と関心促進を 自治体向けにシンポジウム開く

2022年3月11日(金) 配信

東京2020ホストタウン5自治体の関係者たち

 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)協会は3月9日(水)、3年後の万博への参加促進などをはかるため、自治体向けシンポジウムを開いた。「海の万博」への関心を高め、大会までに機運醸成を狙う。

 25年4月13日~10月13日に開催予定の大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。コンセプトは和訳で「未来社会の実験場」とし、万博では初の四方を海に囲まれた「夢洲(ゆめしま)」(大阪市此花区)を会場に行う。想定来場者数は約2820万人。

 意義について、同協会の折山光俊審議役は「世界では今、いろいろなことが起こっているが、乗り越えた先の新しい時代に世界が1つになり、いのち輝く未来社会を共有したい」と語った。また、「日本の飛躍の契機にしていく。大阪・関西だけではなく日本中で経済活性化の起爆剤になれば」と期待を込めた。

 折山審議役は「オリパラは“応援”だったが、万博は“参加”が重要。皆に参加してもらい、同じ方向に歩んでいきたい」とし、すでにオンラインで開始している「チームエキスポ 2025」を説明した。この取り組みは、SDGs達成に向け、多様な参加者が主体となり、理想としたい未来社会を共に作り上げることを目指す。全国各地での活動をネットで情報発信してネットワークを作り、最終的に万博会場内で成果発表することを想定する。「テーマ『いのち』の源である海の持つ役割や歴史、切り拓く未来など、多面的なキーワードから各地で取り組みを行っていただき、社会を変えるうねりを作っていく」と狙いを語った。

 自治体参加の具体的なメニューとしては、自らの活動でチームエキスポ2025に加わることや、教育プログラムなどを紹介した。

 シンポジウムでは、東京2020大会でサーフィン競技のホストタウンとなった5自治体が登壇。このなかで、東日本大震災時の米国支援への感謝を示したいと、「復興『ありがとう』ホストタウン」を務めた福島県南相馬市は、中学校でホストタウン学習を行い、生徒がグッズを作製するなど、米国選手を応援した。

 また、USAサーフィン関係者と交流するなかで、震災復興を広く世界へ発信することの重要性に気付き、市の復興状況を紹介する動画を作成してYouTubeで発信した。

 担当者は「海は癒しと豊かな恵みをもたらす。同時に南相馬市は東日本大震災で津波の経験もあるため、畏敬の念を忘れずに市民全体で守っていく」とし、「津波の被害はどこでもあり得る。防災の観点からさまざまな取り組みを行ってきたので、万博では世界中に防災を知ってもらう機会にしたい」と意気込んだ。

あなたの好きな露天風呂のある宿 加賀屋(石川県 和倉温泉)

2022年3月11日(金) 配信

 旅行新聞新社では2021年3月に、公式ホームページ上で「あなたが好きな露天風呂のある宿」のアンケート調査を実施しました。人気を集めた宿のなかからおすすめの施設を紹介します。

加賀屋 石川県・和倉温泉

婦人大浴場「辨天(べんてん)の湯」

 加賀屋は創業1906(明治39)年の老舗旅館。能登七尾湾の波打ち際に「雪月花」「能登渚亭」「能登客殿」「能登本陣」の4棟が建ち並び、細やかな気配り、心配りのもてなしで高い評価を得ている。

 純和風の客室は気品ある落ち着いた風情で、特に「雪月花」の18階から20階は「浜宮」として、調度など贅を凝らしたしつらえとなっている。

 男女大浴場は海に面しており、ロケーションも申し分なし。男性大浴場「恵比寿の湯」は3層に広がるもので、浴場内にエレベーターが付くというユニークな造り。湯船に浸かると、まるで七尾湾に浮かんでいるような感覚を味わうことができるだろう。女性用は広々と開放的な「辨天(べんてん)の湯」と鮮やかなモザイクタイルを使用した「花神の湯」がある。

 食膳は、山海の幸を盛り込んだ会席料理。プロの技ともてなしの心が郷土の味を引き立てている。食事の後はお楽しみ処で、心ゆくまで温泉情緒を満喫したい。

 館内には郷土の著名作家による伝統工芸品が数多く展示されており、さながら美術館の趣だ。特に人気なのが「館内美術館ツアー」で、毎日午後4時と同5時に「加賀屋」の従業員による美術品の案内が行われている。また、一人で巡りたい宿泊者向けに、各美術品の近くにはQRコードの看板も設置。所持しているスマートフォンから説明が流れる仕組みで、ゆっくりと鑑賞できるようになっている。

宿データ

能登七尾湾の波打ち際に立地

住所:〒926-0192 石川県七尾市和倉町ヨ部80 
TEL:0767-62-1111
FAX:0767-62-1121 
チェックIN:15:00/OUT:10:00 
風呂:男女別大浴場各1(空中露天風呂、野天風呂、サウナ付)、女性用浴室1 
泉質:強食塩泉
客室:全232室 
料金:3万3000〜7万6000円

〈観光最前線〉米子市にBBQパーク

2022年3月11日(金) 配信

気軽にバーベキューが楽しめる

 鳥取県内でアウトドア事業を展開するスマイルキューブは4月、米子市が管理する弓ヶ浜公園内に「弓ヶ浜公園バーベキューパーク」を開業する。

 バーベキューパークは、米ウェーバー社製の本格グリルやタープ、テーブル、作業台などセットにした区画を計8つ作り、予約制で貸し出す。午前と午後の指定された時間帯で、各2時間30分ずつ利用できる。貸し出し料金はベーシックプランで4950円(1組6人まで)。包丁やまな板、人数分の食器類まで付いた手ぶらBBQプランは7700円(同)。食材や飲み物は各自で持ち込むスタイルだ。

 なお、同社によるとバーベキューパークは、ウェーバー社が4月以降展開する「Weber Select」の認定施設になるという。

【土橋 孝秀】

観光庁、実証実験の成果報告 高校での新科目導入前に

2022年3月10日(木) 配信

(左から)林晃治氏と大原弘氏、北村由美氏、大日方樹氏。教員の立場から課題などを語った

 観光庁は2月25日(金)、オンラインでワークショップ~高等学校の生徒が観光コンテンツを企画開発できるカリキュラムを考える~を開いた。来年度から高等学校の商業科で新科目「観光ビジネス」が導入されるのを前に、実証実験に参加した3校が成果を報告した。

田渕エルガ参事官。観光庁が観光の意義などを学ぶ観光教育の普及していることを紹介した

 冒頭、観光庁の国際関係・観光人材政策参事官の田渕エルガ氏は、観光庁が観光立国の実現を目指す一環で、観光の意義や持続可能な社会を学ぶ観光教育の普及に取り組んでいることを紹介。「2021年度には、高校生が観光コンテンツを企画・開発できる観光ビジネスのカリキュラムを考案した」と語った。

 同科目は、観光資源の課題を見つけたうえで、活用への計画を立て、実施することで、課題発見能力や問題解決力を身に着けることを目指す。

 今回は、金沢商業高等学校(石川県金沢市)と岩倉高等学校(東京都台東区)、徳島県立徳島商業高等学校(徳島県徳島市)の3校が参加し、観光コンテンツからツアーを企画し、発表。岩倉高校と徳島商業高校は、計画したツアーを催行した。

 成果報告では、3校が動画で授業のようすを伝えた。このうち、金沢商業高校は人の心に残り、ほかでは味わえないコンテンツを指すコア体験が、地域の魅力となっていることを教えた。具体例として、大内宿(福島県・下郷町)で提供されている地元のネギを箸代わりにしてそばを食べる「ねぎそば」を挙げた。

 徳島商業高校は、生徒が企画した「自然を満喫ツアー」の内容を紹介。都心に住む家族に非日常を味わってもらおうと、椿谷自然体験村(徳島県・美波町)で山に張ったケーブルを滑車で下るジップラインや、窯でピザを焼く体験を盛り込んだ。

 岩倉高校は、上野駅(東京都台東区)が、最先端な建物が多く並ぶ都心にありながらレトロな外観を楽しめることや、不忍池(同)では、春に桜、夏に蓮の花が綺麗であることを案内するツアーのようすを伝えた。

 パネルディスカッションには、同実験で授業を実施した金沢商業高校の北村由美氏と岩倉高校の大日方樹氏、徳島商業高校の大原弘氏の3氏が登壇した。モデレーターはアコモの林晃治氏が務めた。

 林氏は生徒へのアンケートで観光への興味がある人が実証実験開始前から終了後に13%増え、無い生徒は0%になったことから、「観光に興味を持たせることができた」と語った。

 そのうえで、先生の立場から感じた成果について質問。

 大原氏は「生徒は消費者の立場しか知らなかったが、来てもらうことに対する視点に立つことができた」と振り返った。

 今後の課題については、大日方氏が「観光業界との連携方法は分からなかった。これから交流できる企業など探したい」と話した。

 北村氏は過去に観光に関する授業を実施した経験も踏まえ、「観光資源が少ない地域にある学校は、インターネットでほかの地域を調べれば、授業を行うことができる」とアドバイスした。