誰もが安心して楽しめる旅を ブッキング、契約施設にLGBTQ+を学ぶ無料プログラム提供

2024年4月26日(金) 配信

アジア太平洋地域担当マネージング・ディレクター兼副社長のローラ・ホールズワース氏

 ブッキング・ドットコムはこのほど、同社と契約している宿泊施設向けにLGBTQ+(プラス)の人々について学ぶ「Travel Proud」プログラムの日本語版の提供を開始した。2021年から英語で展開しているもので、アジア太平洋地域では初の現地語での提供となる。LGBTQ+旅行者に対し、適切な対応ができるような教育プログラムになっており、過程を修了すると同社から認証が付与される。受講は無料。同社はプログラムの提供で、誰もが安心して楽しめる旅の実現を目指す。

 これまでに世界120カ国・地域の6万5000施設以上が同プログラムの認証を受けており、日本では英語版で約10施設が受講した。今回、日本語版でのプログラム開始にあたり、4月に5回のプログラムを設定。施設に参加を呼び掛けたところ、600施設から登録があったという。反響が大きかったことから、5月と6月に追加枠を設けた。同社によると、申し込みなど詳細は施設の管理画面から確認できるという。

 プログラムの開始にあたり、同社は4月19日(金)に東京で発表会を開いた。会にはLGBTQ+当事者でドラァグクイーンとして活躍するドリアン・ロロブリジーダ氏や執筆業などを手掛けるカラム・マクスウィガン氏らゲストも招き、パネルトークを行った。

 同社アジア太平洋地域担当マネージング・ディレクター兼副社長のローラ・ホールズワース氏は「同社が昨年発表したLGBTQ+当事者への調査によると、

24年GWの人気国内アクティビティ予約 地域の魅力が光る体験が、分散化につながる(アクティビティジャパン)

2024年4月26日(金) 配信

アクティビティジャパンはこのほど、24年GWの人気アクティビティをランキング形式で発表した

 国内アクティビティ予約サイトを運営するアクティビティジャパン(小川雄司COO、東京都新宿区)はこのほど、予約データをもとに、2024年ゴールデンウイークの人気国内アクティビティランキングを発表した。

 体験日のピークは5月4日(土)となり、出発日のピークは5月3日(金)だった。

 昨今は、物価高の影響で販売価格も上昇しており、平均単価も高騰している。一方で、GW期間中の予約数は前年同期比で1・5倍だったこともあり、今年のGWへの高い期待感が伺える結果となった。

 人気種目ランキングでは、……

NAA、3月外国人旅客19年超え 近距離アジア線好調で

2024年4月26日(金) 配信

田村明比古社長

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)が4月25日(木)に発表した2024年3月の総旅客数は前年同月比29%増の345万3257人となった。このうち、国際線の外国人旅客数は同43%増の180万1527人と過去最高だった。19年同月比では……

 

はとバス・武市 玲子社長インタビュー 「空気感」と「時間」で高付加価値化 〝はとバスらしい〟ツアー造成力伸ばす

2024年4月26日(金) 配信

武市玲子社長

 はとバス(東京都大田区)は今年3月、定期観光バス運行開始75周年の節目を迎えた。昨今はとバスは、羽田空港の制限区域内を走行するコースや「推し活」をテーマにしたコースなど、「特別感のある」ツアーの造成に注力し、話題を集めている。

 昨年4月、女性初の社長に就任した武市玲子氏に、今後のツアー造成戦略や人手不足に対する取り組みなどを聞いた。

◇  ◇

 ――4月3日で就任から1年が経ちました。まず、社長就任前のはとバスのイメージをお聞かせください。

 「歴史と伝統があり、知名度も高く、人々に親しまれている会社」というのが、就任前に感じていたイメージです。就任して改めて会社の歴史を紐解いてみて、終戦から間もない時期に「観光で日本を復興する」という想いで創業した会社であること、そして、その精神が今も生きていることを感じました。

 ――3月は、定期観光バスの運行開始75周年の節目の月でした。節目を迎え、今後の展開はどうお考えですか。

 定期観光バスを中心にお話しすると、

ジョルダン、沖縄・竹富島のバス 1日乗り放題券スマホで

2024年4月26日(金) 配信

竹富島交通1日乗り放題チケット+竹富島入島料(イメージ)

 ジョルダン(佐藤俊和社長、東京都新宿区)は4月30日(火)、沖縄県・竹富町を運行する竹富島交通(新田長男社長、沖縄県・竹富町)の路線バスが1日乗り放題になるモバイルチケットを売り出す。ジョルダンの経路検索アプリ「乗換案内」から、スマートフォンなどで購入できる。

 価格は税込で大人1200円、子供750円、どちらも竹富島入島料300円を含む。入島料は竹富島の自然や伝統、町並みの保全を目的としたもの。竹富島の環境保全に貢献した証として、竹富東港のかりゆし館内カウンターで、オリジナルステッカーと引き換えることができる。

 なお、竹富東港以外での路線バス利用には、時刻表の15分前までに電話予約が必要となる。

 竹富島は、沖縄県八重山諸島のうちの1つ。赤瓦の屋根やサンゴでできた石垣、白砂の道など沖縄の原風景とも呼べる特徴的な集落が島の中央に位置している。島の南側には、星の砂で有名なカイジ浜や、遠浅で波の穏やかなコンドイ浜があり、波の音を聞きながら浜辺を散歩したり、夕日を眺めたりなど、多くの観光客を魅了している。

楽天トラベル、GWの人気上昇都道府県ランキング 北陸新幹線で注目の福井県が1位に

2024年4月26日(金) 配信

楽天トラベルはこのほど、GW期間の人気上昇都道府県ランキングを発表した

 楽天トラベルはこのほど、今年のゴールデンウイーク(2024年4月27日宿泊~5月5日宿泊分)期間の、人気上昇都道府県ランキングを発表した。前年同期比の予約泊数の伸び率でみたとき、1位は福井県となった。

 集計日は4月17日(水)、国内の宿泊施設の国内旅行・インバウンド・ダイナミックパッケージ・デイユースを含む予約泊数を、都道府県別に集計した。

 この結果、1位は福井県、2位長崎県、3位奈良県、4位茨城県、5位広島県──となった。

 1位の福井県は、3月に北陸新幹線延伸で、関東圏からアクセスしやすくなったことなどが要因となり、全体で前年同期比1・2倍以上に増加した。とくに、延伸の終着駅である敦賀駅周辺エリアや福井駅周辺エリアを中心に予約が好調に伸びていることが分かった。

 2位の長崎県は、「ハウステンボス」周辺エリアの伸びが目立ち、同エリアの予約数は前年同期比で約1・3倍に伸長した。長崎県全体では男女2人利用や、男性1人の利用を中心に予約が入っており、とくに子連れ旅行の伸びが好調。

 3位の奈良県は、GW期間のインバウンドの予約伸び率が全都道府県の中で最も高かった。さらに、近年では高級宿を含む新規宿泊施設の開業が進み、旅行者から注目を集めている。

牡丹とシャクヤクの共演 つくば牡丹園、春の営業は5月19日まで

2024年4月26日(金) 配信

シャクヤク「スカーレットオハラ」と牡丹「黄冠」

 茨城県つくば市のつくば牡丹園(関浩一園長)は5月19日(土)まで、今年春の営業として「PEONY GARDEN2024」を開園している。通常は4月下旬に見ごろを終えるという牡丹だが、今年はゴールデンウイークまで見ごろが続く見通し。4月23日時点では牡丹875株・シャクヤク1株が開花中で、両花の共演が楽しめる。

 シャクヤクはこれからが咲き始めの時期。毎年恒例で好評のシャクヤクを使用した花いかだは、5月11~12日、5月18~19日の週末にヒーリングエリアの池で開催する。いかだ用のシャクヤクは専用畑を用意して育てているが、同園によると「今年はシャクヤクの開花が遅めで早咲きのコーラル系など例年とは違う彩りが見られるかもしれない」という。

約5000輪のシャクヤクの花筏

 また、同園は今年35周年。これを記念して、「グリーンハントノート」を販売している。園内の100種類の草花を記載しており、より楽しく散策ができる。園内で見つけた植物のイラストなどを描いて自分だけの1冊に仕上げられる。

 このほか、ハーベストカフェの新商品として「やきいもラテ」を売り出した。園内で農薬不使用のさつまいもを栽培しており、そのさつまいもを焼き芋にしてラテを作っているという。

 期間中の入園料は大人1200円、中学生以下は無料。営業時間は午前9時~午後5時(入園は4:30まで)。

屋形船晴海屋 「浮かぶ料亭」カタチに(日本ツーリズム・オブ・ザ・イヤー2023)

2024年4月26日(金) 配信

安田進社長

唯一無二の日本文化を提供

 屋形船晴海屋(安田進代表、東京都江東区)は、旅行新聞新社が取材活動などを通じて観光業界の取り組みから、創意工夫の見られるものを独自に選び、表彰する「日本ツーリズム・オブ・ザ・イヤー2023」の特別賞を受賞した。

 屋形船の内装をリニューアルし、コンセプトである「浮かぶ料亭」を船という空間で実現した取り組みが評価された。屋形船業界の新しい挑戦について、安田社長に話を聞いた。

◇  ◇

 カウンター式屋形船「あかね」は、コンセプトである「浮かぶ料亭」に見合ったサービスを提供したいという安田進社長の長年の思いがカタチになった船。「類似のない特別な空間」と「美食と伝統を味わう食体験」で唯一無二の「日本文化」を提供することをコンセプトに掲げる晴海屋独自の商品だ。

 船内は伝統的な和の要素と現代の洗練されたデザインを融合させた内装で、昨年12月には、日本国内と欧州(EU)の内装意匠権を取得した。

 最大11人が着席できるカウンター席では、

【特集 No.656】周永暉長官にインタビュー “日台観光交流拡大に向けて”

2024年4月26日(金) 配信

 旅行新聞は3月12日、昨年9月に台湾観光局から台湾観光庁(交通部觀光署)に昇格した初代長官の周永暉氏に、台湾観光庁(台北市)で単独インタビューを行った。訪台日本人旅行者数は2019年に約220万人を記録し、双方向の交流は700万人を突破したが、コロナ禍の影響もあり、伸び悩みが続いている。「日本と台湾の観光交流拡大に向けて」をテーマに、台湾観光の目指すべき方向性や、日本の旅行会社や旅館・ホテルに要望することなどを周長官に問い掛けた。

【聞き手=本紙代表取締役社長・石井 貞德】

台湾観光庁初代長官 周  永暉(シュウ・エイキ)氏

訪台日本人250万人目指す スマート観光に注力、技術交流も

 ――台湾観光局が昨年9月15日に「台湾観光庁」に昇格されました。組織や事業方針はどのように変わりましたか。

 台湾は観光政策に一層重点を置くために、観光庁に昇格させ、新たな組織となりました。
 大きく変わった点は、3つあります。1つ目は、

楽天トラベル「さきどりサマー」CP開始 海外ツアーが最大5万円オフに

2024年4月25日(木) 配信  

楽天トラベルはこのほど、夏の海外旅行を楽しめる「さきどりサマー」CPを始める

 楽天トラベルは4月25日(木)から、夏の海外旅行をお得に楽しむことができる「さきどりサマー」キャンペーンを始める。海外ツアーを対象とした最大5万円オフクーポンや、海外ホテルを3人以上で利用すると「楽天ポイント」を最大6000㌽獲得できる。

 同CPでは、金額条件を満たせば、海外ツアーの代金が5万円オフになるクーポンなど、複数のクーポンを枚数限定で配布する。

 5月10日(金)までの予約が対象。旅行対象期間は7月1日(月)出発~8月31日(土)出発。

 また、「海外ホテルさきどりサマー」CPでは、1予約当たり3人以上の海外ホテル予約を対象に、利用人数に応じて楽天ポイントを最大6000㌽進呈する。

 エントリー期間は、5月10日(金)まで。予約対象期間は4月25日(木)~5月10日(金)。旅行対象期間は、7月1日(月)~9月30日(月)。