スカイマーク、InstagramとTwitterの公式アカウント開設

2019年10月11日(金)配信 

スカイマークの航空機(写真はイメージ)

 スカイマークは2019年10月10日(木)、Instagram(インスタグラム)とTwitter(ツイッター)の公式アカウントを開設したと発表した。スカイマークのお得な情報を掲載するほか、旅が楽しくなる就航地の魅力を発信していくという。

 Instagramのユーザー名は「@skymark_jpn」、Twitterは「@SkymarkJ」。ツイッターの表示名はインスタグラムと同様の「skymark_jpn」で統一されているため、同名でもアカウントの検索ができる。なお、同じくSNSのFacebook(フェイスブック)では、すでにページ開設が済んでいる。

 今後、公式アカウントを活用したキャンペーンも随時実施していくという。同社では、旅先や飛行機の写真を撮影して、「#skymark_jpn」や「#スカイマーク」などのハッシュタグを付けての投稿を呼び掛けていく。

【特集No.536】中国・韓国・台湾・香港 注目の訪日4市場はどう動く?

2019年10月11日(金) 配信

 日本政府観光局(JNTO)は9月12、13日の2日間、第22回「JNTOインバウンド旅行振興フォーラム」を開いた。JNTOの各国事務所長らが現地の最新動向や、訪日客のニーズなどについて報告した。昨年、訪日外国人旅行者数は3119万人と過去最高を更新し、政府が掲げる2020年4000万人の目標達成が近づいてきたかに思われた今夏、東アジア市場は急転回をみせた。注目の中国、韓国、台湾、香港の4市場の最新動向を紹介する。(台湾、香港は3面に続く)
【入江 千恵子】

                ◇

≪中 国≫

 未訪日層は多数いる

 中国人の訪日旅行者数は、昨年838万人(前年比13・9%増)と過去最高を記録した。19年上半期も前年同期比11・7%増と前年を上回り、7月には単一市場で初めて100万人を突破。好調を維持している。

 中国で個人の海外旅行が解禁された1997年から約20年が経ち、昨年のアウトバウンド数は7342万人に達した。だが人口14億人に対しての割合は5%で、訪日率は1%に過ぎない。香港市場の訪日率は30%、台湾は20%、韓国は15%と、他市場と比べても圧倒的に低く、「まだ日本に行ったことがない人がたくさんいる。これらの人は心強いターゲットになる」と、北京事務所の齊藤敬一郎所長は今後のさらなる伸びに期待を込めた。

 近年は所得が高い上海、北京、広州などの沿海部都市からだけでなく、成都や重慶など内陸部の都市からの旅行も増えている。「日本ではなじみが少ない都市が多いが、今後、日本に来てもらえるよう取り組んでいきたい」と述べた。

 人気の旅行先は、香港、マカオ、タイに続き、日本は4番目=表。タイの人気が高い理由は「中国人が旅行先を選ぶとき、最初に検索するワードは『ビーチリゾート』。中国人にタイのビーチリゾートは有名で、この順位を崩すのはなかなか難しい」と課題を挙げた。

リピーター急増18年は4割超え

  中国人の訪日旅行者を月別でみると、春節、桜、夏休み、国慶節と4つのピークがある。旅行形態は、個人旅行が63・4%、団体が36・6%(いずれも18年)と、個人旅行に移行しつつあるが、東アジア市場の中で団体の割合が最も高い。人数も306万人にのぼり、「引き続き団体旅行もターゲットにしていくことになるだろう」との見通しを示した。

 中国人客数の増加に伴い、リピーターも急増している。15年のリピーター率27・5%に対し、18年は40・9%まで上昇。旅行の形態は団体から個人へ、ゴールデンルートから地方にシフトしている動きがみられる。

 消費額もリピーターになるほど高くなる傾向がある。「10回以上は、さらに増えるデータもある。リピーターを増やすことが課題」だとした。

 齊藤所長は最近の北京での中国人のようすについて、「以前に比べてマナーが良くなり、洗練されてきている。日本人と同じように接してもらうのが良いと思う」と提案した。

【全文は、本紙1772号または10月18日(金)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

〈旬刊旅行新聞10月11日号コラム〉新しい旅の相棒 「早く目的の小さな旅に出たい」

2019年10月11日(金) 配信

新しい旅の相棒

 
 先日、東京・練馬のホンダドリーム店に、新しい旅の相棒を迎えに行った。

 
 自宅のある小田急沿線から新宿まで電車に乗り、都営大江戸線に乗り換えて練馬春日町で降りて、30分ほど歩いた。秋なのに気温が33度まで上がった灼熱の日で、喉が渇き、片手に持ったヘルメットすら重く感じた。
 
 ようやく辿り着いた目的の店でいくつかの手続きを済ませ、裏側のガレージ前に案内されると、太陽の光を浴びた赤いオートバイの姿が見えた。「新しい友人」が私を待っていた。
 
 「旧い友人」のことにも触れなければならない。9月の台風が訪れる前日、3年間ともに過ごした2005年製のスズキのオートバイは「鬼籍に入った」。降りしきる雨の中、スパナやレンチを持って格闘したが、エンジンは動かなかった。翌日、晴れ渡った空の下、「旧い友人」を押しながら、近所の買取店に向かった。
 
 30分ほどの査定のあと、3万5千円という数字が電卓で示された。私は「ありがとうございます」と言って、お札を握りしめた。店を出るときに、「旧い友人」と“目が合った”。
 
 私は感傷的な気分は好きではない。さらりと、笑顔を向けて「さよなら」を言った。台風が過ぎ去った新鮮な陽光を受けた「旧友」は、とても〝べっぴんさん〟に見えた。
 
 「旧友」との思い出は、山ほどある。あれやこれや、慣れない手つきで色々なことを試して、傷つけたことも、1度や2度ではない。「旧友」の最後の息の根を止めたのも、実は私なのである。
 
 「旧友」の細い背中に乗って、北海道を一緒に走ったことは、いつまでも忘れないだろう。宗谷岬や納沙布岬、襟裳岬にも行った。北海道一周を走り終わって、神奈川の自宅近くのガソリンスタンドの小さな段差で、伸び切ったチェーンが外れた。「よくぞ北海道を走っている間に外れなかった」と、その根性を称えたものだった。「旧友」には感謝の言葉しかない。
 
 早く再生して、優しいパートナーを見つけて、「末永く幸せになってほしい」と心から思っている。
 
 さて、「新しい友人」は少し体格がいい。「旧友」に慣れた私には、まだ大柄な車体を持て余し気味である。ブレーキの利き具合や、半クラッチの微妙なつなぎのポイント、押し引きの重点の掛け方など、まだよく分かっていない部分が多い。
 
 それでも、少しずつお互いが理解し合えている手ごたえはある。最初はよそよそしかった2人(?)だったが、道路を走りながら、コミュニケーションを深めている。そして今や私は、スマートフォンに撮った「新しい友人」の写真を見ながら、「一緒に旅をしたい」という想いが日々強くなりつつあるのだ。
 
 1人旅は大好きであるが、やはり寂しくなるときがある。人間だとケンカになるが、オートバイは寡黙であり、頼もしい最高の旅の相棒である。「新しい友人」にはETCが備え付けてある。もう、どこへでも行ける気分だ。
 
 オートバイの旅の目的は、小さければ小さいほどいい。
 
 「枯れすすきを見に、箱根仙石原に行く」「たこ焼きを食べに、大阪に行く」「ウミネコを見に、誰もいない海に行く」。どれもカッコイイ旅の理由である。
 (編集長・増田 剛)

沖縄高級ヴィラ「シークレットプールヴィラ・セジ」一般客の宿泊受付開始 1泊2日9万円から

2019年10月10日(木)配信

セジの象徴「インフィニティプール」がテラスから続く

 沖縄県・本部町の高級ヴィラ「シークレットプールヴィラ・セジ」は2019年10月1日(火)から、一般客の宿泊受付を始めた。沖縄県内に複数のマリンショップや飲食店などを展開するタイト(沖縄県・読谷村)が、新たに提案する高級リゾートの1号店。抜群のロケーションと建築設計の同ヴィラは同日、8月10日(土)のプレオープンを経て、1泊2日で1人9万円から宿泊できるようになった。

「シークレットプールヴィラ・セジ」の魅力を紹介

「インフィニティプール」から見る夕焼け

◆「セジ」の名称について

  沖縄の方言で「魔法の力」を意味する。万物に力を与えるカや運、ツキといった神秘的な事由に当てはまるニュアンス。起源がわかっていない古い言葉で、12~17世紀に数多く作られた沖縄の歌謡集「おもろそうし」などに幾度も謡われている。

◆シークレットプールヴィラ・セジの魅力

 海とプール、部屋を一体に味わえる「インフィニティープル」から見るタ日、そして星空。多くのリゾート施設が存在する沖縄県内でも、比類なきリラクゼーション体験を提供するという。屋上テラスにジャグジー、バーベキューキッチン、ソファを備え、室内にミニバーや暖炉、ガス乾燥機も完備する。

 なお、プールは温水で冬季も楽しめる。室内が外から見えづらい施設構造で、プライベートもしっかり確保されている。

テラスエリアで非日常のひとときも

◆立地について

 セジが建つ備瀬(びせ)エリアは近年、沖縄県内でも屈指の癒やしスポットとして注目を集めている。備瀬の象徴は、2万本以上もの「フクギ」の並木道。いまから400年以上も昔、1609年に琉球王国の政治家・蔡温(さいおん)によって、台風や火災からこの地を護るために植えられたフクギの木で、今では大木となってこの地を護り続けている。そのほか、徒歩圏内に「美ら海水族館」がある。

◆ヴィラ業態について

 ヴィラ(villa)は本来、上流貴族のために贅沢に設えられた邸宅といった意味をもつ言葉。現代ではホテルタイプの宿泊施設と対比し、戸建てタイプの別荘風リゾートを意味する。「シークレットプールヴィラ・セジ」は、すぐに呼び出しに応えられるコンシェルジュを除き、宿泊客の滞在への介入を最小限とし、心からくつろげる、ゆったりとした時間を楽しむことができる。

「シークレットプールヴィラ・セジ」施設概要

1階客室(和室)

正式名称:シークレットプールヴィラ・セジ(英語表記:Secret Pool Villa SEJI)

開業:2019年8月10日(土)プレオープン、10月1日(火)からグランドオープン(一般宿泊の受付を開始)

場所:〒905-0207 沖縄県国頭郡本部町字備瀬627

料金ほか:1人9万円(1泊2日)~

 チェックイン午後3:00/チェックアウト正午0:00

*2人利用から

*コンシェルジュ付き(会員のみ送迎/アルファード ロイヤルラウンジ)

●オプション

*朝食バスケット 1人当たり+1,200円

*1階客室(和室)利用の宿泊

 1人当たり+6千円 ※最大宿泊人数4人(敷布団での利用になる)

公式HP

湘南の海外旅盛り上げろ 「海外旅フェスタin藤沢」2年連続で開催 JATA

2019年10月10日(木) 配信

会見は10月10日、東京都内で行われた。「海外旅フェスタin藤沢」について説明する阿部氏

 日本旅行業協会(JATA)は11月10日(日)、神奈川県藤沢市で第2回の「海外旅フェスタin藤沢」を開く。昨年は平日開催だったが、約1300人が集まるなど好評を博した。市からも声が掛かり、2年連続で行うこととなった。世界各国の観光局らが自国の旅情報を紹介するなど、イベントを通じて湘南エリアの海外旅行需要を盛り上げていく。今年は休日開催のため約1500人の来場者数を目指す。

 ワークショップブースには世界約14の国・地域の大使館・観光局が集まる。JTBと阪急交通社、ワールド航空サービスの3社も出展し、各種商品を紹介する。駐日ハンガリー大使館やカルフォルニア観光局らが、自国の魅力を伝えるワークショップも開く。

 このほか、「世界の車窓から」の作曲家でもあるチェリスト・溝口肇さんのミニライブを行う。併せて音楽家として世界を旅してきた溝口氏のトークショーを実施する。

イベントチラシ(表)
イベントチラシ(裏)

 神奈川県での実施には理由がある。全都道府県中で、出国率(17年)が20%を超えているのは同県と東京のみ。JATAらが行った調査でも、とくに湘南・鎌倉エリアは高額な海外旅行商品の販売が多いという。海外旅行の関心が高い同エリアで、さらなる海旅需要の底上げを狙う考え。

 一方で、藤沢市は来年の東京五輪でホストタウンを務める。「市としても双方向交流を学びたいと声を掛けていただいている」。海外旅行推進部の阿部かすみ副部長は10月10日に開いた会見で、市からも開催の要望があったと説明した。

 さらに阿部氏は、「来年の開催にもつなげていきたい」と意気込みを語った。

「海外旅フェスタ in 藤沢」概要

日時:2019年11月10日午前10時~午後4時半

料金:入場料無料

会場:藤沢商工館会館ミナパーク(〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢607-1)

主催:JATA、アウトバウンド促進協議会

後援:国土交通省、観光庁、藤沢市、藤沢市観光協会

事務局:ワールド航空サービス(藤沢営業所、連絡先:0466-27-0111)

シェラトン都ホテル大阪、フォトジェニックなクリスマスツリー展示 6色に変わるイルミネーションツリーなど

2019年10月10日(木) 配信

イルミネーション クリスマスツリー

 シェラトン都ホテル大阪(大阪府大阪市)は11月1日(金)から12月25日(水)まで、エントランやロビー、レストランなどで6色に変わるイルミネーションツリーをはじめフォトジェニックなクリスマスツリーを展示する。

 6色に変わるイルミネーションツリーは11日8日(金)から1階ロビーに設置する。ツリーの高さは6・2㍍で、白・オレンジ・赤・緑・青の順に色が変わるメインのクリスマスツリーとなっている。

 同社は「寒色系のブルーは『雪の結晶』、暖色系のレッドは『暖炉』など、6色が魅せるさまざまなイルミネーションにクリスマスのイメージを重ね合わせながら楽しめる」とコメントした。

 2階ロビーには逆さツリーを設ける。同ツリーは「海外で流行している。見た目のインパクトも抜群」(同社)という。このほか、クリスマス装飾は1、2階のエントランスと1階ロビー、フロント、コンシェルジュ、ベルデスク、クラブラウンジ、レストラン、ブライダルサロン、3、4階のバンケットフロア、都ヘルスクラブで飾る。1、2階エントランスでは、電飾と金色の装飾品に白樺の枝を使用し、温かい空間を演出する。

日ごろ忙しい女性へ 東海汽船、伊豆大島での「女性限定ひとり旅ツアー」を売り出す

2019年10月10日(木) 配信

早咲き椿

 東海汽船はこのほど、創立130周年プレ企画として伊豆大島での「女性限定ひとり旅ツアー」を売り出した。

 同ツアーは、日ごろ忙しい女性向けに企画された。参加者は、「椿の島」として有名な伊豆大島で、椿油しぼり体験や早咲き椿観賞や三原山頂口の見学などが楽しめ、昼食では明日葉や海鮮などを使った「島っこ膳」が味わえる。なお、今回のツアーは女性の一人参加限定で、島内を移動するバスの座席は、1人につき2席確保している。

椿油しぼり体験(イメージ)

「女性限定ひとり旅ツアー」 概要

日時:11月3日(日)出発限定

旅程:

東京竹芝客船ターミナル午前7:15集合=午前7:45発~(高速ジェット船)~午前9:30大島着 入港地=ふるさと体験館(椿油しぼり体験)、大島温泉ホテル(昼食)、三原山頂口、椿花ガーデン(早咲き椿鑑賞)=出港地 大島午後2:50~(高速ジェット船)~午後4:35東京竹芝着

ツアー代金:大人1万3800円 (税込)

※行程中の船代、バス代、昼食代、椿油しぼり体験料、椿花ガーデン入園料、旅行傷害保険料、諸税含む

募集人員:20人(最少催行人員10人)

申込み:お客様センターまで

東海汽船お客様センター TEL: 03-5472-9999

多くツイートされたのは「筋肉痛」と「美肌」 星野リゾートがTwitter調査ランキング発表

2019年10月10日 (木)配信

星野リゾート 青森屋

 星野リゾートはこのほど、Twitter上で「温泉」のキーワードと一緒に「効能」に関してツイートされている投稿データを分析し独自のランキングを作成した。

図 1

 2018年9月から約1年間にわたり、Twitter上で温泉の効能に関するツイートを調査した結果では最もツイートされたのは1月で、「筋肉痛」と「美肌」が多いことが判明した。同月のツイートでは、福袋を買いに行くなど正月ならではのイベントや、スノーボードや除雪といった季節要因などから筋肉痛になり、「温泉に行きたい」、「癒されたい」といったツイートが目立つことから、「筋肉痛になったら温泉に行くことが日常生活の中である程度は習慣化され、定番のコースとなっていると考えられる」と同社は分析する。

図 2

 季節別に投稿を分け分析した結果では、3月から8月にかけての春夏シーズンで「美肌」が最も人気の効能となっていることが分かった。また、3月にバラエティ番組や報道番組で温泉の特集が放送され、その一部は美肌に関する内容だったこともTwitterの投稿調査からも判明した。

 一方で、美肌に関しては、テレビでの放送とは関係なく「美肌温泉」「美肌の湯」「美肌効果」といったツイートが多く、他の効能では見られない美肌ならではの日常的に使われるメジャーなキーワードとなっているようだ。

図 3

 効能に関連するツイートを通年で分析した結果では、1位の「筋肉痛」(3553投稿)と、2位の「美肌」(3385投稿)が、3位以下に1千ツイート以上もの差をつけ上位を独占。次いで、3位「肩こり」、4位「腰痛」、5位「疲労回復」と続き、どれも1千以上ツイートされる人気の温泉効能キーワードであった。

 同社はランキングに基づき、「筋肉痛・美肌どちらにも期待できる星野リゾートの温泉3選も紹介する。選ばれたのは、「星野温泉 トンボの湯(長野県・軽井沢町)と、「星野リゾート 界 伊東(静岡県伊東市)」、「星野リゾート 青森屋 (青森県・三沢市)」の3施設。

調査方法

調査期間:2018年9月1日~2019年8月31日

調査媒体:Twitter

調査対象:「温泉」+以下11の効能(1万4137件)
     筋肉痛、美肌、肩こり、腰痛、疲労回復、肌荒れ、角質、神経痛、
     リウマチ、関節痛、冷え症

調査方法:アットクリッピングのTwitter投稿調査サービスを利用(キーワード調査)  

オリオンツアー、「スキー&スノーボードツアー 2019-20」の受付開始

2019年10月10日(木) 配信

同社ツアーのイメージ

 オリオンツアー(浅見和晶社長、東京都中央区)はこのほど、2019~20年のスキー&スノーボードツアーの「関東発初滑りスキーツアー」の予約受付を同社の専用ホームページで始めた。10月11日(金)の午前10時からは、関東と東海、関西、九州初で、12~3月出発のスキー&スノーボードツアーの予約も受け付ける。

 同社は1976年に創業し、スキーバスを専門にした旅行の取り扱いからスタート。現在はエイチ・アイ・エス(HIS)のグループ企業としてウィンタースポーツをはじめ、ダイビングやゴルフなどのスポーツ関連のツアーを中心に自然や文化・歴史などを巡るツアーに力を入れている。

 近年、スキー・スノーボード離れが進む中、多くのスキー場では、新しい顧客の取り込みに向けて、施設のリニューアルや新しいイベントなども多数行い、同社でもさまざまな独自企画ツアーを実施している。

オリオンの日in斑尾高原を1月25日(土)に実施

 今シーズンも「オリオンの日in斑尾高原」を実施する。「小さな子供から大人まで、昨シーズンは多くの人が参加し、大盛況だった」という。大ビンゴ大会&抽選会を実施するほか、斑尾高原での宿泊付きプランを申し込んだ女性を対象に上下のレンタルウェアを用意する。

日時:1月25日(土)
イベントの参加条件:オリオンの日特別プランからの申込者が対象
※イベント内容は中止になる可能性がある。詳しいツアー内容は11月下旬ごろに専用HPで発信する

バスの安全運行への取り組み

 バスの安全運行にも力を入れる。日本バス協会が評価・評定している「貸切バス事業者安全性評価認定制度」の認定事業者または、同等の事業者であることをバス会社を選ぶ基準にしている。

 同社の具体的な取り組みとしては「夜行と朝発の昼行バスにおける走行距離500㌔以上のコースは、すべて2人の乗務員で運行すること」や「2~3時間に1度の頻度で休憩を行うこと」、「無理のないコース設定をバス会社と事前に協議し運行経路を決定すること」、「乗客にはバス走行中のシートベルト着用をお願いすること」などの取り組みを徹底している。

 ツアーバス事業の安全を強化するため、「全国オリオンバス安全運行協議会」を定期的に開いている。同会では、オリオンツアーと運行バス会社との協議だけはなく、各種団体から講師を招き、同社の定める「安全&品質管理基準」を基に、安全運行管理の徹底とサービス品質の向上をはかっている。

ANA、自動追従電動車イス実験実験を始める 2020年以降の本格運用を目指す

2019年10月10日(木) 配信 

5月に実施した実証実験のようす©ANA

 全日本空輸(ANA、平子裕志社長)は11月28日(木)まで、成田空港にて自動で前の車イスを追従する「自動追従電動車イス」の実証実験を国際線の乗り継ぎ客を対象に行う。利用者の意見を集めるほか、係員の操作性などを検証し、2020年以降の本格運用を目指す。

 同車イスは前を走行する車イスをコンピューター制御で自動追従するもの。「加速や減速などはスムーズに行える」(同社)という。車イス利用者やそのほかの空港旅客の安全を確保するため、複数のセンサーで車イスの隊列の間を横切る人や障害物などを検知できる機能もある。

 エレベーターを使用する際や保安検査場などでの自動追従機能の解除や再開も簡単にでき、乗り継ぎ時間が短い利用者の移動も円滑に行えるようにしている。

 近年、移動に不安のある高齢の利用者を中心に空港での乗り継ぎにおける車イスの利用が増えている。同空港では、1日当たり約300台の車イスが使用されている。