フェリーさんふらわあ、「PARASTICA」の鹿児島旅行動画を公開

2019年12月4日(水) 配信

フォトジェニックなスポットや食べ物を中心に、さまざまなことに挑戦し注目を集めている「PARASTICA」

 観光かごしま大キャンペーン推進協議会とフェリーさんふらわあはこのほど、女性2人組動画クリエイターのPARASTICA(パラスティカ)が鹿児島旅行する動画を公開した。大阪から鹿児島県・志布志港へのフェリー利用と大隅半島を周遊する旅の誘客をはかるための共同事業の一環として行われた。

 PARASTICAは初めての鹿児島旅行で、大阪から「さんふらわあ さつま」に乗り込み、カジュアルクルーズを体験する。翌日朝に志布志港に到着し、ここから1泊2日で大隅エリアの人気スポットを巡る。

新造船「さんふらわあ さつま」「さんふらわあ きりしま」

さんふらわあ さつま

 関西から大隅エリアへのアクセスは大阪から志布志港を結ぶフェリーが便利だ。昨年造船されたばかりの「さんふらわあ さつま」「さんふらわあ きりしま」には、ラグジュアリーな個室からグループで利用できる部屋、ペットと一緒に宿泊できる部屋など、利用シーンに応じたさまざまな部屋タイプがある。

 船内には開放感のあるエントランスやビュッフェスタイルの船上レストラン、展望浴場、プロジェクションマッピング、星空教室、映画や観光情報が手持ちのスマホで見られる船内Wi-Fiなど設備も充実している。現地0泊の「弾丸フェリー(R)」は往復1万円から利用できるなど、リーズナブルな料金プランもある。

大隅半島の魅力的なスポット

佐多岬展望台

 昨年新しく整備された本土最南端の佐多岬展望台をはじめ、大隅半島にはフォトジェニックな絶景スポットが多数ある。

 鹿児島県はウナギやブリ、カンパチ、黒豚、黒牛、芋焼酎などが日本一の生産量を誇るグルメの宝庫でもある。さらに、廃校をリノベーションした宿泊施設や桜島を望みながらマリンアクティビティが楽しめる施設など、新しいスポットも誕生している。

フィンランド大使館でクリスマスパーティー2019 サンタクロースも登場

2019年12月4日(水) 配信

フィンランドから来日したサンタクロースが登場

 フィンエアーとフィンランド大使館は12月3日(火)、東京都港区のフィンランド大使館で旅行会社やメディア関係者を招待し、「クリスマスパーティー2019」を開いた。

 当日、フィンエアーで成田空港に到着したサンタクロースが会場に登場。抽選で1人にフィンエアーのペア航空券をプレゼントした。また、クリスマスに同国で食べられる料理を参加者に振る舞い、交流をはかった。

フィンランド料理も振る舞われた

 フィンエアー日本支社長の永原範昭氏は「2020年夏期スケジュールは、日本からヘルシンキに週38便、日本航空(JAL)を加えると週45便が就航する。より一層のご利用をお願いしたい」とあいさつした。

 

ペッカ・オルパナ駐日フィンランド特命全権大使

 駐日フィンランド特命全権大使のペッカ・オルパナ氏は「今年は日本とフィンランドが外交関係樹立100周年を迎えた。両国でさまざまなイベントが開かれ、特別な友好関係が発展した年だった」と謝意を述べた。

 フィンランド大使館商務部上席商務官の沼田晃一氏は「1964年の東京五輪でフィンランドの選手村にサウナがあったことにメディアが注目し、サウナブームとなった」と紹介。「現在、『サウナー』と呼ばれるサウナ愛好家が急増している。サウナを通じて“フィンランドのファン”を広げる活動も行っている。ぜひフィンランドへお越しを」と呼び掛けた。

ラグビー日本代表「ONE TEAM」が年間大賞 新語・流行語大賞

2019年12月3日(火) 配信

新語・流行語大賞の年間大賞とトップテンが決まった

 ユーキャン(品川泰一社長)と自由国民社(伊藤滋社長)は12月2日、東京都千代田区の帝国ホテルで「現代用語の基礎知識選/2019ユーキャン新語・流行語大賞」の発表・表彰式を行った。

 今年の年間大賞には、ラグビーワールドカップ2019日本大会で史上初のベスト8進出を果たした日本代表のスローガン「ONE TEAM」が選ばれた。

 また、選考委員特別賞には今年現役を引退した元メジャーリーガー・イチローさんが会見で発した「後悔などあろうはずがありません」が選ばれた。

 そのほか、トップテンに選ばれた言葉は次の通り。

「計画運休」(国土交通省)

「軽減税率」(有限会社アキダイ社長・秋葉弘道さん)

「スマイリングシンデレラ/しぶこ」(プロゴルファー・渋野日向子さん)

「タピる」(たぴりすと。・華恋さん、奈緒さん)

「#KuToo」(アクティビスト・石川優実さん)

「〇〇ペイ」(PayPay株式会社)

「免許返納」(免許返納されたすべての人)

「闇営業」(FRIDAY編集部)

「令和」(坂本八幡宮宮司・御田良知さん)

フィンエアー、“サンタクロース”を日本へ 今年で6年連続

2019年12月3日(火) 配信

サンタクロースが日本へ

 フィンエアーグループ(フィンランド・ヘルシンキ)は12月3日、“サンタクロース”公認の航空会社として、サンタクロースを日本へと招いた。

 フィンランド北部のロヴァニエミは、サンタクロースの故郷として知られている。今回、ロヴァニエミからやってきたサンタクロースは、フィンエアーAY073便で成田空港に到着した。サンタクロースが成田空港に降り立つのは、今年で6年連続となる。

 フィンエアーは、日本とヨーロッパを最短最速で結ぶエアラインとして、日本路線の拡充をはかっている。

 2019年冬期スケジュールでは、通年運航となる札幌路線を12月16日(ヘルシンキ発は12月15日)に開設。20年夏期スケジュールでは成田と大阪、名古屋、福岡、札幌の5都市に加え、新たに羽田路線を開設する予定だ。

今年で6年連続

KNT首都圏、ハワイ島の周遊観光バス「コナヒロゆうらんバス」付きツアー売り出す

2019年12月3日(火) 配信

「コナヒロゆうらんバス」ロゴ

 近畿日本ツーリスト首都圏(田ケ原聡社長)はこのほど、海外旅行企画「ホリデイ」でハワイ島のヒロ周遊観光バス「コナヒロゆうらんバス」を利用した商品を売り出した。コナ発着のルートで、島内最大の街・ヒロと周辺の見どころをめぐる。

 「コナヒロゆうらんバス」は、近畿日本ツーリスト各社とJTB、日本旅行、ジャルパック、ANAセールス、東武トップツアーズの旅行会社6社が2020年4月1日から共同運行する。運行曜日は、毎週水・木・土曜日の週3便で、1人から乗車可能となっている。

 ヒロは歴史的な建物が多く、ノスタルジックな雰囲気が漂う街で、虹がかかることで有名なレインボー滝などがある。ハワイ名物の料理「ロコモコ」の発祥と言われるカフェもあるなど、自然だけでなく多岐にわたる見どころを有している。

 観光では、レインボー滝やカメハメハ像などを見学するほか、自由時間もある。昼食や買い物をすることもできる8~10時間のルートとなっている。

 これまで、ヒロまでの公共交通機関が充分でなく、個人客はレンタカーが主な移動手段となっていた。多くの旅行客が不便さを感じている言われていたことから、今回の周遊観光バス運行につながった。

「ホリデイハワイ」パンフレット表紙

「コナヒロゆうらんバス」概要

運行日:2020年4月1日~10月31日の水・木・土曜日

所要:8~10時間

最少催行人員:1人

ルート概要:コナ発~①レインボー滝②カメハメハ像③ヒロの街④スイサン⑤カフェ100(ロコモコ発祥の店)⑥イミロア天文学センター⑦ヒロ大神宮⑧ビッグアイランドキャンディーズ――。 ※③~⑥のうち、最大2カ所で下車し、約40~70分のフリータイム。昼食、買い物などが可能。

協賛:ハワイ州観光局/後援:JATAアウトバウンド促進協議会

ホリデイハワイ「コナヒロゆうらんバス」が付いたコース一例

コース:ハワイ島5日間「コナヒロゆうらんバス」付き

出発日:2020年4月1日~10月31日

旅行代金一例:24万6,000円~49万4,000円 ※ヒルトンワイコロアビレッジ(パレスタワーオーシャンビュープラン/2人1室利用・大人1人)※羽田発デルタ航空利用

添乗員:同行なし。現地係員付き(送迎付)

 

 

JTBとトリップドットコム、ウィンタースポーツ商品を共同開発 訪日客の20%取り込む

2019年12月3日(火) 配信

締結式のようす(左2番目から)孫波CMO、坪井執行役員

 JTB(髙橋広行社長)とTrip.com Group(トリップドットコム、孫潔CEO)は12月3日(火)、日本のスキー場と連携した訪日客向けウィンタースポーツ関連商品の開発と販売を共同で行うため、合意書を結んだ。両社は、増加するコト消費ニーズに応える狙い。訪日客の20%を取り込む考え。

  第1弾は2020年1月から、「スキー場のゲレンデ貸し切りプラン」と「資格取得プラン」、「雪合戦施設貸切プラン」をトリップドットコムグループのウェブサイトとアプリなどで、中国市場を中心とした海外市場で売り出す。

 資格取得プランは、外国語を話せるスタッフや翻訳機などを用いて、資格テストを講習とセットで提供。資格を取得してもらうことで、リピーター化を見込む。

  このほか、スキーやスノーボードなどレンタル品の予約とWebでの販売も行う。使用したレンタル品は、利用者が購入できるようにする。

 JTBの坪井泰博執行役員は12月3日(火)の締結式で、「日本のスキー場はアジアでトップクラスの雪質を誇る。温泉とセットで商品化することもでき、中国からのアクセスも良好。これからはウィンタースポーツ需要の拡大が見込まれる」と意気込みを述べた。

坪井執行役員

  トリップドットコムの孫波CMOは「中国人のニーズは、爆買いなどのモノ消費からコト消費に変化している。とくに、需要が高まっている地方滞在や資格取得など特別な体験を提供していきたい」と力を込めた。

孫波CMO

 なお、第2弾の販売時期は未定となっている。

「もてなし上手」~ホスピタリティによる創客~(107)勇気を出しておもてなし 「案内して終わりでなく」

2019年12月3日(火) 配信

「お客様、違いました。あっちを見てきます」(画像はイメージ)

 「贅沢なことは言いません。せめて、新幹線を降りられた時のわくわく感のまま、旅館にお客様をお連れいただきたい」。旅館の女将さんがタクシードライバーに話していたこの言葉が、頭にずっと残っていました。

 早朝の出張で空港まで、タクシーを利用することがあります。「今日一日顔張るぞ」と乗ったタクシーでドライバーの対応が悪く、暗い気持ちになった体験を何度かしています。私は乗車前に、必ず小銭を用意します。以前に1万円札しかなくて叱られた苦い経験があるからです。近距離で嫌な顔をされたことも、1度や2度ではありません。

 ある日、東京に開業したホテルに泊まることになりました。初めて行く場所で、土地勘もないのでタクシーを使いました。ただ、新しいホテルだと名前を言っても分からないだろうと、住所を控えておきました。

 タクシーに乗り込み、ホテル名を伝えると「ごめんなさい。そのホテルは分かりません」「住所をナビに入れてもらえますか」「それは助かります」。そんな会話をして出発しました。ホテルに近づくと、ドライバーが「お客様、このホテルにはまたお越しになりますか」と尋ねてきました。「分かりませんが、どうしてですか」と応えると、「ホテルは、明治座の隣のようですから、またお越しになるときは明治座と言ってください。分からない運転手はいないと思います」。

 今まで、ドライバーに「その場所は分かりません」と何度も言われましたが、次の乗車のことまで気遣いされたのは初めてでした。タクシーを降りるときには、ドライバーが「入り口はどこでしょう」と聞くので、「あの明かりのところでしょう」と入口らしき場所を指さすと、「ちょっと待っていてください」と走り出して行きました。

 そして、「お客様、違いました。あっちを見てきます」と、また別の方へと走って行き「こっちです」とホテルの入り口を見つけてくれたのです。目的地まで案内して終わりではなく、入口まで探してくれた運転手に感動しました。

 「ありがとう。助かりました」とお礼を言うと、「お客様、一緒にホテルに入ってもいいですか」と頼まれました。どうしたのかと思いながら、一緒にホテルに入ると、周りを見渡しながら「良いホテルですね。おかげで次にこちらにお客様をご案内するとき、話のネタができました。ありがとうございます」と言うのです。

 その姿にプロ意識を強く感じました。別れ際には「良い夜をお過ごし下さい」と一言。良い印象をお客様に残す勇気ある言葉に、思わず笑顔になり、良い運転手に出逢えたことにうれしさを感じた瞬間でした。

コラムニスト紹介

西川丈次氏

西川丈次(にしかわ・じょうじ)=8年間の旅行会社での勤務後、船井総合研究所に入社。観光ビジネスチームのリーダー・チーフ観光コンサルタントとして活躍。ホスピタリティをテーマとした講演、執筆、ブログ、メルマガは好評で多くのファンを持つ。20年間の観光コンサルタント業で養われた専門性と異業種の成功事例を融合させ、観光業界の新しい在り方とネットワークづくりを追求し、株式会社観光ビジネスコンサルタンツを起業。同社、代表取締役社長。

旅行アプリ「atta」、出発地と日程から渡航先を探せる新機能リリース

2019年12月3日(火) 配信

attaの新機能「航空券どこでも検索機能」

 atta(春山佳久社長、東京都荒川区)はこのほど、旅先探しを支援する「atta」の新機能「航空券どこでも検索機能」をリリースした。

 同機能では、出発地と日程を指定すると、航空券の料金が安い順に渡航先リストを表示する。目的地から航空券を検索する従来の方法に加えて、特定の日程と予算感から新たな旅先候補を発掘できる。

 新機能について春山社長は「この機能でどの国、都市にどのくらいの航空券料金で旅行できるのかを把握することができる。まだ年末年始旅行の旅先を決めかねている方にぜひ利用していただきたい」とコメントした。

attaの特徴

全世界対応

 世界中218カ国・地域の230万軒を超えるホテルや旅館、民泊、別荘のほか、世界4400の空港を離着陸する航空券の検索ができる。

さまざまな旅行サイトを一括検索

 多数の旅行サイトが取り扱う宿泊施設や航空券を、横断的に一括で簡単に比較検索ができる。

AIによる今後、宿泊料金や航空券料金がより安くなる確率提示

 AIを駆使し宿泊施設の需要共有状況や航空券の料金トレンドを解析。現時点の最安価格が、今後、より安くなる確率を提示する。

プライスアラート機能や空室アラート機能

 提示宿泊料金や航空券料金が下がった際や宿泊施設に空室が生じた際に、ユーザーのスマートフォンにお知らせメッセージを届ける。

航空券どこでも検索機能

 出発地と日程を入れるだけで、航空券の料金が安い順に渡航先リストを表示し、簡単に旅先を発見できる。

HIS社員による「2020年ヒットしそうな旅先」 ロシアの流行の兆し強まる

2019年12月3日(火) 配信

ロシア・モスクワの街並み(イメージ)

 エイチ・アイ・エス(HIS)はこのほど、2020年ならではの需要効果、最近の問い合わせ増加などを踏まえ、HIS社員に「2020年ヒットしそうな旅先」についてのアンケート結果を発表した。

 ダントツで票を集めたのはロシア。なかでももっとも注目されているのが、極東ウラジオストクという。今後、航空会社がロシアへの新規就航を予定しており、流行の兆しがさらに強まっている。

※調査方法:HIS社員アンケート/調査日:2019年11月2日~8日/有効回答数:643

2020年HIS旅のヒット予測 

新規就航が多数

 現在、成田と関空から直行便が就航していが、2020年には日本航空(2月)とANA(3月)の就航が決まっており、さらに両社は3月から羽田からのモスクワ線就航も発表している。

 このほか、アエロフロート・ロシア航空が関空からモスクワ線(6月)、時期は未定だがヤクーツク航空が成田からカムチャッカ線、オーロラ航空が成田からハバロフスク線、S7航空が羽田からウラジオストク線など、ロシア路線は今後も順次拡大が見込まれている。

 ロシア第2の都市・サンクトペテルブルクが今年10月から、電子ビザの導入が始まったこともプラス材料となり、「まさにロシア旅行元年の幕開けといえるのかもしれません」(同)とコメントした。

<HIS社員の投票コメント>

〇ウラジオストクは航空券代も安価、飛行時間も短く、3日間でも行け、電子ビザで入国OKと流行る要素しかありません!

〇現地の方がとても美しくて親切、街がおしゃれでフォトジェニック、料理が美味しいなど魅力が盛りだくさん

 大盛況のうち閉幕したラグビーW杯にちなんだ国・地域に票が多く集まった。なかでもニュージーランドは2位と高位にランクイン。

 同社によると、W杯など、大きなイベント後に特定の国・地域に観光目的で注目が集まった大会は過去にあまり例がないという。年末年始のニュージーランド予約動向についても、前年比120%と好調だった。

<HIS社員の投票コメント>

〇ラグビー人気でさらに火がつきそう。直行便もありアクセスがいいのも◎

〇ラグビーW杯の余韻&世界一の星空と治安がとにかく良いです

 年々渡航者数が回復しているトルコ。建国100周年の2023年に向け、観光客数7500万人以上を目標とすることをトルコ文化観光省が表明している。

 ターキッシュエアラインズによる既存の成田―イスタンブール線に加え、2020年には羽田からも就航が決まり、さらに2017年に運休した関空にも再就航が決まっている。

 ANAでは羽田-イスタンブール線を日本の航空会社として初就航することが決まり、増便によるさらなる渡航者数の増加が見込まれているという。

<HIS社員の投票コメント>

〇早朝のカッパドキアの気球は一生に一度はみたい絶景! 治安も落ち着いてきたので絶対流行る!

〇日本とトルコの友好130周年の記念の年のため

 2018年に直行の定期便が撤退し、日本から訪れる人が年々減少していたサイパンだったが、スカイマークが今年11月29日からデイリーで就航したことをきかっけに、「復活するのでは」という声が多く聞かれた。

<HIS社員の投票コメント>

〇成田からスカイマークの直行便が就航したことにより、アクセスがよりしやすくなったと思う。価格もそれほど高くなく、学生でも行きやすい観光地になると感じた

〇所要フライト時間も短く、スカイマークの直行便が就航するため

 2020年3月、エルアル・イスラエル航空が成田からテルアビブへ直行便を就航することをきっかけに、新しい旅先として注目が集まるイスラエル。3つの宗教の聖地エルサレムや、浮遊体験ができる死海など、歴史とリゾートが楽しめる。

<HIS社員の投票コメント>

〇新規就航で直行便が出るのと、アライバルビザで入国ができ、事前取得のひと手間はなし。最近お問い合せをいただいています

〇高額だった金額が下がり、価格面でも行きやすくなると予想

 年末年始の予約動向

年末年始の海外旅行動向

 HISは年末年始(2019年12月21日~20年1月3日)の予約状況をもとに、海外旅行動向についてまとめた。

 ホノルル(ハワイ)が総合・航空券ともに8年連続の1位となったが、昨年は1位だったツアーでの順位は2位となり、ホノルルのFIT(海外個人旅行)化が進む傾向がみられた。出国ピークは12月29日(日)、帰国ピークは1月3日(金)。

 ツアーランキング1位はグアム。新千歳・成田・中部・関空・福岡空港といった、各地域で展開するチャーター便を利用した商品が好調に伸びている。年末年始は家族旅行が多いシーズンであるため、子供連れでも行きやすい近場のリゾート地として好調だという。

 例年、年末年始のランキングは定番の旅先に人気が集中し、大きな差異が出にくい傾向がある。ただ、政情不安などから韓国、香港が順位を下げ、アジアビーチが上位にランクインするなど、今年はツアーランキングに変化があった。

 航空券・総合ランキングでは、成田空港で中国南方航空(10月27日~)や春秋航空(12月12日~)の新規就航による座席供給数の増加により、上海の需要の高まりが見受けられた。このほか、18年よりロサンゼルスが大きくランキングを上げているが、「最大9連休となる年末年始ならではの傾向」(同社)とみる。

9連休で長距離路線が好調に推移

 人気出発日は年内に集中。最大で9連休となることから、長距離路線が好調で、とくにヨーロッパ、アメリカ方面は2ケタ増で推移した。出国ピークは12月29日(日)、帰国ピークは1月3日(金)となった。

人気出発日

2020年の旅行傾向の見通し

 2020年は東京五輪があり、多くの訪日客が見込まれる。夏の繁忙期と重なることから、期間中も含め前後の日程で飛行機の座席が取りづらい環境が予想される。

 近年、海外旅行の予約タイミングは早まっているなか、2020年はさらに座席の予約タイミングは前倒しになる動きがあると考えられるという。

日本温泉協会創立90周年を祝う 100周年に向けて「日本の温泉文化」を無形文化遺産登録へ

2019年12月3日(火) 配信

笹本森雄会長が創立90周年を記念してあいさつ。「地球温暖化問題の解決策を探っていく」と強調した

 日本温泉協会(笹本森雄会長)は12月2日(月)、東京都内で創立90周年記念祝賀会を開いた。100周年に向けては、温泉資源の保護と活用に努めながら、「日本の温泉文化」をユネスコの無形文化遺産登録を目指していくことを確認した。

 笹本会長は冒頭、1929(昭和4)年12月4日の創立から現在までの協会の活動を振り返り、「先輩の方々のおかげで今日を迎えることができた」と謝意を述べた。来るべき100周年への10年間は、「地球温暖化など環境問題への解決策を模索していきたい」と意気込みを述べた。

 全国温泉振興議員連盟事務局長の牧島かれん衆議院議員をはじめ、環境省や、経済産業省資源エネルギー庁など関係省庁の担当官、中国旅游協会温泉旅游分会の代表者らが駆け付け、90周年を祝った。

 12月8日(日)には、川村学園女子大学目白キャンパス(東京都豊島区)で第1回日本温泉名人認定試験「温泉検定」を実施する。出席者には、同協会の学術部委員会のメンバーが中心となって作成した「温泉検定テキスト」が配布された。