山口県の観光客3413万人を記録 2年連続で過去最高 夏のおすすめスポットを紹介

2019年7月30日(火)配信

 

 山口県は、2018年の観光客数が前年比2.9%増の3413万人となり、2年連続で過去最高を更新した。県では136万人を超える入場者数を記録した全国都市緑化やまぐちフェア「山口ゆめ花博」や関連イベントの開催、道の駅「センザキッチン」のグランドオープンなどによるものと分析している。外国人観光客数も前年比12.1%増の45万人と過去最高となった。

 下記に夏のおすすめスポットを紹介する。

世界に誇る絶景!「やまぐちの夏」を満喫

一生に一度は見ておきたい、美しすぎる「角島大橋」

 2000年にテレビCMで取り上げられ一躍有名になった「角島大橋」。2015年には世界最大級の旅行口コミサイトが選んだ「日本の橋ランキング」で、山口県下関市の角島大橋が1位に輝き、今もなお多くの人々を魅了している。角島周辺では、ドライブからマリンアクティビティなど好みに合わせて楽しむことができる。

住所:山口県下関市豊北町神田~角島

海外でも話題!ここにしかない景色が広がる「元乃隅(もとのすみ)神社」

 123基の鳥居がずらりと並ぶ「元乃隅神社」。赤い鳥居が生み出す神秘的な風景と空と海の青、自然の緑でできた壮大な景色が広がる。2015年にアメリカのテレビ局CNNが発表した「日本で最も美しい場所31」のひとつに選出されたが、まだ知らない人も多いのでは?

住所:山口県長門市油谷津黄498

神秘的なコバルトブルーの湧水に感動!「別府弁天池」

 日本名水百選に選定され、晴れた日には、きらきらと輝いて見える「別府弁天池」。弁財天のパワーで水が湧き出たと言われている別府厳島の湧水池で、毎分11トンの水が湧き出ている。不老長寿の水とも呼ばれ、財宝を授かるという言い伝えも。

住所:山口県美祢市秋芳町別府水上

干潮時に出現する神秘の砂州「キワ・ラ・ビーチ」

 遠浅の穏やかな海が続く海岸。干潮の時に出現する幅2キロ、奥行き700メートルの日本最大級の広大な砂洲は、歩いて渡ることができるほか、特に風のない日の潮溜まりでは、1年を通して鏡面のように周囲を映し込む幻想的な写真を撮ることができる。

住所:山口県宇部市大字東岐波字鹿の前54番地3

一度見ると忘れない夕陽がある「きららビーチ焼野」

 竜王山のふもとに広がるきららビーチ焼野。浜辺にはフェニックスが植えられ、地中海風のビーチハウスが立ち並ぶ様子は、南欧のリゾート地のようなおしゃれな雰囲気。ここからの夕陽は、日本の夕陽百選に選ばれていて、自然が作り出す荘厳なシンフォニーの中で、「いつまでもこの瞬間を忘れたくない」そんな思いが心に広がる。

住所:山口県山陽小野田市小野田

広大なカルスト台地を駆け抜ける!日本最大級を誇る「秋吉台(あきよしだい)」

 秋吉台は、美祢市の中・東部に広がる日本最大のカルスト台地。1964年に特別天然記念物に指定された。カルトス台地と大草原が広がる「秋吉台」はドライブやハイキングがおすすめ。ハイキングは3つのコースがあり、さわやな空気を感じながら壮観な景色を楽しめる。

住所:山口県美祢市秋芳町

長い年月をかけて生み出された地底の洞窟「秋芳洞(あきよしどう)」

 秋吉台国定公園の地下100メートル、その南麓に開口する日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞」。ひんやりと肌をさす冷気漂う杉木立を通り抜けると、秋芳洞の入口だ。洞内の観光コースは約1キロ(総延長は10.7キロを越え国内第2位)、温度は四季を通じて17℃で一定し、夏涼しく冬は温かく、快適に観光できる。時間が凍結したような不思議な自然の造形の数々は変化に富み、私たちの心に大きな感動を呼び起こさせてくれる。

住所:山口県美祢市秋芳町秋吉3506-2

絶品グルメスポット「下関」 

高級ブランド「下関北浦特牛(こっとい)いか」

 数あるイカの中でも「イカの女王様」と称されるのがケンサキイカ。旬は夏から秋で、その身は甘みが強く肉厚でコリコリとした食感だ。刺し身はもちろん、干物や塩焼き、煮物でも、極上の味が楽しめる。豊北地域で水揚げされる『活イカ』と特牛市場に出荷される『鮮魚イカ』のAランク(漁獲日に水揚げされたもの)が『下関北浦特牛イカ』だ。

商業捕鯨が31年ぶりに再開!“くじらの街”下関で味わう究極のグルメ

 2019年7月1日(月)、商業捕鯨が31年ぶりに再開した。戦前・戦後を通して、南氷洋捕鯨の基地として、鯨肉の流通と加工などの鯨産業が盛んだった下関。鯨肉は高タンパク低脂肪な上、抗疲労効果のあるバレニンなどの成分が含まれる。商業捕鯨再開の船出を迎えた下関で、鯨料理を楽しんでみては。

新鮮な海鮮を市場で美味しく!楽しく!「唐戸市場」

 毎週末(金曜・土曜・日曜)と祝日には、唐戸市場の1階が海鮮屋台街に大変身する「活き活き馬関街」を開催。新鮮な食材を使った握り寿司や味噌汁、から揚げなど品数も実に豊富で、もちろんふく刺しも。まるでお祭りのような賑わいだ。

 □名物グルメスポット「萩」

希少な逸品!甘みが濃厚な「赤ウニ」

 山口県の萩市や北浦沿岸は、希少価値が高い赤ウニの産地。萩地先の海藻を食べて育つ赤ウニは4月~10月が旬。甘みが強く上品な味わいのウニだが、漁獲量が少なく、希少な逸品だ。「ウニの中では赤ウニが一番美味しい」と食通を唸らせるほど、旨味と甘みをたん能できる。

脂のノリが良く、ふっくらとして肉厚な「瀬つきあじ」

 萩沖の天然の瀬(岩礁帯)に棲み着いたマアジ「瀬つきあじ」は6月~8月が旬。良質なエサを食べて脂がのっている。漁場から水揚げされる漁港が近いため、鮮度も抜群だ。刺身や塩焼き、フライ、南蛮漬けなどがおすすめ。

ほのかな甘みを持つ高級魚「あまだい」は水揚げ量日本一

 艶のある薄紅色が美しい日本海の逸品。萩は漁場が近く、鮮度を保ったまま手に入る「あまだい」は山口県全体での水揚げ量が日本一。ほくほくした食感の塩焼きや松笠揚げなどがおすすめだが、産地の萩では甘さをたん能できる刺身でも食べられている。1年を通して美味しく味わうことができる。

島根・津和野城 江戸時代の姿を再現したVRコンテンツ公開

2019年7月29日(月) 配信

津和野城天守

 凸版印刷(麿秀晴社長、東京都千代田区)はこのほど、2016年から展開中の体験型VR(仮想現実)観光アプリ「ストリートミュージアム®」で、「VR津和野城」を公開した。現在は石垣しか残っていない津和野城の最も荘厳だった江戸時代初期の姿を楽しめるVRコンテンツで、島根県鹿足郡津和野町が推進する「津和野町歴史文化基本構想活用観光拠点形成推進協議会」の文化財活用による津和野活性化事業の一環として制作した。

 同アプリでは、津和野城内の天守ややぐらなど6カ所と、津和野藩庁を津和野川の対岸から眺められる1カ所の計7カ所をVRで再現。また、現代地図の上に古地図を重ねて見ることもでき、江戸時代の町並みを確認しながら、現在の町をめぐることができる。

津和野城

 津和野城は、吉見頼行が元寇に備えて1295(永仁3)年に築城し、約300年間吉見氏の居城として使われた。関ケ原の合戦で手柄を挙げた坂崎出羽守直盛が入城した際に、城の改修を開始。その後、鳥取県鹿野城を治めていた亀井政矩が入城し、改修を引き継いだ。「VR津和野城」では亀井政矩が入城したころの、天守閣がまだ存在している江戸時代初期の情景を再現した。

「VR津和野城」体験イベント

 「VR津和野城」を監修した広島大学の三浦正幸名誉教授の講演が盛り込まれた現地体験イベントを9月22日(日)、津和野町で開く。

実施日:2019年9月22日(日)

集合場所:津和野コミュニティセンター(津和野公民館)予定

参加費:無料(ただし津和野城リフト往復料金700円がかかる)

応募方法:津和野町観光協会に電話

TEL:0856-72-1771

時間:午前9:00~午後5:00(年中無休)

Trip.com 世界各国で空港送迎とレンタカーサービスを提供

2019年7月29日(月)配信

空港送迎の検索ページ(Trip.com内)

 オンライン旅行予約サイト「Trip.com」は、空港と目的地間を車で移動できる空港送迎サービスを開始した。サービスページ内で送迎予約が確定すると運転手に情報が届き、あらかじめ予約した車が待ち合わせ場所で待機する仕組み。あわせて、世界各国の空港や都市、駅でレンタカーを借りられるサービスの提供も始めた。

無料サービスが豊富な空港送迎サービスを提供

 利用者は運転手と直接連絡ができ、お迎え時は名前が記載された「お名前ボード」で出迎える。運転手の待ち時間は搭乗便到着から60分間無料で、乗車予定時刻の24時間前まではキャンセルも無料となる。税金やサービス料金、チップも予約料金の中に含まれるため追加料金なし。ただし、無料の待機時間(空港送迎は60分、その他の場合は15分)を超過した場合、超過料金が必要。

 さらに、飛行機の到着時刻が2時間以上遅延した場合は別の運転手の手配が可能となる。欠航の場合は無料で予約取り消し可能。見送りの際もサービスを利用できる。今後は、空港送迎サービスをよりお得に利用できる特別キャンペーンの実施も予定している。

レンタカーサービスの取り扱いも提供開始

 「Trip.com」では、世界各国の空港や都市、駅でレンタカーを借りられるサービスも開始した。予約後の変更やキャンセルも一部を除き原則無料。クレジットカードの利用手数料も無料となる。目的地での乗り捨ても可能。

 日本語カスタマーサポートも24時間年中無休で利用できるので、格安レンタカーで安心して旅行を楽しむことができる。

各詳細サイトへの案内

空港送迎サービス 予約サイト

レンタカー:Trip.comアプリ内は提供開始、モバイルとPCウェブは順次対応

キャンペーン情報:

Trip.comでお得な旅をプランしよう
https://jp.trip.com/sale/2019-trip-offer
アプリでご利用頂ける5%割引コードを獲得

 (レンタカーサービス開始記念割引コードは同ページに今後追加される予定)

宿泊研修が行える施設の検索に特化 「COーMIT」、9月正式稼働へ

2019年7月29日(月) 配信

研修需要を取り込むことでホテル・旅館の平日の宴会稼働をUP

 アスノシステムとホスピタリティエージェントは8月5日(土)、ヒルトン東京で開かれる「HOTERES  EXPO 2019」で研修・合宿施設検索サイト「CO-MIT」をPRする。同サイトはすでにプレオープンしており、9月の正式稼働に向けた調整が進められている。

 「CO-MIT」は、宿泊研修を考えている企業担当者をターゲットにした、宿泊研修が行える施設の検索に特化したサイト。研修や企業イベントに特化した旅行代理店のホスピタリティエージェントが監修し、会議室検索サイト「会議室.COM」を運営する アスノシステムが製作、運営する。両社は施設検索だけではなく、最新の研修・合宿情報の発信などもサイト内で行い、日本のMITシーンをリードしたい考え。なおMITとは、ミーティング(会議) インセンティブ トラベル(報奨旅行)トレーニングキャンプ(研修合宿)を指す言葉。「HOTERES  EXPO 2019」では、平日の集客に課題を持つ宿泊施設に対し、コンテンツの強みやターゲットへのアプローチ方法など同サイト活用のメリットを紹介する。

HOTERES  EXPO 2019 概要

会期:8月5日(月)、午前10:00~午後5:00

会場:ヒルトン東京 宴会場「菊の間」
    (東京都新宿区西新宿6-6-2)

 主催:オータパブリケイションズ

JTB、群馬県明和町で高齢者対象の「定額制タクシー」実証実験を開始

2019年7月29日(月) 配信

ロゴ

 JTB(髙橋広行社長)と群馬県の明和町社会福祉協議会(立木留吉会長)は2019年8月1日(木)から、関東で初めて高齢者向け定額タクシーサービスの実証実験を始める。明和町在住の70歳以上を対象に、1カ月のうち7日間が乗り放題となる。料金は月9600円から利用可能で、試験期間は20年2月29日(土)まで。

 利用者は、事前に利用頻度の高い商店街やかかりつけの病院など2カ所を登録。指定した目的地エリアの組み合わせによって料金が決まり、所定の手続きや支払いが完了すると1カ月間有効の利用券が発行される。乗車時は20分前までにコールセンターに連絡を入れるだけと簡単で、一緒に出かけたい家族や友人など3人までが追加料金なしで同乗できる。

 近年、高齢者による自動車運転事故が取り上げられ、免許証の自主返納を促す動きがある一方で、移動支援の具体的な対策が進んでいない。群馬県のデータによると、同県の人口1人あたりの自動車保有台数は全国1位で、明和町も自動車が主な移動手段となっている。このような背景から、両者が協力して「明和町版ジェロンタクシー」を試験的に導入した。

 「JTBジェロンタクシー®」は、JTBガイアレックが企画・実施する募集型企画旅行商品として2015年から福岡・北九州や長野県諏訪市で実証実験を進めてきた。同社では高齢者が定額タクシーを利用することで外出するきっかけとなり、地域での定着や近隣への拡大を目指している。

※“ジェロン”とは、人間が加齢によって生じる問題を総合的に研究する学問「ジェロントロジー」を基に名づけられた。

【公式】|JTBジェロンタクシー|70歳以上の高齢者限定!定額・乗り放題の新たなタ...
https://www.jtbcorp.jp/jp/innovation/geron/
ジェロンタクシー 70歳以上の高齢者限定!定額・乗り放題のタクシーサービス「ジェロンタクシー」免許返納後の日常の足として病院・買い物へお出かけをサポート

Visa、城田優さん出演PRムービー 「キャッシュレスでもっとスマートに」海外旅行篇公開 身軽に海外旅行を

2019年7月29日(月) 配信

城田優さんが出演

 ビザ・ワールドワイド・ジャパン(東京都千代田区)はこのほど、 キャッシュレス推進プロジェクトの一環で、俳優の城田優さん出演のPR ムービー「キャッシュレスでもっとスマートに」海外旅行篇を公開した。海外旅行時のお金に関する不安の解消や、不慣れな旅先で両替する面倒に煩わされないよう、身軽に旅を楽しめるVisaのタッチ決済の利用をおススメしている。

 2018年は日本人出国者数が過去最高の1895万人となり、今年に入っても好調に推移。上期(1~6月)は前年同期比8・6%増の942万人で折り返し、年間1900万人を超えることが期待されている。同社は旺盛な海外旅行需要を踏まえ、「海外旅行を検討している人に、ぜひVisaのタッチ決済の利便性について知ってもらいたい」とし、PR動画の公開に至った。

 Visaのタッチ決済は、国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法で、日本を含む世界約200の国と地域で展開している。レジにあるリーダーに非接触決済対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)をタッチすれば、サインも暗証番号の入力も不要で「スピーディーかつ安心・安全に支払いを完了することができる」(同社)という※1。

 一方で、世界ではすでに非接触対応決済が進んでいる。対面での取引件数に占めるVisaのタッチ決済の割合は、オーストラリアで90%、カナダと英国では60%を超えている※2。

 このほか、ロンドンやミラノ、バンクーバー、シドニーの公共交通機関に加えて、最近では、ニューヨークの地下鉄の一部路線、シンガポールの公共交通機関でも利用可能。2020年までには世界の全カードの約50%が非接触対応になると考えられているという※3。

※1:一定金額を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインが必要

※2: VisaNet

※3: Juniper Research, Contactless Payments: NFC handsets, Wearables, Payment Cards 2016-2020

鈴鹿サーキットの「アクア・アドベンチャー」 9月8日まで

2019年7月29日(月)配信

アクア・アドベンチャー

 国際レーシングコースを中心としたレジャー施設「鈴鹿サーキット」(三重県鈴鹿市)は2019年9月8日(日)までの期間限定で、プールエリアで「“みんなの冒険プール”アクア・アドベンチャー」の営業を行っている。

 「“みんなの冒険プール”アクア・アドベンチャー」は、川・滝・沢などの自然界の水の流れを遊びながら体験できるプールとなっている。冒険・発見・体験をコンセプトに、さまざまな仕掛けによって、子供が能動的に楽しみながら水遊びができるプール。また、子供の年齢や成長に合わせてプールエリアが5つに分かれており、小さな子供がいる家族でも安心して楽しめる。

流れるプール「アドベンチャーリバー」が新登場!

600㍑の水が一気に流れ出す「勇気の聖杯」

 今夏、「アクア・アドベンチャー」の中に“流れるだけじゃない、流れるプール”「アドベンチャーリバー」がリニューアルした。古代遺跡で勇者の証である「パワーリング」を探し出すといった設定で、子供らには流されるだけではなく、プール内の予測不能な水の動きを取り入れた仕掛けに挑んでもらう。

仕掛けとしては、

 ・高さ5㍍の聖杯から600㍑の水が一気に流れ出す「勇気の聖杯」

 ・流れるプールに設置されるのは日本初となる、前後左右ランダムに水が暴れまわる「あばれ噴水」

 ・8つのバケツが不規則にひっくり返る「ドッボーンバケツ」

が設置されている。

プールを飛び出して遊園地へ!水着のままでアトラクションを楽しめる!

水着のまま楽しめる「DUEL GP(デュエルジーピー)」

 鈴鹿サーキットの「ゆうえんちモートピア」では、一日中鈴鹿サーキットで遊んで欲しいという想いから、プールと遊園地を自由に往来できる。水着のままで遊園地ゾーンの約30種類のアトラクションに乗車できるので、心ゆくまでプールと遊園地が満喫できる。

 また、「SPLASH PARTY TIME!」と題した、鈴鹿サーキットのマスコットキャラクター「コチラファミリー」らによる放水イベントも、プール開催期間中に行っている。

このほかにも、家族で楽しめる充実したサービスを展開

パパ・ママも嬉しい!0歳からでも安心して親子で楽しめるプールエリアの充実!

 「アクア・アドベンチャー」では、「アドベンベビー」や「アドベンプッチ」というエリアがあり、そこではベビーや小さい子供でも安心な水深が浅いプールが充実している。水遊び用オムツで遊べるため、子供のプールデビューにも最適。

シニア料金が新誕生!

 鈴鹿サーキットでは、60歳以上の人を対象としたシニア料金を新設定した。おじいちゃんやおばあちゃんとお孫さんが、一緒に鈴鹿のプールや遊園地を楽しんでもらい、今年の夏休みの思い出の一つにして欲しいという想いがある。

本格派イタリアンカフェ「COURSE SIDE PIZZERIA -GRAN VIEW-」が新登場!

 鈴鹿サーキット内は、レストランやフードコートなど多数あり、食事面でも満足してもらえるように心掛けている。そしてこの夏、国際レーシングコース越しに望む伊勢湾が美しい絶景カフェ「COURSE SIDE PIZZERIA -GRAN VIEW-」が新登場した。同カフェでは、食材にもこだわり、地元三重県産の食材を使用したジェラートや、鈴鹿サーキットオリジナルピザなどが楽しめる。

 また、レース開催時は、テラス席からゆったりと観戦できるワンランク上の観戦席として利用できる。テラスは1、2階と分かれ、1階席ではインフィニティプール越しに優雅にレース観戦を楽しめ、2階席では一段高い場所から広いエリアを見渡すことができる。

“みんなの冒険プール”「アクア・アドベンチャー」詳細

以下のページリンクから(鈴鹿サーキットHP内)

「女将のこえ224」上村早苗さん、淡路島観光ホテル (兵庫県洲本温泉)

2019年7月28日(日) 配信

淡路島観光ホテル 上村早苗さん

憧れとなる道を描く 

 神戸と徳島間の瀬戸内海に、淡路島は大きな体を横たえている。島の中ほど、洲本市の青い海沿いに淡路島観光ホテルはある。

 上村早苗さんは嫁いで10年。島で生まれ育ったが、以前は島外への憧れが強かったという。転機は、神戸の大学を出た後、「クイーン淡路」(観光キャンペーンガール)になったことだ。「淡路島を何も知らないと痛感しました。大丸はないけれど、観光客がわざわざ来てくれる魅力的な島だということも」。

 クイーンの仕事で同館の雄二郎さんと出会い、女将の道へ。早苗さんの学生時代の夢は国連職員。幸せに対する意識が高いのだろう。その感覚はホテル経営に生かされていく。

 当時は、社員に何か注意すると、「会社は何もしてくれないのに要求ばかりする」と反発された。その意をくんで、就業規則や評価制度を作り、残業代も明確化した。

 思いや情報を全員と共有するため、社内報も毎月発刊。社長、女将、部門長やスタッフの声、売上高なども社内公開されている。

 「人事異動」の張り紙を掲げたときは社内がざわついた。「泣く人もいましたが、他部署を知らないので助け合えない状況を払拭したかった」と早苗さん。現在は部門を超えて助け合う習慣が生まれてきたという。

 毎週火曜を休館日としたり、料理人を変えたことも大きな変革だ。厨房は透明性が高まり、100%淡路島産の食材を使う料理も可能となった。さらには、個人客はすべて直接予約に。早苗さんの実家は不動産仲介業で、原価がなくほぼ利益だ。旅館業の薄利に疑問を抱けたことが改善の力となった。

 また忘れてはならないのが、「日本一のフィッシングホテル」と銘打ったことだ。「釣り好きの主人のネタだったんです。こう言うとお客様が笑ってくださる。一年中楽しめるフィッシングを冠にしたことで、ご滞在の目的を明確に掲げられました」。

 プライベートの釣り場があり、船釣りもできる。早苗さんは船舶免許も取った。フィッシング事業部まであり、おもてなしは抜かりない。お客は手ぶらで来ればよく、必ずスタッフが付くので安心だ。「ご家族やグループの思い出づくりになり、私たちも直接、喜びが伝わってくるのがうれしいんです」。

 実家の不動産業を手伝っていた時は、三角の土地を四角にはできなかった。しかし、旅館業の幸せ貢献には限度がない。「そこが楽しい」と早苗さんは言う。この島とこの仕事が人々の憧れとなるような幸せの道を、早苗さんは描いていく。

 (ジャーナリスト 瀬戸川 礼子)

住所:兵庫県洲本市小路谷1057-17▽電話:0120-22-9700▽客室数:73室(360人収容)、1人利用可▽創業:1961年▽料金:1泊2食付き13,000円~(税別)▽泉質:アルカリ性単純泉▽「日本一のフィッシングホテル」を掲げる。初心者~本格派まで楽しめるプライベート釣り場あり。船釣り可。魚の調理サービス(有料)。無料の竿、有料の餌あり。

コラムニスト紹介

ジャーナリスト 瀬戸川 礼子 氏
ジャーナリスト・中小企業診断士。多様な業種の取材を通じ、「幸せのコツ」は同じと確信。働きがい、リーダーシップ、感動経営を軸に取材、講演、コンサルを行なう。著書『女将さんのこころ』、『いい会社のよきリーダーが大切にしている7つのこと」等。

「ZOOM JAPON(ズーム・ジャポン)(7月号)」

2019年7月27日(土) 配信

http://zoomjapon.info

〈巻頭言〉

クロード編集長

 今夏に向けて早々に猛暑警報が発動されたフランス、6月末には南東部で国内観測史上最高の45.9度を記録しました。一般家庭にクーラーが普及していないため、この暑さを乗り切るのは至難の技。2003年の欧州熱波時にフランス国内で死亡したおよそ1万5000人のうち、そのほとんどが75歳を超えた高齢者であったことでわかるように、急激な気温の変化は年配者には命に関わる事態です。フランス厚生省は、独居老人の見守りを呼び掛けています。超高齢化社会を迎えた日本では、日頃から高齢者を支える取り組みがなされ、同時に老後を楽しむ人々を対象としたシルバー産業も拡大の傾向にあります。本誌7・8月合併号では、シルバー世代をめぐるマンガの流行に注目しました。文化面ではロンドンで開催中の欧州最大のマンガ展、旅ページでは東京・豊洲を紹介しています。

(編集長 クロード・ルブラン)

特集 「シニア世代と漫画」

フランス語版「縁側メタモルフォーゼ」

 超高齢化時代に突入した日本には多くの課題があるものの、60歳を超えても仕事をする意欲がある人が多いことや、長く人生を楽しむという概念が存在することも見逃せない。少子化が進み、元気なお年寄りが増えると、経済に影響を及ぼす消費者の世代に変化が生じる。今日の日本の消費者層の中で、すでにシルバー世代が重要な割合を占めていることはまぎれもない事実だろう。高齢者はとくに、精神的充実や自分磨きへの投資を好む傾向が強くなるため、贅沢な旅行ツアーやパソコン教室などのシルバー産業の需要が高い。そのなかで本誌が着目したのは、シニア向けの漫画の増加だ。■「親」「夫・妻」という役割から徐々に解放され、人生を謳歌しようとする人々にとって、漫画は新しい文化体験になり、そして同じ趣味を共有する人々との出会いのきっかけともなり、社会的意義を生む。■「CYBORGじいちゃんG」など、シニア世代が主人公になるストーリーが、年配者の共感を呼ぶ。■漫画家・鶴谷香さんに聞く著書「縁側メタモルフォーゼ」の背景。■齋藤なずなさんが描く高齢者のリアルな日常が人気な理由。87歳の漫画愛好家、滝野文恵さんにインタビュー。

〈ZOOM・JAPON 編集部発 最新レポート〉新しい波

パリのアパレルブランド、Aoi clothingのねぶたが会場を彩りました

 東京オリンピックを来年に控え、今夏から年末にかけて日本政府や自治体によるフランス国内でのインバウンド事業も佳境に入ってきたようです。7月の日本関連イベントといえば、パリ近郊で開催されるジャパン・エキスポ。20周年を迎えた今年は、東北や九州、東京のほか、埼玉県行田市や栃木県など地方自治体の参加が増えたことに加え、JR東日本や小田急など鉄道会社の出展が印象的でした。ブースの大型化や人気YouTuberの招致など、思考を凝らした集客を試みながら、「日本ブーム」を盛り立てています。■一方で、会場ではフランス人たちが独自に楽しんでいる意外な日本カルチャーの存在も。なかでも、ムーブメントとなる勢いを見せているのがYosakoi (よさこい踊り)と Kendama(けん玉)。前者は地方都市で結成したグループが全国で連盟を作るまでに至り、後者はスケボーのようなストリート系カルチャーとしての進化を遂げています。両者とも、日本でそれらの文化に魅せられた若者が中心となって仲間を増やし、日本の「伝統」に敬意を払いながらも、あえてその「型」にこだわらず、自由に楽しみながら動きや技を発展させているのが特徴。今後も注目です!

 

フランスの日本専門情報誌「ZOOM JAPON」への問い合わせ=電話:03(3834)2718〈旬刊旅行新聞 編集部〉

中国大手旅行サイト馬蜂窩、日本市場での動き強める 訪日中国人の動向も発表

2019年7月26日(金) 配信

イベントのようす。左から3番目が于卓氏、4番目が譚玉峰氏

 中国大手旅行サイトの馬蜂窩(マーフェンウォー)は7月26日(金)にイベントを開き、日本での戦略や訪日中国人旅行者の動向などを発表した。日本市場に対しては、代理店を通じた戦略を強めていく考え。動向では、訪日中国人が日本の情報を収集して出発するまでのサイクルや、2020年の東京五輪時には前年同期よりも需要が11倍ほど増えるといった推計も紹介した。

 馬蜂窩は2010年創業。旅の情報収集の場であり、ホテルや観光地、移動手段の予約も可能で、旅が終われば旅行体験を共有するSNSの機能も有する。口コミは毎月1000万件規模、アクティブユーザーは1億人を超え、毎日3TB分のデータ量が生まれている。2018年の訪日中国人数は訪日客総数の4分の1以上を占める838万人だったが、うち約390万人が馬蜂窩のユーザーだったという。

 馬蜂窩の高級副総裁、于卓氏はあいさつで「中国人の訪日旅行には広さと深さが出てきた。すでに訪日旅行は単なる観光ではなく、ライフスタイルの一部になっている」と述べた。さらに「日本の旅行・観光業界とも連携して、より質の高い旅を提供していきたい」と日本市場への参入に意気込みを見せ、協力体制も強固にしていくと語った。

 イベントのなかでは、馬蜂窩の公式日本総合代理店のインタセクト・コミュニケーションズ(譚玉峰代表)と調印式を行った。日本の各企業は代理店を通し、馬蜂窩に広告出稿などができるようになる仕組み。譚玉峰代表は「日本市場を盛り上げていきたい」と力を込めた。

訪日中国人旅行者の動向

情報収集から出発までのサイクル

 発表された資料によると、訪日中国人は日本を調べ始めてから注文までは14日間かけていた。注文から出発するまでの日数は25日間。同サイトを訪れてから実際に出発するまでは計39日間を要し、じっくりと時間を掛けて日本を選び、旅程を組んでいることが分かった。本土の都市別でみると、上海と北京からの訪日中国人が圧倒的に多かった。

上海と北京が他都市を圧倒

 観光コンテンツの需給バランス(目的地として検索する人数と観光コンテンツ数)を地域分布でみると、東京と大阪、京都は平均値以上あったが、富士宮市と鎌倉などは需要よりも観光コンテツが少ないことが分かった。軽井沢や富良野、小樽、熱海などは、検索人数とコンテンツ数のいずれも平均値を下割った。

 このほか、東京五輪時に需要が増えることを踏まえ、事前に大会スケジュールやチケット料金、宿泊先などの情報発信が必要だとした。于卓氏は東京五輪について「大きなチャンスと捉えるとともに、しっかりと橋渡しをしていきたい」と意欲をみせた。