北海道のウポポイ(民族共生象徴空間)7月12日開業へ

2020年6月19日(金)配信

ウポポイ「国立アイヌ民族博物館」(2019年9月)

 北海道白老郡白老町の「民族共生象徴空間」(愛称=ウポポイ)はこのほど、2020年7月12日(日)に開業すると発表した。

 新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、2度にわたり開業を見合わせていたが、感染症対策の基本的対処方針や各種ガイドラインに基づく取組みを十分に講じ、オープンする。

「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」7月1日(水)オープン 独自の衛生基準を準備する

2020年6月19日(金) 配信

ヒルトン沖縄瀬底リゾート 外観イメージ

 ヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区(ティモシー・ソーパー代表、東京都新宿区)は7月1日(水)、沖縄県・瀬底島の「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」をオープンする。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、独自の衛生基準「ヒルトン・クリーンステイ」を導入した。

 ヒルトンブランドとしては日本初のビーチリゾートホテルとなる。

 同ホテルは地上9階建て、客室数298室。

 オールデイダイニング「アマハジ」では、地元食材を使った沖縄の伝統料理や、国際的な料理を楽しめる。朝食では地元やんばるの食材を使用したヘルシーメニューを提供する。

 ロビーラウンジ&バー「ハナリ」は、窓際のソファ席から、瀬底の海を見渡せるロケーションが特徴。

 その他の施設では、エグゼクティブラウンジ、屋外プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場――などを備える。

 イタリアンレストラン「セマーレ」、ステーキ&シーフード「シスクグリル」、1階屋内プールは10月ごろの営業を予定している。

 那覇空港から車で90分。沖縄美ら海水族館まで車で15分。

客室イメージ
オールデイダイニング「アマハジ」 イメージ

「飛騨あんしんの旅」キャンペーン始まる 自粛が明けて「お目覚め宣言」

2020年6月19日(金) 配信

飛騨お目覚め宣言 イメージ

 岐阜県飛騨市をはじめとした2市1村(高山市、飛騨市、白川村)は6月19日(金)~7月31日(金)まで、「飛騨あんしんの旅」キャンペーンを実施する。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「飛騨はお休み中です」と地域を跨ぐ移動の自粛を呼び掛けていた。緊急事態宣言が解除されたことを受け、「飛騨お目覚め宣言」を新たに発表した。

 飛騨市独自のキャンペーンとして、1泊に付き3000円の割引となる「飛騨市あんしんの宿」の宿泊対象者を、岐阜県民から全国の宿泊者に拡充する。期間は6月19日(金)~9月30日(水)まで。同キャンペーンを利用した先着1万人限定で、市内登録店舗で使える商品券1000円をプレゼントする。

 2市1村共同キャンペーンは、県内3カ所の地域で公営観光施設の無料化や、民間施設の割引を行うもの。飛騨古川まつり会館や、飛騨市美術館などの入館料が無料になる。ノベルティとして、ひだ森のめぐみ(薬草茶試飲、薬草キャンディプレゼント)、レールマウンテンバイクGattan Go!(1グループ1枚、オリジナル手ぬぐいプレゼント)を企画している。

 SNS(交流サイト)投稿キャンペーンも行う。2市1村の思い出を指定ハッシュタグ(#あんしん飛騨 #飛騨高山 #飛騨市 #白川郷)を付けて投稿した人に、根付やオリジナルうちわをプレゼントする。

左から飛騨市、高山市、白川村

ピーチ・アビエーション 7月22日にすべての国内線再開 8月は増便も

2020年6月19日(金) 配信

イメージ

 ピーチ・アビエーション(森健明代表)は7月22日(水)から、すべての国内線で運航を再開する。繁忙期を迎える8月1日(土)からは増便も決定し、新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みも、引き続き実施する。

 1日当たりの便数は、新型コロナ感染拡大前に策定した事業計画通り22路線・約100便。8月1(土)~31日(月)は繁忙期となるため、当初の計画の3270便から3822便に増やすことを決めた。

 国内線の一部路線では、7月21日(火)まで便数を減らして運航する予定。国際線は引き続き運休する。

「おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴー」、海鮮丼のテイクアウトで営業を再開 6月20日から

2020年6月19日(金) 配信

オリジナル海鮮丼「あなたにおまかせ丼」をテイクアウトで販売

 小田原漁港交流促進施設「漁港の駅 TOTOCO小田原」(神奈川県小田原市)の海鮮レストラン「おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴー」は6月20日(土)、営業を再開する。当面の間は従来のビュッフェ形式を休止し、オリジナル海鮮丼をテイクアウトで販売する。

 自分だけのオリジナル海鮮丼を作ることができる「あなたにおまかせ丼」では、刺身は小田原漁港内の魚市場で仕入れた魚をメインに約25種類を用意。丼ぶりの蓋さえ閉まれば、乗せる海鮮の量や種類は自由に決めることができる。丼ぶりは3つのサイズがあり、価格は小型サイズで1590円(税抜)。

店舗概要

店舗名:おさしみ天国・小田原海鮮ゴーゴー

場所:漁港の駅 TOTOCO小田原 3階

営業時間:午前10:00~午後5:00(LO 午後4:00)

定休日:無し

席数:無し(テイクアウトでの利用のみ)

「漁港の駅 TOTOCO小田原」概要

所在地:〒250-0021 神奈川県小田原市早川1番地の28 小田原漁港西側エリア

施設設備:地場物産販売コーナー、情報コーナー、イベント広場、食事処、休憩所、眺望テラス、多目的室、トイレ、多目的トイレ、乳幼児施設、駐車場166台(施設内46台、県駐車場120台)

営業時間:午前9:00~午後5:00 ※季節により営業時間が変更になる場合がある。

アクセス:

電車:JR早川駅 徒歩10分

車:西湘バイパス早川ICから2分、小田原厚木道路小田原西ICから4分

秩父鉄道、「専用バスで行く三峯神社散策ツアー」7月平日に

2020年6月19日(金)配信

三峯神社

 秩父鉄道(大谷隆男社長、埼玉県熊谷市)は、夏のバスツアー「専用バスで行く 三峯神社散策ツアー」を、7月の平日5日間に実施する。

 三峯神社の協力のもと、秩父鉄道・秩父駅発着、半日の日帰りバスツアーとして企画した。新型コロナウイルス感染症対策として、専用バスは間隔をあけて座席割を行うほか、乗車口に消毒液の設置、車内の除菌消毒、換気などを徹底する。

 三峯神社は関東屈指のパワースポットとして名高く、標高が高い場所に位置するため、暑い夏の時期でも涼風を感じることができる。参加すると、「三峯神社の悪除けの貼札」も授与される。実施日は2020721(火)、22(水)、29(水)、30(木)、31(金)の各日。参加費は3千円。

 秩父鉄道では、秩父地域内寺社の指定カ所で御朱印をお願いする際、秩父鉄道のきっぷ提示で「オリジナル木札ストラップ」をプレゼントする企画「秩父鉄道で幸せを呼ぶ列車旅 ちちぶ御朱印めぐり」も実施している。

【にっぽん旬旅】~動画で各地の魅力紹介~山形県~

2020年6月19日(金)配信

 今回は山形の四季折々の魅力を、観光にお越しいただいたお客様目線の映像でご案内します。

 【春】 山形の春は、「日本のさくら名所百選」にも選ばれる美しい桜をはじめとした花々や、春から夏にかけて営業される「月山夏スキー」、新緑の美しい「ブナ林」や、気候性地形療法を用いた「クアオルト健康ウォーキング」、山形を代表するフルーツ、さくらんぼのイベントである「日本一さくらんぼ祭り」など、見所がたくさん。

Another Japan: Yamagata 【Spring in Yamagata】~山の向こうのもう一つの日本。山形~<春編

【夏】 ワインや日本酒といったおいしいお酒や、県内唯一の離島のある「飛島」の美しい自然、歴史ある出羽三山神社や山寺といった神社仏閣、「花笠まつり」や「新庄まつり」などのお祭りなどが夏の山形を彩ります。美食美酒や自然、イベントを楽しんだあとは、自慢の温泉にゆっくり浸かって体を癒してくださいね。

Another Japan: Yamagata 【Summer in Yamagata】~山の向こうのもう一つの日本。山形~<夏編

【秋】 山形の秋では、「鳥海ブルーライン」や「最上川舟下り」、「本間美術館」など、各地で錦織りなす紅葉をご覧いただくことができます。ほかにも、クラゲの展示数日本一の「加茂水族館」や艶やかな「酒田舞娘」など、通年で楽しめる観光地では、ここでしか食べることができない名物グルメも登場します。

Another Japan: Yamagata 【Autumn in Yamagata】~山の向こうのもう一つの日本。山形~<秋編

【冬】 山形の冬は、スキーやスノーボートなどのスノーアクティビティや美しい「蔵王の樹氷」、「寒鱈汁」「ジンギスカン」といった温かい名物グルメ、しぼりたての「日本酒」、自慢の雪を使った「やまがた雪フェスティバル」で皆様をおもてなしします。

Another Japan: Yamagata 【Winter in Yamagata】~山の向こうのもう一つの日本。山形~<冬編

【特集No.556】アフターコロナの観光 専門家21人が提言・メッセージ

2020年6月19日(金) 配信

 新型コロナウイルス感染症の拡大により、観光業界にとって生命線である人の移動や交流が制限された。窮地に立たされながら、それでも未踏の道を模索している。“アフターコロナ”の観光や、人々の価値観がどのように変化するのか――。本紙コラム陣をはじめ、観光業界を代表する総勢21人の専門家・有識者から寄せられた提言や、応援メッセージを掲載する。永久保存版だ。(1・2・3・4面へ続く) 

【編集部】

減収減益モデルへのシフトがカギ高崎経済大学地域政策学部教授 井門 隆夫氏

井門隆夫氏

 アフターコロナはきっと長い持久戦になりますが、あきらめず皆で生き残りましょう。この間、減収増益モデルへとシフトできるかが生き残りのカギとなると思います。これまでの「楽しみたい」というニーズががらりと変わり、「助けてほしい」「強くなりたい」「つながりたい」という心の奥底に眠る消費ニーズを受けとめ、具現化することが観光産業の新しい役割になると思います。変態を遂げた宿が生き残り、繁栄していくことを願い、応援し続けたいと思います。…

 

【全文は、本紙1797号または6月25日(木)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

ハウステンボス減収減益 最終利益は9400万円を確保 コロナで休園など響く

2020年6月18日(木) 配信

坂口克彦社長

 ハウステンボス(坂口克彦社長、長崎県佐世保市)が6月17日(水)発表した2020年9月期第2四半期連結決算(19年10月~20年3月)によると、取扱高は同29・5%減の105億8300万円、営業損失は8億8200万円(前期は28億3200万円の利益)、経常損失は1億2700万円(前期は33億1200万円)と大幅な減収減益となった。当期純利益は同96・5%減の9400万円と黒字を確保した。

 ハウステンボス単体の総入場者数は同20・2%減の104万人。宿泊者数は同27・4%減の10万4000人と減少。3月に新型コロナウイルス感染拡大で、臨時休園したことが大きく影響した。さらに、入場券とアトラクション券をまとめた「パスポート革命」の認知度が九州の利用者において約30%と低く、伸び悩んだ。

 坂口社長は国内客の動向について「(ハウステンボスの)近隣を巡るマイクロツーリズムが主流になる。また、新型コロナウイルス対策の徹底が集客につながる」とし、九州圏内の誘客に力を入れる考えを示した。

具体的には、9月末まで、年間パスポートを購入した長崎県民にはクーポンを配布したほか、分割払いも可能なキャンペーンも始めた。九州在住者には7月に開始する。

 宿泊を伴う誘客にも力を入れる。6月19日(金)~7月末まで、九州在住者に限定した1万円(税・サ込)の入場券付きプランをはじめ、8月に同グループの飲食店や観光施設などGo Toキャンペーンが適用されるすべての施設を活用できるプランを売り出す。

 なお、遠距離の誘客は8月以降、業界全体のようすをみながら決定する。

 新型コロナウイルス感染防止策として、各待機場所ではソーシャルディスタンスを確保する枠を作成した。来園客にはポケットティッシュを配布し、ドアノブや自動販売機のボタンなどを触る際に使用してもらう考え。

 熱中症対策も講じる。同社は十分な距離が確保されたとき、マスクを外すことを推奨する。男女両方に対し、日傘の使用で距離を取るよう促す。

 なお、来期の決算予想は、新型コロナウイルスの影響が見通せないため、公表を見送った。

阪急、6月21日から国内ツアー再開 旅行需要喚起を狙う

2020年6月18日(木) 配信 

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 阪急交通社(酒井淳社長、大阪府大阪市)は7月1日(水)から、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止していたツアー催行を再開する。6月21日(日)から国内新商品の販売を順次始める予定。再開キャンペーンの第1弾として「夏旅」を企画する。同社スマホポイントの有効期限を1年延長し、旅行需要の喚起を狙う。

 同キャンペーンは「Go To Travelキャンペーン」実施のプレ企画として独自に立ち上げたもの。

 首都圏発の「旬の白桃狩り食べ放題とブランド牛食べ比べ日帰り」や、福岡発「阿蘇へGo! ファミリースペシャル! 阿蘇ファームランドに泊まる2日間」などを販売する。「バスの座席2席を1人で利用する」ゆったり感や快適性を重視しているのが特徴。

 「お客様に安心して参加していただけるような商品をそろえた」(同社)とし、感染予防対策のガイドラインに沿った旅を提供していく。