養命酒と初コラボ、三陸鉄道こたつ列車

2017年12月20日(水) 配信

養命酒製造と三陸鉄道がコラボレーションし、「養命酒こたつ列車」の運行を始めた。運行初日となった2017年12月16日(土)には、三陸鉄道北リアス線久慈駅で出発式も開いた。

 養命酒こたつ列車は、「養命酒こたつと三陸の美味しい食材で心もからだも温めてもらいたい」という思いのもと運行する。三陸鉄道の「こたつ列車」史上初となるコラボレーション企画だ。車内では、地元の伝統行事「なもみ」の登場や、絶景ポイントで列車が停止するなど、ローカル列車ならではのもてなしも楽しめる。

出発式のようす

 出発式では、三陸鉄道の中村一郎社長、養命酒製造の丸山明彦取締役マーケティング部長が出席し、企画の経緯や列車内の施策を発表した。

 中村社長からは「初日予約者数は90人。満席で出発を迎えることになり、良いスタートを切ることができた。運行期間中、より多くのお客様が三陸の料理と景色を楽しんでもらえるように取り組みたい」と意気込みを語った。

 丸山部長は「若い世代へのアピールに力を入れるなか、今年は満を持して『養命酒こたつ』を作った。これを体験していただくために企画した」とコラボレーションの背景を紹介した。

 養命酒製造のキャラクター・瓶くん、箱さんと、三陸鉄道のキャラクター・さんてつ君も登場し、列車中で乗客と記念撮影を行うなど、出発式を盛り上げました。

「養命酒こたつ列車」の詳細

運行期間:2017年12月16日(土)~2018年1月14日(日)までの土日祝日

 ※コラボ期間終了後の通常運行は2018年3月31日(土)までの土日祝日

 ※正月期間1月1日(祝・月)~5日(金)は正月仕様として運行するため、養命酒こたつは一時休止

 ※期間中、貸切列車としてダイヤ以外にこたつ列車を運行させる場合もある。その場合は、一時的に養命酒こたつは通常のこたつに切り替える。

運行時刻:久慈 午後12:15発→宮古 1:54着

      久慈 4:32着←宮古 2:40発

                (こたつ列車は1日1往復)

料金・予約方法

 料金は乗車券(運賃)+指定席料金310円

 久慈-宮古間 片道 大人1850円 子供930円

    問い合わせ・予約:TEL0193-62-8900 (受付時間午前9:00~午後6:00)

    ※1日フリー乗車券(2500円)も販売

    ※席だけの利用は、当日空きがあれば予約なしで乗車可。

冬のプレゼントキャンペーンも実施中

 養命酒製造では冬の「養命酒こたつ」プレゼントキャンペーンも実施中。キャンペーンは「養命酒こたつ列車」と連動していて、「養命酒こたつ」を限定15個プレゼントする。今回のキャンペーンのためにだけに製造した超プレミアムの特注品だ。

キャンペーン期間:2017年11月2日(木)~2018年1月31日(水)

バリ島のビーチリゾートに、日系で唯一のホテル

2017年12月20日(水) 配信 

ホテル・ニッコー・バリ(仮称)外観

「バリ島内のビーチリゾートエリアで、唯一の日系ホテル。日本ならではの安心と快適を提供していく」(同社)--。ホテルオークラの子会社で、ホテル運営会社のオークラ ニッコー ホテルマネジメントは2018年から、インドネシア・バリ島南部のビーチリゾートエリアでホテルの運営を始める。島内には日系ホテルが先行するが、同エリアでは唯一の日系ホテルとなる。

 このほど、現地ホテル経営会社が所有するホテルの運営管理契約を締結し、18年1月1日から運営を始める。18年4月から「ホテル・ニッコー・バリ」(仮称)にリブランド。総支配人らとの協議後、4月までには客室料金や正式な名称を決定し、営業を始める。

 同ホテルはバリ島南部のバドゥン半島東側のタンジュンべノアビーチ沿いに位置。眼前にはベノア湾が広がる。バリ島で最もマリンスポーツが盛んな地域で、さまざまなアクティビティを楽しめる。同地域はングラ・ライ国際空港から約13㌔で、海上高速道路を経由して車で30分ほどの立地と、アクセスも良い。

 同社によると、インドネシアの16年度の外国人訪問者数は1202万人。観光業を将来の成長戦略の柱とする方針を固め、19年度に2千万人の達成を掲げている。同年1~8月のバリ島への外国人訪問者数は約400万人。同期間のインドネシア訪問者数約900万人の半数近くを占める。

 日本人訪問者にも継続して増えている。同期間の累計で約17万人が訪れ、前年同期比11・8%増と好調だ。同社は「今後も発展が期待できる市場」と、日本人を含むバリ島の観光需要を取り込んでいく方向だ。

 同ホテルの客室は標準客室面積約45平方㍍で総客室数は188室。この内20室が86平方㍍以上のスイートルームとなる。全室にバルコニー又はポーチを有し、バスタブと独立シャワーブースもある。ロビーにはバリ島の伝統彫刻を設え、リゾート地ならではの贅沢な空間を提供する。

 地元バリ料理レストランや、プールとビーチを臨むカジュアルインターナショナルレストラン、プールバーなど6つ料飲施設を展開。スパやフィットネスセンター、プールなども揃える。このほか、キッズクラブや屋外プールには幼児用プールも併設し、子供連れでも安心して楽しめるように工夫を凝らす。

白いコツメカワウソ来日!本日初お目見え

2017年12月20日(水) 配信 

クリスマスは「コツメカワウソ鑑賞」はいかが

MAI-KO(東京都豊島区、長安良明社長)は、インドネシアからは初、東南アジア諸国で1989年以来約28年ぶりにコツメカワウソの正規輸入に成功。運営する東京・東池袋にあるエキゾチックアニマルの店「コツメイト」で、2017年11月15日にどうぶつ広場を開業した。

 そして今回、世界でもほぼ存在しない「白いコツメカワウソ」が初来日。2017年12月20日(水)に初お目見えを迎える。

コツメイトの特徴

① コツメカワウソの保護活動

 インドネシアでは、密輸防止の為、絶滅危惧種のICチップでの管理が義務付けられており、出産がある度に当局に報告・登録している。コツメイトは、インドネシアの繁殖施設の立ち上げから関わり、援助をしてきた。現在は、どうぶつ広場の収益の一部をインドネシアの繁殖施設に寄付をしている。これによって、顧客はコツメカワウソと触れ合うと共に保護活動にも間接的に参加することができる。

② コツメカワウソやハリネズミ、フクロモモンガと身近に出会える

 店内フロアで自由気ままなコツメカワウソと一緒の空間で過ごすことができる。手のひらに乗る小動物の可愛さも直に体験できる。おやつ体験などによって、普段見られない姿や可愛いしぐさも間近で見ることができる。

③ 動物への接近を意識したフロア造りとSNSを意識した店内装飾

 コツメカワウソを身近に感じやすいように、備品類を工夫してフロア床面を広く取るように店内をデザイン。コツメカワウソが喜ぶように水槽も用意した。また、目線を低くしてコツメカワウソに近づけるように座席を低めのボックスチェアに統一。コツメカワウソを身近に感じられる店舗作りをしている。壁面や天井の梁部分などにファンシーグッズや動物イラスト・写真などをあしらい、SNSの配信に向けた工夫を施している。

 愛くるしい表情の白いコツメカワウソを、この機会に見に行ってみては……。

コツメイトの概要

店舗名称:エキゾチックアニマルのお店 コツメイト

所在地:

〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-29-4 成田ビル5F

アクセス:

サンシャイン通り東急ハンズ正面 松屋の入っているビル5F

営業時間:

午前11:00~午後8:00(毎日営業)

料金:

「30分コース」

 平日1千円、土日祝1300円

(中学生以下それぞれ800円、1千円)

 「60分コース」

 平日2千円、土日祝2600円

 (中学生以下それぞれ1600円、2千円)

 ※中学生以下は親同伴限定

観光動画で感動!?長崎県南島原市の動画が視聴回数73万回に

2017年12月20日(水) 配信 

南島原市観光ショートフィルム

長崎県南島原市は、今秋に公開した観光ショートフィルムの累計視聴回数(※1)が73万回(2017年12月17日時点)を超えたことを発表した。

 観光動画でありながら、「反響通り感動した」「ドツボにはまってしまった」「これ観光動画?やばい」「凶暴すぎだろ!」など、視聴者からはストーリー性や音楽、映像などを称賛するコメントがSNSや市役所などに多数寄せられ、地元新聞社やWebメディアが取り上げるなど、静かに広がりを見せている。

※1 累計視聴回数は、YouTube動画視聴回数とFacebook動画視聴回数の合計。

南島原市観光ショートフィルム「夢」

公開日:2017年10月28日(土)

概要:

 人々の共感や感動を呼ぶ「愛」をテーマの一つとし、南島原市が誇る美しい風景の数々を織り交ぜた数奇とも言える男の純愛ストーリー。

 若いころに死に別れた恋人を想い続け、生涯を閉じた1人の男。男が死んだあと、あの世に行く前に、「境界」という場所を訪れる。そこで出会った老人に薦められるがままに、男は、当時付き合っていた恋人と過ごした、何気ない1日の「夢」を見る。これまで「ある後悔」を抱えてきた男。50年のときを超えて、2つの想いが動き出す。そこで男は、ずっと言えずにいた、ある言葉を絞り出すのだ――。

 美しい風景描写と、継続的で真っ直ぐな「愛」、そしてこの作品のために書き下ろした楽曲など、人々の心に感動を残す演出が随所にあり、約8分という長めの観光動画ながら、あっという間に感じられる。

 「南島原市が織りなす美しい風景と、男が貫いた純愛、そして心の隅々まで染み渡る歌声に、ぜひご注目ください」。

観光動画としては、新たな試み

 観光動画といえば、その土地の観光資源をダイレクトに訴求するのが一般的。しかし、南島原市観光ショートフィルム「夢」は、観光資源を表に出すことなく、あえて人々の想いの裏に、その土地の魅力をそっと寄り添わせている。だからこそ、物語にリアリティーのある深みをより一層感じられるのではないか。

楽曲情報

挿入曲「夢の続き/tricolor

優河:ヴォーカル

中藤有花(tricolor):フィドル

長尾晃司(tricolor):ギター

中村大史(tricolor):ピアノ、チェロ、コーラス

<歌詞>

会って何を話すのだろう

伝えなかった言葉?

夢の中にも風が吹くなら

君の気配に触れたい

 

笑った顔が可愛い人は

沢山いるけど

哀しい時に手を繋ぎたいのは

君だけだったんだ

 

ここにいたの?

探し明け暮れたこの街

 

そばに そばに そばに いるよ

そばに そばに そばに いてよ

明日も そばに そばに いるために

今日も そばに そばに いさせて

南島原市 ホームページ

 ホームページ上に、南島原市観光ショートフィルム「夢」の特設サイトあり。

 出演者や監督、撮影スタッフのコメントほか、ロケ地なども紹介している。

燃油サーチャージ改定を申請(ANA)

2017年12月20日(水) 配信

旅行前に確認を

ANAグループ(※)は2017年12月19日(火)、2018 年2月1日(木)以降の航空券発券分に適用になる国際線旅客「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」の改定を国土交通省に申請した。(※)ANA、エアージャパン

 同社グループでは、燃油特別付加運賃を2カ月ごとに直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直し。2017年10~11月におけるシンガポールケロシン市況価格の2カ月平均が1バレルあたり71.22米 ㌦、為替レートが1㌦=112.94円だったことから、シンガポールケロシン市況価格の円貨換算額が8044円となり、今回の改定に至った。

 改定後の適用運賃額などは次の通り

適用期間:2018年2月1日(木)以降の航空券発券分より

運賃額:次の運賃を日本発着の国際線区間に適用(1旅客1区間片道あたり)

運賃額表

※上記は日本発旅程に適用となる運賃額。

※関係国政府の許可などの状況により、適用額が予告なく変更となる場合有り

※日本発旅程で成田~メキシコシティ線(NH180/179便)利用の場合1旅客1区間片道あたり7千円。

改定条件:

①同社グループでは、原則として本運賃額の改定期間を2カ月としている。2018年2月1日から2018年3月31日発券分については、燃油価格の動向により運賃額を変更することは予定していない。なお、関係国政府の許可状況に応じた変更申請はこの限りではない。

②同運賃の改定には、利用者への分かりやすさの観点からシンガポールケロシン市況価格を指標として用いている。申請時点における直近2カ月の同市況価格の平均に日本発旅程の場合には、同期間の平均為替レートを乗じて運賃額を決定している。

③2018年4月1日以降発券分に適用となる燃油特別付加運賃については、2018年2月を目途に発表する。

適用条件:

①燃油特別付加運賃は、すべての乗客が負担するもので、大人・小児・座席を使用する幼児ともに同額となる。また、ANAマイレージクラブ特典航空券ご利用の場合も、同額となる。なお、座席を使用しない2歳未満の幼児については、同運賃を適用しない。

②航空券ご購入後の払い戻しの際は、同運賃には取消手数料・払戻手数料は適用されないため、全額払い戻しとなる。

参考:

改定基準テーブル

昇龍道日本銘酒街道推進会議 1月18日に開催

2017年12月20日(水) 配信 

日本酒への親しみ・理解を深める

昇龍道プロジェクト推進協議会は2018年1月18日(木)に、日本酒による観光促進のため、参加会員の情報・意見交換、マッチングの場を提供すべく「第3回昇龍道日本銘酒街道推進会議」を開く。

 同会は昇龍道地域に所在する日本酒の酒蔵の知名度の向上と、観光資源としての 「酒蔵ツーリズム」の推進による訪日外国人を含む観光客の増加をはかっている。日本酒への親しみ・理解を深めることで、日本酒の販売の増加・輸出の促進にも取り組んでいる。今回はこれらの取り組みの一環として行う。

 昇龍道大使として活躍する平出淑恵氏が「Sakeから観光立国」について講演。日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)事務局長の大泉裕樹氏は「Enter the Market -JFOODO の問題意識・取り組みと昇龍道の皆様へのお願い(仮題)」の講演を実施する。このほか日本酒の海外展開に積極的な酒蔵をはじめとする関係者らで、「日本酒の国際化に向けて」をテーマにディスカッションを行う。

開催概要

 日時:2018年1月18日(木) 午後2:00~午後5:00

 場所:中部国際空港 第2セントレアビル 4階 R1・R2会議室 愛知県常滑市セントレア1-1

 定員:70

 講演①:「Sakeから観光立国~Sakeの目指すところ~」

 講師:平出淑恵氏(昇龍道大使/酒サムライコーディネーター)

 講演②:「Enter the Market-JFOODOの問題意識・取り組みと昇龍道の皆様へのお願い(仮)」

 講師:大泉裕樹氏(日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)事務局長)

 パネルディスカッション:「日本酒の国際化に向けて」

 コーディネーター:平出淑恵氏(昇龍道大使/酒サムライコーディネーター)

 パネリスト:橋場友一氏(泉橋酒造株式会社代表取締役)▽澤田研一氏(澤田酒造株式会社代表取締役会長)▽大泉裕樹氏(日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)事務局長)▽クリストファー・ヒューズ氏(Wine & Spirit Education Trust(WSET)講師)

 会場主催:昇龍道プロジェクト推進協議会

※参加申し込み書、詳細は下記から

食の都庄内でCP 安くて美味、フグ料理が一押し 

2017年12月20日(水) 配信

山形はフグもおいしい

「食の都庄内、全域で一丸となって三寒四温そろえます――」。庄内地域の観光プロモーションを行う、庄内観光コンベンション協会は現在、庄内の冬ならではのイチオシの食と文化を楽しめる多数のイベントを企画。順次開催している。

 「庄内三寒」の寒だら、寒ふぐ、寒ずわいがにと、「庄内四温」の 温泉、新酒、まつり、ひなのイベントや伝統芸能などを存分に堪能できる今回のキャンペーン。参加店舗で指定のメニューを食べると、豪華プレゼントが当たる抽選も実施する。とくに今回のキャンペーンでお勧めなのが、庄内浜産の天然トラフグ。フグのイメージがない庄内地域では現在、地元で水揚げされるフグの提供に力を入れている。もっとも魅力的なのは価格で、加茂水族館併設のレストラン沖海月では、天然フグ定食を1300円からという安さで楽しめる。

「冬の三寒四温観光キャンペーン」概要

開催期間:17 年 12 月 6 日~18 年 3 月 31 日

寒だら

寒鱈まつり

  脂ののった寒だらをブツ切りにし、アラ(頭、内臓等)と一緒に煮た寒だら汁。 さまざまな店や団体が出展しテントなどで販売する。庄内全域で 7 回実施。

寒鱈汁は寒い冬にぴったり

 庄内 DEC クラブ

 鶴岡市、酒田市、三川町の西洋レストラン 18 店舗で地魚(寒だら、寒ずわい)などを使った特別メニューを提供。

期間:18 年 1 月 1 日(月)~2 月 28 日(水)

寒ふぐ

 庄内浜産の天然とらふぐは、冬の日本海の荒波で揉まれて身が引き締まった魚体で、 漁師が体を張ってはえ縄で釣り上げており、築地市場でも高値で取引されている。 天然とらふぐキャンペーン 23 店舗で実施。予算は 5千円から。 地元の名店が鮮度の高いとらふぐを特別価格で提供する。

寒ずわい

 庄内浜のズワイガニの漁獲期は、北陸や新潟より1カ月ほど早く、10 月初旬から 始まり、旬は 12 ~2 月。

温泉 

鶴岡旬御前「冬のごっつぉめぐり」

 鶴岡市内の温泉や民宿、飲食店でかになど鶴岡の旬の食材を提供。

日時: 18 年 1 月 13 日(土)~2 月 28 日(水)

料金:温泉施設での提供 3千円(税込)、民宿・飲食店 2500 円(税込)

タクシープラン

 庄内美酒探訪 お得なタクシー料金で酒蔵、飲食店と温泉を周遊(3 時間以内)

料金:2人乗車で1人 3900 円

※食事代、飲み物代、入館料など別 。利用者に特製おちょこプレゼント

酒蔵 

 18酒造ある庄内の蔵元は、全国新酒観評会で毎年上位の受賞数を誇る。出羽三山、 鳥海山など上質な伏流水と日本湧水の米どころの上質な米から香り豊かな質の高い日本酒が生まれている。

酒まつり

 酒田市内、鶴岡市大山地区、鶴岡市温海地区でそれぞれ開催

庄内観光物産館で新酒まつり

 人気の庄内地酒まつりと、新たに「山形県産ワインと肉フェス」、 「山形・庄内地酒とマリアージュ」も開催。3回のイベントを予定。

まつり

松例祭(しょうれいさい)

 100 日間修行を続けた山伏 松聖(まつひじり)にどのくらいの験力が授かった かを競い合ったり、悪魔「ツツガムシ」を退治する大松明行事などが行われる。 大晦日昼ごろから元旦未明に羽黒山山頂の三神合祭殿や鏡池広場前で開催。

 そのほか、黒森歌舞伎、アマハゲなど多種多様なまつり、伝統行事などが各市町村で開催される。

ひな

「湊・酒田の雛めぐり」 

期間:18 年 3 月 1 日(木)~4 月 3 日(火)

場所:本間家旧本邸、本間美術館、相馬樓、旧鐙屋、山王くらぶ、山居倉庫など

内容:雛人形や、 日本3大吊るし飾りの一つ、酒田傘福の展示など。

「城下町・鶴岡の雛めぐり」

期間:18 年 3 月 1 日(木)~4 月 3 日(火)

場所:致道博物館、旧風間家住宅「丙申堂」、松ヶ岡開墾記念館など

食と文化を感じられるイベント、目白押し

山陰地方が急上昇!楽天トラベルまとめ

2017年12月20日(水) 配信

 インバウンドの、山陰地方に対する注目度が高い。島根県と鳥取県は、「2017年 訪日旅行(インバウンド) 人気上昇都道府県ランキング」でそれぞれ1位と3位にランクインした。

鳥取砂丘と日本海を一望する

 同ランキングは、楽天トラベルの多言語サイトからの予約人泊数をもとに、楽天がまとめたもの。島根県は前年同期と比べ135・0%の伸びを記録した。鳥取県は130・9%のプラスで、LCC(格安航空会社)の就航が相次ぐ宮城県(4位)を押さえた格好だ。

 2位は、志摩・賢島エリアが人気の三重県。2016年のサミット開催が、知名度を高めた。昨年11月には、県主催によるセミナー(日本政府観光局〈JNTO〉らとの共催)を開き、富裕層獲得にも前向きな姿勢をみせる。知名度を消費額増に変えていく工夫を求められるなか、前年同期比プラス132・6%という高い伸び率は、成果の表れるといえる。

 山陰DMO(福井善朗代表理事、2016年設立)の発足を皮切りに、観光誘致に対し意欲を示す島根県と鳥取県。今年10月には、同DMOが民泊仲介大手のエアビーアンドビーとの提携を発表し、個人旅行者の取り込みに照準を合わせつつある。両県を横断する広域観光周遊ルート「緑の道~山陰」は今年3月、PR動画の再生回数はすでに500万回を突破しており、自然を軸としたコンテンツは世界でも評価されている。

地域ならではの工夫が集客に影響か 外客に人気のスポットTOP20 ナビタイム

2017年12月19日(火) 配信

ナビタイムジャパンが、「外国人観光客に人気のスポットランキング」(トップ20)を発表した

ナビタイムジャパンがこのほど、「外国人観光客に人気のスポットランキング」(トップ20)を発表した。トップ10のうち、奈良公園(奈良県)以外は、東京都と大阪府、京都府が占める結果となり、依然ゴールデンルートの人気が根強い結果となった。富士山を擁する山梨県は、20位となっている。

 同ランキングは、同社が開発・提供する「NAVITIME for Japan Travel」アプリ(訪日外国人向けナビゲーションアプリ)で、目的地に設定されたスポットの検索情報を集計したもの。ゴールデンルート以外では、先述の奈良県のほか、兵庫県(姫路城、11位)と新潟県(ガーラ湯沢、16位)、静岡県(御殿場プレミアム・アウトレット、18位)、岐阜県(白川郷、19位)、がそれぞれランクイン。東京ディズニーシー(12位)と東京ディズニーランド(15位)を擁する千葉県も健闘した。

表1:外国人観光客に人気のスポットランキング(ナビタイムジャパン調べ)

 訪日外国人旅行消費額(観光庁調べ)を見ると、消費額は旅行者数と同様、年々増加傾向にある。一方、新潟県と静岡県、兵庫県、岐阜県、奈良県、千葉県の各期間(2017年現在まで)の訪問率は右の通り。

表2:2017年 訪日外国人消費動向調査(観光庁調べ、クリックで拡大)

 千葉県を除く5県の訪問率は高いとは言い難く、東京と大阪で、各期間通じて40%超えの続くなか、5県への訪問率は奈良県(7-9月期)を除き10%に満たない。

 訪問率の違いが大きく異るなか、同ランキングトップ20入りすることは、訪日外国人旅行者からの注目度が高い証左といえる。

 奈良県の奈良公園は、鹿との触れ合いがインスタグラムをはじめとしたSNS(交流サイト)で人気を集め、新潟県のガーラ湯沢については、スキー客を上手に取り込んだ格好だ。新幹線とリフト券のセット販売など、鉄道会社の施策も功を奏した。本格的な滑りだけでなく、雪遊びスポットとしても人気を集めている。

 岐阜県の白川郷は、世界遺産として国内外に知られており、着地型コンテンツの創出に定評がある。御殿場プレミアム・アウトレット(静岡県)は、礼拝所や免税対応を充実させるなど、早くからインバウンドの受け入れに力を入れてきた実績を持つ。兵庫県の姫路城は、公式Webサイトを多言語化するなど、認知度を高める取り組みに余念がない。イルミネーションも人気だ。

 地方への訪問率を上げる取り組みは、行政をはじめ、観光業界共通の課題としてあるが、観光資源の利活用や受入体制の充実など、地域ならではの工夫が集客に及ぼす可能性も高いことが、同ランキングを通じて分かったといえる。地域の特徴を掴み、活用する仕組みの創出が重要だ。

 なお、同ランキングは、「2017目的地検索スポットランキングTOP100」と同時に発表されており、下記サイトより詳細を知ることができる。

“値付け”課題に、企業らからヒヤリング 観光庁

2017年12月19日(火) 配信 

楽しい国 日本の検討会を開く

観光庁は12月19日に東京・国立新美術館で、第3回「楽しい国 日本」を開いた。日本文化・生活体験や電子チケットなどのヒヤリングを実施。先進的な取り組みや問題点を吸い上げた。有識者からは「(体験などの)価格が安いのでは」と指摘があり、値付けや客単価の低さが課題に挙がった。

 今回は10者からヒヤリングを行った。能楽協会や日本芸能実演家団体協議会、全国のお祭りを扱うオマツリジャパン、京都で生活文化を伝えるワックジャパンらが取り組みを紹介した。共通の課題は海外への情報発信や、多言語化対応など。観光情報を集めた一元的なWebサイト構築、オンライン決済の導入などの要請もあった。

 2016年の費用別旅行消費額で「娯楽サービス費」は全体の3・0%(1136億円)。訪日外国人1人当たりで4725円と、十分な消費額とは言い難い。一方で伝統芸能の他にも、世界最大級の地下放水路「首都圏外郭放水路」や軍艦島など、潜在的な観光資源は多い。

 これらを踏まえ、A.T.カーニーの日本法人会長の梅澤高明氏は「神社仏閣や軍事拠点などの『場所・資源』と、宿泊やアート展などの『機能・コンテンツ』をかけ合わせることが重要だ」と強調。旅行者が多く消費するためのインフラを整備し、客単価を上げるべきだと訴えた。

 例えば、米・カルフォルニアのアルカトラズ島は1963年まで、軍事監獄・刑務所として使用。現在は一般開放し、イベントやツアーなどで、年間約170万人が訪問する観光地だと紹介した。このほか富裕層の取り込みや、外国人材の登用の必要性を提言した。

 電子チケットに関しては、playground(プレイグラウンド、伊藤圭史代表)の河野貴裕執行役員が取り組みを紹介。同社の電子チケット発券システム「QuickTicket」は市場で急速に伸びている。専用アプリは不要で、既存の販売会社からのチケットを、LINEやfacebookなどで簡単に受け取れる。

 ただ現在は各社ごとに規格を開発し、電子チケットの普及にブレーキがかかっている。

 「電子チケット規格は統一されている方がいい」(河野氏)。不正転売の防止や、データ収集、インバウンド対応など、「流通のコントロール」と「流通性の向上」が本質的な課題と指摘。業界横断的に流通性が高く、データトラッキングに優れた電子チケットが必要だと話した。

 観光庁は今後、12下旬にヒヤリングを1度行い、18年1月に論点を整理。その後提言の骨子を検討し、3月に取りまとめを行う。政府として必要な取り組みを、19年度の予算要求に反映させていく見通し。