エクスペディア・ジャパン、お盆休みの調査発表 3割以上の人が9連休に

2019年6月11日(火) 配信

16日(金)が休めれば、9連休に

 エクスペディア・ジャパンはこのほど、「ゴールデンウィークとお盆休みに関する意識調査」結果を発表した。社会人経験のある20~50代の男女を対象に調査した。

 これによると、8月13日(火)~15日(木)のお盆期間が休みになる人は56%だった。一方、16日(金)も休みとなれば9連休となるが、56%のうち約6割が9連休となり、全体のうち約3割が9連休となることが分かった。

約6割が休みに

 ゴールデンウイークは、「家族が家にいるため家事が大変」などの理由で「嬉しくない」という回答が約半数に上りましたが、お盆休みは92%が「嬉しい」と回答した。理由については、「家族と過ごせる」が挙がり、家族や親戚らが一斉に帰省することで、GWとは異なった過ごし方が多くなりそうだ。

夏の9連休の参考に GWで急上昇した旅行先は

ランキング

 エクスペディアでの予約状況に基づいた今年のGWの人気急上昇旅行先ランキングによると、「日本に一番近いヨーロッパ」として人気が上がっているウラジオストクが1位という結果となった。

 また「注目は空港エリアであるインチョン(韓国)と桃園(台湾)がそれぞれ2位、 5位にランクインしていること」だという。

 GWによる価格高騰を少しでも抑えるため、東京発ではなく韓国発や台湾発のフライトを購入し、価格が低くなるトランジット便を利用して目的地以外のトランジット先での観光も楽しんでいる人などが、今年は多かったという。

 同社は「同じく長期連休となる夏のお盆休みにも、価格を少しでも抑える方法として、参考にできるかもしれません」とコメントした。

アンケート概要

サンプル数: 計400人

調査対象: 社会人経験のある20代~50代の男女

調査期間: 2019年5月21~23日

調査方法: インターネットリサーチ

※本調査では小数点第1位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%とならない場合がある

〈旬刊旅行新聞6月11日号コラム〉歴史を刻む宿  なまじっか新しい宿よりも“新しい”

2019年6月11日(火) 配信

法師温泉長寿館で日本文化遺産を守る会の総会が行われた

  私のオートバイは古いだけでなく、あちこちにキズがある。タンクには凹みがあり、ホイールやスポーク(針金)は長年風雨に晒された証として、サビが点在する。そして、エンジンの底辺部を撫でると、オイルの滲みが指の腹に付着する。「コイツはオレに似て、なんて出来が悪いのだろう」と可愛くなり、車体を磨く腕に力が入る。

 
 いつも駐輪場にカバーを掛けて置いているのだが、休日の朝、そのカバーをリアの部分から徐々にはがして、オートバイのボディが姿を現す瞬間が一番心躍る。鈍く黒光りする古い車体と、ふわっと香るオイルの滲みの匂いが、私の胸の鼓動を一気に高めるのである。

 
 私のようなくたびれた中年男になると、もう値札の付いたような新車を旅の相棒にするのは、少々気恥ずかしい。緑深い季節の風を浴びながら、「この古いオートバイと旅の歴史を重ねていこう」と思う。

 

 
 5月の下旬に、群馬県の法師温泉長寿館を訪れた。歴史的建造物の宿の会員らが集う「日本文化遺産を守る会」の総会を取材することが主目的だが、同会会長の小山田明さん(強首樅峰苑)や、佐藤好億さん(大丸あすなろ荘)、岡村興太郎さん(法師温泉長寿館)らとお酒を飲みながら、過ごす時間をとても楽しみにしていた。

 
 朝日旅行には、日本秘湯を守る会や、日本文化遺産を守る会、日本源泉湯宿を守る会など、独特のネットワークが存在する。大型の施設ではないが、自分たちが古くから守っている宿文化や、温泉を次世代に継承していこうと、新たな商品づくりなどにも力を注いでいる。

 
 「秘湯の宿」「歴史的建造物の宿」などといった言葉の響きから、古くさい、前時代的なイメージを抱く人がいるかもしれない。しかし、実際訪れてみると、外観は歴史ある建物であっても、館内や客室の快適性は、同時代の宿泊施設と比べても遜色ない宿が多いことに驚く。

 

 
 国有形登録文化財の法師温泉長寿館は、私が「旅行新聞」に入社して間もない20年ほど前に初めて取材で訪れた。大先輩の岡村興太郎さんは私と炬燵の中で酒を飲みながら、夜遅くまで宿の歴史や、大切にしている宿文化を丁寧に教えてくれた。

 
 数年前にも訪れたが、そのときと比べて、今回はさらに館内の各所が使い勝手が良いように、整備されていた。

 
 古いものを磨きながら守り、一方で快適に過ごしてもらうために利便性を追求していく姿勢を貫いている。それも「センス良く、常に“時代の空気感”と並走している」印象だ。法師温泉長寿館のすごいところは、この絶妙なさじ加減をさりげなくやっているところである。

 

 
 新館を建てたり、宿をリニューアルしたりする際、待望のオープン時に、「時代の空気と合った宿に仕立てられるか」は難しいところだ。設計に数年を要し、ようやく建設に踏み切った瞬間に、市場環境が大きく変わることもある。今は数年で旅行スタイルも変化する。コンセプトを見誤ると、時代と合わない宿が産声を上げてしまう。

 
 歴史を刻む宿は、「時代とともに変化しなければならない」ということがDNAに組み込まれており、なまじっか新しい宿よりも“新しい”。「新しさ」を日々積み重ねてきた、長い歴史を持つ宿が歳月の違いを見せつける瞬間に、私などは唸ってしまう。

 (編集長・増田 剛)

 

【特集No.525】「ピンクリボンのお宿」シンポin仙台・作並 心ゆくまで旅館で温泉入浴を

2019年6月11日(火) 配信

 乳がん体験者が旅を楽しみ、傷痕を気にせず温泉入浴ができるよう、環境づくりに取り組むピンクリボンのお宿ネットワーク(会長=畠ひで子・匠のこころ吉川屋女将、事務局=旅行新聞新社)は5月28日(火)、第7回「ピンクリボンのお宿シンポジウムin仙台・作並」を宮城県仙台市作並温泉の「鷹泉閣 岩松旅館」で開催した。CSRプロジェクト代表理事・桜井なおみさんの基調講演や、アデランスの徳正修さんの講演、「鷹泉閣 岩松旅館」営業予約課課長・藤村英子さんの活動報告が行われた。

【入江 千恵子】

「気にせず旅に出掛けて」 畠 ひで子会長

 「ピンクリボンのお宿シンポジウムin仙台・作並」には、同ネットワーク会員の旅館や企業・団体をはじめ、県内の旅館、行政、患者会など約60人が参加し、講演や会員の活動報告に熱心に耳を傾けていた。会場の一画にはウィッグや人工乳房の展示ブースが設けられ、実際に手に取り感触を確かめる姿も見られた。

 主催者の畠会長は、乳がんの手術後に傷痕を気にして旅をあきらめてしまう女性たちがいることに触れ、「誰の目も気にせず旅に出掛け、心ゆくまで旅館やホテルでの温泉入浴を楽しんでもらおうと2012年7月に発足した」と、会設立の経緯を説明。7年目を迎えた今年、会員数は宿泊施設が115軒、旅館組合など団体が8、企業18社の合計141会員で、設立当初に比べて約3倍に増えたことを報告した。

 活動内容では、会員施設や宿泊特典クーポンを掲載した冊子を毎年10万部発行し、全国の病院などで無料配布している。ポスター掲示やホームページでも情報発信していることを説明。また、長野・渋温泉の湯本旅館の乳がん経験者への取り組みがNHKで紹介されたことを挙げ、「温泉旅行に行ってもらうきっかけになっている」と、活動の成果を述べた。……

【全文は、本紙1757号または6月17日(月)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

500匹のゲンジボタルが幻想的な空間つくる 6月15日、「福生ほたる祭」開催

2019年6月11日(火) 配信#福生市 #蛍 #福生ほたる祭

祭は、地元住民の手作り

 東京都福生市で6月15日(土)、「第54回福生ほたる祭」が開かれる。JR青梅線牛浜駅から徒歩10分の場所で、500匹の貴重なゲンジボタルを鑑賞できる。おすすめの鑑賞時間は、午後7時30分~8時30分ごろ。

 「福生ほたる祭」は、1966年大勢の人にほたるの光を見てほしいという想いからスタートした地元住民手作りのお祭り。ほたる養殖ドームを備える市立ほたる公園と玉川上水に、地元の住民有志から成る「福生ほたる研究会」が大切に育てたゲンジボタルを放流することで、幻想的な空間を創出している。

 また、当日はお昼から特設ステージで市民によるダンスや大正琴・和太鼓などの22項目の演芸が予定されているほか、当日限定の「名物 ほたる饅頭」やご当地グルメ「福生ドッグ」など29店舗もの模擬店も建ち並ぶ。

「第54回福生ほたる祭」 概要

日時:6月15日(土)、午後1:00~午後9:00時

(ほたる鑑賞推奨時間:午後7:30~午後8:30分ごろ)

※雨天の際は翌日に延期。

場所:ほたる公園及び玉川上水青梅橋付近

長崎・ホテル南風楼 愛犬同伴専門客室を露天風呂付きに改装

2019年6月11日(火) 配信

テラス露天風呂

 長崎県・島原温泉の創立111年を迎えた老舗旅館「ホテル南風楼」にあるペットと泊まれる愛犬同伴専門客室「HOTEL KaZeDoG~カゼドッグ」が、2015年1月にオープンして以来、今年で4周年を迎えた。このほど、それを記念して全客室に露天風呂を設置しリニューアルオープンした。

 島原半島で初めての本格ドッグリゾート「HOTEL KaZeDoG~カゼドッグ」のコンセプトは、「有明海を望むオーシャンビューの爽快感あふれる景色のなか、ワンちゃんと遊び、ワンちゃんと食べ、ワンちゃんと寝、大切な家族と一緒に楽しく過ごす温泉旅館」。犬も大事な家族の一員。だからこそ、犬もずっと一緒に過ごせる新しい旅行スタイルを提供する。

露天風呂付客室としてリニューアルオープン

ワンちゃん客室

 愛犬と一緒に宿泊する客室テラスに、新しく露天風呂を設置した。各部屋に信楽焼きの露天風呂(直径90㌢)を設置。「ワンちゃんが寂しく無いようにお部屋で温泉気分を味わいたい」という顧客の要望に応えて誕生した。客室の中で自由に犬を放しても大丈夫なため、ゆったりと温泉気分を味わえる。

 客室は2段ベッド+ツインベッド+和室を案内。最大7人まで宿泊できるため、家族皆で愛犬と一緒に楽しいひと時を過ごせる。

「HOTEL KaZeDoG~カゼドッグ」の特徴

ワンちゃん食事

愛犬と一緒に食事を楽しむことが可能(朝夕とも)

 旅館の楽しみの1つである夕食は創作会席料理。同館ではペット同伴の宿でも数少ない部屋食を行っている。愛犬に不安やストレスを与えることなく、家族水入らずの時間を過ごすことができる。朝食は、海の見えるレストランテラスで犬と一緒に30種以上の和洋バイキングを楽しめる。

 また、犬用の食事も準備可能。事前にアレルギーや好き嫌いがある場合は犬にあわせた対応メニューで手配する。

天然芝ドッグラン(屋外330平方㍍)、ワンちゃんプール(水深約50㌢)、ワンちゃん足湯

 有明海一望の庭園に、犬が元気に駆けめぐることができる天然芝の屋外ドッグランを島原半島で初めて完備した。客室から直接ドッグランへ移動できる。

 また、夏は犬専用のプールで思いっきり遊ぶことができ、時間指定で貸し切りもできる(有料)。ゆったり気分を味わいたい時は犬用足湯も利用できる。

充実の愛犬専用アメニティ

 足ふきタオルはもちろん、犬用食器・ペットシート・消臭スプレーなど、愛犬用の客室アメニティや散歩用の無料レンタルも準備している。旅先で愛犬のトイレの失敗などに不安がある飼い主も安心。手軽な荷物で利用できるので、ペットとの旅行をもっと身近なものとして楽しめる。

お散歩も安心

 お散歩セット(ウンチ袋、ビニール袋、水、ティッシュ)も部屋に用意。また、同館のすぐ隣には犬と一緒に遊べる大きな霊丘公園もあり、犬とのんびり自由気ままな時間を過ごすことができる。

「HOTEL KaZeDoG~カゼドッグ」施設概要

(2019年5月現在)

収容人員:28人

客室数:4室(露天風呂付和洋室)

詳細ページURL

ホテル南風楼 施設概要

(2019年5月現在)

所在地:〒855-0802 長崎県島原市弁天町2-7331-1

収容人員:375人

客室数:94室(和室21/洋室25/和洋室34/特別室1/

 半露付TW3/半露付和洋室2/新館露付8)

風呂:大浴場・露天風呂・サウナ・家族風呂・スチームサウナ

施設:大広間・会議室・大小宴会場・コンベンションルーム(着席350人)

その他:庭園貸切風呂・子供プール(深さ50㌢)・

 ガーデンテラスプール(縦3㍍×横9㍍×深さ1㍍)・庭園足湯・

 インフィニティプール(縦11㍍×横3㍍×深さ50㌢)・

 レストラン・和食処・カラオケルーム・エステサロン・

 紅葉庭園・フィットネスクラブ・コインランドリー・駐車場

アクセス:

JTBふるさと納税サイト「ふるぽ」 コト消費返礼品を提供開始

2019年6月10日(月) 配信

七尾能登島大橋(イメージ)

 JTB(髙橋広行社長)が運営する、ふるさと納税ポータプルサイト「ふるぽ」はこのほど、2つの「コト消費型」返礼品の取り扱いを開始した。新たに加わったのは、旅先でその地域を応援する「旅ナカ寄付」と、インターネットで手続きをして寄付した地域で使える「JTBふるぽWEB旅行クーポン」。地域活性化を応援する返礼品は、顧客だけでなく自治体からも関心が集まりそうだ。

 「旅ナカ寄付」は、旅行中にスマートフォンで訪れている自治体への納税申し込みをすると、その場で返礼品を受け取ることができる。返礼品はすぐに使うことができ、納税だけでなく返礼品を通しても地域活性化に貢献することができる。今回の第1弾では、能登半島にある石川県七尾市への受け付けを開始。返礼品は、和倉温泉の「加賀屋」と姉妹館「あえの風」の売店などで使える「加賀屋館内利用券」と「加賀屋宿泊券(1泊2食)」を用意した。館内利用券は寄付した当日から使うことができる。宿泊券は、納税額に応じて加賀屋と加賀屋別邸、あえの風があり、次回の宿泊で利用できる。今後、利用券の種類を増やし、全国の自治体への拡大も予定しているという。

加賀屋(イメージ)

 一方、「JTBふるぽWEB旅行クーポン」は、納税からクーポンの受領、宿泊プランの申し込み、決済までをWeb上で完結できる仕組みを開発。これまで、JTB店舗や電話予約センターでの支払いに使える「JTBふるさと納税旅行クーポン」のWebバージョンで、これまで受付時間に来店や電話ができない人も利用ができるようになった。

 使い方は、「JTBふるぽWEB旅行クーポン」を選択後、自治体へ納税することで「JTBふるぽWEB旅行クーポン」が受領できる。寄付者は専用サイトに掲載された宿泊施設一覧から希望の施設を選び、クーポンコードやパスワードを入力して予約すると、旅行代金に充当でき、残金を現地支払いまたはクレジットカードで精算する。24時間、いつでもインターネットで手続きや予約ができるのが大きな魅力だ。

※JRや飛行機など現地までの交通機関がセットになった商品は対象外。
※JTBホームページで「ネットで予約する」を選択し予約した対象商品のみクーポンが利用できる。

 「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」と、経済効果のサイクルに旅を通して応援することができ、地域活性化につなげることができる。新たなスタイルのふるさと納税は、納付先を迷ってる人の検討材料になりそうだ。

 

近畿日本ツーリスト関東、「刀剣乱舞-ONLINE-」特別旅行プラン売り出す

2019年6月10日(月) 配信

刀剣男士・大般若長光

 近畿日本ツーリスト関東(髙川雄二社長)はこのほど、九州国立博物館で開催予定の「特別展『室町将軍-戦乱と美の足利十五代‐』」がPCブラウザ&スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とコラボレーション企画を実施するのに合わせ、オリジナルグッズ付き特別旅行プラン(宿泊、宿泊+交通プラン)をWeb限定で売り出した。

 同プラン限定の「オリジナルグッズ」は、『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する刀剣男士「大般若長光」をモチーフにしたデザインのハンドタオルで、今回の良き旅の思い出となりそうだ。

 「刀剣乱舞-ONLINE-」は刀剣育成シミュレーションゲームで、とくに女性の間で話題となっている。そうそうたる刀剣が男性戦士へと姿を変えた「刀剣男士」を収集、強化し、自分だけの部隊を結成して、各地の合戦場での戦いを通して攻略していくゲームだ。

 7月13日(土)から開催予定の「特別展『室町将軍-戦乱と美の足利十五代-』」は、足利将軍15代、約240年の室町幕府期の文化について通観する展示会で、国宝14件を含む計134点の展示は、これまでにない規模となる。

 同展示会で「大般若長光」のモチーフとなった「国宝 太刀 銘長光(大般若長光)」が展示されることを記念し、「刀剣乱舞-ONLINE-」とのコラボ企画が開催される。

プラン概要

設定期間:2019年7月12日(金)~9月1日(日)
設定プラン:JR+宿泊プラン、 羽田発着航空券+宿泊プラン、 宿泊プラン
発着地:東京、 名古屋、 関西、 中国地区(JR) ※航空券付きは東京・羽田のみ
旅行代金一例:4万700円(東京発着JR+宿泊プラン 特別展鑑賞券付/博多グリーンホテル2号館 2人1室利用/食事なし/大人・子供 1人利用の場合)

「バスタビ北海道」第5弾「なつぞら」の舞台十勝を旅する

2019年6月10日(月) 配信

バスタビ北海道 第5弾

 北海道バス協会は、十勝バスや北海道拓殖バス、十勝総合振興局などの協力により、「バスタビ北海道」の第5弾を制作し、6月7日(金)に北海道情報メディア「北海道ファンマガジン」で公開した。「バスタビ北海道」は、路線バスを利用した旅をウェブと映像で紹介することでバス事業と地域を活性化させることが狙いのプロジェクトだ。

 第5弾となる今回は、社交ダンスアイドル「Cha Cha Girls」の2人が、十勝管内路線バス乗り放題チケット「ビジット・トカチパス」を利用し、北海道拓殖バスと十勝バスで朝の連続テレビ小説「なつぞら」の舞台となっている十勝を旅する。

見どころ

 帯広駅前バスターミナル「おびくる」で「ビジット・トカチパス」を買い、北海道拓殖バスに乗ってスタート。1日目は、音更町のよつば乳業十勝主管工場や鹿追町の神田日勝記念美術館などを回ったあと、新得町の共働学舎新得農場でバター作り体験と牧場見学を行う。

 2日目は、十勝の大自然で初めての乗馬体験を行い、農家レストランで地元食材を堪能したあと、音更町の白樺並木を散策する。その後、帯広市内に戻り、十勝限定スイーツから十勝の文化や歴史について触れる。そして、十勝のご当地グルメ豚丼とスイーツを土産に都市間バスで帰路につく。

ビジット・トカチパス概要

対象路線:十勝管内全路線(都市間高速バス、定期観光バスは除く)

販売場所:帯広駅バスターミナル「おびくる」(十勝バス窓口、北海道拓殖バス窓口)、帯広空港(十勝バス窓口)

種類・金額:

1日パス(6枚つづり)大人1500円、子供750円

2日パス(12枚つづり)大人2500円、子供1250円

雨でも渦潮観光を 道の駅福良(兵庫県・淡路島)でCPを実施中

2019年6月10日(月) 配信

アンブレラストリートのイメージ

 ジョイポート南淡路(鎌田勝義社長、兵庫県南あわじ市福良)は7月15日(月)まで、梅雨キャンペーンとして、道の駅福良にある藤の棚街道に170本の傘を使った「アンブレラストリート」が展開している。さらに、雨が降っている便に乗船する人にはレインコートをプレゼントする。

 淡路島(兵庫県)から「うずしおクルーズ」を出航している同社には、「雨の日は渦潮は見られないよね」や「船も出ていないよね」など、一般客からの問い合わせが多かった。風や波と違い、雨は渦潮の発生には影響を及ぼさない。同キャンペーンを機に、雨の日でも渦潮を観賞できることを多くの人に周知したい考え。

 また、うずしおクルーズが出航している道の駅福良にある「うずしおドームなないろ館4階展望台」に、子供が無料で遊べる落書きボードとブロックボードを設置し、雨の日でも楽しめる観光地づくりを推進している。

キャンペーンとプレゼント概要 

アンブレラストリート
日時:7月15日(月)まで
場所:道の駅福良・藤の棚街道

アンブレラストリートのようす

レインコート無料プレゼント
日時:7月15日(月)まで 
対象:雨が降っている便に乗船する人
場所:道の駅福良・うずしおクルーズ桟橋

 

世界文化遺産・白川郷 11月に初めてビジネスコンテスト開催

2019年6月10日(月) 配信

木の梁を山形に組み合わせて建てる日本独自の建築様式「合掌造り」

 ユネスコ世界文化遺産の「白川郷合掌造り集落」を有する岐阜県・白川村と、地方創生さわやかサポーター認定協会(菊池俊矩理事長、東京都港区)はこのほど、2019年11月23日(土・祝)にシングルマザーサポート(江成道子社長、東京都新宿区)とともに、初めてビジネスコンテストを開催すると発表した。1次エントリーは7月5日(金)まで。

 7月19日(金)には、ビジネスコンテストを開く白川村の全面プロデュースでコンテストのエントリー者を迎え、農業関連有識者による基調講演や村内の人との交流できる現地視察バスツアーを予定。ビジネスプランをより実現可能に近づける、交流や学びを手にすることができる場を提供する。対象は1次エントリー者から限定20人。

観光客年間170万人の白川村が抱える課題

白川郷合掌造り集落(俯瞰写真)

 白川村は、人口1600人に対して年間170万人という観光客が国内外を問わず訪れる。同人数は日本の世界遺産の中でも、姫路城や原爆ドームと並ぶ観光客数。白川郷と五箇山(富山県)が織りなす美しい景観と、「結(ゆい)」という支え合いの精神が根付く白川村では、地域住民が一丸となり観光産業の発展を支えてきた。

 だが、観光客はほぼすべて短時間滞在のツアー客で占めている。1人当たりの観光消費額は2,808円(白川村、リクルートライフスタイル2017年度調査)と少なく、土産品の大半数が村外で作られた商品のため、利益が流失し村内経済は衰退につながっている。また、人口の減少や高齢化による働き手・地域の担い手不足で、増え続ける観光客を受け入れたくても、受け入れきれない課題が多いのが現状だ。

世界遺産だけではない!?白川村の観光資源の魅力

 今回のビジネスコンテストでは、村内では当たり前になっているかもしれない白川村の魅力の発掘と発展を村外の人の視点で見出してもらい、村内外の融合によるイノベーションが期待されている。

 白川村の魅力は、合掌造り集落だけでなく村全体に広がっている。広大な村内に、日本三大名山に数えられる霊峰白山やその麓が源泉となる平瀬温泉、高さ72㍍の白水滝を有する国立公園大白川園地、石川県と岐阜県を結ぶ白山白川郷ホワイトロードなど、恵まれた観光資源がある。年間170万人の観光客が訪れる白川村には、まだ認知度が低いながらも素晴らしい観光資源があり、そこからもビジネスを見出せるチャンスがある。

 ​地方創生さわやかサポーター認定協会では、地方創生と農林水産活性化についてのエキスパートをそろえ、地方移住などにも関わってきた経験を生かし、村外の人と村内の人をつなぎ新しい時代の白川村の継続と発展が望めるように同プロジェクトを進める。

白川村ビジネスコンテスト2019
https://xn--qckmb1noc2bzdv147ah7h.com/shirakawa_bc2019
白川村とは? 1995年12月 ユネスコ世界文化遺産登録 観光客年間約180万人の集客力 毎年来場者集三万人以上!どぶろく祭り!豊饒の秋に行われ、どぶろくというお酒をふるまわれる歴史あるお祭り。 外国人(インバウンド)観光客数、毎年増加 四季折々の表情豊かな美...