とっとり・おかやま新橋館、開設10年目で改装 雑貨・工芸コーナー拡充 記念で架空のご当地丼も

2024年4月26日(金) 配信

(写真左から)ガンバレルーヤのよしこさんとまひるさん、平井伸治鳥取県知事、伊原木隆太岡山県知事、高橋大輔さん

 東京・新橋にある鳥取県と岡山県の共同アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」が4月25日(木)、リニューアルオープンした。リニューアルは開設10年の節目を迎えて行ったもので、2019年以来5年ぶり。

 今回のリニューアルでは、雑貨・工芸コーナーを拡充し、展開商品数が約55ブランド・900種類となった。さらに、智頭町の特産品である「藍染工房ちずぶるー」製品の取り扱いも開始。29日(月・祝日)までリニューアルオープン抽選会を実施し、1500円(税込)購入ごとに1回の抽選ができる。

#砂丘沿いの食堂のテラス席で食べるので心なしかジャリジャリした食感だけどそれがなぜかクセになる通称「砂丼」(鳥取県)

 さらに2階レストラン「ももてなし家」では、リニューアルを記念したグルメフェアを5月6日(月・祝日)まで行う。両県それぞれが特産品をふんだんに使用した「#架空のご当地どんぶり」(各税込3000円)を提供する。鳥取県の「砂丼」、岡山県の「大人のどんぶり」の2種類があり、1日限定各5食まで。

 オープン当日に行われたセレモニーでは、鳥取県の平井伸治知事、岡山県の伊原木隆太知事をはじめ、それぞれの県ゆかりの関係者らが出席。ゲストにお笑いコンビのガンバレルーヤ(まひるさんが鳥取県出身)と、フィギュアスケーターの高橋大輔さん(岡山県出身)が登壇した。

#桃太郎が鬼退治に出かけた後おじいさんおばあさんがこっそり食べた子どもにはまだ早い「大人のどんぶり」(岡山県)

 鳥取県・岡山県共同のアンテナショップであることを踏まえ、平井知事は「岡山県のカキは日生牡蠣で冬場に採れるが、一方で鳥取県の岩ガキは夏場に採れる。シーズンが逆転しているのが特徴。このようにアンテナショップもお互いを補いながら、これからも多くのお客様に1年中楽しんでもらえれば」とコメント。ゲストは「#架空のご当地どんぶり」の披露と試食を行い、特産品を贅沢に使用した丼に舌鼓を打った。

群馬みなかみほうだいぎキャンプ場が今季の営業開始

2024年4月26日(金) 配信

4月26日からオープン

 オープンハウスグループのグループ会社・みなかみ宝台樹リゾート(横瀬寛隆社長、群馬県・みなかみ町)は4月26日(金)から、「群馬みなかみほうだいぎキャンプ場」の2024年シーズンの営業を開始した。現在、公式ホームページから7月31日までの予約を受け付けている。

 同キャンプ場は利根川の源流域や谷川岳で作られる、みなかみ町のほぼ中央に位置し、日本百名山の武尊山の西側、標高1000メートルにある県下最大級のキャンプ場。真夏も涼しいため、避暑地に最適という。グランピングからオートキャンプ、フリーテント、バンガロー、コテージなどさまざまなタイプのキャンプができる。

 昨夏は「デカい虫かご」としてカブトムシ1万匹を用意したイベントを行ったほか、冬シーズンはスキー場で宝探しなどの企画を実施。今年の夏も子供たちが楽しめるようなイベントを予定しているという。

 キャンプ場の営業は10月20日(日)まで。3カ月先の予約を毎月1日から受付開始する。

日本旅行、駐日モンゴル国大使館と「2025大阪・関西万博」に関する覚書締結

2024年4月26日(金) 配信

日本旅行の小谷野悦光社長(左)と、駐日モンゴル国大使館のバンズラグチ・バヤルサイハン大使

 日本旅行(小谷野悦光社長)は4月26日(金)、駐日モンゴル国大使館と、観光を推進していくなかで「大阪・関西万博」に関する覚書を締結したことを発表した。2025年に開かれる大阪・関西万博に関する相互の連携を強化し、効果的な運営ができるように協力推進をはかることが目的。

 同社は、「万博の開催期間中は多くの方に来場していただき、モンゴル国の魅力を広く発信することで、モンゴルの観光や経済の発展、国際的な協力や理解の促進につながるような取り組みを推進していく」とした。

誰もが安心して楽しめる旅を ブッキング、契約施設にLGBTQ+を学ぶ無料プログラム提供

2024年4月26日(金) 配信

アジア太平洋地域担当マネージング・ディレクター兼副社長のローラ・ホールズワース氏

 ブッキング・ドットコムはこのほど、同社と契約している宿泊施設向けにLGBTQ+(プラス)の人々について学ぶ「Travel Proud」プログラムの日本語版の提供を開始した。2021年から英語で展開しているもので、アジア太平洋地域では初の現地語での提供となる。LGBTQ+旅行者に対し、適切な対応ができるような教育プログラムになっており、過程を修了すると同社から認証が付与される。受講は無料。同社はプログラムの提供で、誰もが安心して楽しめる旅の実現を目指す。

 これまでに世界120カ国・地域の6万5000施設以上が同プログラムの認証を受けており、日本では英語版で約10施設が受講した。今回、日本語版でのプログラム開始にあたり、4月に5回のプログラムを設定。施設に参加を呼び掛けたところ、600施設から登録があったという。反響が大きかったことから、5月と6月に追加枠を設けた。同社によると、申し込みなど詳細は施設の管理画面から確認できるという。

 プログラムの開始にあたり、同社は4月19日(金)に東京で発表会を開いた。会にはLGBTQ+当事者でドラァグクイーンとして活躍するドリアン・ロロブリジーダ氏や執筆業などを手掛けるカラム・マクスウィガン氏らゲストも招き、パネルトークを行った。

 同社アジア太平洋地域担当マネージング・ディレクター兼副社長のローラ・ホールズワース氏は「同社が昨年発表したLGBTQ+当事者への調査によると、

24年GWの人気国内アクティビティ予約 地域の魅力が光る体験が、分散化につながる(アクティビティジャパン)

2024年4月26日(金) 配信

アクティビティジャパンはこのほど、24年GWの人気アクティビティをランキング形式で発表した

 国内アクティビティ予約サイトを運営するアクティビティジャパン(小川雄司COO、東京都新宿区)はこのほど、予約データをもとに、2024年ゴールデンウイークの人気国内アクティビティランキングを発表した。

 体験日のピークは5月4日(土)となり、出発日のピークは5月3日(金)だった。

 昨今は、物価高の影響で販売価格も上昇しており、平均単価も高騰している。一方で、GW期間中の予約数は前年同期比で1・5倍だったこともあり、今年のGWへの高い期待感が伺える結果となった。

 人気種目ランキングでは、……

NAA、3月外国人旅客19年超え 近距離アジア線好調で

2024年4月26日(金) 配信

田村明比古社長

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)が4月25日(木)に発表した2024年3月の総旅客数は前年同月比29%増の345万3257人となった。このうち、国際線の外国人旅客数は同43%増の180万1527人と過去最高だった。19年同月比では……

 

はとバス・武市 玲子社長インタビュー 「空気感」と「時間」で高付加価値化 〝はとバスらしい〟ツアー造成力伸ばす

2024年4月26日(金) 配信

武市玲子社長

 はとバス(東京都大田区)は今年3月、定期観光バス運行開始75周年の節目を迎えた。昨今はとバスは、羽田空港の制限区域内を走行するコースや「推し活」をテーマにしたコースなど、「特別感のある」ツアーの造成に注力し、話題を集めている。

 昨年4月、女性初の社長に就任した武市玲子氏に、今後のツアー造成戦略や人手不足に対する取り組みなどを聞いた。

◇  ◇

 ――4月3日で就任から1年が経ちました。まず、社長就任前のはとバスのイメージをお聞かせください。

 「歴史と伝統があり、知名度も高く、人々に親しまれている会社」というのが、就任前に感じていたイメージです。就任して改めて会社の歴史を紐解いてみて、終戦から間もない時期に「観光で日本を復興する」という想いで創業した会社であること、そして、その精神が今も生きていることを感じました。

 ――3月は、定期観光バスの運行開始75周年の節目の月でした。節目を迎え、今後の展開はどうお考えですか。

 定期観光バスを中心にお話しすると、

ジョルダン、沖縄・竹富島のバス 1日乗り放題券スマホで

2024年4月26日(金) 配信

竹富島交通1日乗り放題チケット+竹富島入島料(イメージ)

 ジョルダン(佐藤俊和社長、東京都新宿区)は4月30日(火)、沖縄県・竹富町を運行する竹富島交通(新田長男社長、沖縄県・竹富町)の路線バスが1日乗り放題になるモバイルチケットを売り出す。ジョルダンの経路検索アプリ「乗換案内」から、スマートフォンなどで購入できる。

 価格は税込で大人1200円、子供750円、どちらも竹富島入島料300円を含む。入島料は竹富島の自然や伝統、町並みの保全を目的としたもの。竹富島の環境保全に貢献した証として、竹富東港のかりゆし館内カウンターで、オリジナルステッカーと引き換えることができる。

 なお、竹富東港以外での路線バス利用には、時刻表の15分前までに電話予約が必要となる。

 竹富島は、沖縄県八重山諸島のうちの1つ。赤瓦の屋根やサンゴでできた石垣、白砂の道など沖縄の原風景とも呼べる特徴的な集落が島の中央に位置している。島の南側には、星の砂で有名なカイジ浜や、遠浅で波の穏やかなコンドイ浜があり、波の音を聞きながら浜辺を散歩したり、夕日を眺めたりなど、多くの観光客を魅了している。

楽天トラベル、GWの人気上昇都道府県ランキング 北陸新幹線で注目の福井県が1位に

2024年4月26日(金) 配信

楽天トラベルはこのほど、GW期間の人気上昇都道府県ランキングを発表した

 楽天トラベルはこのほど、今年のゴールデンウイーク(2024年4月27日宿泊~5月5日宿泊分)期間の、人気上昇都道府県ランキングを発表した。前年同期比の予約泊数の伸び率でみたとき、1位は福井県となった。

 集計日は4月17日(水)、国内の宿泊施設の国内旅行・インバウンド・ダイナミックパッケージ・デイユースを含む予約泊数を、都道府県別に集計した。

 この結果、1位は福井県、2位長崎県、3位奈良県、4位茨城県、5位広島県──となった。

 1位の福井県は、3月に北陸新幹線延伸で、関東圏からアクセスしやすくなったことなどが要因となり、全体で前年同期比1・2倍以上に増加した。とくに、延伸の終着駅である敦賀駅周辺エリアや福井駅周辺エリアを中心に予約が好調に伸びていることが分かった。

 2位の長崎県は、「ハウステンボス」周辺エリアの伸びが目立ち、同エリアの予約数は前年同期比で約1・3倍に伸長した。長崎県全体では男女2人利用や、男性1人の利用を中心に予約が入っており、とくに子連れ旅行の伸びが好調。

 3位の奈良県は、GW期間のインバウンドの予約伸び率が全都道府県の中で最も高かった。さらに、近年では高級宿を含む新規宿泊施設の開業が進み、旅行者から注目を集めている。

牡丹とシャクヤクの共演 つくば牡丹園、春の営業は5月19日まで

2024年4月26日(金) 配信

シャクヤク「スカーレットオハラ」と牡丹「黄冠」

 茨城県つくば市のつくば牡丹園(関浩一園長)は5月19日(土)まで、今年春の営業として「PEONY GARDEN2024」を開園している。通常は4月下旬に見ごろを終えるという牡丹だが、今年はゴールデンウイークまで見ごろが続く見通し。4月23日時点では牡丹875株・シャクヤク1株が開花中で、両花の共演が楽しめる。

 シャクヤクはこれからが咲き始めの時期。毎年恒例で好評のシャクヤクを使用した花いかだは、5月11~12日、5月18~19日の週末にヒーリングエリアの池で開催する。いかだ用のシャクヤクは専用畑を用意して育てているが、同園によると「今年はシャクヤクの開花が遅めで早咲きのコーラル系など例年とは違う彩りが見られるかもしれない」という。

約5000輪のシャクヤクの花筏

 また、同園は今年35周年。これを記念して、「グリーンハントノート」を販売している。園内の100種類の草花を記載しており、より楽しく散策ができる。園内で見つけた植物のイラストなどを描いて自分だけの1冊に仕上げられる。

 このほか、ハーベストカフェの新商品として「やきいもラテ」を売り出した。園内で農薬不使用のさつまいもを栽培しており、そのさつまいもを焼き芋にしてラテを作っているという。

 期間中の入園料は大人1200円、中学生以下は無料。営業時間は午前9時~午後5時(入園は4:30まで)。