「もてなし上手」~ホスピタリティによる創客~(105)伝える情報で日々の仕事に価値を創る 到着前からおもてなしは

2019年10月5日(土) 配信 

画像はイメージ

 講演先で「新幹線の改札口でお待ちしております」と確認メールが入りました。

 先方とは初めてお逢いするので少し不安でしたが、「ホームページでお顔は確認していますので大丈夫です」と言われ、安心することができました。

 改札口での出迎えには本当に驚かされました。まず、「西川様」と書かれたお迎えボードが、ほかのボードと比べて2周りも大きいのです。しかも、3つの改札口から出てくるお客様一人ひとりに、そのボードがしっかりと見え、注目してもらえるように、「西川さんではないですか」といった声が聞こえてくるかのように、ボードを動かしながら、お客様を笑顔で見ているのです。

 そのボードはすぐに目に留まり、ほっとした瞬間「西川様ですね。お待ちしておりました」と声を掛けてくれました。

 これまで、こうした機会はたくさんありましたが、そのときはいつも「無事にお逢いできるだろうか」、「改札口は1つだろうか」、「どんな方が迎えに来ているだろうか」などと、不安に感じていました。

 実際うまく逢えずに、うろうろしたことも何度かありました。念のために携帯番号を知らせてくれる人もいます。万全の準備はできていても、その場で何が起こるかは分かりません。大切なことは、お客様に安心感をいかに事前に提供することができるかです。ミーテイングポイントの写真や、お迎えするときに使用する旗、あるいは迎えに来る人の写真まで送ってくれた例もありました。

 さらに、車までの案内時にも気を使うポイントがあります。

 お客様の荷物や車までの階段などに気を配る人は多いですが、新幹線など長く乗車された人をそのまま車に案内するのではなく、目的地までの移動時間を伝え、お手洗いなどの時間を取って上げることも忘れてはならないことです。

 10分の到着時間であれば、休憩は旅館に着いてからでも良いですが、30分以上掛かれば、「トイレに行っておけば良かった」ということになりかねません。旅館での数々のおもてなしも、この時点で不満を創ってしまっては、その価値は十分にお客様に伝わらなくなってしまいます。到着される前から、おもてなしは始まっています。

 車内で、冷たいおしぼりを準備した車に乗ったこともありますが、使ったあとのおしぼりの扱いに困ったこともあります。喜んでもらおうと始めたお迎えやおしぼりサービスが、かえって気の利かない旅館だと思われてしまうことは、本当に残念なことです。到着までに車内で何を伝えるのか、会話まで考えてお迎えサービスの価値を高めていきましょう。

コラムニスト紹介

西川丈次氏

西川丈次(にしかわ・じょうじ)=8年間の旅行会社での勤務後、船井総合研究所に入社。観光ビジネスチームのリーダー・チーフ観光コンサルタントとして活躍。ホスピタリティをテーマとした講演、執筆、ブログ、メルマガは好評で多くのファンを持つ。20年間の観光コンサルタント業で養われた専門性と異業種の成功事例を融合させ、観光業界の新しい在り方とネットワークづくりを追求し、株式会社観光ビジネスコンサルタンツを起業。同社、代表取締役社長。

トリプラ、センチュリオンにSaaS型宿泊予約エンジン導入へ

2019年10月4日(金)配信 

センチュリオンの全宿泊施設に新しい宿泊予約システムが導入する

 旅行業界向けIT・AIサービスを展開するtripla(トリプラ、東京都中央区)は2019年10月4日(金)、同社で開発・提供する日本初のSaaS型宿泊予約エンジン「triplaホテルブッキング」を、センチュリオンインターナショナル(梁川俊雄社長、東京都台東区)が運営するホテル・旅館グループ全27施設に導入が決まったと発表した。

 「triplaホテルブッキング」は、公式ホームページ上から宿泊予約を行う際に、ドメイン遷移がなく最短4クリックで完了できる宿泊予約システム。ドメイン遷移の必要がないため、導入施設側が自社ホームページ上での利用客の動向を正確に分析することが可能となり、どの段階で予約から離脱したかを分析し、改修に役立てさせるなど、自社予約率向上につながる業務改善が行えるようになる。

 同宿泊予約システムは、日本語や英語、韓国語、中国繁素体、中国簡素体の5言語に対応。訪日外国人観光客を含む旅行者のスムーズな宿泊予約をサポートする。

先行して「センチュリオン箱根別邸」で導入完了

 なお、「センチュリオン箱根別邸」では9月5日(木)から、「triplaホテルブッキング」の先行導入が完了しており、今後は順次全施設への導入を進めていく。

Airbnb、アニマルツーリズムの新たなカタチを “自撮りのために野生動物使わない” 

2019年10月4日(金) 配信 

コーギーとのパドルボードのようす

 Airbnb(エアビーアンドビー)は2019年10月3日(木)、新たな体験カテゴリーとなる「アニマル体験」を発表した。1000件におよぶ体験を300種類以上の動物たちとその専門家が共同で行い、ゲストを迎える。独自の動物福祉ポリシーを適用し、“自撮りのために野生動物を利用しない”など、アニマルツーリズムの新しいカタチを提供する。

 体験では、コーギーとのパドルボードや、海洋保護活動家とのカヤック体験、世界記録ブルドックスケーターとのスケートボードを楽しんだりすることができる。このほか、子羊と紅茶を楽しんだり、数日間にわたるサファリまで、これまでにない体験を豊富に用意する。

子羊とのお茶会
マサイ族の案内でサファリ体験

 動物たちと新しい方法で触れ合う機会があるとし、「ゲストは、動物にストレスを与えない方法で彼らを観察できる。従来のアニマルツーリズムにおける動物との自撮りや曲芸観覧では味わうことのできなかった、動物とのつながりを感じることでしょう」(同社)とする。

 アニマル体験には、ワールド・アニマル・プロテクションによる指導のもとで作成されたAirbnb動物福祉ポリシーが適用されている。「動物を伴う体験すべてにおいて動物福祉が守られるようにする」と強調した。

 一方、動物と触れ合えるだけではない。アニマル体験のうち100件を超える体験が社会貢献体験のカテゴリーに該当。動物福祉に対するAirbnbの長期的な取り組みを強化すべく、社会貢献体験の予約による収益はすべて非営利団体に寄付されるという。

Airbnb動物福祉ポリシーの概要

  • ・野生動物に直接触れることはできない(禁止事項には、動物をなでる、動物に餌をやる、動物に乗るなどを含むが、これらに限定されない)。
  • ・使役動物には1頭につき1人だけ乗ることができるが(最大で動物の体重の20%まで)、働かせすぎは厳禁とする。
  • ・海洋哺乳類の拘束は厳禁とする。
  • ・ホストは次の行為を行わない。象に乗ること、大型ネコ科動物とふれあうこと、野生動物の違法取引、キャンド・ハンティングやトロフィー・ハンティングなどの狩猟、娯楽を目的として動物に芸をさせることなど。
  • ・責任ある旅行を行うため、自撮りの小道具として野生動物を使用せず、苦痛を伴うしつけも行わない。

Airbnbの主なアニマル体験は以下のとおり

お茶目な羊とお茶会 (英国、ローモンド湖)

ホッキョクギツネを探しに(アイスランド、スダヴィク) 

ニュージーランドで楽しむ馬との時間(ニュージーランド、オークランド)

ギボン研究アシスタント体験(タイ、プーケット)

都市型養蜂体験(カナダ、ハミルトン)

蝶とイモムシのびっくり体験! (米国、オハイオ州、コロンバス)

救命動物に会いに行こう(カンボジア、シェムリアップ)

間近で楽しむ放鳥されたコンゴウインコの観察(コスタリカ、ノサラ)

ケープタウンで究極の野鳥観察(南アフリカ、ケープタウン)

自家製羊乳チーズ(イタリア、トスカーナ)

野生のブルックリンオキナインコサファリ (米国、ニューヨーク州、ブルックリン)

マサイ族の案内でサファリ体験(ケニア、ナクル)

救助犬とラニヨンキャニオン ハイキング体験 (米国、カリフォルニア州、ロサンゼルス)

アンデスでガウチョの生活にふれる1日(アルゼンチン、メンドーサ)

ワールド・アニマル・プロテクション

 ワールド・アニマル・プロテクションは50年間にわたり、動物保護に携わり、動物の生きる環境の改善に努めてきた。企業と協力のもと、各企業で飼育する動物に対して高水準の動物福祉が保証されるよう、また残酷な状況下における野生動物の売買、捕獲や殺害といった行為を阻止するように働きかけるなどの活動も行なっている。

 このほかにも、災害時には、動物や生活を動物に頼らざるを得ない人々を救助する活動にも取り組んできた。さらに、動物福祉をグローバルアジェンダに加えるよう、意思決定者に影響を与え、動物の人生をより良いものにすべく啓発活動をしている。

 詳しくは下記から。

ラグナシア、イルミネーションイベント「史上最光の冬ラグーナ」開催

2019年10月4日(金) 配信

水上イルミネーション「Frozen Ocean(フローズン・オーシャン)」(イメージ)

 ラグーナテンボス(巽泰弘社長、愛知県蒲郡市)が運営するテーマパークのラグナシアは11月2日(土)から、6つのイルミネーションと3つのプロジェクションマッピング、10種類のフォトスポットが煌めく、「史上最光の冬ラグーナ」を開く。

水上イルミネーション「Frozen Ocean」新登場

「Frozen Ocean(フローズン・オーシャン)」(イメージ)

 水上イルミネーション「Frozen Ocean(フローズン・オーシャン)」が新登場。海上に浮かぶ光のゲートの先に美しい白銀の世界が広がり、白い樹氷や氷のオブジェが壮大で神秘的な美しい光の世界を演出する。11月9日(土)からは音楽に合わせて光が変化するショーも開く。

 同イルミネーションや宝石をちりばめたような美しさのイルミネーションが冬の花々と共演する「ジュエルガーデン」、100万球を超えるイルミネーションアーチ「幸運のレインボーアーチ」を含む6つのイルミネーションが園内を鮮やかに照らす。

冬季限定360度3Dマッピング「ネージュ」

冬季限定360度3Dマッピング 「ネージュ」

 日本初の360度3Dマッピングの冬季限定バージョン。美しい氷の世界や可愛らしいお菓子の家を表現したプロジェクションマッピングと、ショーキャストがコラボレーションする。

 夏はプールとして賑わうセンタープールの水面をスクリーンにするウォーターマッピングショー「アグア」、バハムートの神殿の壁面を実車が疾走するカーアクションマッピング「アメイズ」とともに人気のマッピングショーとなっている。

光のフォトスポットは10種類

光のフォトスポット「光の森」前(イメージ)

 冬らしい雰囲気で写真映え抜群の写真が撮れる「光のフォトスポット」に新たなスポットが登場。イルミネーションを施したアトラクションと一緒に写真が撮れるスポットやクリスマスツリーと一緒に写真が撮れるスポットなど、全部で10種類のフォトスポットを設置する。

花火スペクタキュラ「ラ・レーヴ・デ・ノエル」

花火スペクタキュラ「ラ・レーヴ・デ・ノエル」

 冬の期間しか見ることができない花火スペクタキュラ「ラ・レーヴ・デ・ノエル」を期間限定で開催する。花火に加え、噴水や映像などのショーエフェクトとイルミネーション衣装を身に着けたショーキャストのパフォーマンスがコラボレーションし、冬の夜空を彩る。

 開催期間は11月2日(土)、12月7日(土)、14日(土)、21日(土)、22日(日)、24日(火)、25日(水)、28日(土)、29日(日)、30(月)。

「史上最光の冬ラグーナ」開催概要

期間:2019年11月2日(土)~2020年3月31日(火)

時間:日没 ~ 閉園 ※日・期間によって点灯時間が異なる

場所:ラグーナテンボス ラグナシア園内各所

料金:無料 ※ラグナシア入園が必要

TEL:インフォメーションセンター 0570-097117(午前9:00~午後4:00)

アイヌ文化の魅力紹介 「ウポポイ」、北海道・白老町に来年4月24日(金)開館

2019年10月4日(金)配信

建設が進むウポポイ「国立アイヌ民族博物館」(2019年9月)

 アイヌ文化振興のナショナルセンターとして来年4月24日(金)、北海道白老郡白老町に「民族共生象徴空間」(愛称=ウポポイ)がオープンする。豊かな自然に囲まれたポロト湖のほとりで、アイヌ文化の多彩な魅力に触れることができる。

 敷地内には国立アイヌ民族博物館のほか、国立民族共生公園、慰霊施設が整備される。中心となる国立アイヌ民族博物館は、先住民族アイヌを主題とした日本初の国立博物館。口伝えで語り継がれてきた口承文芸やアイヌの世界観の中核をなす「カムイ(神)の考え方」など、6つのテーマに沿った展示を行う。館内の解説パネルやサイン、音声ガイドは日本語、英語、アイヌ語に対応する。(一部は中国語、韓国語、ロシア語、タイ語も)約100席のシアターではアイヌ文化を高精細・大画面映像で紹介する。

 国立民族共生公園は、食材の加工・調理、食べることを通じてアイヌ文化を学べるほか、「アイヌ古式舞踊」などの伝統芸能を楽しむ体験プログラムも用意している。

 ウポポイとはアイヌ語で、「(おおぜいで)うたうこと」を意味する。休業日は毎週月曜日(祝休日の場合はその翌日)と年末年始。入場料(博物館と公園の共通券)は大人1200円、子ども600円、中学生以下無料。団体(20人以上)は2割引。駐車場は大型バス約80台、乗用車約240台収容。

「フード・アクション・ニッポン食堂」開催 100 産品を使用した定食10 種など提供

2019年10月4日(金) 配信

エディブルフラワーと甲州地どりのお花畑サラダ

 農林水産省は10月10日(木)まで、野菜がおいしいカフェLONGINGHOUSE 神宮前・原宿(東京都渋谷区)で、初の食のイベント「フード・アクション・ニッポン食堂」を行っている。同イベントは、「消費者に国産農林水産物の魅力や、産品の味わいなどを体験してもらいたい」との思いから開催が実現した。

 イベントでは、農水省が主催する「フード・アクション・ニッポンアワード」1次審査を通過した「入賞」100 産品を使用した定食10 種とアラカルト8種、メニュー、デザート・ドリンクビュッフェ(ドリンク一部有料)を提供。ヴィーガンメニューやグルテンフリーメニューなどの、美容・健康に気を使ったメニューも用意した。今回から消費者が決める「特別賞」が設けられており、投票に協力すると、「会計10%OFF」の特典が受けられる。

 「フード・アクション・ニッポンアワード」は、全国の優れた産品を表彰することで、消費者に魅力をPRし、農林水産物の消費拡大を目指し設立された。一次産品と調味料、加工食品、中食、飲料の5つのカテゴリーに分類される。最終審査委員10社はそれぞれ、受賞産品1品を選び、自社流通網に沿って消費者に販売、提供する。
 
 今年は全国から1491産品の応募があり、その中から最終審査委員企業のバイヤーらが書類審査を通じ100産品を決定。10月17日に行われる最終審査会で受賞産品が決定する。

「フード・アクション・ニッポン 食堂」 開催概要

期間:10月10 日(木)まで

※10 月7 日(月)定休日

会場:野菜がおいしいカフェ LONGING HOUSE 神宮前・原宿

営業時間:午前11:30~午後3:30(LO、午後3:00)

     午後5:30~午後9:00(LO、午後 8:30)

メニュー(一例)

甲州地どりのバンバンジー定食

甲州地どりのバンバンジー定食

価格:1680 (税込)

産品:
・甲州地どり ・トマト de ディップ ・丹那のわさびバター
・愛知丸が釣ったまぐろとしょうがのごはんじゅれ ・ローズパスタ
・すべてが国産原料のふりかけ 鮭 ・土佐のぶしみそ
・和らぎ農法の野菜だし 基本のうまみ/季節のうまみ
・プレミアム淡路島たまねぎかくし玉擦りおろしドレッシング
・すが野の国産たたきごぼう

お餅屋さんが作ったお米そうめん担々麺セット(ヴィーガンメニュー・グルテンフリーメニュー)

価格:1680(税込)

産品:
・米そうめん ・九州ドライベジ ・グルテンフリーヴィーガンラー油
・和らぎ農法の野菜だし 基本のうまみ/季節のうまみ
・孝行芋八十八日熟成甘芋 ・お日様リーフ
・AYUMI エディブルフラワー
・プレミアム淡路島たまねぎかくし玉擦りおろしドレッシング
・ファームかずとの超冷凍フルーツコーン

お餅屋さんが作ったお米そうめん担々麺セット

エディブルフラワーと甲州地どりのお花畑サラダ

価格:880 (税込)

産品:
・お日様リーフ ・AYUMI エディブルフラワー ・ピクルドエッグ
・甲州地どり ・肉のちょいつま 厚切りベーコン ・朧月

気軽にショッピングを 小売業向けピクトグラムなど無料公開

2019年10月4日(水) 配信 

店舗表示のイメージ

 2020年の東京五輪に向けた多言語対応協議会小売プロジェクトチーム(小売PT)はこのほど、インバウンドを含む買物客に免税販売などの必要な情報を伝える「表示・POP・ピクトグラム(絵文字)」を公式 WEB サイトで無料公開した。店舗入り口に貼るなどし、買物時の疑問点などをあらかじめ理解してもらうことで、気軽にショッピングを楽しんでもらえるようにする。

ピクトグラムなどの例 (※)は小売PTオリジナル

 今回の店頭表示できるようなピクトグラムなどについて、「現場から問い合わせが多く、インバウンドからも改善の声があった」(小売PT)という。小売PTは、小売業独自のサービスである免税販売や、酒・年齢制限などの注意表示といったピクトグラムなどを新たに作成。店舗入口と店内、レジ周辺の 3 箇所で掲示できるものを用意した。

 広く使用してもらえるよう、PDF とパワーポイントで無料ダウンロードできるようにしている。ダウンロードは小売PT公式サイトから。

公式ウェブサイト

新たに作成したピクトグラムなどの例

  • 年齢制限
  • 宅配サービス(国外)
  • 輸出規制がある場合の表記
  • 返品不可
  • 免税店であること、免税下限額の表示
  • 免税手続き手順説明
  • 消費税の取り扱い

 小売PTは小売業関連 17 団体のメンバー、小売業関連行政9機関のオブザーバーで構成され、17年6月に発足した(議長:ジャパンショッピングツーリズム協会)。小売店に必要な①接客・コミュニケーション②店頭表示③商品情報――の3つの領域で、多言語対応のガイドライン作成、周知・啓発を進めてきた。

 東京五輪に向けては、セミナーなどを通じ、ガイドラインの周知や更新、ツール類の充実をはかり、インバウンドの不便解消、満足度向上と消費拡大に取り組んでいく考え。

「参考(消費増税、キャッシュレスポイント還元について)」

 なお、小売業が対応を迫られている消費税増税や、キャッシュレスポイント還元に関するインバウンドからの問い合わせも増加が予想されることから、標準多言語文例を作成し、同公式サイト内で公開している。

秋田県秋の宮温泉郷の「稲住温泉」リニューアルし復活 共立メンテナンス

2019年10月4日(金)配信

全景

 全国にビジネスホテル 「ドーミーイン」やリゾートホテル「共立リゾート」を運営する共立メンテナンス(東京都千代田区、上田卓味社長)は2019年10月5日(土)、秋田県湯沢市に「秋の宮温泉郷 湯けむりの宿 稲住(いなずみ)温泉」をオープンする。

 秋の宮温泉郷は秋田県内最古の温泉地として伝えられ、文人や華族、歴代の首相等に愛されてきた。その温泉郷で2014年、118年の歴史に幕を下ろした老舗旅館「稲住温泉」が、新たな和の宿として復活する。

 館内は当時の風情を残しながらも、より秋田の自然に調和するよう、木の温もりを最大限に引き出した空間づくりを行った。敷地内には赤松やツツジ、楓などの樹木に囲まれた1万坪もの広大な庭園があり、四季折々の景色が楽しめる。離れ「嵐亭」から臨む紅葉は美しく、天然温泉の露天風呂に浸かりながらたん能できる落ち着いた隠れ家的な空間だ。

 温泉は大浴場では「単純温泉」、客室風呂では「ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉」の異なる2種類の源泉を引いている。四季折々の山並みと荒湯川の清流を眺めながら湯浴みを楽しめる。

【客室】 「天の坐」と名付けた4室ある離れは、ともに客室専用の源泉を引き込んだ檜内風呂と露天風呂を完備した贅沢な客室。

天の坐「嵐亭(らんてい)」の和室

【大浴場】湯量豊富な自家源泉かけ流しの温泉は、大浴場に加え趣の異なる2つの貸切風呂でも楽しめる。大浴場の露天風呂は視界を遮るものが何もない野趣あふれる造りで、四季折々の美しい山並みと荒湯川の清流を見下ろしながら、温泉の醍醐味を満喫できる。

大浴場(内湯)

【食事】秋田の旬菜をふんだんに盛り込んだ和食会席や東北各地から取り揃えた自慢の地酒を。夜食には、あっさり醤油ラーメン「夜鳴きそば」を提供する。

夕食(イメージ)

施設概要

名  称:秋の宮温泉郷 湯けむりの宿 稲住温泉
オープン:2019年10月5日(土)
住  所:〒019-0321 秋田県湯沢市秋ノ宮字山居野11
電話番号:0183-58-1300(予約専用)
アクセス:JR奥羽本線「横堀駅」から車で約20分  ※駅から無料送迎あり(要予約)
     JR山形新幹線「新庄駅」より車で約50分
     秋田空港より車で約80分
総客室数:全49室
泉質  :単純温泉/ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉
効能  :神経質、筋肉痛、疲労回復など/きりきず、冷え性、皮膚乾燥症など
駐車場 :40台
料金  :¥26,500~(平日2人1室、1人/1泊2食付)※税別・入湯税別途150円

共立メンテナンスとは

 1979年の設立。企業の給食受託業務から事業を開始した。その後、学生寮、社員寮を運営する「寮事業」を、さらにビジネスホテル・リゾートホテル運営する「ホテル事業」へと、事業領域の拡大を図りながら成長を遂げてきた。高齢者向け住宅を提供する「シニアライフ事業」、自治体と連携して公共サービスを支援する「PKP(Public Kyoritsu Partnership)事業も展開し、多様に変化する社会情勢を見すえながら、幅広いフィールドで住環境やサービスを提供することで、長期的な成長に向けて取り組んでいる。

共立リゾートとは

 共立メンテナンスの運営するリゾートホテル事業。絶景を愉しむリゾートホテル「ラビスタ」シリーズやペットとの滞在を楽しむ「ルシアン」シリーズ、個性豊かな「和の湯宿」など、上質でありながら肩の凝らないもてなしが味わえるリゾートホテル・癒しの湯宿。「稲住温泉」を含め、全国に34カ所展開している。

 

FLIGHT OF DREAMS、10/12から開業1周年記念イベント

2019年10月4日(金)配信 

2018年10月12日開業の「FLIGHT OF DREAMS」が開業1周年に

 中部国際空港セントレアは2019年10月12日(土)、複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)」が開業1周年を迎えることを記念し、同日から11月10日(日)まで開業1周年記念イベントを実施する。

 「FLIGHT OF DREAMS」は、15年にボーイングから寄贈されたボーイング787初号機をメインと、航空について楽しく学べるコンテンツエリア「フライトパーク」と、ボーイング創業の街・シアトルをテーマとしたレストラン&ショップエリア「シアトルテラス」で構成される。開業から約7カ月半の5月31日で、累計来館者数100万人超えを達成。愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)やターミナル2と連絡通路でつながり、今後ますます多くの来館者を見込んでいる。

ボーイング787初号機の展示をメインとした館内

FLIGHT OF DREAMS 開業1周年記念イベント

開催期間:2019年10月12日(土)~ ※イベントによって実施日が異なる

内容:

①チームラボがプロデュースする「フライトパーク」の人気コンテンツに2つの新プログラムを追加

 ・制服を着て仕事体験が楽しめるコンテンツ「エアラインスタジオ」に、新たに整備士のお仕事プログラムが加わる。

 ・「787シミュレーター」には、787の部品をアメリカまで空輸する大型貨物飛行機「ドリームリフター」のシミュレーターが加わる。

②FLIGHT OF DREAMS 1周年を記念した特別イベントを開催

 ・来館者へFLIGHT OF DREAMS オリジナルビスケットのプレゼント

 ・ドリームリフター見学ツアー

 ・シアトル航空博物館とのタイアップイベント

 ・ボーイング787初号機(ZA001)のクリーニングイベント

 ・施設館内でさまざまなミッションにチャレンジするスタンプラリー

 ・ボーイングストア アニバーサリーセール、スペシャルオークション

新プログラム・特別イベントの詳細内容

整備士風の制服を着て仕事を体験(写真はイメージ)

①10月12日(土)~ エアラインスタジオ ー整備士

 キャビンアテンダントの仕事体験が楽しめる人気コンテンツ「エアラインスタジオ」に、「整備士」が登場。日本航空の整備士にそっくりな制服を着て架空の世界に入り込み、飛行機の点検作業など実際の仕事に挑戦する。

②11月9日(土)~ ドリームリフターシミュレーター

 大人気の「787シミュレーター」に加え、「ドリームリフター」のシミュレーターが新登場する。ドリームリフターは、日本ではセントレアでしか見ることができない、787の部品をアメリカへ運ぶ大型貨物輸送機。その操縦というスペシャルな体験を楽しめる。

③10月12日(土) 「1周年オリジナルビスケット」プレゼント

 10月12日(土)開業記念日にFLIGHT OF DREAMSへ来場した先着8千人に、1周年オリジナルビスケットをプレゼントする。

④​10月20日(日) みんなでZA001クリーニング

 FLIGHT OF DREAMSに展示されているボーイング787初号機、ZA001の掃除を手伝ってくれる人を募集する。飛行機クリーニングのプロと一緒にZA001をピカピカにする特別な体験。

⑤10月18日(金)・19日(土) ドリームリフター見学ツアー

 フライトパークへ来場されたお客様へ、この日だけ特別にドリームリフター見学ツアーに招待する。FLIGHT OF DREAMSから出発するバスに乗り込んでドリームリフターを近くで見学できる特別な体験に案内する。

※ドリームリフターの運航スケジュールにより、ドリームリフターを見学できない、または見学内容を変更する可能性がある。

⑥11月2日(土)~4日(月・祝) シアトル航空博物館がやってくる!

 世界最大級の航空宇宙をテーマとした博物館「シアトル航空博物館」の人気プログラム「ギズモショー」は、 さまざまな「飛行」についてのしくみをデモンストレーションしながら、親子で楽しく学ぶサイエンスショー。1周年を記念し、来日したシアトル航空博物館のスタッフが実演する。

⑦10月12日(土)~11月10日(日) ボーイングストア アニバーサリーアパレルセール

 アメリカ国外初進出のオフィシャルボーイングストアでは、開業以来初めてのセールを実施する。Tシャツやパーカー、靴下など人気のアパレル商品を一部20%OFFで売り出す。

⑧11月10日(日) ボーイングストア スペシャルオークション

 普段ボーイングストアでは販売していない非売品のボーインググッズを、1周年を記念してオークションスタイルで特別に売り出す。気軽に参加できるステッカーから飛行機ファン必見の1点物まで、さまざまな品が登場する。

⑨​10月19日(土)~27日(日) フラドリミッションラリー

 FLIGHT OF DREAMS内のチャレンジに、ミッションカードを見ながら挑戦するスタンプラリー。11個のチャレンジのうち5個をクリアすると、1周年オリジナルピンバッジをプレゼントする。全部コンプリートすると、FLIGHT OF DREAMSから特別なプレゼントがもらえる。

そのほか詳細情報について

 各イベントの詳細情報については、10月初旬を目処にFLIGHT OF DREAMSオフィシャルウェブサイトで情報が公開される。

※イベントによっては、フライトパーク(有料)への入場が必要

タイミー、無料で観光を 地方の人手不足にも貢献

2019年10月4日(金) 配信

小川嶺社長

 単発バイトアプリを提供するタイミー(小川嶺社長、東京都渋谷区)は10月3日(木)、仕事の対価として観光を実質的に無料にするアプリ「タイミートラベル」を始めた。都心の人材を地方に送ることで、繁忙期の人手不足に貢献する。 

 同アプリでは、地方の短期アルバイト情報を掲載する。利用者は応募企業を選んだうえで面接をすることなく、経験を基に掲載企業からの採用が決定する。

 タイミーは掲載企業から、利用者に支払われる給料の30%の手数料をもらう。タイミーはその中から、利用者に交通費を支給。宿泊場所や食事は掲載企業が提供する。利用者の給料はその滞在費と相殺される。

 宿や農家などの繁忙期と閑散期における仕事量の差が大きい会社には効果的となりそうだ。業務提携を結ぶビビットガーデンの秋元里奈社長は「地方は繁忙期に給料を高くしても人が集まらない。常に人を確保するために、閑散期もアルバイトを雇用することは負担だった」と同アプリに期待を寄せる。

 短期間からの応募が可能になっていることも特徴だ。1泊2日からの仕事を掲載し、最も長い期間では7泊8日ほどを想定。中日には1日中、観光に出掛けられるようにした。

 10月3日(木)時点で、沖縄県・久米島にあるリゾートホテルでの清掃業務や、千葉県香取市にある農家の収穫作業など8社がアルバイトを募集している。登録者数は655人となっている。このうち最も多い年代は20代の38・4%、次いで40代の20・8%。

 同社は今後3年間で、学生やフリーターなどをターゲットに利用者を18万人まで増加させ、掲載企業数は1200社を目標にしている。

“第二の故郷を見つける”タイミートラベル提供開始!
https://taimee.co.jp/newsroom_business/travel/
  アプリをインストール        資料請求フォーム      第二の故郷を見つける新サービス“タイミートラべル”とは?   タイミートラベルとは、旅気分で働きながら現地の人と