結びの宿 愛隣館 里山ダイニング誕生 木の温かみを随所に

2023年4月12日(水) 配信

里山ダイニング

 岩手県・新鉛温泉の結びの宿 愛隣館にこのほど、新たな食事処「里山ダイニング」(43テーブル、140席)が誕生した。個人客の増加に対応したもの。

 里山ダイニングは木の温かみを随所に感じられる内装。個室風の各テーブルはイスの背中のクッションにもこだわり、座り心地の良さを実現。

 食事はテーブル席に先付けだけをセットし、そのほかのメニューはバイキング形式で提供する。「里山の祝祭」をコンセプトにした料理は、ライブキッチンで、季節ごとの里山の恵みを郷土料理で味わえるほか、料理長のアレンジで華やかさを増すオリジナリティなメニューもある。

 また、里山ダイニングの内外には元多摩美術大学教授の田中康夫氏の木を使った作品を展示、花かんむり側の入口にはギャラリーも併設してある。

【野村 一史】

「信州シルク回廊」体験 長野のシルク関連施設巡る

2023年4月12日(水) 配信

「駒ヶ根シルクミュージアム」蚕の巨大模型

 信州シルクロード連携協議会(今井竜五会長)は、国土計画協会の「高速道路利用・観光・地域連携推進プラン」に2022年度採択され、長野県内のシルク関連施設とシルク以外の文化的で魅力的な観光資源を組み合わせた「信州シルク回廊」事業を実施している。 同事業で作成したモデルコースに基づき、「信州シルク回廊」の取り組みや関連施設などをアピールする目的で3月16―17日に、旅行会社・メディアを対象とした体験会を開催した。

【古沢 克昌】

 「信州シルク回廊」体験会の1日目は、長野県の岡谷駅に集合。マイクロバスに乗り換え、高速道路を利用して駒ヶ根市の「駒ヶ根シルクミュージアム」へ移動した。同館は、養蚕・製糸の歴史から最新のカイコの研究に至るまで、幅広い視点でシルクを捉えた生きた博物館。上伊那の養蚕業を発展させた組合製糸「龍水社」の歴史遺産である自動繰糸機、生糸検査機器などを中心に古い蚕具類、糸繰り器や機織り道具などの展示をはじめ、蚕の巨大模型やさまざまな品種の繭などの展示、まゆクラフトや染色・機織り体験などが楽しめる。

 開館時間は午前9時―午後5時(12―3月は午後4時30分まで)。休館日は毎週水曜日(祝日の場合は翌日)および年末年始。入館料は一般(高校生以上)300円、小中学生100円、団体割引あり。

 問い合わせ=☎0265(82)8381。

 同館に併設する「バイキングレストラン菜々ちゃん」は、地産地消をコンセプトに、地元食材をふんだんに使用した身体にやさしいバイキングメニューを常時40種類以上そろえている。地元のお母さんたちが作る郷土料理が味わえると好評。

 営業時間は午前11時―午後2時(冬季は午後2時まで)水曜定休。

 バイキング料金は大人(中学生以上)1600円、小学生900円、幼児(3歳以上)550円、3歳未満無料。

 問い合わせ=☎0265(81)8750。

おやき作り体験

 午後からは辰野町の「グリーンビレッジ横川かやぶきの館」を訪問。高さ13㍍、横43㍍、約400坪の日本一大きな茅葺き屋根が目印の宿泊施設でおやき作りを体験した。お母さんたちの指導であんこ、野沢菜、切り干し大根の3種の具材のおやきを作って持ち帰りができる。体験料金は1人1800円。日帰り入浴やそば打ち体験、草木染め体験、写経体験なども可能だ。火曜定休。

 問い合わせ=☎0266(44)8888。

 2日目は下諏訪町に移動し、諏訪大社下社秋宮を参拝、現地ガイドに案内してもらった。諏訪大社は全国に1万社以上ある諏訪神社の総本社で国内最古の神社のひとつであり、諏訪湖周辺に4宮の境内地がある。下諏訪町には下社(春宮・秋宮)がある。諏訪大社には本殿はなく、自然そのものを御神体とする古い信仰の形をとどめているのが特徴で、秋宮はイチイの古木を御神体としている。

 下諏訪観光協会ではガイドを依頼でき、料金は1人につき1時間500円、団体3千円。

「しもすわ今昔館おいでや」中庭にある水運儀象台

 続いて「しもすわ今昔館おいでや」を訪問。「時計工房 儀象堂」「星ヶ塔ミュージアム矢の根や」からなる施設で、まずは中庭にある「水運儀象台」を見学。中国、北宋時代の1092年に建設された大型天文観測時計を、設計書をもとに復元したもの。水力で動く非常に大きな時計で高さ約12㍍。儀象台の内部も見学できる。

 星ヶ塔ミュージアムは、日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」の構成文化財である、国史跡「星ヶ塔黒曜石原産地遺跡」など町内の埋蔵文化財を展示するミュージアム。縄文時代の黒曜石採掘坑を忠実に再現したジオラマなど見どころも多い。

 儀象堂では時計づくりが体験でき、とくに腕時計クォーツウォッチ組み立てが体験できるのは珍しい。外装組立(20分コース定員40人)・針付けから外装組立(45分コース定員40人)・ムーブメントからの本格的組立(3時間コース定員20人)の3コースから選べる。

 さらに一生もののクオリティの機械式腕時計の組み立て体験もあり、国家資格を持つ技師の指導でムーブメント部分を一から組み立てるコースもある。

 入館料は両施設に入館できて大人600円、小中学生300円、団体割引あり。年中無休(臨時休館あり)。

 問い合わせ=☎0266(27)0001。

「うなぎの館天龍」のうな重

 続いて「うなぎのまち岡谷」で昼食をいただく。岡谷市は諏訪湖畔に位置し、天竜川の始点を有する。諏訪湖や天竜川では昭和初期までうなぎが採れ年間38㌧もの漁獲量があった。古くから市民にうなぎが食され、消費量も全国トップクラスで鰻屋や川魚の店が数多くある。岡谷のうなぎは「捌きは関東流の背開き」「焼きは蒸さずに炭火でじっくり焼く関西風」で皮はパリパリ、中はふっくらで甘くて濃いタレが特徴。

 夏の土用の丑の日には、うなぎがスタミナ料理として一般的に食されているが、冬にうなぎを食べることで、健康・スタミナを増進して厳冬期を乗り切ろうと1月の土用の入りから立春までの間の丑の日を「寒の土用丑の日」と定めて、食文化の向上とまちの活性化を目指して、岡谷から全国に発信している。

まゆ人形づくり体験

 最後に訪問したのは、岡谷市の「岡谷蚕糸博物館―シルクファクトおかやー」で、まゆ人形づくりを体験した。丸いまゆをカッターやはさみで切ったり、薄くむいたりしてパーツを作り、ボンドで貼り合わせて人形を作る。制作時間40分から。

 同館は絹文化の起源から蚕とシルクの秘密、蚕糸業のトータルプロセスなど、シルクの魅力にさまざまな切り口からアプローチしている。世界文化遺産に登録された富岡製糸場で創業当初(明治5年)に使用され、現在世界で唯一現存するフランス式繰糸機などの展示もある。また最も特徴的なのは、現役の製糸工場(宮坂製糸所)を併設しており、明治時代から伝わる手作業の技術や自動繰糸機で繭から糸を作る工程を間近で見学することができる。

 開館時間は午前9時―午後5時(宮坂製糸所、まゆ工作体験は午後4時まで)、休館日は毎週水曜(祝日の場合は開館、祝日の翌日、年末年始、臨時休館あり)。入館料は大人510円、中高生310円、小学生160円、団体割引あり。

 問い合わせ=☎0266(23)3489。

* * *

 今回の体験会では、中南信エリアの個人・グループ向けモデルコースの中から1コースを利用して実施された。シルクツーリズム、カルチャーツーリズムを含む9カ所の中からニーズや日程に合わせてコース作りが楽しめる。個人・グループや団体旅行のほか、教育旅行向けやインバウンド向けのモデルコースを東北信エリアと中南信エリアそれぞれで用意している。

 また、明治時代から生糸の出荷の際に使用された生糸商標をテーマにした「生糸商標カード」を制作し、カードを集めながら県内を周遊してもらうため、今年1月から全28種を県内参画市町村(計30施設)での無料配布を開始した。通常カードを集めるともらえるシークレットカードもあるのだという。

大河ドラマ館グランドオープン 静岡県浜松市

2023年4月12日(水) 配信

「浜松城・出丸」セットの一部を移築した

 静岡県浜松市の「どうする家康 浜松大河ドラマ館」が3月18日、グランドオープンした。今年1―2月にプレ開館していたが、物語の舞台が浜松に移るタイミングに合わせ、展示内容を一新した。

 館内では、ドラマに登場する浜松城城門が再現され、ここをくぐり抜けるとメイン展示「体感!『どうする家康』の世界」のコーナーに。登場人物の紹介や衣装、小道具、実際の撮影で使われたセットなどが並び、「どうする家康」の世界観に浸ることができる。このほか、出演者へのインタビューやメイキング映像を楽しめる「4Kシアター」なども。

 場所は浜松城がある浜松城公園敷地内。展示期間は来年1月14日まで。入館料は大人800円、小人400円。「静岡 大河ドラマ館」(静岡市)や「岡崎 大河ドラマ館」(愛知県岡崎市)の入場券などを提示すると2割引になる。

OATA 新理事長に前田氏 組合員と契約機関拡充

2023年4月12日(水) 配信

就任のあいさつをする前田栄次新理事長

 協同組合大阪府旅行業協会(OATA、鈴木隆利理事長)は3月24日、リーガロイヤルホテル(大阪府大阪市)で第48回通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選で、前田栄次氏(大阪大栄旅行)を新理事長に選出した。

 鈴木理事長は「昨年からの全国旅行支援により個人旅行は回復傾向にあるが、我われが得意とするグループ・団体旅行はまだまだ。そんななか、今期はクーポン発券高が37億5千万円と前年比180%の伸び率となった。OATAの活性化に欠かせない新規組合員も、この2年で延べ9社の入会があったが、一方で複数社の退会もあった」と報告した。

 新年度については「今年夏には事務所移転を予定しており、新しい時代に即した『NEW・OATA』として、今後も相互扶助の精神に基づき、組合運営に努めたい」と語った。

 前田新理事長は「皆さんにさまざまな面でお世話になると思うが、新役員一丸となって取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

 新年度は、OATAの活性化に不可欠な組合員の増強とOATAクーポン協定契約機関の拡充に励むほか、これまで以上に大阪府や大阪商工会、大阪府中小企業団体中央会といった関係各所との連携、交流を進め、OATAの知名度向上に努めていくことが決まった。

 同日には、受入機関などで組織するOATA連絡協議会(服部一平会長)の第32回定時総会も開かれ、すべての議案が承認可決された。

 服部会長は「コロナも3年が過ぎ緩和策が出てきたが、観光事業者はまだ受入態勢が万全ではないのが現状。ただ、昨年に比べると観光客の動きは活発で、インバウンドも戻り始めてきており、明るい兆しが見えている」と期待感を寄せた。

前田新理事長から鈴木前理事長に花束が贈呈された

 総会終了後には、合同懇親パーティーが盛大に開かれた。OATAの新役員が紹介されたほか、退任役員に感謝状が贈呈され、前田新理事長から鈴木前理事長に花束が贈られた。

 鈴木前理事長は「新役員は若手と中堅、ベテランとバランスが良く、これからのOATAを担う人材がそろっている。今後の組織運営に期待したい」とエールを送った。

 新役員は次の各氏。

理事長】前田栄次(大阪大栄旅行)

副理事長】笠舞紀伴(照南トラベルサービス)

専務理事】福島優(北港ツーリスト)

理事】松下安利(パインツーリスト)▽辻田洋一(国際交流サービス)▽衣川賢一(都トラベルサービス)▽河内崇(河内屋)▽田中忠和(エキスパート)▽角家篤(トラベルウェーヴ関西)

監事】北嶋修治(浪速観光社)▽田中久子(田中観光センター)

「岡崎さくら回廊 十石舟めぐり」フォトCP実施中 ギフト券1000円分プレゼントも

2023年4月11日(火) 配信

岡崎さくら回廊 十石舟めぐりのようす

 岡崎さくら回廊 十石舟めぐり実行委員会は4月13日(水)午後11時59分まで、琵琶湖疏水の桜を船から眺める「岡崎さくら回廊 十石舟めぐり」の画像を指定のハッシュタグを付けて投稿した人のなかから20人に、全国の園芸店で使用できる花とみどりのギフト券1000円分をプレゼントするInstagram・Twitterフォトキャンペーンを行っている。岡崎さくら回廊十石舟めぐりの認知度向上をはかる。

 「岡崎さくら回廊 十石舟めぐり」は南禅寺溜り乗船場(京都府京都市)から夷川ダム(同)までの往復約3㌔を25分ほど掛けて巡る。京都府旅行業協同組合と京都市観光協会、京都商工会議所、京都市MICE推進室、京都再発見会などで構成する同委員会が運航している。

 応募は、京都府旅行業協同組合のインスタグラムまたはツイッターのアカウントをフォーローし、#京都さくらと#2023京都満開、#京都岡崎十石舟を付けて投稿すると完了する。当選者には4月下旬ごろまでに投稿時に使用されたアカウントにダイレクトメッセージが届く。

6月20日(火)東京でセミナー開催、ゲストに宮崎辰氏 おもてなし経営研究所

2023年4月11日(火) 配信

第20回「おもてなしセミナー」6月20日(火)に開催

 おもてなし経営研究所(所長=西川丈次・観光ビジネスコンサルタンツ社長、大阪府大阪市)は6月20日(火)、サービス業に携わる事業者向けに、第20回「おもてなしセミナー」を東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開く。講師にはおもてなし経営研究所の西川氏と、「世界一のサービスマン」と呼ばれるメートル・ドテルの宮崎辰氏(Fantagista21代表)が登壇する。

 ゲスト講師の宮崎氏は、2010年に「シャトーレストラン・ジョエル・ロブション」のサービスチームの最高責任者であるメートル・ドテルとなった。12年には「クープ・ジョルジュ・バティスト」サービス世界コンクールで優勝した経歴を持つ。

 講師を務める西川氏は、各地での体験を基にしたホスピタリティ実践論「もてなし上手」を旬刊旅行新聞コラムにて連載している。セミナーでは、西川氏が実際に体験した感動サービスの事例を紹介し、顧客の立場から内容を「翻訳」し、参加者に伝える。

 セミナーは、西川氏による「行動を『考動』に変える! ~コロナで変わるおもてなし~」と、宮崎氏による「世界一のおもてなし~サービスの本質~」の2講座。午後1時50分~4時45分まで。参加費無料。

 懇親会(自由参加)は午後5時半~7時半まで。参加費は7000円。

 申し込み・問い合わせはこちらから。

 

【特集 No.632】熱川プリンスホテル つながりの時間と空間を

2023年4月11日(火) 配信

 熱川プリンスホテル(嶋田愼一朗社長、静岡県・東伊豆町)は1月13日(金)、旅行新聞新社が取材活動などを通じて見聞きした観光業界の取り組みの中から、創意工夫の見られるものを独自に選び表彰する「日本ツーリズム・オブ・ザ・イヤー2022」の優秀賞を受賞した。館内にカルチャーサロンなどで活用できるスペースを設け、エクササイズ・料理・クラフト・ヒーリングなどの講座を開き、宿泊者や地元の人の交流の場とした。ミヂカルを通じた持続可能な地域づくりについて、嶋田社長とミヂカル担当の今野一馬氏に話を伺った。

【馬場 遥】

宿泊者・移住者・地元の人の縁 ミヂカルを通じた地域づくり

 

 ──ミヂカルを発案したきっかけは。

 嶋田 新型コロナが感染拡大する前から、当館の施設空間を生かしていきたいという想いがありました。とくに、チェックアウトからチェックイン受付までの時間は宿泊施設にとって空き時間です。この休みのあいだ、時間も空間も持て余していたので、館内施設でゆっくりしていただけるようなスペースやコンテンツを提供することで有効活用できないかと考えていました。

 当館は国道135号線の目の前にあり、最寄りの伊豆熱川駅には伊豆急行線も通っている交通の便が良い立地です。また、温泉街の中心に近いこともあり、地元の人や観光客も訪れやすい場所となっています。このことから、宿泊しているお客様だけではなく、地元や近隣の人にも当館が提供するサービスや場所を利用していただきたいという想いがありました。

 人口については、東京にほとんど流出するばかりでしたが、ここ数年はリモートワークや地方への移住、2拠点居住する人が増えてきています。こういった人々の受け入れをしながら、宿泊のお客様とともにさまざまな方々にホテルを利用していただいて認知を高め、地域の良さ、人のつながり、交流などを通じて親しみを抱いてもらいたいと考えました。

 こうして生まれたのがカルチャーサロン「ミヂカル」です。

 

 ──ミヂカルについて教えてください。

 嶋田 カルチャーサロン「ミヂカル」は、地域交流と自分磨きをテーマに美と健康、伊豆の食、ものづくり、癒し──など、伊豆にこだわった4つのカテゴリで講座を展開しています。

 館内にはミヂカルなどで活用できるスペース「マルチスペース茅舎」(BOUSHA)を設けました。

 2022年8月から開始し、最初の3カ月はほぼ毎日1回開講していましたが、23年2月現在は繁閑を考慮した割り振りとし、毎月20回程度にとどまっています。半年間でおよそ150回講座を開きましたが、今後は開催する回数を増やしていくことよりも地域で行われるイベントや季節の行事と連動した内容、当館特有の温泉や景観(日の出や満月・星空)とマッチしてよりパワーチャージできる講座内容に充実させていきたいという想いがあります。

 料金は税込2750円からで、各講座で材料費などにより料金が変動します。定員は講座ごとに異なりますが、およそ10~20人です。

 講師を務めてくださるのは、地元の方々や移住者、2拠点居住の方などさまざまです。

 

 ──移住者も講師を務めているのですね。

 嶋田 伊豆の景観や自然の豊かさに惹かれて移住された人は、実は地元の人よりも伊豆の良さが見えているのかも知れません。伊豆を気に入って移り住んでくれた人が多いので、「自分達の経験を通じてさらに交流をしたい」「自分達の持っているもので、伊豆をより盛り上げていきたい」という想いを、我われ以上に強く持ってくれています。

 こういった方々に講師を務めてもらうことで、受講者同士がつながり、講師と受講者がつながるような、当館とミヂカルを通してできた人と人とのつながりが今後広がっていければと思います。

 

 ──人気の講座は。

 今野 一番の人気は「伊豆の食」に関する講座です。海と山の幸にあふれた伊豆とその周辺地域の魅力を実感できるような、地元産の食材を取り入れたものとなっています。

 また、ヨガも人気を集めています。ヒーリングヨガ、腸活ヨガ、タイ古式ヨガなど3種類の講座を用意しており、ここではそれぞれ体操やヒーリングなどで身も心もリフレッシュすることができます。

 講師の先生のご都合にあわせて講座のスケジュールを決定していますが、人気度合いを考慮しながら組むようにしています。

 講座内容については、進めていきたい方向性にあわせてミヂカルの企画をしていこうと、講師の先生と我われで綿密な打ち合わせを行いながら決めています。…

【全文は、本紙1899号または4月17日(月)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

国際興業、NYマラソン出走権付きツアー販売 4年ぶり海外から参加受入

2023年4月11日(火) 配信

料金は出走権を含め65万円
 国際興業(南正人社長、東京都中央区)は3月22日から、4年ぶりに海外参加者の受け入れを再開する「ニューヨークシティマラソン2023」に参加するツアーを販売している。
 
 同マラソン大会は1970年から、毎年11月にアメリカのニューヨークで開催され、毎年5万人以上が出場している。抽選でエントリーすることができるが、国際興業のツアーは既に30人分の出走権を確保している。
 
 ツアーは11月3日(金)~8日(水)に実施。ハイアット グランド セントラル ニューヨークに宿泊する。料金はマラソンエントリー費用を含めて、65万円(税込)。申し込みは同社のホームページで受け付けている。 

〈旬刊旅行新聞4月11日号コラム〉―― 「旅行新聞バイク部」活動再開近し 日本の良さを再認識する旅が始まる

2023年4月11日(火) 配信

 今年は関東の桜の開花時期がとても早く、もう少し眺めていたいなと思っていた矢先に葉桜へと変わってしまった。これは何も今年だけのことではなく、毎年桜の散る季節には名残惜しさを感じる。一方で、新緑も美しい季節になってきた。

 

 冬の間、半冬眠していたバイクは、バッテリーが弱ってしまっていた。このため、エンジンをかけるために重い車体を日の当たるところまで押して行き、しばらくタンクやエンジンが温まるのを待って、セルを押して念力とともにエンジンをかけるという日々が続いていた。

 

 しかし、さすがにしびれを切らして春先に新しいバッテリーに交換した。あわせて、タイヤの空気も規定値まで充填したところ、眠気まなこのバイクが何やらやる気を見せ始めた。昨夏にはダンロップのタイヤに変えており、今はいわゆる“ツーリング待ち”状態にある。

 

 

 春らしい季節は心躍るものがある。昨春はバイクに乗って郡上八幡や飛騨古川、上高地、松本などを巡る1人旅をしたが、今年はどこに行こうかと思案中である。

 

 バイクに乗っている最中は、バイクを見ることはできない。信号待ちの間にせいぜいタンクか、足元に見える剥き出しのエンジン、少し前に突き出したヘッドライト、アナログ式のスピードメーターとタコメーターなどを、パーツごとに眺めるだけだ。

 

 ツーリングに出ると、サービスエリアや道の駅などでしばし休憩したあと、自分のバイクを遠くから眺めるという、新しい視点が加わる。とても小さなことに思われるかもしれないが、ツーリングにおける大きな楽しみの1つといっても過言ではない。

 

 小休憩の間に体の疲れも取れ、心もリフレッシュして遠くから自分のバイクに近づくと、とりわけエンジン周りを中心に、さっきまで走っていた熱が残っている。この余熱が漂う状態が愛おしく思える。空冷エンジンのため、止めたエンジンから発する薪ストーブのような乾いた音も心地よい。

 

 再びエンジンをかけると、滑らかに回る。ロングツーリングの場合、これが何度も繰り返される。そのうちに、バイクに跨ると、メカノイズのような軋み音が鳴るようになる。労わりたくなる瞬間だ。

 

 

 泊りがけの旅では「目が覚めたとき、バイクはちゃんとあるだろうか」という不安が強い。車の駐車場の空いているスペースに置くことが多いため、盗難やいたずらが恐い。翌朝バイクと再会するときは胸が高鳴る。

 

 最近はバイク専用の駐輪場を設置してくれている旅館やホテルも増えてきた。なかには屋根付きの車庫が備わっている宿もあり、ライダーの気持ちを理解してくれていると感激する。

 

 昨年宿泊した、飛騨古川の宿では、夕食後に雨が降り出した。気づかずにくつろいでいるとフロントから客室に電話があり、「もし良かったら雨に濡れない場所がありますから、そちらに停めてもいいですよ」と親切におっしゃってくれた。ツーリング中に雨天はつきもので、ベッドの中で夜の間ずっと濡れているバイクのことを想うのもつらいものだ。

 

 

 多方面からの期待が大きい「旅行新聞バイク部」もそろそろ本格的な活動再開の時か。日本の良さを再認識する旅が始まる。

(編集長・増田 剛)

外国人ノマドワーカーを呼び込む 自民党ワーケーション議連第3回総会

2023年4月10日(月) 配信

ワーケーション推進議員連盟は4月3日(月)、第3回総会を開いた

 自民党のワーケーション推進議員連盟(鶴保庸介会長)は4月3日(月)、第3回となる総会を開いた。内閣官房、総務省、厚生労働省、観光庁、文化庁、環境省、農林水産省、日本航空(JAL)、住宅宿泊協会、日本ファームステイ協会、日本テレワーク協会、長野県庁の代表者が出席し、ワーケーションへの取り組みを発表した。

 司会を務めた武井俊輔事務局長は、冒頭あいさつで、「コロナの前後でワーケーションに対する新しいチャンスや視点などがあろうと思われる。各省庁、団体、企業の皆様から広くお話を伺いたい」と述べた。

 長野県庁産業労働部産業立地・IT振興課は、普段の職場や居住地から離れ、信州ならではの魅力に触れながら仕事をする豊かなライフスタイル「信州リゾートテレワーク」を紹介した。県内のリゾートテレワーク受け入れ施設は100を超え、信濃鉄道沿線6市を周遊するワーケーションツアーなど、県内広域連携も行っている。

 県内に滞在する関係人口・企業の創出と拡大を目指し、新たなビジネスの創出や、地域経済の活性化、地域づくりの担い手の確保、移住・企業誘致──などにつなげていく考え。

 日本テレワーク協会では、これまでの反省点として「場所を強調しすぎていた」点を挙げた。テレワークとは本来、時間や場所を有効活用できる柔軟な働き方を指し、在宅勤務のみを指すものではないとして、「今後は真に時間や場所にとらわれないスタイルを追求し、『新テレワーク』として発信する」と意気込みを述べた。

 これに併せて、ワーケーションによって企業のビジネスと地域の課題解決がつながるような、関係づくりを突き詰めていく。

 質疑・意見交換では、「地域に呼び込むのは企業だけではなく、ワーケーションに取り組むユーザーにも効果的なアプローチを掛けてほしい」「企業側の制度設計が大事。先進的に取り組んでいる企業への優遇策や支援策によって推進できれば」「外国人ノマドワーカー需要も取り入れていきたい」など、活発な意見が交わされた。

 次回の総会では、実際にノマドワーカーなどさまざまな働き方をする外国人の意見をヒアリングする予定だ。