日本の食で外国人観光客をリピーターに

2018年1月19日(金)発信 

日本食の重要性を語る尾川会長

国際観光日本レストラン協会(尾川欣司会長)は1月18日、東京・白銀台の八芳園で新年賀詞交歓会を開いた。尾川会長は2017年の訪日外客数が2869万人に急成長していることに触れ、「東京オリンピックの20年には4000万人が訪れる。本当の意味での勝負はこれから。日本を訪れてくれた外国人観光客に私たちは何ができるか。『日本で美味しいものが食べられた』と心からの感動を与え、リピートしてもらうことが大事」と語り、今後の観光振興に向けて、日本の食の果たす役割を強調した。

 秋元司国土交通副大臣は「17年のインバウンド消費額は4.4兆円を超え、GDP(国内総生産)の1%に迫りつつある」とし、「(外国人観光客の国内消費は)輸出で稼いでいるのと同じ。国のあらゆる成長戦略の中でも最も成功しているのは観光分野。今後、ますます磨き上げていかなければならない」と期待と責任感を示した。さらに、「2030年のインバウンド6000万人を目指すなかで、世界トップクラスの観光大国フランスやスペインなどと肩を並べていくには、これまで以上に観光政策の重要性が増す」と話した。

CRAFT SAKE WEEK 東北 3月に仙台市で開催

2018年1月18日(木) 配信

中田英寿さんがプロデュースする“SAKE”イベント

宮城県仙台市で、東北6県および全国から選りすぐりの酒蔵が出展し、日本酒の魅力を楽しめる催し「CRAFT SAKE WEEK 東北」が、3月21(水・祝)~25日(日)までの5日間開かれる。

 元サッカー日本代表選手・中田英寿さんが代表を務めるJAPAN CRAFT SAKE COMPANYが企画する催しで、昨年は六本木で10日間延べ11万人が来場した“SAKE”イベントだ。東北の冬の魅力を紹介するJR東日本の「行くぜ、東北。SPECIAL 冬のごほうび」キャンペーンとも連携し、50蔵が出店する。

CRAFT SAKE WEEKとは

 高品質な日本酒をきちんと美味しく学べる場として、日本全国300以上の酒蔵に足を運んできた中田さんがプロデュースし、2016年に東京・六本木で初めて開催した。2年目となる昨年は規模を拡大し、六本木のみならず、福岡・博多でも開催。六本木では10日間で延べ11万人、博多は6日間で延べ3万6千人が来場した。開催期間中は「自分好みの日本酒に出会ってほしい」という中田さんの思いと、各日にテーマを設け、テーマに沿って集まった日本を代表する酒蔵が出展し、日本酒を提供している。

東北には50の蔵元が集結

 CRAFT SAKE WEEK 東北では、東北6県を代表する酒蔵を中心5日間で10蔵ずつ計50蔵が出店予定。日本酒とあわせて厳選されたレストランのオリジナル料理とのマリアージュも楽しめる。事前チケットは現在発売中。2月上旬に下のウェブサイトで詳細公開予定。

CRAFT SAKE WEEKのこだわり

1)1日10蔵にこだわり、毎日テーマを変えて選りすぐりの酒を紹介

 日本酒を飲み始めたばかりの人から、日本酒を愛飲している人まで、幅広い層にイベントを楽しんでもらえるよう、日ごとにテーマを変えて日本酒を提供する。1日10蔵に限定することで、一つひとつの蔵、酒との出会いを濃密にし、印象的な酒、お気に入りの酒を見つけてもらえるように工夫している。

2)蔵元や利酒師と直接コミュニケーションが取れる

 出店している酒蔵の蔵元や会場に常駐する利酒師に、日本酒の楽しみ方や選び方などを直接聞くことができる。酒造りのこだわりや、地域ごとの特徴の違いなどを知ることで、日本の誇る“SAKE”文化に触れ、日本酒の魅力を再発見するとこができる。

3)厳選されたレストランが出店し、料理と日本酒のぜい沢なマリアージュが楽しめる

 日本酒にあわせて楽しむ料理にもこだわり、中田さんプロデュースだからこそ実現した厳選されたレストランが出店する。日本酒にぴったりの料理を、リーズナブルな価格で提供し、厳選されたこだわりの日本酒とのマリアージュを楽しめる。

CRAFT SAKE WEEK 東北 開催概要

日時:2018年3月21日(水・祝)~3月25日(日)

   各日とも正午~午後9:00まで

場所:勾当台公園市民広場(宮城県仙台市青葉区本町3-9-2外)

参加蔵数:各日10蔵、計50蔵(予定)

レストラン数:10点(予定)

料金:CRAFT SAKEスターターセット 2500円(グラス+酒・食事用コイン7枚)※2回目以降来場の際は、グラスを持参すると、追加コインの購入で参加できる。

主催:CRAFT SAKE WEEK 東北 実行委員会

チケット販売:PassMarket (下記リンク先)で販売中

 

 

中間発表、1位は草津温泉 「第10回 みんなで選ぶ 温泉大賞」

2018年1月18日(木) 配信

「第10回 みんなで選ぶ 温泉大賞」の 中間結果が発表された(写真はイメージ)

「第10回 みんなで選ぶ温泉大賞」の中間発表が行われた。最終結果が分かるのは、2018年2月28日(水)。2月5日(月)午後3:00まで投票を受け付ける。

 公式Webサイトから、お気に入りの温泉地に一票を投じれば参加できる。ログインも不要だ。昨年行われた第9回には、2万5千票が集まった。今回の中間発表では、群馬県・草津温泉(温泉地部門・総合)と、兵庫県・有馬温泉 太閤の湯(日帰り温泉部門)がそれぞれ1位にランクインした。

 その他のカテゴリとして、「宿泊施設部門」と「エリア別ランキング」、「県別ランキング」、「エピソード大賞」も用意した。利用した温泉地や施設のなかで、思い入れ深いものがあればぜひ、投票に参加してほしいという。

国際観光旅客税の使途を議論、第5回観光立国推進協議会

各団体や企業から約100人が参加した

2018年1月18日(木) 配信

オールジャパン体制で観光立国の実現を目指すための組織「観光立国推進協議会」(委員長=山口範雄・日本観光振興協会会長)は1月17日、東京都内のホテルで第5回の会合を開いた。観光団体や関連企業の協議会委員ら約100人が参加。2019年1月から導入が検討されている「国際観光旅客税(仮称)」の使途を中心に意見を交わした。また、委員のアンケートに基づいた行動計画の改定版も発表した。

 山口委員長は、第1回協議会からの5年間を振り返り、「政府の動きや環境の変化を踏まえて、昨年から『観光先進国実現に向けた行動計画』を作成し、実践に入った。観光教育やDMOを具体的に進めるための専門部会を立ち上げてきた」と報告した。今年から来年にかけては一層の環境変化が予測されるなか、「協議会は直接的な観光業界だけではなく、幅広い分野から集まっていただいている。業種の垣根を超えた自由な意見交換をし、今後の具体論を考えていきたい」とした。

観光庁の田村明比古長官

 来賓の観光庁の田村明比古長官は、訪日旅行について、需要の増大とともに個人旅行化とコト消費化が進み、質量ともに受入体制の整備が必要だと訴えた。国内・海外旅行は市場の成熟化が進行するなか、多数の消費対象のなかから選択してもらうために、ビジネスモデルの根本的な変革が求められていると言及。「すべてにおいて、今後はステージの異なる高次元の観光施策の実行を加速していく必要がある」と述べた。

 国際観光旅客税については、観光庁の水嶋智次長が、観光財源のあり方を検討した有識者会議の内容を改めて紹介。観光財源の使途の適正性を確保するため、予算は観光庁に一括計上したうえで、その後関係省庁に移し替えることを検討していると強調した。「その年のニーズに合わせ毎年洗い替えができるように、民間の意見も踏まえて検討を行う。業界の皆さんからも使途にお知恵とアイデアをいただきたい」と呼び掛けた。

 委員からは、2次交通の充実や東京五輪に向けた保安体制の強化、観光案内所の充実、デジタルマーケティングを活用した情報発信などが使途への意見として挙がった。

旅をお得に、「月別おすすめ旅先2018」を発表

2018年1月18日(木) 配信 

人気旅行先をお得な価格で

ブッキング・ドットコム・ジャパン(アダム・ブラウンステイン代表、東京都港区)はこのほど、世界各地の人気旅行先を1年で最も安く観光できるベストシーズンを1~12月までの各月ごとに発表した。

 同データは、世界各地の人気都市にある3、 4、 5つ星の宿泊施設の1泊あたりの平均宿泊料金を算出。年間の料金変動をもとにそれぞれの旅行先のベストシーズンを週単位で特定し、選定した。料金は16年10月~17年10月までのデータに基づいて算出。

 分析対象には3、 4、 5つ星の宿泊施設を選んだ。世界の各都市にある多様なタイプの施設形態を比較するための基準、各施設形態の料金傾向の指標となるように配慮した。料金は指定期間内にブッキング・ドットコムで確認した平均客室単価(ADR)となる。紹介した旅行先は、指定期間内の予約数が1万件以上あった都市としている。

1月のコペンハゲーン:年間で最も高い週と比べて【41% 安価】

1月のおすすめ旅行先:コペンハゲーン(デンマーク)

2月のブエノスアイレス:年間で最も高い週と比べて【16%安価】

2月のおすすめ旅行先:ブエノスアイレス(アルゼンチン)

3月のクタ:年間で最も高い週と比べて【33%安価】

3月のおすすめ旅行先:クタ(インドネシア)

4月のチューリッヒ:年間で最も高い週と比べて【15%安価】

4月のおすすめ旅行先:チューリッヒ(スイス)

5月のメルボルン:年間で最も高い週と比べて【22%安価】

5月のおすすめ旅行先:メルボルン(オーストラリア)

6月のチェンマイ:年間で最も高い週と比べて【26%安価】

6月のおすすめ旅行先:チェンマイ(タイ)

7月のアブダビ:年間で最も高い週と比べて【46%安価】

7月のおすすめ旅行先:アブダビ(アラブ首長国連邦)

8月のリオデジャネイロ:年間で最も高い週と比べて【40%安価】

8月のおすすめ旅行先:リオデジャネイロ(ブラジル)

9月のメキシコシティ:年間で最も高い週と比べて【46%安価】

9月のおすすめ旅行先:メキシコシティ(メキシコ)

10月のオークランド:年間で最も高い週と比べて【16%安価】

10月のおすすめ旅行先: オークランド(ニュージーランド)

11月のアテネ:年間で最も高い週と比べて【31%安価】

11月のおすすめ旅行先:アテネ(ギリシャ)

12月のアムステルダム:年間で最も高い週と比べて【35%安価】

12月のおすすめ旅行先:アムステルダム(オランダ)

「地域の魅力に気が付くのは外から訪れた人」と小泉議員語る

2018年1月17日(木) 配信

地域の魅力発見には外から訪れた人がカギと語る小泉進次郎衆議院議員

旧軍港市日本遺産活用推進協議会は2018年1月17日(水)、東京都内でフォーラムを開いた。内閣官房「明治150年」関連施策推進室の共催旧海軍「鎮守府」のまちとして日本遺産認定を受けた神奈川県横須賀市と広島県呉市、長崎県佐世保市、京都府舞鶴市が今後の連携などについて語り合った。このなかで、来賓としてあいさつした小泉進次郎衆議院議員は「地域の魅力に気が付くのは外から訪れた人」と述べた。

 小泉議員は自身を「日本遺産旧軍港四市を知ってもらうための応援団」と語り、4市の魅力を「力を合わせることで、単独では実現できないことを可能にできること」と評価した。一方で、4市には眠っている魅力がいまだ多くあるとし、「これからも4市が連携し、多くの人に足を運んでもらい、発掘するべきだ」と訴えた。 

 また、多くの人が驚くような光景も、見慣れている地元住民には日常風景であり、気が付くことができないとし「地域の魅力に気が付けるのは地元愛が強い地域住民ではなく、“外から訪れた人”。地元にいるから当たり前だと思うもののなかに、たくさん宝がある」と断言。

 今後、旅行会社などからも、活用できていない地域の宝を教えてもらうべきだとしたうえで、「活用にあたって国の立場からできることがあるときに力を発揮するのが、地元選出の国会議員。国や県や市など連携することで、まちをさらに元気にできる」と主張。「世の中を変えるために、やらなければならないことがたくさんある」と参加者に訴えた。

鳴門わかめの収穫体験 オリジナル宿泊プランを販売

2018年2月1日(木) 発売開始

ルネッサンス リゾート ナルトが、鳴門わかめの収穫体験ができる、オリジナル宿泊プランを売り出す

ルネッサンス リゾート ナルト(徳島県鳴門市、髙橋裕二総支配人)が、体験型の宿泊プランを2月から売り出す。わかめの収穫と加工にチャレンジできる。

 昨年10月には、「南あわじ-鳴門-東かがわサイクリングコース」の誕生を記念した宿泊プラン(期間限定)を販売するなど、地域に密着した企画が目立つ同ホテル。今回は、名物の「鳴門わかめ」の収穫体験に参加できるプランを用意した。加工場見学の際には、生わかめのしゃぶしゃぶも堪能できる。

 鳴門わかめは、独特の歯ごたえを持ち、国内トップクラスの生産量を誇る。養殖場までの移動に漁船を利用するなど、本場の味と本格的な収穫体験を同時に楽しめる工夫を施した。収穫のようすが納められた写真をSNS(交流サイト)に投稿すれば、わかめうどんを無料で食べられる(ホテルのテラスカフェにて対応)。

鳴門わかめ収穫&塩蔵体験 宿泊プラン

期間:2018年 2 月 1 日(木)~ 3 月 31 日(木)

料金:1人1 泊 2 食付き 1万5150 円(2 人1室)、1万3650 円(3 人)、1万2650 円(4 人)~

日程によって変動あり。詳細は公式Webサイトまで。

東京の島々で使えるしまぽ通貨のPR開始

2018年1月12日(金) 配信 

東京の島しょに来訪を(画像はイメージ)

東京都と(公財)東京観光財団はこのほど、東京の島しょ地域で使えるしまぽ通貨のPRキャンペーンを始めた。島しょ地域への来訪を促進を狙う。

 東京の島しょ地域(※1)への旅行者誘致の取り組みで、昨年10月から「電子しまぽ」とプレミアム付き宿泊旅行商品券「しまぽ通貨」のサービスを実施している。7千円分購入すると、3千円分のプレミアムが付き、計1万円分となる。宿泊費以外にも、食事やアクティビティ、土産にも使える。スマートフォン画面上に、スタンプを重ねるだけで簡単に決済できる。

※1 島しょ地域:大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島、父島、母島の11島

PRグッズの配布【1月20日(土)開始】

 「しまぽ通貨加盟宿泊施設」の利用客に、しまぽ通貨の利用促進を目的として、PR用タオルを配布する。1月20日(土)宿泊者からの配布で、数量限定で、先着順となる。しまぽ通貨加盟宿泊施設は下記より。

 

島内周遊スタンプラリー【1月22日(月)開始】

 「電子しまぽ」に登録すると参加できる「東京島めぐりPASSPORT」のスタンプ押印場所が増え、島内でもスタンプラリーをできるようにした。島内周遊スタンプラリーは、利島、御蔵島、青ヶ島を除く8島で実施。50ポイント貯まると、記念品がもらえる。100ポイント以上集めると、プレゼントが当たる抽選に応募できる。

電子しまぽ登録キャンペーン

・しまぽPRブースの設置

 スタッフが登録方法などを案内。その場で電子しまぽに登録すると、小笠原パッションフルーツチューハイか、明日葉茶をプレゼントする。今後は、羽田空港でも実施予定。

1月の実施日:竹芝客船ターミナル

1月18日(木)午前10時00分~11時00分(おがさわら丸出航前)

1月26日(金)午後9時00分~10時30分(大型船出航前)

1月27日(土)午前7時15分~8時30分、午後0時30分~午後1時20分(ジェット船出航前)

・SNS投稿でプレゼント

 竹芝客船ターミナルに「しまぽ通貨」特製パネルを設置。ブース設置日時(1月18日除く)にパネル写真と「#しまぽ通貨」を、その場でSNSに投稿すると、小笠原パッションフルーツチューハイか、明日葉茶プレゼントする。

ながさき「しまとく通貨」との相互PR

 「しまぽ通貨」と同じく、離島地域の観光振興や誘客を目的としたながさき「しまとく通貨」を発行する、しま共通地域通貨発行委員会事務局と連携して相互PRや共同事業を実施。「東京と長崎の島しょ地域観光を盛り上げていきます」(東京都)。

東京アイランドドットコムのリニューアル【1月15日(月)】

 伊豆諸島・小笠原諸島の楽しみ方がわかる総合観光情報サイト(主催:東京諸島観光連携推進協議会)「東京アイランドドットコム(外部サイトへリンク)」をリニューアルした。掲載コンテンツは、各島の旬な情報や11島イベントカレンダーのほか、各島へのアクセス表示、「島旅初心者向けQ&A」など。

パソナグループ、東京五輪のオフィシャルサポーターに

2018年1月18日(木) 配信

パソナグループと東京2020組織委員会がパートナー契約

パソナグループとオリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は2018年1月17日(水)、オフィシャルサポーター契約を締結した。期間は、20年12月31日まで。人材派遣や紹介などの人材サービスを通じ、大会に貢献する。

 パソナグループの南部靖之代表取締役グループ代表は同日パソナトラベルハブミックス(東京都千代田区)で開いた会見で、「我われは仕事を通じ一人ひとりが、勇気と才能を発揮し、豊かな人生を歩むことを応援している。今日の日を胸に刻み、オフィシャルサポーターとしてスポーツ選手の夢や志を応援するだけではなく、日本の未来も応援する」と意気込んだ。

 東京2020組織委員会の森喜朗会長は、「組織委員会は、発足以来パソナの優秀な派遣スタッフの活躍に支えられてきた」と謝意を述べ、「今後、有望な人材を集めることがますます重要になるなか、サポート協力をしてもらえることは非常に心強い」と語った。

伊豆稲取温泉「第21回雛のつるし飾りまつり」 1月20日開幕

2018年1月18日(木) 配信 

文化公園雛の館

稲取温泉旅館協同組合(村木康之代表理事、静岡県賀茂郡東伊豆町)は、「雛のつるし飾りまつり」を2018年1月20日~3月31日まで開催する。

 新協賛会場として新たに加わった「八幡神社」は、稲取の総鎮守社で、その境内にある絵馬殿と雛のつるし飾りの相性は抜群。街を挙げてイベントを盛り上げる。また、3月3日のひな祭りの際には、初節句を迎える女の子を募集し、健やかな成長を祈願する。

 街の至る所に見どころが充実し、展示会場だけではない新しい「雛のつるし飾りまつり」を楽しめる。

稲取温泉 雛のつるし飾り

 雛祭りのときに、雛壇の両脇に手作りの人形をつるす「雛のつるし飾り」という伝統文化が残る伊豆稲取温泉。娘の健やかな成長を願い、思いを人形に込めてお祝いする、母娘のつながりを感じる心温まる風習だ。

 日本三大つるし飾り(福岡県柳川市:さげもん、山形県酒田市:傘福、静岡県東伊豆町稲取:雛のつるし飾り)のひとつでもあるこの飾りを、観光資源としてイベントを実施している。雛のつるし飾り発祥の地。

期間:2018年1月20日(土)~3月31日(土)

会場:文化公園雛の館(300円)、むかい庵(300円)

   なぶらとと(100円)、ふたつぼり(無料)、八幡神社(無料)

開館:午前9:00~午後5:00(4:30最終受付) 全会場共通

第21回 雛のつるし飾りまつりのピックアップイベント

<スタンプラリー>

 地元町民が勧める観光スポットや穴場などの情報が満載のスタンプラリー用マップを片手に、雛の館、神社仏閣、地元商店などを散策し、スタンプを集めて投函すると、抽選で稲取温泉の宿泊券や地場産品が当たる。スタンプラリー用紙は1部100円。

<素盞鳴神社雛段飾り>

 2月22日~3月4日までの期間、真っすぐに伸びる118段の素盞鳴神社(すさのおじんじゃ)の階段に雛人形を展示し、隣町の伊東温泉の佛現寺の展示とならび、日本一(※伊東市調べ)の段数となっている。インスタ映えは間違いなし。

<初節句を祝う会>

 3月3日のひな祭りに初節句を迎える子供の健やかな成長を祈願する。(文化公園 午後2:00~)

 また、同会場ではお客様に抹茶とお茶菓子を振る舞う「雛の茶会」も同時開催する。(午前・午後各先着200人)

問い合わせ先

稲取温泉旅館協同組合

所在地:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1521-3

tel0557-95-2901

fax0557-95-5180