【第29回 全国女将サミット 7月4日決定!】「薩摩から伝えたい~」 初の鹿児島開催へ

2017年12月25日(月) 配信

有村青子女将(前列左から2人目)、下竹原成美女将(同3人目)が運営委員長に

2018年 謹賀新年 旅行新聞新社 社員一同

 今年の全国旅館おかみの集い(第29回 全国女将サミット2018鹿児島)は7月4日、鹿児島市内の城山観光ホテルで開催する。運営委員長は有村青子女将(指宿シーサイドホテル)と下竹原成美女将(指宿白水館)の2人体制とした。

 昨年12月に運営委員会を開き決めた。今年は明治維新から150周年という節目を迎えるなか、NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の放映も決まり、全国から注目を集める鹿児島県で開催する。会場となる城山観光ホテルは、市の中心にありながら、桜島を一望できる豊かな自然と緑に囲まれた空間が自慢の施設だ。年明けも引き続き運営委員会を開き、プログラムや懇親会の演出などを検討する。

 全国の女将の皆様、今夏はぜひ鹿児島にお越しください。お待ちしております。

開催日:2018年7月4日(水)
会場:城山観光ホテル(鹿児島県鹿児島市)
運営委員長
有村 青子(ありむら・はるこ)女将(指宿シーサイドホテル)
下竹原 成美(しもたけはら・なるみ)女将(指宿白水館)…

※詳細は本紙1698号または1月10日以降日経テレコン21でお読みいただけます。

「提言!これからの日本観光」「観光の疲労」回復を

2017年12月24日(日) 配信

多くの地域で観光客が溢れている(写真はイメージ)

 ある観光団体の会議の席上「最近観光の疲労現象が各地でみられるのが心配だ」という意見が出た。観光が直面している課題を「疲労」と表現されていることが印象に残った。

 さまざまな行動が体力の限界を超えると起こるのが「疲労」であることはいうまでもない。まさに今、観光地の一部でこのような現象が見受けられ、その回復に迫られている。

 まず観光客の集中による交通機関の混雑である。マスコミでもよく報道されるのは鎌倉の電車と京都のバスの例である。大きい荷物を持った土地不案内の外国人を含む多数の観光客が殺到し、時間帯によっては一般市民の利用が困難となり、苦情が多発しているという。

 次に都市のホテルがいつも満室のため、観光客、ビジネス客が困っているところが続出していることだ。また、各地で外国人対象のヤミ民宿が横行し、近隣からの苦情が出たりするなど、外国人観光客急増に住民の不安感が高まっていることだ。旅館廃業が続出、部屋数は減少し宿泊受給の逼迫を増幅している。

 多くの観光地でまちの受け入れ容量を超えて観光客が入り、生活環境劣化(交通渋滞、ゴミ、騒音問題の深刻化)が目立ち、住民の中に観光への拒否反応を示す人が増加するなどの現象も起こっている。生活環境保護と観光推進とのバランスを取るため苦慮している地域も少なくない。

 それでは、この観光の「疲労」現象を回復させ健全な観光とするにはどのようにすればよいだろうか。観光「疲労」が起こる原因は観光客が特定の地域季節に集中することによることが多い。また、外国人観光客の日本人の生活慣習(観光)マナーなどへの理解不足からも起こっていると思う。したがって、集中の解消、緩和がまず必要である。場所的集中については適確な観光地情報、とくに着地発の情報によって魅力ある観光地の存在を知らせることが必要である。また、季節的集中については有給休暇や祝日制などのいわゆる休暇政策がそのカギを握っているといえよう。地域季節を問わず、万遍なく、バランスの取れた広域観光の実現が期待される。

 外国人観光客については日本の生活習慣旅行マナーを充分説明し、理解を求めることが必要である。ここでも日本の観光情報の適確な発信がそのカギを握る。日本の観光事情を理解した外国人観光客を日本側がもてなしの心をもって迎えれば観光によるよきコミュニケーションが実現し、外国人観光客の増加で生ずる観光「疲労」現象の発生を未然に防ぐことができよう。「疲労」は初期の間に体力(能力)を強化充実させることにより予防できる。このように適確な情報提供による観光「疲労」回復への努力が急務であると考えられる。

 (追記)前回の本稿で「産業観光」が「UNWTO部門賞」を受賞した記述に、受賞団体「全国産業観光推進協議会(主任 森岡順子氏)」と主任名を追記させていただく。

コラムニスト紹介

須田 寛
日本商工会議所観光委員会共同委員長
須田 寬 氏
 
 
 
 
 

 

「観光ルネサンスの現場から~時代を先駆ける観光地づくり~(155)」鍛冶屋ツーリズム(兵庫県三木市)

2017年12月23日(土) 配信

明治20年以前の英国製地金に拘った鉋(かんな)の鍛造/「常三郎」(魚住徹さん)の工房

 神戸市に隣接する兵庫県三木市は、日本最古の金物のまちと言われる。起源は、5世紀中頃、製鉄の祖「天目一箇命(あまのひとつめのみこと)が東播磨で大和鍛冶をはじめたことにある。とくに神功皇后が大陸から韓鍛冶を連れてきて、大和鍛冶との融合による技術革新により、三木には優れた鍛冶技術が根付いたという。

 いずれも神話の世界だが、考古学的にも、三木市志染町(しじみ)窟屋一号墳で発見された鉄釘がひとつのカギを握っている。この釘は、奈良県西部の葛城市(忍海(おしみ)地域)で発掘されたものと同じ形状であり、忍海地域の鍛冶職人が鍛造したものと考えられている。忍海古墳群は鍛冶職人と関わりの深い渡来人が眠る古墳であり、5―6世紀の鉄器づくり(鍛冶生産)の遺構も発見されている。つまり、忍海地域から技術が伝わった三木市志染が三木鍛冶の起源であると考えられているのである。

今年5月の鍛冶博覧会「鍛冶でっせ」に展示された(有)カネジュンの細工鋸の展示

 三木市の転換はもう1つある。1578(天正6)年の羽柴秀吉との合戦である。三木城主、別所長治は2年に及ぶ籠城の末自刃し、三木城下は灰塵に帰した。しかし、秀吉は焼野原となった町の復興に力を注ぎ、免税の札を立て、逃げ延びていた人々を再び城下に集めた。そして各地から大工職人を呼び集め、その道具を作る鍛冶職人も次第に数を増やしていった。他地域に出稼ぎにでた大工職人たちによって三木金物は高く評価され、次第に大工道具が売れるようになった。こうして江戸後期の19世紀には、鋸(のこぎり)、鉋(かんな)、鑿(のみ)などのほか、包丁や剃刀、鋏(はさみ)など、三木は金物のまちとして大いに栄えた。

 現在、三木金物はドイツなど北欧方面や同業者仲間の間では知名度は高いが、国内の一般消費者の認知はいま一つである。そこで、三木工業協同組合は、一般消費者に三木金物を知ってもらうための新たな戦略を練っている。その1つが「鍛冶屋ツーリズム」である。金物は、大工道具だけでなく、植木や各種農業用、調理(食品)用具など実に幅広い。もちろん家庭用DIYもある。

 こうしたことから、一般消費者に三木の職人とその工房・工場を見てもらう、いわば「産業観光」を企画した。先行の新潟県・燕三条「工場の祭典」や東京大田区の「オープンファクトリー」なども、もちろん参考にしている。

 先ずは新神戸駅裏に移転した「竹中大工道具館」とのタイアップにより、全国の職人や金物店主、各種訓練学校の先生・生徒らを対象とするプロ向けツアーを先行する。次の段階では料理スクールなどと連携した女性客の取り込み、工作や鍛冶に興味のある「鍛冶ガール」などに焦点を当てている。三木といえば西日本一のゴルフ場集積地であり、酒米「山田錦」の一大産地としても有名である。

 こうした地域の強みと連携した「鍛冶屋ツーリズム」の今後の展開に大いに期待したい。

(東洋大学大学院国際観光学部 客員教授 丁野 朗)

静岡県富士山世界遺産センター、23日開館 館内概要紹介

2017年12月22日(金) 配信 

静岡県富士山世界遺産センター
水面に“富士山”が見事に映る

古くから「信仰の対象」となり、「芸術の源泉」として数多くの芸術作品を生み出しきた富士山。2013年に世界文化遺産に登録され、改めてその価値を後世に守り伝えるため「静岡県富士山世界遺産センター」が17年12月23日(土)に開館する。総事業費は約41億円。年間で県内から18万人、外国人ら含む県外からは12万人の、計30万人の来館者を見込む。

 設計者は坂茂氏。建物は展示棟を中心とし、北棟と西棟の計3つ。展示棟は木格子の外壁を持つ、特徴的な“逆さ富士”の建物だ。木格子は富士山麓で育った富士檜を使用。館内にはその香りが漂う。前面に日本最大級(約2300平方㍍)の水盤を配置。水面に逆さ富士が映り込むと、“富士山”の姿が現われる。今後はライトアップも計画しており、地元の新たな名所にしたい考え。

湾曲する壁面に映像を流す

 展示棟内部にある螺旋型のスロープ(全長193㍍)を登ると、壁面に映る映像で富士登山を疑似体験できるようになっている。湾曲する壁面に映像をしっかりと映すため、最大で8台のプロジェクターを使用するなどとくに力を入れる。最上階の展望スペースは、富士山を正面に捉えており、圧巻の景観が広がる。

 「永く守る」「楽しく伝える」「広く交わる」「深く極める」の4本柱で、富士山を多角的に紹介。螺旋型スロープ以外では、“荒ぶる山” “聖なる山” “美しき山” “育む山” “受け継ぐ山”の5つの常設展示を用意した。それぞれで富士山の歴史や信仰、芸術、文化、自然などを学べる。

最上階の展望スペースは、圧巻の眺望

 美しき山では芸術と文学を扱う。スクリーンに実寸大の屏風を映すなど、より本物に近い作品を体験してもらえるようこだわった。展示スペースにあるモニターは、タッチパネルで操作性を向上。旺盛な訪日需要にも対応させた。一部を除きすべてワンタッチで多言語化(日、英、簡・繁体、韓)できる。このほか、西棟の企画展示室では年4回ほど開催。開館に合わせ、記念特別展示「富士山の曼荼羅」を23日から始める。

 北棟の目玉は4Kシアター。富士山の春夏秋冬の移ろいや、登山者の姿など、265インチの大画面に高画質な映像を流す。ナレーションは一切いれず、映像美のみで勝負する。

 1階にあるカフェでは、静岡県の地産地消をコンセプトにメニューを揃える。富士山からの湧水を使用したコーヒー(200円)や、静岡の素材を使用したホットドック(500円ほど)などを用意。地域産品の他、地元デザイナーによる雑貨なども販売する。

 開館時間は午前9時から午後5時(夏季は6時)。入館料は個人が300円で、団体(20人以上)は200円。大学生以下と、障害者などは無料となる。車では、新東名高速道路新富士ICから約10分。電車は、JR身延富士宮駅から徒歩8分ほど。

地元デザイナーの商品も

 車・バスでの来館者のため、道路標識を17個増設し、富士急静岡バスでは、最寄りバス停を新設。新規路線「新富士駅~富士山世界遺産センターアクセス線」の運行を開館日に合わせ始める。詳しくは下記URL。また、近くには「富士宮神田川観光駐車場」を整備。普通車96台、バス20台に対応する。

所在地:静岡県富士宮市宮町5―12

TEL:0544(21)3776

富士山本宮浅間大社も隣接

富士山本宮浅間大社の拝殿

 静岡県観光協会は2017年12月6日(水)に「静岡県富士山世界遺産センター」の内覧会を行い、隣接する富士山本宮浅間大社も視察。富士山は25の構成要素から世界遺産に認定されている。今回訪れた富士山本宮浅間大社もその1つとなる。

 富士山は過去に何度も噴火が起こっている。これらを鎮めるため、浅間大神を祀った神社が浅間神社。富士山本宮浅間大社は全国1300社ほどある浅間大社の起源で、総本宮となる。1300社もある浅間大社は、富士山信仰の普及から各地で増えたとされている。

 源頼朝・北条義時・武田信玄勝頼親子らが崇敬を寄せていた。とくに徳川家康は手厚く保護し、現存する社殿を造営した。本殿は全国でも珍しい2階建ての楼閣作り。これまで国宝や重要文化財として保護されてきた。

2階建の楼閣作り

 なお、富士山の8合目以降は富士山本宮浅間大社の境内地。8合目以降という基準は、富士山の火口が200㍍ほどで、これがちょうど8合目辺りだからだと言われている。

 境内にある富士山の水が湧く「湧玉池」は国の特別記念物に登録。湧玉池は池の面積は約2500平方㍍、年平均毎秒2・1立方㍍の水量がある。富士山登山者らが、登山前の水垢離(みずごり)を行っていた場所。この霊水に禊ぎをして、登山する古くからの習わし。

 今後は同センターとも協力体制を敷き、宝物などの企画展も計画していく方向だ。

「ワンピース熊本復興プロジェクト2」スタート 人気漫画が熊本を盛り上げる

2017年12月22日(金) 配信 

「ワンピース熊本復興プロジェクト」

熊本県出身の漫画家・尾田栄一郎氏が描く人気漫画「ワンピース」との連携による復興プロモーション企画、「ワンピース熊本復興プロジェクト2(セカンド)」がスタートする。

 昨年度、南阿蘇鉄道のラッピング列車など、さまざまな復興支援を行ったワンピース。このお礼のため、11月にくまモンが集英社を訪問したことをきっかけとして、プロジェクト第2弾の実施が決定した。

 連載20周年を迎えたワンピースが、今年も熊本を盛り上げる。県では、ワンピースとともに、復興が進む熊本の姿を全国に向けて発信し、熊本地震からの復興の大きな原動力とする考えだ。

ワンピース熊本復興プロジェクト2の概要

(1)熊本県ホームページワンピースジャック

 熊本県ホームページをワンピースキャラクターがジャック

 熊本県メールマガジン「気になるくまもと!」で特集の配信 など

(2)銀座熊本館×ワンピース

 銀座熊本館で商品の購入者を対象に、「くまモン×ワンピース」オリジナルノベルティ、オリジナルショッパー(紙袋)をプレゼント。

 2018年1月16日(火)~

 銀座熊本館で1千円以上(税込)の商品購入者で希望の方にオリジナルショッパー(紙袋)をプレゼント。※プレゼントはなくなり次第終了(限定800個)。

オリジナルショッパー(紙袋)

 2018年2月1日(木)~18日(日)まで

 期間中は毎日(店休日除く)、銀座熊本館で1千円以上(税込)の商品購入者から先着50人にオリジナルキーホルダーをプレゼント。

オリジナルキーホルダー(デザイン2種、色は選べない)

(3)益城町ふるさと納税返礼品×ワンピース

 ふるさと納税(1万円以上)された方に「ワンピース熊本復興グッズ」を進呈。

(4)熊本城マラソン×ワンピース

 「熊本城マラソン2018」をワンピースが盛り上げる。

実施期間

2018年1月5日(金)~2月18日(日)

※益城町のふるさと納税返礼品は、先行して2017年12月4日(月)から実施中。

その他

集英社・週刊少年ジャンプ編集部訪問

 プロジェクトの内容・実施時期などは、熊本県ホームページや週刊少年ジャンプなどで情報提供を予定。4つのプロジェクト以外に熊本復興支援企画も検討している。実施内容は固まり次第、報道資料を提供予定だ。

ワンピース熊本復興プロジェクト2(セカンド)がスタートします! / 熊本県
http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_21760.html?type=top

一の湯、17年度神奈川がんばる企業エースに認定

2017年12月22日(金) 配信

観光関連唯一の認定企業に

「一の湯本館」を中心に箱根で7施設の旅館とホテルを運営する「一の湯」がこのほど、 神奈川県から「2017年度神奈川がんばる企業エース」として観光関連唯一の認定を受けた。

 一の湯は、訪日外国人観光客の宿泊にいち早く対応、さまざまな独自の取り組みにより、サービス品質と生産性を向上させながら労働環境を整備。高い客室稼働率と、高齢者・女性への雇用拡大を両立してきたことが評価された。

神奈川県が認定 がんばる中小企業発信事業とは

 新サービスの提供や、新商品を開発して売上を伸ばすなど、ビジネスモデルの革新を成功させ、認定要件に適合した企業を神奈川県が認定する制度。企業情報や取組内容について県が積極的に情報発信し、中小企業の社会的認知度や従業員のモチベーションの向上をはかるとともに、認定企業のモデル事例を他の企業が参考にすることで、新たに独自の工夫などが生まれ、業績アップや黒字化につなげていくことが目的。認定要件は以下の通り。

神奈川がんばる企業:

独自の工夫などを実施し、その後、年率3%以上の付加価値額の増加と年率1%以上の経常利益の増加を実現していること。

神奈川がんばる企業エース:

「神奈川がんばる企業」のうち、ビジネスモデルの独創性や地域への貢献度
 などがとくに優れていること。

民泊法施行に向け、準備は盤石

2017年12月22日(金) 配信

2018年6月の民泊法施行日に向け、備えは盤石のようだ。(写真はイメージ)

楽天LIFULL STAY(楽天ライフルステイ、太田宗克社長)はこのほど、レオパレス21との提携を発表した。同社は、レオパレス21がリフォームした物件の集客や管理、清掃作業を代行する。

 これで同社は、海外プラットフォーマー(仲介業者)とOTA(オンライン旅行会社)に引き続き、不動産業大手との提携も果たしたこととなる。販売と物件、管理、18年6月の民泊法施行日に向け、備えは盤石のようだ。

 レオパレス21は、単身者向けアパートの建築請負いや、転貸で高い知名度を誇る。同ブランドで賃貸物件を運営するオーナーにとっては、空き家対策の一環となる。旅館業法の特例(特区民泊)下の東京都大田区を皮切りに提携をスタートさせる。楽天ライフルステイが、住宅宿泊事業法(民泊法)の施行(18年6月)に合わせてオープンする予定の仲介サイト(Vacation STAY〈仮称〉)にも、関連物件は掲載される予定だ。

 楽天ライフルステイにとっては、宿泊提供日数の制限(180日)の影響を受け、稼働率があまり望めない都心部での物件掘り出しにつながる。

 6月の設立以降、楽天ライフルステイは管理・清掃、諸手続きといった管理業者としての役割も果たすと強調してきた。グループ会社協力のもと、賠償責任保険(民泊用)の付帯も実現した。国内外のプラットフォーマーが実績を出すなか、民泊法下での適切な対応と今回の提携を打ち出すことで、出遅れた物件確保に勢いをつける。

 なお、楽天ライフルステイは、個人向け民泊物件の運用代行も受け付けている。

京都鉄道博物館×きかんしゃトーマス タイアップ企画を開始

2017年12月22日(金) 配信 

スタンプラリー

(株)ソニー・クリエイティブプロダクツ(代表取締役 長谷川 仁)は、マスターライセンスを保有する「きかんしゃトーマス」のタイアップイベントを、京都鉄道博物館で2018年1月から開催することを決定した。

 イベントでは、小さな子供も楽しめるスタンプラリーに加えて、キッズに大人気の鉄道玩具「プラレール」(発売元:タカラトミー)のプラレールトーマスの「ソドー島」ジオラマが京都に初登場。さらに、トーマスと一緒に写真が撮影できるフォトスポットがあるほか、楽しい特別映像の上映もある。2018年1月からスタートし、途中3月で一部内容を変更して5月上旬まで続く。

京都鉄道博物館×きかんしゃトーマス タイアップ企画

「きかんしゃトーマスとなかまたち Go!Go!スタンプラリー」

会期:2018年1月11日(木)~5月7日(月)※休館日をのぞく

時間:午前10:00~午後5:30(最終入館5:00)

場所:京都鉄道博物館 本館2F「キッズパーク」エリアおよび館内各所

内容:

〇きかんしゃトーマスとなかまたち Go!Go!スタンプラリー

 時間:午前10:00~午後5:00

 対象:小学生以下の子供(参加費無料)

 内容:キッズパークの受付でラリー用紙を受け取り、

    館内4カ所でスタンプを集めてゴールすると特製シールをプレゼント。

  ※スタンプとシールの内容は、

   第1回(1月11日~3月13日)と第2回(3月15日~5月7日)で変わる。

〇きかんしゃトーマスフォトスポット

 内容:トーマスと一緒に写真がとれる。※自身のカメラで撮影。

〇きかんしゃトーマス特別映像上映

 内容:来年4月に公開となる劇場版新作

 「映画 きかんしゃトーマス とびだせ!友情の大冒険」の予告編やTV版エピソードに加えて、機関車の動く仕組みを楽しく学ぶことができる映像をキッズパークのモニターでリピート上映する。

2018年度映画メインビジュアル

〇プラレールトーマスジオラマ展示(いずれも京都初登場)

(1)大迫力!プラレールトーマス「ソドー島」ジオラマ(期間限定)

  期間:2018年1月11日(木)~1月26日(金)

  内容:トーマスとなかまたちが活躍するソドー島を、

    プラレールのビッグサイズのジオラマで再現する。

プラレールトーマス「ソドー島」ジオラマ

(2)プラレールトーマスタワー

  期間:2018年1月11日(木)~5月7日(月)

  内容:プラレールトーマスが迫力のタワーになり、 全キャラクター勢ぞろい!

プラレールトーマスタワー

京都鉄道博物館について

 鉄道の安全や技術を、「見る、さわる、体験する」ことを通じて、誰でも楽しみながら学ぶことができる博物館。

所在地:京都府京都市下京区観喜寺町

開館時間:午前10:00~午後5:30(入館は5:00)まで

入館料金:一般1,200円/大学生・高校生1千円/中学生・小学生500円/

     幼児(3歳以上)200円

問い合わせ:TEL 0570-080-462 受付時間 午前10:00~午後5:00

     ※詳しくはホームページへ

(C)2017 Gullane(Thomas) Limted

前受金は60日以前は20%以内、海旅募集型のガイドライン策定

2017年12月22日(金) 配信

12月21日の定例会見で説明する越智良典事務局長

 

てるみくらぶの破綻を受け、観光庁は2017年12月20日(水)、海外募集型企画旅行を実施する第1種の旅行会社へ、経営ガバナンスの強化について通達を発した。これに対し、日本旅行業協会(JATA)と全国旅行業協会(ANTA)は12月21日(木)、ガイドラインとして制定した「海外募集型企画旅行(パッケージ旅行)の企画・実施に関する指針」を観光庁に提出した。指針では、申し込み時の前受金について「出発日の60日以前は旅行代金の20%以内」と定めた。

 観光庁からの通達は、てるみ破綻後に同庁が設置した「新たな時代の旅行業法制度に関する検討会(経営ガバナンスワーキンググループ)」内の議論で示されたもの。これに呼応し、JATAとANTAは自主ルールを定めることで、旅行会社が旅行者から前受金を多額に集めて破綻することを防止し、消費者保護をはかる考え。

 また、両者は前受金を膨らませている企業を調査するため4月1日に、「海外ツアー適正取引推進委員会」を設置する予定。通報窓口を開設し、企業内部や消費者など誰からでも情報を受けられる体制を整える。

 12月21日(木)に開いた定例会見でJATAの越智良典事務局長は「異常ケースをいかに排除するか。早く感知して取り締まることが必要だ」と述べた。指針を業界内に周知し、危険な動きをしている会社に目を光らせることで、旅行会社の信頼回復に努めていく。

愛犬とともに飛行機に乗ろう!

2017年12月22日(金) 配信

ジャルパックが、愛犬とともに飛行機とバカンスを楽しめるツアーを売り出した

愛犬と一緒に、飛行機の客室内で過ごせるツアー商品を、ジャルパックが売り出した。出発日は2018年3月8日(木)。

 飼い主とペットが一緒に沖縄を満喫できるようさまざまな工夫を施した「JAL ワンワン JET 沖縄4日間」ツアー。機内に専用クレート(窓側のみ)を設けることで、JALの提供する快適な移動時間を、愛犬とともに過ごせる。旅に出たくとも、貨物室に抵抗感を持つユーザーの不安を解消する、粋な心遣いだ。

普通席のほか、「クラスJ」も選択可能だ(緑色の座席が、愛犬用)。パートナー(愛犬)へのご褒美にいかが?

 受入体制も充実している。宿泊は「オクマ プライベートビーチ&リゾート」。沖縄県最北端に位置する海と砂浜が、バカンス気分を盛り上げてくれる。客室はコテージタイプで、天然芝のドッグランが隣接するほか、専用ライフジャケットを着用しての遊泳も可能だ。愛犬が同乗できるレンタカーも利用できる。ツアーには獣医師が同行する。