ブッキング・ドットコム、民泊事業の収益は3120億円に 年間総利益の2割占める

2019年3月6日(水) 配信 

民泊事業が好調に推移(画像はイメージ)

Booking.comはこのほど、民泊の宿泊事業における2018年の収益が28億㌦(約3120億円)だったと発表した。親会社であるBooking Holdings全体の年間総利益の約20%を占める。同社の連結成長率よりも早く伸長し、収益性が高くなっているという。日本市場単体の開示はないが、世界の民泊事業は大きな広がりをみせているようだ。

 2018年Q3の収益だけをみても10億㌦(約1120憶円)と収益規模が大きいことが分かる。掲載物件数も急増している。18年は、前年比18%増の570万件となった。 利用者の関心も高い。Booking.comのアクティブユーザーの40%が過去12カ月以内に、民泊施設を予約しているという。

 同社が提供するプラットフォームでは数多くのタイプがある。ホテルはもちろん、別荘やバケーション・レンタル(民泊施設)のほか、テント、ツリーハウスなどもカバーする。一度にさまざまな宿泊施設を閲覧し比較・検討できることが、「消費意欲を熟成している」(同社)とみる。

JTB 高級ゴルフツアーを実施 ゴルフ旅行増加の影響で

2019年3月6日(水) 配信 

JTB(髙橋広行社長)はこのほど、高品質旅行専門店ロイヤルロード銀座が企画・実施する、「夢の休日 世界のリゾートゴルフ」を売り出した。近年リゾート地でゴルフを目的とした旅行が増えていることを受け商品化。コース近郊のラグジュアリーなリゾートホテルに宿泊し、より一層の非日常体験に特化している。

 全コースでグループごとに専用車・専属ガイドが案内。また、出発日や滞在日数などの変更が可能で、通常のパッケージツアーでは難しい基本コースのアレンジを実現した。さらに、全コースでファーストクラスまたはビジネスクラスの利用となっている。

 米朝首脳会談の舞台となり注目されたシンガポールの「カペラ シンガポール」を利用したコースやハワイのオアフ島からチャーター機を利用し、ライナ島で日帰りゴルフができるコース、2019年3月に直行便が就航した、ブルネイで「エンパイア・ホテル&カントリークラブ」に宿泊するコースなど、全6コースを設定している。

コース概要

コース名:シンガポール リゾートゴルフ6日間
出発日:19年4~12月
旅行代金:99万~109万円(2人1室利用の場合/ビジネスクラス利用)
おすすめポイント:
シンガポールの新たなシンボル「マリーナ・ベイ・サンズ」を望む「マリーナベイ・ゴルフコース」、アジア屈指のゴルフ場として人気の「セントーサ・ゴルフクラブ」でプレイ。米朝首脳会談が開催されたセントーサ島にある高級リゾートホテル「カペラ シンガポール」に滞在する。

コース名:オアフ島とラナイ島のリゾートゴルフ6日間
出発日:19年5~9月
旅行代金:155万円(2人1室利用の場合/ビジネスクラス利用)
おすすめポイント:
ホノルルからハワイ最後の楽園とも呼ばれるラナイ島へ、ハワイの雄大な景観を望みながら、ツアー専用のチャーター機を利用して日帰りでゴルフをプレイ。「太平洋のピンク・パレス」として親しまれるホテル「マイラニ・タワー・ザ・ロイヤル・ハワイアン」に宿泊、ワイキキビーチを望むオーシャンフロントの部屋に滞在する。

コース名:ブルネイ リゾートゴルフ5日間
出発日:19年5~9月
旅行代金:98万円~120万円(2人1室利用の場合/ビジネスクラス利用)
おすすめポイント:
19年3月から就航する「ロイヤルブルネイ航空」を利用してブルネイまで直行便を利用。
世界のVIPが滞在する「エンパイア・ホテル&カントリークラブ」に宿泊、隣接する「エンパイア・カントリークラブ」でゴルフをする。

小笠原アンバサダープログラム 東京と大阪で第1回集会実施

2019年3月6日(水) 配信 

小笠原アンバサダープログラムの参加者募集中

小笠原の魅力を発信している小笠原村観光局(東京都港区)はこのほど、小笠原ファンや島民を対象に「小笠原アンバサダープログラム」を開始した。

 プログラムを開始するにあたり、第1回小笠原アンバサダーミーティングを2019年3月21日(木・祝)に東京で、3月24日(日)に大阪で開き、今後のプログラムの進め方や小笠原の魅力をどのように発信していくかなどを話し合う。

 参加者には、アンバサダー特製バッグのプレゼントや、小笠原特産のラム酒の試飲のほか、懇親会を開いてアンバサダー同士の交流や、プログラムの協力を呼び掛けていく。

アンバサダー特製バッグ

アンバサダー登録方法

<こんな方こそ小笠原アンバサダー>

・小笠原が大好きな人

・イベントやモニターに参加してくれる人

・小笠原の魅力や価値を一緒に広めてくれる人

以下のサイトから、必須事項を入力のうえ登録できる。

イベント概要

第1回ミーティングの申込みは3月10日まで

東京会場

日時:2019年3月21日(木・祝)

 午後1:00開始(午後0:30受付開始) 午後4:30終了予定

会場:東京・浜松町近辺

参加費用:無料

募集定員:50人

大阪会場

日時:2019年3月24日(日)

 午後1:00開始(午後0:30受付開始) 午後4:30終了予定

会場:大阪市内

参加費用:無料

募集定員:30人

<イベント募集フォーム>

 アンバサダーの行動や発言は、アジャイルメディア・ネットワークの「アンバサダープラットフォーム」を導入し、登録者一人ひとりのSNSやブログでの影響力とクチコミを分析する。小笠原の魅力について積極的にクチコミをしてくれる貢献者のデータを把握し、成果の把握や魅力あるコンテンツ制作へと活用する狙い。

クチコミ情報を増やして「小笠原諸島」の魅力を発信!

 小笠原諸島は航空路が無いため、都心から船で24時間、週に1度の定期船、最低5泊6日(船中2泊)という、一般の人にはなかなかハードルの高い国内旅行先。しかし、一度でも小笠原を訪れた人はその魅力に取りつかれ、リピート訪問をしてくれる人がとても多い。

 情報の少ない小笠原の魅力を伝えるためには、実際に訪れた人、島民からの「クチコミ情報」がとても重要で、実際に行ってみると「船旅が良かった」「野生のイルカと泳ぐ体験は凄かった!」などの体験談を友人・知人に話をする人が多い。そのクチコミから、新しい人が小笠原旅行を検討するきっかけになっているという。

 小笠原村観光局では、そのような「クチコミ情報」を増やすためにアンバサダープログラムを開始することを決めた。アンバサダー登録者には、小笠原村の最新情報や限定のキャンペーン・イベントの案内などを届けていく。

廃校をリノベーションした「大雪かみかわ ヌクモ」 今夏、北海道・大雪山の麓に誕生

2019年3月6日(水) 配信

上川町長 佐藤 芳治氏とチームラボキッズ代表 松本 明耐氏

2019年夏、大雪山の麓にある北海道上川町に廃校になった小学校をリノベーションした新施設「大雪かみかわ ヌクモ」がオープンする。

 旧東雲小学校の「雲(くも)」を再生した施設。地元住民と移住者、観光客との「温もりあふれる」交流の場を目指したいという思いを施設名に込めた。一番の特徴は“共創”をテーマにした教育的プロジェクトを推進する、チームラボキッズによる「あそぶ!天才プログラミング」の導入だ。オープン予定は2019年8月、入場は無料(一部有料エリアもある)。

 絵かき用紙に描いた絵が3Dになって動き出し、プログラミングもできるデジタルアート作品は、国内初の常設展示となる。展示だけでなく週末や夏休みにはワークショップもずい時実施する。併設のカフェスペースでは、地元食材を使ったコーヒーやオリジナルスイーツなども楽しめる。小さな子供が安心して楽しめるプレイルームや、地域の人たちが自由に使えるコミュニティスペースもあり、世代を問わず楽しめる。

 新施設建設は移住定住を促す事業「カミカワークプロジェクト」の一環。廃校を改装し、実践型の研修施設を整備することで、地方での起業や就業を目指す人の移住を促進していく。カミカワークプロジェクトで募集するプロデューサー(地域おこし協力隊)が、このヌクモで活動していく。スイーツの開発やカフェの運営、教育プログラムの提供などを通じ、起業に向けた実践的な活動を行うと同時に、雇用を生むことで町への移住者増加を目指す。

 層雲峡温泉を訪れる観光客にも、本施設を含め「大雪 森のガーデン」や「上川大雪酒造」へ立ち寄ってもらう事で上川町の魅力を再発見してもらい、着地型ツアーへの参加を促していく。

4つの機能を持つ複合施設

体験スペースの一部、カフェスペース(完成イメージ)

<体験スペース>
 チームラボ社が開発した子供向けデジタルプログラム「あそぶ!天才プログラミング」を導入。チームラボとして北海道初の常設展示となる。子供たちが自由に遊ぶことのできるプレイスペースで、週末や夏休みなどを中心に体験型ワークショップをずい時開催予定。

<カフェスペース>
 上川町の自然が育んだ美味しい食材と、上川町の自然を体感してもらうコミュニティカフェ。テイクアウトもできる。

<スイーツ開発工房>
 地元農産物などを使用したスイーツ(お土産)の開発・製造。

<コミュニティスペース>
 町民が自由に使えるフリースペース。

大雪かみかわ ヌクモ

住所:〒078-1731 北海道上川郡上川町字東雲139-5
アクセス:JR東雲駅から徒歩6分、JR上川駅から車で10分
     旭川紋別自動車道 上川層雲峡ICから車で6分

リゾートテレワークで「仕事」と「休暇」を両立 長野県がフォーラム開く

2019年3月6日(水) 配信

リゾートテレワークに関心のある140人が集まった

長野県は3月1日(金)、東京都内で「信州リゾートテレワークフォーラム」を開いた。リゾート地で一定期間「仕事」と「休暇」を両立する新たなライフスタイルの場を提供する「リゾートテレワーク」を通じ、都市部からの新たな人の流れの創出と、地域活性化をはかる。「信州リゾートテレワーク」は、同県のリゾートエリアに一定期間滞在しながらテレワークが行える環境を実現するための事業。豊かな自然環境で過ごす休暇と、創造性が発揮できる仕事を両立できるため、社員の有給休暇取得などの働き方改革や、生産性の向上およびストレス軽減などが期待できるとする。

阿部守一長野県知事

 長野県の阿部守一知事は、「リゾート地で心豊かな時間を過ごしながら働く、自分の人生をより充実させたものにしながら働くライフスタイルを追求したい。新しい時代の働き方、生き方として、リゾートテレワークを一緒につくり上げ、広げていくパートナーになっていただきたい」と参加者に呼び掛けた。

 基調講演を行ったNTTコミュニケーションズ経営企画部、ビジネスイノベーション推進室の湊大空氏は、専門性や創造性が必要とされる仕事は、AIが代替できないと説明した。そのうえで、「創造的な成果物は、コミュニケーションや情報収集によって得た知識を、自身で深化させることで生まれる」と語り、仕事に集中できる静かな場所の必要性を強調。知識を深化させ、新しいアイディアを生むための場所として、リゾート地が適していると語った。

湊大空氏
阿部伸一氏

 グーグル・クラウドジャパン合同会社の阿部伸一氏は、「働く場所やワークスタイルを決めるのではなく、新しい場所に出掛け、新しい人に出会うことで、アイディアを生み出したり、コラボレーションしたりすることが重要。リゾートテレワークに主体性をもって取り組むことで、さまざまなおもしろいことができる」と参加者にPRした。

 また会場では、モデル地域となっている茅野市と軽井沢町、白馬村が、これまでに行ってきた体験イベントの成果などを報告した。

聖徳太子の愛犬・雪丸が話題の会話認識スピーカーに 奈良県王寺町で観光案内

2019年3月6日(水) 配信

おはよう雪丸、おすすめの観光ルートを教えて!

聖徳太子ゆかりのまち・奈良県王寺町の観光協会は、町の公式キャラクター「雪丸(ゆきまる)」が会話内容を認識して対話を楽しめる会話認識スピーカー「YukimaruTalk(ゆきまるトーク)」を開発、2019年4月1日(月)(予定)から、雪丸ミニプラザなどで観光案内役として登場する。

 聖徳太子が達磨大師(だるまだいし)を助けたとされる「飢人伝説」を伝える王寺町の達磨寺には、聖徳太子の愛犬で人の言葉を話し、お経を読んだとされる「雪丸」が祀られている。王寺町では2013年から、この「雪丸」を観光・広報大使に任命、2017年には「雪丸ドローン」が誕生し、話題を呼ぶなど人気だ。今回は現代の最新技術を使って、会話を理解し人の言葉を話し、お経を唱える雪丸をよみがえらせた。

 「YukimaruTalK」は、対話型の音声操作に対応した最新の会話エンジンが内蔵されたマイクで音声を認識し、インターネットを介して情報の検索や会話を楽しむことができる会話認識スピーカー。世界初の感情認識ヒト型ロボット「Pepper」の開発にも参加したワントゥーテンが会話エンジンの開発を行った。楽しい会話を楽しめることはもちろん、王寺町に関するクイズやおすすめ観光ルートを教えてくれる。

設置場所:雪丸ミニプラザ  (2019年4月1日(月)から設置予定)
住所:奈良県北葛城郡王寺町久度2-2-1-501
   りーべる王寺東館5階王寺町地域交流センター内
営業時間:午前8:30~午後7:00
定休日:第1・第3水曜日、年末年始

「YukimaruTalk」のモード紹介PR動画も公開

観光案内モード篇

 3月5日(火)からは「YukimaruTalk」のモード紹介PR動画も公開した。「観光案内モード篇」「クイズモード(信貴山朝護我孫子寺)篇」「秘密の〇〇モード篇」「ドローン呼び出しモード篇」の4篇を作成し、紹介している。

ネスタリゾート神戸 3月15日に大人気のアクティビティ強化

2019年3月6日(水) 配信 

ワイルド・バギー

ネスタリゾート神戸(兵庫県三木市)は2019年3月15日(金)、敷地内の「大自然の冒険テーマパーク」で人気の高いアクティビティ「ワイルド・バギー」のコースを増設し、日本最大級の規模に拡張する。あわせて、新アクティビティに「ワイルド・カヌー」を導入し、期間限定として「ふわふわ赤ちゃん」を新設。大自然の中で、日常では感じることのない“本能”を揺さぶられる体験をさらに充実させた。

大人気の「ワイルド・バギー」が拡張!

 昨年10月にオープンして以来、大好評の「ワイルド・バギー」を大幅拡張。新たに、10歳でも自分で運転して走破できる「ファミリーアドベンチャー・コース」、水たまりや丸太などさまざまな障害も出現する「チャレンジサーキット・コース」、そして森の木々の間、道なき道を突き進む上級者向けの「エクストリームアドベンチャー・コース」の3コース。すでに好評の初心者向けの「スピードサーキット・コース」、「アドベンチャー・コース」とあわせて計5コースとなる。

 増設に伴いキャパシティも増強。幅広い年齢層、より多くの人に、本能を揺さぶられる体験を楽しんでもらえるように改装した。

さらに新アクティビティが2つも誕生!

アニマル・フレンズ

 多くの動物に出会える「アニマル・フレンズ」に、春の期間限定で「ふわふわ赤ちゃん」が新登場。ヒツジやヤギ、ウサギ、モモンガ、チンチラなど、産まれたての動物の赤ちゃんが勢ぞろいする。今しか会えない“ふわふわ”の“もふもふ”な姿は必見。あまりの可愛さに母性本能も父性本能もくすぐられ、胸が高鳴り、優しい気持ちが自然と湧き出て、生き物に対する愛情を育む。

ワイルド・カヌー

 加えて、新たに「ワイルド・カヌー」が誕生。大自然の真ん中でカヌーに乗り込み、慣れない手つきでオールを漕ぎながら、水や木々のトンネルをくぐり抜け、息を合わせてゴールを目指す冒険に挑戦できる。水の上で格闘し、本能を揺さぶられる興奮を体験できる。

「ネスタリゾート神戸」ホームページ

宿泊施設のWeb集客に役立つコンテンツを充実 宿泊予約経営研究所、公式サイトをリニューアル

2019年3月6日(水) 配信

宿研公式サイトトップ

宿泊予約経営研究所はこのほど、公式サイトをリニューアルした。宿泊施設のWeb集客に役立つコンテンツを充実させた。 

 同研究所は、宿泊予約サイトの活用全般・集客コンサルティング・HP制作などのサービスを提供しており、2018年3月時点での累計契約実績は4600軒を突破した。リニューアルしたサイトでは新たに、「日本中の宿屋を元気にする!」をテーマに掲げ、 Webマーケティングノウハウをはじめとした、宿泊施設の活性化に役立つコンテツを作成。実際の事例を公開するほか、独自のマーケティング調査資料などもダウンロード可能にした。今後、コンテツの追加・更新を随時行っていく。

 また、全ページで、同社のカメラマンが撮影したスタッフの写真を使用した。併せて、「カルチャー」などのブログコンテンツを通じ、サービスを提供しているスタッフをより身近に感じてもらえるような工夫も施した。また、AI開発をはじめとした新サービスに関する最新情報も発信していく。

JTB×Peatix 連携事業「つながりデザイン360」を開始

2019年3月6日(水) 配信 

会場のようす

JTBとPeatix(ピーティックス)は2月28日(木)に東京都内で、地域活性化に関する共同イベントを開いた。両社は2月5日に業務提携を結び、地域の魅力発信に向けた連携事業を始めている。会場では事業イメージを「つながりデザイン360」と名付けたと発表があった。JTBが培ってきた地域ネットワークなどを、ピーティックスが持つイベントプラットフォームと掛け合わせる。地域への橋渡しから、継続的な関係づくりまでを支援する考えだ。

 ピーティックスの原田卓CEOは「イベントは一過性のイメージあるが、まったく違う。そこにつながりができて、コミュニティが大きくなる。この繰り返しのなかで、地域活性化に貢献することができる」と強調した。
 
 ピーティックスはイベントやコミュニティのプラットフォームを運営するスタートアップ企業。2011年に創業した。会員数は350万人で、常時6500件を超えるイベントを掲載している。すでに米国やシンガポール、マレーシア、香港など世界27カ国で利用者がいる。

上田泰志氏(右)と原田卓氏

 独特の強みがある。イベント関連のタグが480種類ほどあり、誰が何の分野に興味を持ち、参加したかの細かなデータを持っている。ここから、展開する事業に対し、興味関心がある客に個別プロモーションができるようになっている。

 JTBの執行役員経営戦略本部副本部長の上田泰志氏は「我われは地域のさまざまな課題解決に、観光・交流が役立つと考えている。この地域交流事業において、ピーティックスのソリューションは非常に重要になる」と語った。

 つながりデザイン360では大枠を4つ設けた。

 1つ目の「関わりのきっかけづくり」では、地域の魅力発見やイベント・ワークショップの企画などを行う。そのあとに「大都市でつながる」として、人口が多い場で潜在顧客を掘り起こす。

 次のステップは「地元につながる」とする。地元イベントへ参加を促し、現地ならではの体験を用意し、仲間・縁づくりの場を提供する。4つ目は「継続的な関係づくり」。オンラインコミュニティなどでつながりを保ちつつ、地域での拠点化や魅力の磨き上げを進める。

 自治体からの関心は高い。「すでに声が掛かっている。今はどのように進めていくか話し合っている段階だ」(上田氏)。さらに今後は、イベントだけでなく、地域産品や周辺観光を巻き込んだ、新たな価値体験の創造を目指すと意欲をみせた。

イルカと24時間過ごせる!? 「壱岐イルカパーク」が4月25日(木)リニューアル

2019年3月5日(火)配信

リニューアルした壱岐イルカパークのイメージ写真(入り口)

IKI PARK MANAGEMENT(イキ・パーク・マネージメント)は、創業からこれまで長崎県壱岐市が運営してきた「壱岐イルカパーク」を施設やプログラムなどを一新し、4月25日(木)にリニューアルオープンする。

 リニューアル後は、カフェスペースを併設し、壱岐島では少ないモーニングタイムから営業する。東京から長崎県へ初出店となるVERY FANCY(ベリー・ファンシー)のパンケーキや、地元のフルーツを使ったアサイーボウルなど、これまでの壱岐にはないメニューをはじめ、壱岐島のブランド牛“壱岐牛”や旬の食材を使ったフードメニューも提供する。

 将来的には、ディナータイム営業を目指し、地元の特産品である壱岐焼酎(麦)や、2018年に焼酎蔵が蔵を新設し、醸造を復活させた日本酒などのアルコール類の提供も予定している。

 今回のリニューアルに伴い、豊かな自然環境を最大限生かし「イルカとふれあう」「イルカと泳ぐ」「トレーナー体験」など、アクティビティーもこれまで以上に充実させる。敷地内での1日1組限定宿泊サービスなど、イルカと24時間過ごせる時間と場所を提供するパーク&リゾートを目指す。

 ※4月24日(木)までは工事のため休館している。

「壱岐イルカパーク」概要

壱岐へのアクセス

開館時間:午前9:30-午後5:30(繁忙期はや夜間営業を行う)
所在地 :〒811-5512 長崎県壱岐市勝本町東触
アクセス:福岡県から(九州郵船)
      博多港発→芦辺港 or 郷ノ浦港
      高速船 約70分/フェリー 約140分
     佐賀県から(九州郵船)
      唐津港発→印通寺港
      フェリー 約100分
     長崎県から(オリエンタルエアブリッジ)
      長崎空港→壱岐空港
      飛行機 約30分
入場料金:
 島外の人:大人 500円、中学生以下 250円
 島内の人:無料(島民カード提示)
アクティビティ:
 餌やり体験、ドリフィンタッチ、ドリフィンシュノーケリング、トレーナー体験など