オンラインツアー検索の「ONTABI」、5月末まで掲載無料CP

2021年4月14日(水)配信

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 トラベルズー・ジャパン(鈴木創社長、東京都新宿区)は5月31日(月)まで、オンラインツアー検索サイト「ONTABI」の公開を記念したオンラインツアー掲載無料キャンペーンを始めた。コロナ禍でも自宅に居ながら世界中の旅先や人とつながれる新たな旅の文化として、オンラインツアーの普及に取り組む。

 同CPは、旅行に関連するコンテンツ限定で、掲載料、コミッションなどの費用を掛けずに同ウェブサイトに掲載できる期間限定キャンペーン。参画希望の場合、トラベルズー・ジャパンウェブサイト内の問い合わせフォームで申し込みを受け付けている。その際、掲載希望ツアーのURLの添付が必要となる。

 ONTABIは、15以上のサイトが取り扱う1000件以上のオンラインツアーを網羅的に検索できる、4月9日(金)に公開した国内最大級のオンラインツアー検索サイト。世界3000万人、国内100万人の会員を抱える旅行専門メディア「トラベルズー」が開発・運営している。同社は旅のエキスパート集団として、旅行者目線に徹したサイト作りを行っているという。

被災観光地の支援 誘客多角化・収益力向上目指す(観光庁)

2021年4月14日(水) 配信

観光庁は被災観光地の誘客多角化・収益力向上を目的に、専門家の派遣を通じて支援した

 観光庁はこのほど、被災観光地の誘客多角化・収益力向上を目的に、専門家の派遣を通じて支援した。新型コロナウイルス感染戦勝や、昨年7月に発生した豪雨などで被害を受けた観光地に対し、それぞれの観光地が抱える課題を解決するのに適したアドバイザーを派遣して、その実証事業の概要をまとめた。

 事務局(JTB、山北栄二郎社長)が選定した事業者は、奥飛騨温泉郷観光協会、天龍峡温泉観光協会、らぞLABO、下呂温泉観光協会、大江町観光物産協会、やまがた観光キャンペーン推進協議会、宝泉寺温泉観光協会、松本市アルプス山岳郷、杖立温泉観光協会、熊本県、フィデア情報総研山形支社、人吉温泉旅館組合、天ヶ瀬温泉未来創造協議会──の13地域・団体。

 取り組み事例として、下呂温泉観光協会は周辺5温泉地を周遊するスタンプラリーやモニターツアーを実施し、地域一体となった観光施策を打ち出すことで、周遊客の増加を目指した。

 また、地域関係者と意見交換のうえ復興戦略を策定した熊本県は、早期復興を目指すとともに、今後の観光施策のあり方を検討している。

 

日本生産性本部、ポストコロナの生き方、働き方まとめた報告書を公表

2021年4月13日(火)配信

個々人が自由に生き方を選択・修正できる社会の実現に向けた施策を提言

 日本生産性本部(茂木友三郎会長)は4月5日(月)、社会ビジョン委員会(委員長=増田寛也・同本部副会長)の「ポストコロナの生き方、働き方を考える~誰もが自由に生き方を選択できる社会を目指して~」と題した報告書を公表した。企業経営者や労働組合幹部、学識者など16人が、多様化する個人の生き方を起点に一人ひとりが希望を持てる社会のありようを見直そうと、約2年にわたり議論を重ねて報告書を取りまとめた。

 同報告書によると、日本は人口急減による労働供給力不足や、消費需要不足の長期的課題を抱えていると説明。コロナ禍により、東京一極集中やインバウンド依存の地域経済、デジタル化の後れなどの構造的課題が浮き彫りになったと述べた。一方で、時間や場所に縛られない働き方や、都会と地方の二者択一ではない暮らし方が可能であることが明らかになった。

 同委員会はこのような課題意識のもと、目指すべき社会を実現するため3つの方策を挙げた。

 1つ目は、働き方改革を進め、暮らし方や生き方そのものの選択肢を増やす。2つ目は、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を進め、時間や場所に縛られず働くことができる拠点を地方に整備する。3つ目は、温暖化対策を成長の機会とするグリーン・トランスフォーメーション(GX)を進め、エネルギーの地産地消化や都市のスマート化を促進する。これら3つの方策については、セットで行うべきであると強調。あわせて、働き方、都市と地方のあり方の両面から日本の持続可能性を高める施策も挙げている。

 同委員会は「ライフモデルが複数存在し、個人の意思で選択でき、必要に応じて修正できる社会『MuSE Life:誰もが生き方を選択できる社会』」の構築を提言。キャリア政策の主体を企業から個人へ転換する必要性のほか、人・情報・財の対流、個性ある地域づくりで「多極共生型」の国土を目指すべきであり、新たな「国土ビジョン」の構築が求められるとまとめた。

 なお、同報告書は日本生産性本部のウェブサイト内で公開している。

JTB、コロナ禍における意識変化と旅行実態を調査 「国内旅行したい意識高まった」が上位に

2021年4月13日(火) 配信

コロナ禍における意識の変化を調査(イメージ)

 JTBはこのほど、コロナ禍における意識の変化と旅行実施状況について、調査結果をまとめた。コロナ禍の経験による考え方の変化は、対面でのコミュニケーションの大切さや、国内旅行をしたい意識が高まったと感じる項目が上位を占めた。

 全国の18~69歳の男女1万人を対象に、「コロナ禍の生活におけるインターネットやSNSからの“情報”に対する意識と旅行」に関する意識調査をインターネットで実施した。調査期間は、1都3県が緊急事態宣言発令中の2021年3月1~4日。

 「コロナ禍を経験し考え方に変化があった」と回答した人で、どのような変化があったかの問いには、「対面や直接のコミュニケーションは大切だ」と回答した人が最も多い28.4%で、次いで「国内旅行したいという意識が高まった」が26.7%、「買い物はネットショッピングで済ますことが増えた」が22.9%と続いた。性年代別では「女性」「若い年代」に変化があったと感じる傾向が高かった。

 また、近年の旅行経験については、19年に旅行した人は全体の58.9%だったのに対し、2020年は42.9%に留まった。また、「2019年は旅行をしたが、20年以降は旅行していない人」は20.0%だった。

 コロナ禍で旅行経験が高いのは男女29歳以下で、60代は感染拡大がGo Toトラベルキャンペーンが全国展開になった20年10~12月に実施率が高かった。21年は実施率が低下し、なかでも女性60代が旅行を控える傾向がみられる。

 情報収集する項目については、旅マエ・旅ナカともに「宿泊施設」「観光名所」「飲食店」の順となった。「観光名所」の情報収集でもっともみられるのは「観光協会のサイト」(26.1%)で、次いで「旅行会社、オンライン専門の宿泊予約サイト」(22.4%)、「旅行口コミサイト」(20.4%)となった。

 同調査は、インターネットやSNS(交流サイト)などから取得した情報・発信についての意識を調査することで、コロナ禍を経た日常生活や旅行への影響をまとめた。

HIS、変なカフェでスペシャルティコーヒー提供 約5%しか流通していない豆使用

2021年4月13日(火) 配信

変なカフェはTRUNK COFFEEの監修でスペシャルティコーヒーを販売する。

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)は4月1日(木)から、運営する「変なカフェ」(東京都渋谷区)でトランクが運営するコーヒーショップ「TRUNK COFFEE」(愛知県名古屋市)の鈴木康夫氏監修のもと、新たにスペシャルティコーヒーの提供を始めた。

 美味しいコーヒーをよりリーズナブルに、エンターテインメントで楽しんでもらおうと変なカフェは2018年2月、HIS渋谷本店内に開業した。単腕型・高性能協働ロボットがコーヒーなどを提供する。20年からは、カメラと連携したAI(人工知能)で利用客に寄り沿った非対面・非接触で接客を行っている。

 HISはTRUNK COFFEEと変なカフェだけの2種類のオリジナルブレンドを作成した。日本市場では約5%しか流通しない豆を使用し、スペシャルティコーヒーの魅力であるクリーンで果実味のある味に仕上げたという。

 価格は変なコーヒー(ドリップコーヒー)Washed Colombia × Ethiopia Naturalが400円、アメリカーノ Brazil Natural × Ethiopia Naturalは350円、カフェラテ Brazil Natural × Ethiopia Natural は420円、3 Stick Powder Coffees(TRUNK オリジナルスティック珈琲)が620円。いずれも税込。

SL大樹を満喫 5月8日の限定日帰りツアー、東武トップツアーズ

2021年4月13日(火) 配信

SL大樹「ふたら」

 東武トップツアーズ(坂巻伸昭社長)は5月8日(土)限定で、SL大樹「ふたら」を存分に乗り尽くす日帰りツアーを実施する。通常、SL大樹は下今市―鬼怒川温泉間を運行しているが、東武日光発着のSL大樹は「ふたら」の列車名称で、下今市―東武日光―下今市―鬼怒川温泉を走行。ツアーでは約2時間20分のSLの旅が楽しめる。

 牽引機は、真岡鐵道(石坂真一社長、栃木県真岡市)から昨年譲り受けたC11 325を予定している。ツアー参加特典として、C11 325のオリジナルキーホルダーやD型硬券記念乗車証などが付く。

 また、鬼怒川温泉で約2時間40分のフリータイムを設定。駅前広場の転車台でSLが方向転換するようすを見学したり、温泉入浴や温泉街の散策が楽しめる。

 募集人員は150人。料金は大人1万4000円、子供9800円。

TWILIGHT EXPRESS瑞風、食の匠3人を追加 西日本の魅力発信促す

2021年4月13日(火) 配信

(左から)室博執行役員、立花氏、竹中氏、廣戸氏ら

 西日本旅客鉄道(JR西日本、長谷川一明社長)はTWILIGHT EXPRESS瑞風の10月出発分から、車内の食事を監修する「食の匠」に3人を加える。西日本の魅力を取り入れた料理を提供し、乗客に発信してもらうことで、新たな来訪意欲を喚起する考え。

 新たな食の匠は、和彩空間 たち花(島根県・奥出雲町)の立花秀明氏と、Mia Paese(ミア パエーゼ、島根県浜田市)の竹中厚志氏、hiroto(広島県広島市)の廣戸良幸氏の3氏。

 立花氏は奥出雲の魅力を感じられるという奥出雲サーモンや、同県の名物である天然のすっぽんなどを食材として調理する。竹中氏は貝や魚などを使う。廣戸氏は地元産のチーズや和牛などを用いる。

 また、新型コロナウイルス対策として、食事は運行以降初めて、部屋食として提供する。このほか、車内に抗ウイルス加工を施した。

 山陰下りコースでは、新たな立寄施設として大乗寺(兵庫県・香美町)を加える。同寺にある165点の襖絵は国の重要文化財に指定されている。

 JR西日本の室博執行役員は「部屋食にしたことで、これまで以上にゆったりと食事を楽しめるようになったTWILIGHT EXPRESS瑞風を利用してほしい」と語った。

 同列車は4月14日(水)に、運行を再開する。10月出発分は6月7日(月)まで受け付ける。

NAA、「再び飛び立つ準備を。」と題した動画公開 一体感醸成し、長期化するコロナ禍乗り越える

2021年4月13日(火) 配信

動画のキービジュアル。スタッフが働くようすを収録した

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)は4月12日(月)、空港内事業者26社・団体と「再び飛び立つ準備を。」と題した動画を公開した。コロナ禍が長期化するなか、空港スタッフの気持ちを高め、一体感を醸成して難局を乗り越えたい考え。

 同動画は成田空港公式ユーチューブや空港内デジタルサイネージなどで放映する。内容はスタッフが空港で働くようすなどが収録されている。同社の社員が立案や撮影、編集などすべての作業を行った。

 NAAは「全空港スタッフは将来、自由に旅行できる環境になり、成田空港からお客様が笑顔で旅立てる日のために、感染症防止対策に万全を期します」とコメントした。

クラツー、東北キャンペーンを9月まで展開 寝台列車「カシオペア」乗車のツアーも

2021年4月13日(火) 配信

東北の魅力を伝える

 クラブツーリズム(酒井博社長)は4~9月まで、旅で東北6県を応援する「ニッポン旅列島 東北キャンペーン」を実施する。東日本大震災から10年の節目に東北の魅力を広く伝えるとともに、復興と地域活性化に寄与していく。

 ツアーの一例として、同社貸切の寝台列車「カシオペア」(上野~青森間)に乗車するツアー(コース番号:27020-988)や、臨時列車「さくらんぼ風っこ号」乗車とさくらんぼ狩りが楽しめるツアー(コース番号:27593-988)などを展開する。

 これらのほかにも多数の企画を用意した同キャンペーンは、近畿日本ツーリスト各社と合同で行うほか、東北デスティネーションキャンペーン協議会とJRグループが実施する東北デスティネーションキャンペーン「巡るたび、出会う旅。東北」と連動し、東北の機運醸成をはかっていく。

セントレア、4月24日に「ANA FLYING HONU」親子ツアー

2021年4月13日(火)配信

「ANA FLYING HONU」飛来記念滑走路見学ツアーのチラシ

 中部国際空港利用促進協議会が運営する「セントレアキッズクラブ」は4月24日(土)、「ANA FLYING HONU」の飛来を記念して、中部国際空港セントレア(愛知県常滑市)で滑走路見学ツアーを実施する。航空業界や飛行機への関心喚起が目的で、ツアー当日はバスに乗車し、滑走路の近くで世界最大の旅客機「ANA FLYING HONU」を見学できる。参募募集は4月15日(木)まで。

 「ANA FLYING HONU」は、ANAの総2階建て大型旅客機エアバスA380型機の通称。同ツアーでは、普段は関係者しか立ち入ることのできないエリアから見学できる特別なバスツアーとなっている。

​ ツアーの実施時間は午前11:00~午後1:30。対象者は、セントレアキッズクラブ会員の親子12組24人(小学校3~6年生の子供とその保護者)、応募者多数の場合は抽選とする。参加無料。

 申し込み方法は、セントレア公式ウェブサイト内の専用応募ページから。なお、セントレアキッズクラブへの会員登録が必要。