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九州運輸局 宿の感染対策調査 福岡市内と別府で実施

2020年9月2日
九州支局:有島 誠

2020年9月2日(水) 配信

フロントで体温チェック

 九州運輸局は8月6、7日、Go Toトラベル事業参加宿泊施設の新型コロナ感染防止対策の実施状況について、福岡市内のホテルと別府温泉(大分県別府市)の旅館で調査した。

 6日には、福岡県・博多区のJR九州ホテルブロッサム福岡(客室数90室)に、同局とGo Toトラベル事業運営事務局の担当者4人が訪問。ホテル責任者から宿泊客対応など説明を受け、入館時のアルコール消毒やチェックイン時の対応、客室、エレベーターなど共用スペースの消毒、換気対策などを実際に確認した。

 飛沫防止のアクリル板を設置したチェックインカウンターでは、スタッフが非接触の検温器で体温を確認。体調チェックや旅行者の本人確認、館内案内、除菌シートのプレゼントなどのようすを再現した。

 チェックインでは、次客はソファーで待ち、客同士の距離にも気を配る。体温が高い客がいた場合は、専用フロアの客室に案内する。

 同ホテルは「会社全体で安心安全に取り組み、旅行前の検温などをお客様にも呼び掛けている」と話した。

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