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ANAグループ、8年連続で最高評価「5スター」認定 スカイトラックス社の評価で

2020年3月31日
編集部:入江千恵子

2020年3月31日(火) 配信

ANAグループが認定された「5スター」ロゴマーク

 ANAグループは3月29日(日)、英国の航空業界格付け会社・スカイトラックス社が運営するワールド・エアライン・スター・レーティングで最高評価の「5スター」に8年連続で認定されたと発表した。「5スター」認定を受けているのは、世界の航空会社の中で10社のみ。

 スカイトラック社は、空港や機内サービスなど800以上のカテゴリーを審査し、お客が5つ星レベルのサービスを体感できる航空会社に「5スター」を認定している。

 ANAグループではこの1年間、より安全で快適な空の旅を提供するため、A380型機「FLYING HONU」のホノルル路線就航をはじめ、空港・機内サービスのさらなる充実やスタッフ教育など、常に商品の改善とサービスレベルの向上に取り組んできた点が高く評価された。

1年間の取り組み

【A380型機「FLYING HONU」のホノルル路線就航】 

 世界最大の旅客機エアバスA380型機を日本の航空会社として初めて受領し、ハワイで神聖な生き物とされるウミガメをモチーフにした特別塗装機「FLYING HONU」。成田=ホノルル線で運航を開始した。エコノミークラスには日本の航空会社で初となるカウチシート「ANA COUCHii」を導入したほか、ダニエル・K・イノウエ国際空港にANA SUITE LOUNGEとANA LOUNGEをオープンした。

【空港サービス】 

・建築家・隈研吾氏監修のもと、那覇空港のANA LOUNGEをリニューアルオープンした。また、羽田空港、新千歳空港、福岡空港に続き、那覇空港に自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」を導入した。

・利用するお客様が分かりやすく、かつスムーズにご搭乗できるよう国内線と国際線の搭乗方法をグループ番号順に統一し、各種サイネージや備品のデザイン・仕様を画一化した。

・「スマートフォンアプリANA」において、国際線オンラインチェックイン機能や、プッシュ通知機能を活用した運航情報の配信サービス開始など機能を充実させ、お客の利便性向上につなげた。

【機内サービス】 

・国際線ファーストクラスとビジネスクラスに建築家・隈研吾氏監修のもと、約10年ぶりに新シート「THE Suite」と「THE Room」を導入した。両クラスともにドア付きの個室型ワイドシートと広さ、寝心地を実現し、機内のパーソナルモニターとしては世界初となる4K対応のモニターを導入した。

・日本発国際線プレミアムエコノミーとエコノミークラスに、ワンランク上の食事が選べる有料機内食メニュー(和食・洋食)を導入し、より多くの選択肢の中から好みの食事を楽しめるようになった。

・国内線主力機のプレミアムクラスに新たに15.6インチのタッチパネル式パーソナルモニター付きの電動リクライニングシートを導入した。また国内線普通席には、自動車用シート業界でトップクラスのトヨタ紡織と共同開発したタッチパネル式パーソナルモニターを装着した新シートを導入した。

【スタッフ教育】

・ANAグループの総合トレーニングセンター「ANA Blue Base」の運用を開始した。航空会社の訓練施設として初めて茶室を新設し、客室乗務員が日本流のおもてなしを学ぶ場やCGを用いたVR(仮想現実)を訓練用途として世界で初めて本格導入した。

・客室乗務員と空港係員の社内コンテストを実施し、ファイナリストの実演により品質向上につながる対応力や会話力を学び、ANAグループ全体におけるサービス力の向上をはかった。

・搭乗前にくつろげるよう、ラウンジ担当者向けの接遇教育を実施し、ラウンジにおける接遇力の向上に努めた。

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