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【特集】(一社)日本健康素食アカデミー協会 ベジタリアンシンポジウム

2018年12月6日
営業部:古沢 克昌

2018年12月6日(木)配信

(一社)日本健康素食アカデミー協会ロゴ

 2018年10月20日にベジタリアンの世界大会「ベジタリアンシンポジウム(第3回WVO世界素食大会)」が日本(東京)で初めて開かれた。世界各国(アメリカ・中国・台湾・香港・インド・東南アジアなど計21カ国)からベジタリアン・ヴィーガンの著名人47人が来日し、日本のベジタリアン文化を牽引する人も全国から100人以上が上京した。主催は(一社)日本健康素食アカデミー協会。

ベジタリアンシンポジウム会場風景(大江戸温泉物語「浦安万華郷」)

 シンポジウムは、千葉県浦安市の大江戸温泉物語「浦安万華郷」の特設会場で開催された。日本健康素食アカデミー協会の塚田眞弘理事長による開会のあいさつに続き、各国代表による講演が行われた。インドネシアから参加した※世界ヴィーガン協会(WVO)のスシアント理事長は「健康のためのヴィーガンダイエット効果」について発表するなど、世界の※素食・ヴィーガン・ベジタリアンの考え方や国事情、実践方法などが学べ、世界各国の菜食生活に影響力のあるさまざまな分野の人が講義を行い、最新情報が得られる貴重な場となった。

 この「ベジタリアン・ヴィーガン世界大会」は、日本で初めて開催されたことから話題性も高く、テレビ・新聞・雑誌などの取材も多数あった。会場内にはさまざまな言語が飛び交い、楽しくかつ有意義な大会になった。

 また会場での夕食・懇親会では、日本の素食体験として「ベジタリアン和食」の気鋭、料理人の依知川高明氏による「豪華ヴィーガン弁当」の試食会も行われ、参加者から高評価を得ていた。

依知川高明氏による「豪華ヴィーガン弁当」

 日本健康素食アカデミー協会は「今後も世界と連携し、日本に『ベジタリアン・ヴィーガン・素食』の文化を広め、多くの人々が健康な生活を送れるよう努力を重ねていく」とコメント。「私たちは、20年の東京五輪をチャンスとして、日本にベジタリアン食材の店舗やレストランを広め、ベジタリアンの皆様が苦労しない環境を作りたい」と考えを述べた。

 同協会はとくに海外とのつながりが深く、諸外国のベジタリアン協会やベジタリアン食材の会社・レストランなどと密接な交流がある。「ベジタリアン・ヴィーガンについて、国内・海外とビジネスをお考えの方、またベジタリアン食材の輸入・輸出などを検討している方など『ベジタリアン・ヴィーガン・素食』についてご相談があればぜひお問い合わせを」と呼び掛けている。

 なお、WVO世界大会の開催国は、第1回がインドネシア、第2回が台湾、第3回が日本(今回)。次回の第4回はインドで来年7月に開催する予定となっている。

浅草寺での記念撮影

世界ヴィーガン協会ロゴ

 世界ヴィーガン協会(WVO)とは=世界ヴィーガン協会は、世界のベジタリアン・ヴィーガン業界をリードする15カ国以上の団体が集結した世界的組織。その日本代表が(一社)日本健康素食アカデミー協会である。「菜食中心の生活を実践することで、人々の健康と平和を持続可能にする」ことを目標としている。

 素食とは=日本人にとって「素食」と聞くと「粗食」と混同して「粗末な食事」をイメージしがちだが、「素食」は「豪勢な料理」に対する表現の「粗食」とは一線を画す料理文化体系であり、似て非なる概念。大きな意味で「素食」は「中華料理の中で発展してきた菜食料理」と捉えることができる。

 今から800年ほど前の「元」の時代にはすでに「菜食料理専門店=素食店」が営業していたことが文献に記されている。中華料理の技術によって800年以上にわたって研究されてきた「菜食料理=素食」は、「粗食」ではなく、健康的で美しい料理を意味している。

問い合わせ
(一社)日本健康素食アカデミー協会
【世界ヴィーガン協会(WVO)日本代表】
電話:03(3865)4198

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