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国内修旅で50%補償、インフルキャンセル保険(KNT)

2010年2月1日
編集部

 近畿日本ツーリスト(KNT)は、小・中学校や高等学校が実施する国内修学旅行がインフルエンザの流行によって中止になった場合、旅行取消料の一定割合を補償する「国内修学旅行インフルエンザキャンセル費用保険」を、3月1日以降に出発する修学旅行からスタートする。

 昨年、新型インフルエンザの感染拡大によって修学旅行の中止や延期が全国に広まった。しかし、これまでは国内修学旅行を実施する学校がインフルエンザに起因して修学旅行を中止、または延期した場合に取消料を担保する保険はなく、KNTは学校側からの要請を受けて、東京海上日動火災保険と商品開発を行った。

 同保険は、学校の児童、生徒がインフルエンザに感染し、拡大予防を目的に修学旅行を実施する学年が学年閉鎖、または学校閉鎖(休校)となり、保険責任期間中に修学旅行の中止、または延期を余儀なくされた場合に、損害額(取消料)の50%を保険金として支払うというもの。旅行業界では初めての試みという。

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