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ミシュランガイド京都・大阪を発売

2009年10月21日
編集部

「7軒を三つ星評、京都・禅寺「建仁寺」で発表」

 フランスのタイヤメーカー・ミシュランは京都市東山区の禅寺「建仁寺」で10月13日、レストラン・料理店を星で格付けする「ミシュランガイド京都・大阪2010」の概要を発表した。食の都・関西での出版ということでマスコミもテレビ、新聞、雑誌関係者など160人余りが集まり会見内容に注目した。

 今回ガイドに掲載された施設数は203軒で、このうち150軒が一つから三つで星評価された。最高ランクの三つ星には、京都の菊乃井本店、吉兆嵐山本店、千花、つる家、瓢亭、未在の京料理店6軒と大阪のフランス料理店「ハジメ」の計7軒が選ばれた。

 全施設203軒の内訳は147軒がレストラン・料理店、34軒がホテル、そして日本旅館22軒が初めて掲載された。レストラン・料理店では日本料理の懐石、割烹、精進料理、ふぐ料理、そば、寿司、天ぷら、串揚げ、うなぎ、おでん、居酒屋などさまざまな様式が含まれ、これにフランス、中国料理、ステーキハウスなど選ばれている。

 星評価のうち二つ星はレストラン・料理店が24軒(京都12軒、大阪12軒)で、旅館は京都の「要庵 西富家」が選ばれた。一つ星は116軒(京都64軒、大阪52軒)で、旅館は京都の柊家と美山荘の2軒となった。  ミシュランによると京都・大阪版は07年から8人(うち日本人7人)の調査員がリストアップした京都・大阪のレストラン・料理店、ホテル・旅館約1千軒を匿名で訪ね、料理・サービスを体験し評価したという。

 日本のガイド発行は2007年の東京に続く2カ所目で、アジアでは08年に香港・マカオ版が発行されている。「京都・大阪」版は10月16日から全国の主要書店で発売される。価格は税込みで2415円。

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