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国際会議件数、日本4位 米、仏、シンガポールに次ぐーUIA統計

2009年10月21日
編集部

 国際団体連合(UIA)はこのほど、2008年に世界で開催された国際会議の統計を発表。これによると、日本は575件で、世界で4位となった。トップは米国の1079件、2位はフランスの797件、3位はシンガポールの637件。日本は07年の5位(448件)からランクを1つ上げた。

 国際会議の基準は、(1)国際機関・国際団体の本部が主催または後援した会議では、参加人数50人以上、参加国数3カ国以上、開催期間1日以上(2)UIAから主催者が国際機関・国際団体ではないと判断された会議では、開催国以外からの参加者が少なくとも総参加者の40%、参加人数300人以上、参加国5カ国以上、開催期間3日以上などの条件がある。

 08年は後半に世界経済が大きく後退したものの、国際会議開催件数への大きな影響は見られなかった。日本が大幅に増加した主な要因は、「国際団体の主催する大型の国際会議や、国内学会が主催する中規模以上の国際会議が増加したことなどが考えられる」(日本政府観光局コンベンション誘致部)としている。

 UIAが06年まで公表してきた旧基準に照らすと、08年の日本の国際会議開催件数は前年比11・6%増の241件と増加している。観光立国推進基本計画で2011年までの目標値である252件まで、11件まで迫っている。

 一方、都市別の開催件数では、(1)シンガポール637件(2)パリ419件(3)ブリュッセル299件(4)ウイーン249件(5)バルセロナ193件(6)東京150件(7)ソウル125件となった。東京はアジアで2位、昨年の8位から2ランク上昇した。

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