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「Enjoy my Japan」 楽しい国 日本を世界に発信

2018年2月6日
編集部:増田 剛

2018年2月6日(火)配信 

Enjoy my Japanのロゴ ©日本政府観光局(JNTO)

Enjoy my Japan――。観光庁と日本政府観光局(JNTO)は2月6日から、新たな「楽しい国 日本」の魅力を全世界に発信するグローバルキャンペーン「Enjoy my Japan」を展開する。

 キャンペーンメッセージの「Enjoy my Japan」には2つの意味が込められている。「外国人旅行者自身が、自分にぴったりの日本の魅力を発見し、お気に入りの『My Japan』を満喫する」。もう一つは、「私の大好きな日本(My Japan)を楽しんでください」という、日本側の親しみを込めた“歓迎”の気持ちが含まれている。コンセプトムービーは、外国人を監督に起用。モデルも外国人と、“外国人目線”を重視した。

 メインターゲットは、欧米豪だ。海外旅行には頻繁に行くが、日本を旅行先として認知・意識していない層に、「長期滞在でも、家族でバケーションに訪れても日本が魅力満載の旅行目的地」であることを強く発信する。富士山や桜、寺社仏閣など典型的な日本のPRにとどまらず、豊かな自然やアウトドアアクティビティ、日本食に限らない食の魅力など7つのパッション(興味関心)をアピールしていく。

田村明比古観光庁長官

 観光庁の田村明比古長官は、「2017年に日本を訪れた外国人旅行者は2869万人。このうち中国と韓国からの旅行者が約50%を占め、近隣のアジア諸国からが全体の85%を占める」と報告。一方、「欧州、北米、豪州からの旅行者は17年に初めて300万人を超えたが、まだまだ満足できるものではない。欧米豪市場から日本が選ばれる割合はタイや中国などと比べても少ない」と強調した。このうえで、「所得水準が高く、旅慣れて目の肥えた成熟した観光市場である欧州、北米、豪州から選ばれる、質の高い観光先進国を目指していきたい」と語った。長期滞在する旅行者を呼び込み、2020年の訪日外国人旅行者4000万人、訪日外国人の消費額8兆円(17年は4・4兆円)に近づけていく姿勢を示した。

(左から)マイク・ハリス氏、デービッド・アトキンソン氏、JNTO理事長の松山良一氏、観光庁長官の田村明比古氏、ナタリー・エモンズ氏、デーブ・スペクター氏

 2月6日に東京・銀座の銀座シックスで行われた新CP発表会では、トークショーも行われた。JNTO特別顧問のデービッド・アトキンソン氏、キャニオンズ社長のマイク・ハリス氏、女優・歌手のナタリー・エモンズ氏、放送プロデューサー・タレントのデーブ・スペクター氏が登壇し、「外国人から見た日本の多様な観光魅力」について語り合った。

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「「Enjoy my Japan」 楽しい国 日本を世界に発信」への1件のフィードバック

  1. まあ、二つ目は伝わるかもしれないけど、一つ目は外国ではまったく伝わりません。なんでも、まして西洋向けの広告に、MYをつけるのを本当にやめていただきたい。このキャーンペーンのせいで色んな誤解を起こりそう。「Are you enjoying your my Japan?」(あなたはあなたの私の日本を楽しんでますか) と聞かれた外国人の当惑した表情が想像できます。笑
    そして「私の日本を楽しんで」には、「日本=あなたのものじゃない」という意味も込められているので、「日本人」と「観光客」の間に余計な距離を置きます。

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