観光動画で感動!?長崎県南島原市の動画が視聴回数73万回に
2017年12月20日(水) 配信
長崎県南島原市は、今秋に公開した観光ショートフィルムの累計視聴回数(※1)が73万回(2017年12月17日時点)を超えたことを発表した。
観光動画でありながら、「反響通り感動した」「ドツボにはまってしまった」「これ観光動画?やばい」「凶暴すぎだろ!」など、視聴者からはストーリー性や音楽、映像などを称賛するコメントがSNSや市役所などに多数寄せられ、地元新聞社やWebメディアが取り上げるなど、静かに広がりを見せている。
※1 累計視聴回数は、YouTube動画視聴回数とFacebook動画視聴回数の合計。
□南島原市観光ショートフィルム「夢」
公開日:2017年10月28日(土)
概要:
人々の共感や感動を呼ぶ「愛」をテーマの一つとし、南島原市が誇る美しい風景の数々を織り交ぜた数奇とも言える男の純愛ストーリー。
若いころに死に別れた恋人を想い続け、生涯を閉じた1人の男。男が死んだあと、あの世に行く前に、「境界」という場所を訪れる。そこで出会った老人に薦められるがままに、男は、当時付き合っていた恋人と過ごした、何気ない1日の「夢」を見る。これまで「ある後悔」を抱えてきた男。50年のときを超えて、2つの想いが動き出す。そこで男は、ずっと言えずにいた、ある言葉を絞り出すのだ――。
美しい風景描写と、継続的で真っ直ぐな「愛」、そしてこの作品のために書き下ろした楽曲など、人々の心に感動を残す演出が随所にあり、約8分という長めの観光動画ながら、あっという間に感じられる。
「南島原市が織りなす美しい風景と、男が貫いた純愛、そして心の隅々まで染み渡る歌声に、ぜひご注目ください」。
□観光動画としては、新たな試み
観光動画といえば、その土地の観光資源をダイレクトに訴求するのが一般的。しかし、南島原市観光ショートフィルム「夢」は、観光資源を表に出すことなく、あえて人々の想いの裏に、その土地の魅力をそっと寄り添わせている。だからこそ、物語にリアリティーのある深みをより一層感じられるのではないか。
□楽曲情報
挿入曲「夢の続き/tricolor」
優河:ヴォーカル
中藤有花(tricolor):フィドル
長尾晃司(tricolor):ギター
中村大史(tricolor):ピアノ、チェロ、コーラス
<歌詞>
会って何を話すのだろう
伝えなかった言葉?
夢の中にも風が吹くなら
君の気配に触れたい
笑った顔が可愛い人は
沢山いるけど
哀しい時に手を繋ぎたいのは
君だけだったんだ
ここにいたの?
探し明け暮れたこの街
そばに そばに そばに いるよ
そばに そばに そばに いてよ
明日も そばに そばに いるために
今日も そばに そばに いさせて
□南島原市 ホームページ
ホームページ上に、南島原市観光ショートフィルム「夢」の特設サイトあり。
出演者や監督、撮影スタッフのコメントほか、ロケ地なども紹介している。