エコな無料バスで地域貢献、ピーアークと2社が協働

  • 2016-12-15

地域の足として利用されている「ピーくんバス」、 ニーズの染谷氏(左から2人目)らも

地域の足として利用されている「ピーくんバス」、
ニーズの染谷氏(左から2人目)らも


 首都圏にパチンコホールなど36店舗を展開するピーアーク(庄司正英会長)は地域への貢献をキーワードに、さまざまな取り組みを続けている。今回は、同社と東京ワーナー観光(渡辺広光代表)、ユーズ(染谷ゆみ代表)が協働で行う地域貢献プロジェクト“ピーくんバス”を取材した。

“ピーくんバス”は同社の「ピーくんガーデン」(東京都足立区)と、亀有駅・綾瀬駅をつなぐ無料巡回バス。東京ワーナー観光が運行を、ユーズが燃料の供給を担う。特徴は環境への配慮の厚さで、利用燃料はリサイクルされた天ぷら油だけという徹底ぶりだ。

加藤千晃氏

加藤千晃氏

 巡回バスに着目した理由は、「ご年配の方が多く、移動手段が少ないことが地域の特徴だから」と、ピーアーク東京の担当、加藤千晃氏は語る。

 同社では、出店する地域のニーズを確かめたうえで、最適な取り組みを選択し実行に移すよう心がけてきた。1982(昭和57)年に開業し、14年にリニューアルオープンした際、地域への「お役立ち」を模索するなかで、誕生したアイデアだという。

 バスの運営を担当する東京ワーナー観光の水越重行旅行事業部営業課長は、「巡回バスの運行は、リニューアルと同時にスタートした。ピーアーク社が協賛する“みんなの夢をかなえる会”主催の“みんなの夢AWARD6”ファイナリストに、染谷代表の率いるユーズ社の企画“TOKYO油田2017”が選ばれたことで、環境への配慮も実現できた」と、これまでの経緯を説明する。

 燃料を担当するユーズは、循環型社会の達成を目指している。ユーズの染谷代表は、「天ぷら油も、再利用すれば大切な資源。次は油を利用した発電を予定している。電力の買い上げや、電気自動車などの面でも、2社と協働していきたい」と、今後の連携にも期待を寄せた。

給油のようす

給油のようす

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