迎賓館で初の交流会、訪日外客4千万人実現へ(観光庁・JNTO)

  • 2016-12-1
会場をまわる石井啓一国土交通大臣(左端)

会場をまわる石井啓一国土交通大臣(左端)

 観光庁と、日本政府観光局(JNTO)は11月22日、迎賓館赤坂離宮本館(東京都港区)で「『4千万人』実現に向けた訪日旅行ビジネス交流会」を開いた。迎賓館は、国が最高のもてなし空間に位置付ける場所。今回初めて、ユニークベニューとして一般レセプションに活用された。訪日観光を支える国内外の関係者を招待し、交流会を開いたことで4千万人の目標に向けた動きを強める。

 赤坂離宮は世界各国の国賓や公賓の宿泊、サミットなどの重要な国際会議を行う施設。会場には、日本と海外を結ぶ交通事業者や、旅館やホテルの関係者、旅行会社の関係者など、インバウンドビジネスの最前線を支える200人が招待された。国土交通省は今回の交流会を、迎賓館を活用するリーディング・ケースにする考えだ。

 石井啓一国土交通大臣は「迎賓館の雰囲気を楽しみつつ、関係者同士による交流を深めていただきたい」と語った。そのうえで、「現在のインバウンドの勢いを継続し、2020年4千万人という新たな目標を達成するためのビジネスにつなげていただきたい」と交流会への思いを述べた。

迎賓館の外観

迎賓館の外観

「花鳥の間」で行われたオープニングセレモニー

「花鳥の間」で行われたオープニングセレモニー

 ユニークベニューとは、通常業務とは異なるニーズに応えて特別に貸し出される場所のこと。美術館や博物館など歴史的建造物や公的空間などで、会議・レセプションを開催することで、特別感や地域特性を演出することが可能になる。また、MICE の開催地決定のカギにもなる。近年、欧米などの博物館や美術館では、ユニークベニューとしての施設活用を積極的に行い、自己収入を獲得するとともに、来館者の増加につなげていこうとする動きが多くみられている。

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