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ロボット研究や開発を、海外企業と提携進む(ハウステンボス)

大迫力の「光のドラゴンロボット」(提供:ハウステンボス)
大迫力の「光のドラゴンロボット」(提供:ハウステンボス)
澤田秀雄社長
澤田秀雄社長

 ハウステンボス(HTB、長崎県佐世保市)の澤田秀雄社長は10月17日、年明けまでに本格的なロボット会社を設立することを明らかにした。すでに準備会社は設立済み。海外企業と提携、人材調達も始めている。設立後はHTBで提携先とロボット研究や実用実験、販売などを行う。将来的には製作、開発も行う考え。

 昨年7月から約1年間で変なホテルとロボットの王国を開業し、多くのロボットが集まった。環境と材料が整い研究が可能になったことで、設立へとつながった。澤田社長は「世界有数の総合的なロボット会社に育てたい」としたうえで、「一大観光ビジネス都市を目指す」と強調した。

 一方で「このままでは敷地の面積が狭い」と述べ、今年1月に同県・大村湾の無人島を購入し、規模の拡大をはかった。無人島は最新のAR(拡張現実)技術を導入し「ジュラシック・パークのような施設も検討中」と可能性を示唆した。

 また同日、「光のドラゴンロボット」と「光の王国」に関する記者会見が開かれた。今回のドラゴンロボットは約3年の構想を経て、数億円を投資して作り上げた。

 (1)全長13メートル、高さ6・5メートル(2)LEDで輝き移動(3)6人が搭乗可能(4)長さ3メートルの炎を噴く――これらを満たしたものは世界初で、世界最大。搭乗料金は写真付きで2千円。1日2回、日没後に約7分間のショーを行う。

 7年目を迎えた光の王国は、世界最大の1300万球のイルミネーションが見どころ。全国イルミネーションランキング3年連続の1位で、「光の宮殿」などリニューアルし、さらなる磨きをかけた。

 人気のため期間を延長し、2016年10月29日―2017年5月7日まで開催する。

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