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福島で若旦那サミット、参加者全員で今後探る

盛り上がった意見交換
盛り上がった意見交換

 ふくしま若旦那プロジェクト実行委員会(会長=渡邉利生・山水荘常務)は1月26日、第3回若旦那サミットを、穴原温泉の匠のこころ吉川屋で開き、「若旦那」をキーワードにした地域活性化の今後について意見交換した。催しには宿泊施設や旅行会社などから約80人が出席した。

 1月18日に発刊したばかりの無料冊子「若旦那図鑑ditt’s(ディッツ)」も会場で配布し、お披露目した。ブームの火付け役となった土湯温泉の「若旦那図鑑」を県北4温泉地(岳、飯坂、土湯、高湯)に拡大し、16人の若旦那を紹介している。

 第1部の講演では「アニメコンテンツにおける地域活性化の取り組み」と題して、アニメ制作会社・福島ガイナックスの浅尾芳宣社長が登壇。県下には200以上のアニメやドラマの舞台があると報告した。アニメを生かした観光地の取り組みは、失敗例も交えて紹介。11月には日本最大級の文化祭「マジカル福島2016」を開く計画も明かした。

 第2部は、福島学院大学情報ビジネス科の木村信綱准教授がコーディネーターを務め、若旦那に期待する活動や全国に広めるアイデアを、来場者全員がグループに分かれ意見交換した。発表では若旦那「女装コンテスト」や若旦那がジョッキーを務める「若旦那杯」など奇抜な意見も飛び出した。飯坂温泉観光協会の畠隆章会長は「(JR東日本のフルーティアふくしまを活用し)走る若旦那カフェをぜひ実現してほしい」と、若手の取り組みにエールを送った。

 多くのアイデアに渡邉会長は「恋愛シミュレーションのアプリなど早速開発できそう」と手応えを感じていた。

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