ゴリ&INI松田迅、王道とトレンドを紹介(るるぶ沖縄ベスト’25)

2024年5月24日(金) 配信

「るるぶ沖縄ベスト’25」表紙

 JTBパブリッシング(盛崎宏行社長、東京都江東区)は5月29日(水)、「るるぶ沖縄ベスト’25」を売り出す。沖縄出身の“王道島人”としてお笑いコンビ・ガレッジセールのゴリさん、“トレンド島人”にグローバルボーイズグループ・INI(アイエヌアイ)の松田迅さんが誌面に登場。2人が選んだ沖縄のオススメスポットを紹介している。

 沖縄ツウの2人が、読者にオススメの「ベストオブ沖縄」を選び、知る人ぞ知るディープな飲食街や仕事で喜ばれた沖縄土産、INIのメンバーを連れて行きたいスポットなど、島人ならではのオススメを紹介する。2人がそれぞれの視点で沖縄を語った特別インタビューも掲載している。

 このほか、話題の沖縄そば店から、大注目の夜スイーツまでまわれる「王道プラン」「トレンドプラン」の2コースを掲載。グルメ、カフェ、ビーチ、おみやげ、リゾートホテルなどの各テーマで「王道」と「トレンド」を切り口に、マストスポットを約40ページにわたって特集する。

 定価は1188円(税込)、AB判。全国の書店、ネット書店で販売する。

タッチ決済・QR認証の乗車サービス開始 ゆりかもめ30周年に向け、24年度中に導入へ

2024年5月24日(金) 配信

ゆりかもめ全駅で、タッチ決済やQRコード認証による乗車サービスが始まる

 ゆりかもめ(安部文洋社長、東京都江東区)、三井住友カード(大西幸彦社長、東京都江東区)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(シータン・キトニー社長、東京都千代田区)、ジェーシービー(二重孝好社長、東京都港区)、日本信号(塚本英彦社長、東京都千代田区)、QUADRAC(高田昌幸社長、東京都港区)の6者はこのほど、「ゆりかもめ」全駅で、クレジットカードやデビットカードなどのタッチ決済・QRコード認証による乗車サービスを始める。

 ゆりかもめで三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用したタッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォンなどによる乗車、QRコード認証による鉄道乗車サービスを導入し、利用者の利便性向上をはかる。

 ゆりかもめは、来年2025年の開業30周年に向け、24年度中に導入予定とし、「今後も、お客様が臨海地域をはじめとする沿線地域の観光スポットをよりシームレスに、お得に楽しんでいただけるよう、これらの乗車サービスをもとにした各種企画乗車券などの提供を考えている」とした。

100%ドラえもん&フレンズ展 今年7月、香港に初上陸

2024年5月24日(金) 配信

ドラえもんドローンショー

 香港では今年7月13日(土)から、ドラえもんの生みの親である藤子・F・不二雄生誕90周年を記念し、世界最大級のドラえもん展「100%ドラえもん&フレンズ」ツアーが開催される。

 同イベントは、香港のクリエイティブ・ブランドAllRightsReservedと藤子プロがタッグを組み実現。入場無料のゾーンとチケット制の展示エリ アがあり、漫画や映画などの総合的なドラえもんの世界観が楽しめる。

 振ることで世界中の友だちを香港に呼び寄せることができる「ひみつ道具」の「100% Friends-Calling Bell」も初登場する。

 イベントの開催を記念して、5月25日(土)午後7時30分(香港時間)に、世界初となるドラえもんのドローンショーを開く。香港のビクトリアハーバーの夜景が映えるアベニュー・オブ・スターズのウォーターフロントに、美しい夜空にタケコプターを付けたドラえもんと仲間たちが登場する。

福井県の1泊2日女子旅モデルコースを紹介 ビッグホリデー

2024年5月24日(金) 配信

 ビッグホリデー(岩崎安利社長、東京都文京区)は5月22日(水)に、公式サイトで旅コラム「福井県の女子旅モデルコース!北陸新幹線で弾丸1泊2日のプランを紹介」を公開した。同社のスタッフが厳選した福井お土産プレゼントキャンペーンも実施する。

 3月の北陸新幹線延線で東京から約3時間で行くことができるようになった福井は、アメリカのワシントンポストが選ぶ「人混みを避けて2024年に旅すべき場所」世界12選にランクインにするなど、世界から注目を集めている旅先。同社インスタグラム公式アカウント「たびほり」おすすめの女子旅モデルコースでは、絶景からグルメ、恐竜などが楽しめる旅を提案する。

 キャンペーンは福井の土産4000円相当を2人へプレゼントする。5月28日(火)午後11:59まで、同社の公式X(旧Twitter)とインスタグラムで受け付けている。

JR西・瑞風の山陽・山陰コースを貸し切る特別企画 ジャルパックが販売

2024年5月24日(金) 配信

人気の「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」山陽・山陰コースを楽しむ

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)は5月23日(木)、西日本旅客鉄道(JR西日本)が運行する「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」山陽・山陰コース(周遊)を貸し切るツアーを売り出した。11月5日(火)出発限定の特別企画。日程は4日間と5日間コースから選択できる。

 人気の山陽・山陰2泊3日のコースをジャルパックが貸切にして運行するもので、昨年度に続く商品。往復のフライトは東京発は日本航空(JAL)クラスJ席を利用する。初日は伊丹空港から京都へ移動し、「世界遺産 下鴨神社」で十二単衣の着付けと王朝舞を貸切鑑賞する。初日の宿泊は「HOTEL THE MITSUI KYOTO」。夕食はイノベーティブ京都フレンチ 都季「TOKI」でオリジナルディナーを用意する。2日目からは列車の旅となる。

 価格は東京発が2人1室利用時の1人分が115万円~210万円。抽選応募は10月4日(金)の午後11:59まで。なお、参加者人数が最少催行人員に満たない場合は7月5日(金)時点で申し込みを終了する。

日本バス協会、人手不足など三重苦 運賃上昇分の賃上げ必要

2024年5月23日(木) 配信 

日本バス協会の清水一郎会長

 日本バス協会(会長=清水一郎・伊予鉄グループ社長)は5月22日(水)、東京都内で通常理事会を開いた。清水会長は「人手不足なうえ、コロナ以前の需要に戻らず、原油高というトリプルパンチ。とくに運転手不足が深刻な問題」と強調し、全国のバス会社に運転手の賃上げを行い、働き方の改善が不可欠と訴えた。

 このうえで、「賃上げにも原資が必要。運賃をある程度値上げして、その分を人件費に投入していくサイクル(循環)がなければ持続可能にならない。人手を確保していくことで、路線を守っていくしかない」(清水会長)と説明した。

 同協会では、運転手の確保対策と働き方改革、乗合バスの維持などに努めつつ、生活や地域になくてはならないバス産業が、夢のある産業になるよう「10年ビジョン」の策定を目指している。今年3月以降の業務報告では、運営委員会の下に「10年ビジョン検討部会」を設置したと報告。5月7日(火)に第1回の検討部会を開き、今後、運営委員会などで議論を行うための検討をさらに進めていくと決めた。

 清水会長は「バスに魅力を感じてもらい、バス業界に就職したいと思えるような業界を目指していかなければいけない」と主張。10年ビジョンについて「バス業界としての声を上げていくためにも、こういったビジョンを打ち立てて、皆さんに外向きに発信していきたい。色々な現場の意見を積み上げていき、6月に中間まとめをしながら、年内には取りまとめていきたい」考えを示した。

 最後に、国土交通省総合政策局官房参事官の奈良和美氏による「バスをめぐる最近の情勢について」の講演を行い、バス事業者への支援のほか、運賃制度改定やキャッシュレス、特定技能外国人の活用など政府の取り組みについて話した。

タイのAWCと包括的提携を結ぶ ホテルオークラ

2024年5月23日(木) 配信

(中央左)Asset World Corporation 社長兼 CEO Mrs. Wallapa Traisorat、 (中央右)ホテルオークラ 荻田敏宏社長

 ホテルオークラ(荻田敏宏社長、東京都港区)は5月17日(金)、AsseT World Corporation(AWC、Wallapa Traisorat社長兼CEO、タイ大国バンコク)とタイ国内でAWCが開発を進めるプロジェクトのホテル運営に関する包括的提携を結んだ。AWCが2024年12月からの運航を計画している、チャオプラヤー川でのクルーズ船でもサービス提供を行う予定だ。

 AWCはバンコクの大手不動産グループで、タイで複数の開発プロジェクトを推進しているという。ホテルオークラは12年に開業したオークラプレステージバンコクを契機に、同社とビジネスパートナーとしての信頼関係を築いてきた。

 今回の提携で、2030年までにチェンマイやバンコクなどタイの主要都市に新たに計500室以上となる、複数のオークラグループのホテルを展開することで合意した。

 ホテルオークラは30年までに75ホテルを海外で展開する計画があり、海外展開をはかるうえで、タイを重要な国の1つに位置付けている。タイでは開業予定を含め5ホテルを運営しているが、今回の提携でさらにホテル数やエリアが拡大することで、タイ国内での存在感や影響力が高まることを期待する。

インバウンド市場の注力ターゲット調査 じゃらんリサーチセンター調べ

2024年5月23日(木) 配信

じゃらんリサーチセンターは「インバウンド市場の注力ターゲット調査2024」を行った

 じゃらんリサーチセンター(JRC、沢登次彦センター長)はこのほど、全国のDMOや自治体の、訪日プロモーションにおけるターゲットを可視化する目的で、「インバウンド市場の注力ターゲット調査2024」を行った。

 調査期間は23年11月27日(月)~24年2月29日(木)、登録DMO(広域連携DMO、地域連携DMO、地域DMO)や都道府県庁に対しアンケートを実施し、177の回答を得た。

 狙っている市場について聞くと、1位が78・0%で「台湾」、2位が51・4%で「豪州」、3位が49・7%で「米国」となった(複数回答)。23年と比較するとトップ3は変わらず、「豪州」が1つ順位を上げて「米国」と入れ替わった。

 このほか順位を上げた市場は、「韓国」「香港」「カナダ」「英国」「ドイツ」「イタリア」となった。

 ターゲットの選定理由は、1位が64・4%で「自地域の観光資源と相性が良いから」、2位が48・6%で「自地域への来訪実績が多いから」、3位が42・4%で「訪日リピーターが多いから」──となった(複数回答)。さらに、23年と比べると、「訪日旅行の消費金額が高い層だから」や「プロモーションしやすい層だから」が1つずつ順位を上げている。

 観光庁や日本政府観光局(JNTO)が策定した訪日マーケティング戦略の活用率は62・7%だった。活用の内訳は、「ターゲット設定」が22・6%、「プロモーション施策」が21・5%、「コンテンツ造成や磨き上げ」が10・7%、「観光戦略策定」が7・9%だった。

第5回「日本サービス大賞」(内閣総理大臣表彰) 6月3日~7月23日まで応募受付

2024年5月23日(木) 配信

 日本生産性本部サービス産業生産性協議会(SPRING)は6月3日(月)~7月23日(火)まで、2025年に発表・表彰予定の第5回「日本サービス大賞」(内閣総理大臣表彰)の応募を受け付ける。

 同賞は2015年から隔年で実施。業種・業態・組織の規模を問わず、国内すべての民間サービスから、サービスの高度化と産業の発展を先導する「革新的な優れたサービス」を幅広く表彰している。

 今回はとくに、「新型コロナ危機後の新しい日本企業の姿として、暮らしや経済を一変させる革新的な優れたサービスを発掘し、紹介したい」(日本生産性本部)考えだ。

 審査基準は、「サービスの高度化と産業の発展を先導する『革新的な優れたサービス』であること」とし、①顧客から見たサービスの良さ(明快性、革新性、優越性)②「サービスをつくりとどけるしくみ」の良さ(明快性、革新性、優越性)③成果(顧客価値、事業の継続性・発展性)④サービスイノベーションを通じた社会の発展への寄与(モデルとしての期待)――などを基に、有識者で構成された「日本サービス大賞委員会」(村上輝康委員長)が審査する。

 生産性向上や、1人当たりの付加価値の向上、経営システム革新、従業員の働きがいや働きやすさの向上、サーキュラーエコノミーの進展、多様性を尊重する社会の実現など、幅広い取り組みを求めている。

 書類1次審査は8~9月、書類2次審査は9~12月、現地審査は25年1月~、発表・表彰は25年夏~秋を予定。

 応募対象者は、サービスを提供しているすべての事業者(行政サービスを除く)。応募・審査費用は無料。

6月9日から特別展「『東海道五十三次』で旅気分 ―富士に琳派に若冲も―」開催(岡田美術館)

2024年5月23日(木) 配信

歌川広重「東海道五十三次 箱根 湖水図」江戸時代 天保4~5年(1833~34) 岡田美術館蔵  ※前期展示

 岡田美術館(神奈川県・箱根町)は6月9日(日)から12月8日(日)まで、特別展「『東海道五十三次』で旅気分 ―富士に琳派に若冲も―」を開催する。

 2024年が東海道五十三次の最後の宿場・庄野宿の完成から400年の節目の年にあたることを記念して企画された特別展で、歌川広重「東海道五十三次」(保永堂版)を中心に、伊藤若冲と円山応挙、広重と同時代を生きた江戸琳派の鈴木其一らの作品を公開。53の宿場を蒔絵で緻密に表現した「東海道五十三次蒔絵書箪笥」は必見だ。

「東海道五十三次蒔絵書箪笥」江戸時代後期 19世紀 岡田美術館蔵

  東海道53次(保永堂版)は、東海道の53の宿場に江戸日本橋と京都三条大橋を加えた55図から成る風景版画で、広重と保永堂の出世作。展覧会では55図を前期(9月12日〈木〉まで)と後期(9月13日〈金〉)の2回に分けて展示する。

 この他特別展では同シリーズの7図に描かれている富士山をテーマに、横山大観の大作「一文字」などさまざまな表現で霊峰・富士山を描いた絵画の名品や、を描いた作品を紹介。加えて、名所旧跡や各地の名産品も描かれている同シリーズのガイドブックとしての性格に注目し、当時の人々の絶大な支持を集めた理由を探る。

 担当者は、「箱根関所から美術館までは、バスで約20分。まずは箱根旧街道の石畳をハイキングされたり、当時の甘酒の味が楽しめる『甘酒茶屋』に立ち寄ったりと、旧街道ハイキングを楽しんでから特別展を鑑賞していただくのもおすすめです」とPRする。

特集展示は源氏物語

16 勝川春章「美人に犬図」(部分)江戸時代中期 18世紀後半 岡田美術館蔵

 特集展示では、「源氏物語」にゆかりのある絵画・工芸作品10数件を通し、「源氏物語の世界」を紹介する。右隻に23帖「初音」左隻に34帖「若菜上」の1場面が描かれている狩野邦信の「源氏物語図屏風」や、若菜上の登場人物女三宮の見立絵「美人に犬図」(勝川春章)などの作品を観ることができる。

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